JPH0344855A - 磁気記録再生装置におけるテープローディング機構 - Google Patents

磁気記録再生装置におけるテープローディング機構

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JPH0344855A
JPH0344855A JP1177920A JP17792089A JPH0344855A JP H0344855 A JPH0344855 A JP H0344855A JP 1177920 A JP1177920 A JP 1177920A JP 17792089 A JP17792089 A JP 17792089A JP H0344855 A JPH0344855 A JP H0344855A
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荷口 康之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置におけるテープローディング
のテープテンションを制御するのに好適なり−ル巻径検
出機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、テープローディング時に供給側及び巻取
側リールに所定の定トルクを付加して、ローディング途
中に任意のパックテンションをかける様にしている。こ
れにより、ローディング途中にリールからのテープ引出
し速度が急激に変化した時や、ローディング完了時にテ
ープガイドの移動が終了してもリールの慣性によりリー
ル台が回転を続けて、テープがたるみ、テープガイドか
ら脱落し、その結果テープに損傷を与えたりテープの走
行に支障をきたすことが無い様にしている。
しかし、近年のテープの薄手化によりローディング途中
のテープ損傷の課題がより一層重要になってきている。
この課題に対する方策は二つあると考えられる。一つは
、ローディング途中のテープ装架状態を制御してあたか
もローディングが完了したテープ走行系の様にテープに
無理な力がかからない様にすること、もう一つは、ロー
ディング途中のテープテンションを下げることである。
前者に対しては、ローディング途中のテープがテープガ
イドに正しく沿って移動する様にした方法が提案されて
いる。これはローディング途中のテープが損傷を受ける
のが、通常の装置では各テープガイド間でテープの張架
状態に無理を生じるため、引出されるテープがテープガ
イドのフランジ部で損傷を受けるためである。この種の
装置として、例えば特開昭63−69055号公報に記
載のものが挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、テープ損傷を防止するためのもう一つ
の重要な方策であるテープテンションの低減について配
慮がされておらず、特に薄手テープの使用に際してはテ
ープの保護が不充分である。
ローディングが完了した状態でのテープガイドは、設定
された位置に強固に保持されるので、テープに損傷を与
えることは無いが、ローディング途中でのこれらテープ
ガイドを設定通りの移動軌跡に沿って動かすのは、機構
上非常に困難である。従ってローディング途中のテープ
はテープガイドに対して正しく装架されず、テープに無
理な力がかかる場合がある。この時テープテンションが
高いとテープは損傷を被る。
テープテンションは、ローディング完了時にテープの引
出し動作が停止しても、リールがイナーシャにより回転
を続けてテープがたるむことが無い様に所定の値をとる
必要がある。
しかし、通常ローディング時にはリールの巻径を判別で
きず、リールモータに上記した必要なトルクを与えると
、リールの巻径によりテープテンションが異なる。リー
ルの巻径が大きい時にテープがたるまない様なテンショ
ンを付加すると、巻径が小さい時には不必要に大きなテ
ンションとなってしまい、テープに損傷を与える。特に
業務用等の大きなカセットを使用する場合には、リール
の巻径差が大きく、結果としてテンションのばらつきが
大きい。
また、ローディングを開始する前に、供給側及び巻取側
のリール間でテープを移送してあらかじめリールの巻径
を判別する方法も考えられるが、ローディング完了まで
に時間がかかりすぎ、操作性の劣化を招く。
本発明の目的は、ローディングに要する時間を増すこと
なく、ローディング時のテープテンションを制御してテ
ープの損傷を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、ローディング開始時のテー
プ引出し動゛作に着目し、ローディング開始直後にロー
ディング動作を行いながら、供給側及び巻取側の各リー
ルの巻径あるいは巻径比を判別する様にしたものである
〔作用〕 ローディング途中の所定の区間で、供給側リール及び巻
取側リールを各々別個に停止させる。従って供給側リー
ルが停止している区間では巻取側リールからテープが繰
り出され、巻取側リールが停止している区間では供給側
リールからテープが繰り出される。この時、各リールモ
ータの回転数検出回路により、各リールモータの回転数
を検出することができる。ローディングの所定の区間で
引出されるテープの長さは既知であるので、各リールの
巻径を判別することができる。これにより各々の巻径に
応じたトルクをリールモータに与えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する第2図は
装置全体の平面図であり、アンローディングの状態を示
す。lはシャシ、2は回転する磁気ヘッドを搭載するド
ラムであり、シャシl上に傾斜して配置される。3は供
給側リール4及び巻取側リール5を内蔵するカセットで
、両リールには所定量あるいは任意量のテープ6が巻か
れており、テープ6の両端にはリーダーテープが接続さ
れて両リール4及び5に係合している。カセット3の前
面には開口部7が設けられ、テープ6はカセット3内の
ガイド8及び9により開口部7を囲む様に張架されてい
る。カセット3が図の様に装置に装着されると、開口部
7内には、テープガイド10及び11.ガイドローラ1
2及び13゜固定ガイド14及び15.及びピンチロー
ラ16が挿入される。テープガイド10はシャシ1上に
植立する軸エフのまわりに回動可能なアーム18の一端
に設置される。ガイドローラ12と固定ガイド14は互
いに所定の配置関係を保ってベース19上に植立される
。ベース19上にはその先頭に位置決め用のピン20も
植立される。ガイドローラ13と固定ガイド14は互い
に所定の関係を保ってベース21上に植立され、同様に
ピン22も植立される。両ベース19及び21は後述す
る機構によりシャシl上に固定された案内板23に設け
られた溝24及び25に沿って各々移動が可能である。
両溝24及び25の先端部には固定手段26及び27が
配置されている。テープガイド11はシャシ1上に植立
する軸27のまわりに回動可能なアーム28の一端に設
置されるとともに、テープガイド11の軸まわりに回動
可能なアーム29の他端にはピンチローラ16が植立さ
れている。
第3図は同じく装置全体の平面図であり、ローディング
が完了した状態を示す。テープローディングはテープを
引出す四つの動作とテープの姿勢を制御する二つの動作
から成る。まず四つの動作から説明する。テープガイド
10はアーム18の回動により供給側のテープローディ
ングを行い。
供給側リール4の近傍にあるガイド30及びテンション
ピン31にテープ6を巻装する。テンションピン31は
軸32のまわりに回動自在なアーム33の一端に植立さ
れ、アーム33の他端の軸34には、シャシ1上に植立
されるピン35との間にばね36が張架され、アーム3
3を反時計回りに付勢している。ガイド30とテンショ
ンピン31との間の走行系にテープエンド検出器37が
挿入される。一方巻取側リール5側のテープはアーム2
8の回動により行なわれる。テープガイド11の先には
更にピンチローラ16が連結されているが、このローデ
ィング動作については後述する。テープガイド11によ
りテープは、巻取側リール5の近傍にあるガイド38に
張架される。ガイド38の近傍にはテープエンド検出器
39が配置される。一方ベース19及び21は溝24及
び25に沿ってテープ6を引出しながら移動し、固定手
段26及び27に各々固定され、テープをドラム2に斜
めに巻装する。ベース19はローディングが完了した状
態では、アンローディング時より低い位置にあり、逆に
ベース21は高い位置にある。従って案内板23は平板
ではなく立体的な形状をしている。従ってドラム2の傾
斜角は平行ローディング方式の場合と較べて小さく設定
することができる。テープガイド10とガイドローラ1
2との間の走行系には、傾斜ガイド40.固定ヘッド4
1及び固定ガイド42が配置される。傾斜ガイド40は
、供給側リール4から出たテープが、その高さ及び角度
が異なるガイドローラ12に無理なく至るためのもので
あり、所定の角度及び方向で傾斜している。固定ガイド
42は固定ヘッド41へのテープ巻装を規制し、固定ヘ
ッド41はテープの全幅にわたり記録された信号を消去
するものである。ガイドローラ12はテープの走行方向
を変換し、固定ガイド14はドラム2にテープを無理な
く導くためにある。同様にガイドローラ13とテープガ
イド11との間の走行系には、A/Cヘッド43.固定
ガイド44.傾斜ガイド45.ガイド46及びキャプス
タン47が配置される。A/Cヘッド43はオーディオ
信昔。
タイムコード信号及びテープ走行を制御するコントロー
ル信号等を記録あるいは再生するものであり、固定ガイ
ド44によりその巻付角を規制している。傾斜ガイド4
5は、ドラム2に巻装されたテープ6を巻取側リール5
に戻すためにテープ姿勢の補正を行うものであり、所定
の角度及び方向に傾斜している。ガイド46はキャプス
タン47へのテープ巻装を規制するものである。キャプ
スタン47はその下端にモータが連結されており、ピン
チローラ16がテープ6をはさんでキャプスタン47に
当接することによりテープ6を駆動する。固定ガイド1
5は、ドラム2より出たテープ6の姿勢を変化させるた
めのもので、上記した傾斜ガイド45とともに、テープ
姿勢をカセット内のテープと同じものにする。
第2図のアンローディング状態では、ローディング完了
時のテープ走行系の内側にテープ姿勢補正ガイド48及
び49が配置しており、ローディング・アンローディン
グ途中のテープに当接して固定ガイド14及び15とテ
ープガイド10及び11との間のテープ姿勢を補正して
、テープに無理な力がかからない様にするものである。
これら補正ガイド48及び49は後述する機構により、
ローディングの進行に伴ってその配置が変化してテープ
6の巻装状態が変化し、テープ姿勢の適切な補正を行う
この様にローディング途中でのテープ姿勢を補正するこ
とにより、各テープガイド間でテープ6に無理な力が加
わるのを低減している。また、第3図のローディング完
了状態ではテープ走行系の外側にあり、最終的にはテー
プの走行に何ら影響を及ぼさない。
第4図は同じく装置の平面図で、ハーフローディングの
状態を示す。テープガイド10及び11でテープ6を引
出しており、かつテープガイド10は、テープエンド検
出器37の所を通過しており、テープエンド検出器37
は供給側リール4から繰り出されるテープのエンドを検
出可能である。一方テープガイド↓工もテープエンド検
出器39の所を通過しており、テープエンド検出器39
も巻取側リール5から繰り出されるテープのエンドを検
出可能である。なお本実施例においては、この時テープ
6はドラム2に巻装されない。
従ってローディング開始時にリーダーテープがローディ
ングされても、ドラムや磁気ヘッドを傷めることはない
。またテープ6はガイドローラ12及び13.固定ガイ
ド14及び15に当接せず、平行に引出されるテープガ
イド10及び11によりテープ走行系が形成される。
次に第5図によりベース19及び21の駆動機構を説明
する。ローディングリング52は、その内周をローラ6
2,63及び64により支持されてドラム2とほぼ同心
状に配置される。ローディングリング52は、卸動源に
より回動されるギア65により駆動される。更にローデ
ィングリング52上に固定された軸55及び56にはス
ライダ53が摺動自在に設置され、スライダ53の一端
のコ字状に折曲げられた上部には軸57を回動支点とす
るアーム54が連結される。アーム54の他端には軸5
8がありベース↓9と連結している。
またスライダ53は図示しないがばねにより、ローディ
ング52に対して時計回りに付勢されておリローディン
グ完了時にベース19を固定手段26に圧着できる様に
なっている。
一方ローディングリング40はローディングリング52
の上方にあり、ローラ50,51及び66により支持さ
れる。またローディングリング40は、ギア65よりギ
ア列を或すギア59゜60及び61を介してローディン
グリング52とは反対方向に邪動される。ローディング
リング4o上には軸67及び68が固定され、スライダ
69が摺動自社に支持される。スライダ69の一端に固
定された軸70には回転可能にアーム71が連結し、ア
ーム71の他端には軸72を介してベース21が連結し
ている。スライダ69は図示しないばねにより、ローデ
ィングリング40に対して反時計回りに付勢されており
、ローディング完了時にベース21を固定手段27に圧
着できる様になっている。
第6図及び第7図はベース19の詳細図である。
ベース19の下方には軸58と同様に軸73があり、案
内板23の溝24に沿ってベース19を案内する様にな
っている。また軸58及び73の下端近傍にはピン75
及び74が各々軸に対して乗直に固定されており、ベー
ス19が案内板23より離脱するのを防止している。
第8図及び第9図は同様にベース21の詳細図である。
ベース21の下方には軸72及び78が突出して、案内
板23の溝25を活動可能に係合しており、更に軸72
及び78に植設したピン76及び77により案内板23
からベース21が離脱するのを防止している。
次に第10図及び第11図によりテープガイド10及び
11の動作について述べる。ローディングリング52を
駆動するギア65の下面にはカム1Rff 80が図示
の様に形成され、このカム溝80には軸83のまわりに
回転可能なアーム82の一端に植立したピン81が係合
して、ギア65が軸79のまわりを回動するとアーム8
2も軸83のまわりを回動する。アーム82の他端には
ギア部が設けられ、軸17のまわりを回動可能なギア8
4と係合している。ギア84は同様に軸17のまわりを
回動可能なアーム18を図示しないばねにより反時計回
りに付勢すると同時に所定の位置関係をストッパにより
保っている。従ってギア65が反時計方向に回動するこ
とにより、アーム18は第10図から11図に示す位置
に回動し位置決め手段85に当接した後、更に回動を続
けて前記したギア84とアーム18との間に仕込まれた
ばねにより圧着される。一方アーム82の他端にはピン
86が植立し、軸89のまわりに回動可能なアーム88
の一端に設けられた溝87と係合する。アーム88の他
端にはピン90が植立し、軸93及び94に沿ってm動
可能なスライダ92の一端に設けられた長穴91と係合
する。スライダ92の他端には長穴95が設けられ、軸
27のまわりに回動可能なアーム96に植設されたピン
97に係合する。アーム96と28は共通の回動軸27
を持つとともに、両者間にばねが押入されておりアーム
96に対してアーム28を時計回りに付勢している。従
ってギア65が反時計方向に回動することによりアーム
28は時計方向に回動し第工1図に示す位置に来るとと
もに固定手段99により位置決めされる。
ところでスライダ92の一部にはギア部が設けられてあ
り、軸100のまわりに回動自在なギアIO1に連結し
ている。更にギア101はギア103に連続する。ギア
103は回転軸102まわりに回動可能であると同時に
、その上部にアーム104を固定している。アーム10
4の先端にはピン105が植立している。また軸106
のまわりに回動可能なアーム107の一端には補正ガイ
ド49が植立し、他端にはカム部が設けられ、ばね10
8の力によりカム部アーム104に当接して補正ガイド
49を所定の位置に保持している。
スライダ92が第11図の様に移動すると、軸100の
まわりに回転可能なギア101を介して軸102のまわ
りに回転可能なギア103は時計回りに回転し、ギア1
03と一体に固定されたアーム104の先端に植立した
ピン105がアーム107をばね↓08に逆らって反時
計回りに回動する。第10図に示す様にアーム107は
ローディング当初はアーム104の根元で係止されピン
l○5には何も当接していないので、ローディング動作
の初期段階においては補正ガイド49は移動しない。ド
ラム2へのテープ巻装及び補正ガイド49へのテープ巻
装が一定量進行した時点で。
補正ガイド49はあらかじめ定められた上記アーム10
7のカム部に従って移動する。
第12図及び第13図により、供給側のテープ走行系近
傍に配置される補正ガイド48の動作を説明する。ギア
65の上面に溝108が形成され、軸112のまわりを
回動可能なアーム114に設けられたピン113が溝1
08に係合し、アーム114の先端に配置された補正ガ
イド48を移動させる、ピン113が外周部にある溝1
08に係合しているローディングの初期状態では、i′
#108のギア65の回動中心からの距離があまり変化
せず、従って補正ガイド48はあまり移動しない。
ギア65と同軸に設けられたギア109はギア110を
回動する。ギア110はポテンショメータ111の軸に
連結されており、ギア65の回転位相、すなわちローデ
ィングの位相を電気的に知るこ上ができる。
第14図及び第15図によりピンチローラ16の動作を
説明する。アーム28の先端の軸119にはアーム12
0が回動自在に、かつ図示しないばねにより軸119の
まわりに反時計回りに付勢されている。アーム120の
一端には軸121を介してピンチローラ16が配置され
、他端には軸118が植立され、軸118のまわりに回
動自在にアーム117が係合する。アーム117の他端
は軸27のまわりに回動自在なアーム115に植立され
た軸116と係合する。従って第I4図のローディング
完了状態では上記したばねの力によりアーム117は図
面上、上方に引張られ、アーム115は反時計回りに回
動される。しかしアーム28上に植立するピン123に
よりアーム115の回動は規制されるので、ピンチロー
ラ1Gはアーム28に対して所定の位置に支持される。
第14図のローディング完了状態より第15図に示すア
ンローディング完了状態に移行して行くと、アーム28
の反時計回りの回動に伴い、所定の位置でアーム115
とストッパ122とが係合する。その後、更にアーム2
8が回動を続けるとアーム28とアーム115との相対
関係が変化し、アーム115はピン123との当接を解
除する。またアーム117は連係するアーム120を時
計回りに回動させる。従ってアーム120はアーム28
に対する位置関係を変化させむから移動し、最終的にピ
ンチローラ16及び軸119上にあるテープガイド11
はカセット3の開口部7内の所定の位置に移動する。
次に第16図により、リールモータを説明する。
リールモータ130の中心には回転するシャフト131
が配置され、軸受136により支持される。
シャフト131の上端には供給リール台137が固定さ
れ、テープ6を巻装する供給側リール4を搭載すること
ができる。更にシャフト131の中央部にはシャフト1
31と一体に回転するマグネット132があり、その外
周にはコイル133が若干の隙間を持って配置される。
シャフト131の下端には、一体となって回転するマグ
ネット134があり、マグネット134の外周は所定の
ピッチで着磁されている。従って外周に配置された磁気
抵抗素子135によって、マグネット132の回転に伴
う周波数を発生し、リールモータ130の回転数を検出
することができる。
次に第17図により、リール台のブレーキ機構を説明す
る。第17図は供給リール台137を例にとり、(a)
はブレーキを解除した状態、(b)はブレーキをかけた
状態である。シャシ1に植立する軸141のまわりに回
動自在なアーム140には、軸139が植立し、この軸
139のまわりにはブレーキ138が回動自在に支持さ
れている。
アーム140の一端には軸146があり、シャシ1上の
軸143との間にばね142が張架され、アーム140
を反時計回りに付勢している。またアーム↓40の他端
には軸14−4があり、シャシエ上のソレノイド145
と連結している。ソレノイド145に通電すると、アー
ム140は時計回りに付勢され、ばね142の引張力に
逆らって回動し、第17図(a)の様にブレーキ138
を供給リール台137から解除する従って供給リール台
はフリーとなる。ソレノイド145への通電を断つと、
アーム140はばね142の引張力により軸141を中
心に反時計回りに回動し、第17図(b)の様にブレー
キ138は供給リール台137に当接する。この時の当
接力は、ばね142により定まる。ブレーキ138のブ
レーキ力は、上記ばね142の力の他に、供給リール台
137の中心と軸139と軸141との位置関係により
定まり、通常供給リール台137がテープを繰り出す方
向、すなわち時計回り、には大きなブレーキ力が働く様
に設定される。
以上供給リール台について説明したが、巻取リール台に
ついても同様である。
次に第18図により、ポテンショメータ111の出力と
、両リールから繰り出されるテープの長さとの関係を述
べるローディングの開始からローディングの終了までポ
テンショメータ↓11の出力は、ローディング用モータ
の回転角に従って直線的に変化する。
両リール4及び5から繰り出されるテープの長さは、例
えば本図に示す様に複雑な曲線となるのが一般的である
。従って傾斜角度が大きくテープの繰り出し速度が速い
区間と、傾斜角度が小さくテープの繰り出し速度が遅い
区間とがある。但しローディング途中でのテープたるみ
を起こさないために、ローディングの進行に伴ってテー
プの長さは増加する。
またローディング機構が定まれば、ポテンショメータの
任意の出力に対して両リールより繰り出されるテープの
長さは一意的に定まる。
第工図はリールの巻径を検出してリールモータの駆動を
制御するブロック図である。第19図は、そのタイムチ
ャートである。ポテンショメータ1↓1からの出力によ
り回転角検出回路147を経て、ローディング用モータ
の回転角、すなわちローディングの進行度を検出するこ
とができる。
この回転角検出回路147からの信号が所定の値になっ
たことを検出して、供給側及び巻取側の各々のソレノイ
ド駆動回路148及び149を各々動作させ、供給側あ
るいは巻取側ソレノイド145あるいは150を各々別
個に駆動する。例えば、回転角検出回路147の出力が
所定のR1になったことを検出して、それまでOFFの
状態であった供給側ブレーキソレノイドに通電してON
の状態にするとともに、逆にそれまでONの状態であっ
た巻取側ブレーキソレノイドへの通電をOFFの状態に
する。更に所定のR2になったことを検出して、OFF
の状態であった巻取側ブレーキソレノイドをONにする
。従ってローディング開始よりR工までは、供給側リー
ルにはブレーキがかかり、巻取側リールからのみテープ
は繰り出される。R1よりR2までは逆に供給側リール
からのみテープは繰り出される。
一方各リールモータに搭載される供給側あるいは巻取側
リールモータ周波数発生器151あるいは152からの
信号を得て、回転数検出回路153及び154により供
給側及び巻取側のリールモータの回転数を検出する。
従ってポテンショメータの出力R,までのテープ繰り出
し長をり、(既知)、この時の巻取側り一ルモータの回
転数をN1とすると、巻取側リールのテープ巻径RTは
、 RT = L t / 2πN□ 同様にRLからR2までのテープ繰り出し長さをり、(
既知)、この時の供給側リールモータの回転数をN2と
すると、供給側リールのテープ巻径R8は、 R5=L2  /2πN2 と求まる。上記演算を各々巻径演算回路115及び15
6で行う。更にローディング時のテープテンションの目
標値をTLとすると、各リールモータが発生すべきトル
クはT、、X R,及びT、×RTとなり、この時に必
要な各リールモータの駆動電圧はvIl及び■アとなる
各リールモータを単独で回転させている区間では、その
駆動電圧を比較的小さな■1として、低いテープテンシ
ョンとなる様にしているので、ローディング当初リール
の巻径が不明な時にも、不要に高いテンションがかかる
ことがない。
また、ローディング開始からポテンショメータの出力が
R2までのリール巻径判別の区間は、第2図から第4図
に至るまでの、いわゆるハーフローディングの区間内に
あることが望ましい。この区間内では前記したように、
テープ走行系がカセット内のテープと平行に保たれるの
で、ソレノイドの0N10 F F及びリールモータの
駆動電圧の変化によるテープテンションの変動に対して
、テープガイドのフランジ部等でのテープ損傷を抑える
ことができる。またローディングの区間検出は、本実施
例の様なポテンショメータによらず、例えばローディン
グ開始からの時間による方法も考えられるが、精度面で
若干劣る。本実施例によれば、各リールを各々独立に回
転させて判別するので、各リールのテープ巻径を確実に
検出することができる。
次に他の実施例について説明する。第20図はそのブロ
ック図、第2工図はタイミングチャートである。本実施
例では、ローディング区間の検出及び各リールモータの
回転数の検出は前述の実施例と同じであるが、各リール
台にブレーキをかけない。ローディング開始時には各リ
ールモータに比較的低いVlの電圧をかけておき、共通
の低トルクを発生してテープをゆるく張った状態にする
この状態でローディング動作を行うと、引張り出される
テープのテンションTはリールの巻径rに反比例する。
r 、/ rr ” Tt / Ts また引張り出されるテープの長さ氾は巻径rに比例し、
テンションTに反比例すると考えられる。
TT / Ts ” rt / rs ” Qs / 
Qr更にテープの長さaは、測定により求められるリー
ルモータの回転数Nと巻径rの積に比例する。
Qs /Qr ct−rs” Ns /rt’Nr従っ
て r s / r T ” Ns / NTが求まり
1両リールの巻径比は、両リールの回転数の比に比例す
ると考えられる。
従ってこれらより算出される巻径比及び各々のリールモ
ータの回転数より、両リールへのテープの総巻回量がお
およそ判別できる。これは例えばカセット内にフルに巻
かれたものから、スポット用に短く巻かれたものの間を
3段階〜5段階程度に分割できる精度で良い。
これより所定のテープテンションを得るのに必要む電圧
V s ’及び■ア′を各々のリールモータに加える。
本方式によれば、ローディング途中にリール台のブレー
キを操作する必要が無いので操作性に優れる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ローディングの途中で両り−4゜ ルの巻径を判別することができるので、ローディング時
にリールへのテープ巻径の違いによる不要に高いテンシ
ョンをかけることがないので、テープ損傷の防止を図れ
るとともに、ローディング開始前に巻径判別のためのリ
ール操作を行う必要がないのでローディング完了までの
時間を短くすることができ、操作性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第工図は本発明の一実施例の巻径判別のブロック図、第
2図はアンローディング状態の平面図、第3図はローデ
ィング状態の平面図、第4図はハーフローディング状態
の平面図、第5図はベース廃動機構の平面図、第6及び
7図はベースの斜視図、第8及び9図はベースの側面図
及び底面図、第10及び11図はテープガイド卵動機構
の平面図、第12及び13図は補正ガイド郵動機構の平
面図、第14及び15図はピンチローラ暉動機構の平面
図、第16図はリールモータの断面図、第17図はリー
ルブレーキ旺vJ機構の平面図、第18図はポテンショ
メータ出力とローディングテープ長との関係を示す図、
第19図はそのタイミングチャート、第20図は他の実
施例のブロック図、第21図はそのタイミングチャート
である。 1・・・シャシ、2・・ドラム、4・・・供給側リール
、5・・巻取側リール、6・・・テープ、10.11テ
ープガイド、12.13・・・ガイドローラ、14゜1
5・・・固定ガイド、11↓・・・ポテンショメータ、
130・・・リールモータ、153,154・・回転数
検出回路、155,156,160・・・巻径演算回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する磁気ヘッドを搭載するドラム(2)と、テ
    ープ(6)が巻かれた供給側リール(4)と巻取側リー
    ル(5)を内包するカセット(3)と、カセット(3)
    からテープ(6)を引出し、ドラム(2)に巻装するた
    めのテープ走行経路を形成するテープガイドと、これら
    テープガイドをカセット(3)内の位置とテープ走行経
    路を形成する位置との間を往復動させる駆動機構と、供
    給側リール(4)及び巻取側リール(5)に駆動力を与
    える駆動源(130)と、供給側リール(4)及び巻取
    側リール(5)の回転を各々停止させるブレーキ機構と
    を備えて成る磁気記録再生装置におけるテープローディ
    ング機構において、 上記駆動機構のローディング動作中の所定の区間を検出
    する検出回路(147)と、 駆動源(130)の回転角を検出する検出回路(153
    、154)と、 上記検出回路(147)と上記検出回路(153、15
    4)との信号から供給側リール(4)及び巻取側リール
    (5)の各々のテープ巻径を演算する演算回路(155
    )と、 上記演算回路(155)の出力信号に応じて駆動源(1
    30)を駆動する駆動回路と、 から成ることを特徴とする磁気記録再生装置におけるテ
    ープローディング機構。 2、上記ブレーキ機構は、 上記検出回路(147)で検出される区間に、供給側リ
    ール(4)と巻取側リール(5)に対して交互にブレー
    キをかける構成である、請求項1に記載の磁気記録再生
    装置におけるテープローディング機構。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239455A (ja) * 1986-04-11 1987-10-20 Sony Corp カセツトテ−プロ−デイング装置
JPS63225954A (ja) * 1987-03-16 1988-09-20 Sony Corp テ−プロ−デイング装置

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