JPH0344734Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0344734Y2
JPH0344734Y2 JP10413885U JP10413885U JPH0344734Y2 JP H0344734 Y2 JPH0344734 Y2 JP H0344734Y2 JP 10413885 U JP10413885 U JP 10413885U JP 10413885 U JP10413885 U JP 10413885U JP H0344734 Y2 JPH0344734 Y2 JP H0344734Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
cylindrical
belt conveyor
presser roller
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10413885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213922U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10413885U priority Critical patent/JPH0344734Y2/ja
Publication of JPS6213922U publication Critical patent/JPS6213922U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0344734Y2 publication Critical patent/JPH0344734Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、円筒形ベルトコンベアのベルト押え
装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、円筒形ベルトコンベアは、ベルトコン
ベアの耳部を接合して円筒が形成されたベルトコ
ンベアで、砂、石灰、採鉱などの粉体やばら物を
荷こぼれや飛散させることなく運搬するのに適し
たものである。
かかる円筒形ベルトコンベアの1例が実公昭54
−39824号公報で紹介されている。この公報によ
れば、ベルトコンベアの両側耳部に、可撓性帯状
磁性体を互いに吸着させ、その吸着状態を維持さ
せながら両側外部より挟持ローラで更に挟持した
円筒形ベルトコンベアが紹介されており、該円筒
形ベルトコンベアへ所定の搬送物を供給・載置す
る所に該ベルトが来ると、また、該円筒形ベルト
コンベアから搬送物を排出する所に来ると、吸着
されている耳部を拡開用の押えローラで開口させ
るように構成されている。かかる拡開箇所では、
ベルト断面がフラツト形状またはトラフ形状から
円形断面(またはその逆)に変更させる必要があ
る。なお、この区間を本明細書ではトラフ変換部
と称する。
一方、ベルトの耳部を対向する2個のキヤリア
ローラで挟持して円筒形を形成し、該円筒形ベル
トコンベアの外周を複数のキヤリアローラで包囲
させるタイプの円筒形ベルトコンベアが知られて
いるが、かかるタイプの円筒形ベルトコンベアの
トラフ変換部において、前記公報記載の拡開用の
押えローラを適用した場合、該車輪形の押えロー
ラが水平面で回転されるだけに、押えローラがベ
ルトコンベアに片当りし、ベルトの損傷が激し
い。
なお、第8図に示すような従来一般のトラフ形
ベルトコンベアには、ベルト起動時等、ベルト
1′が一定以上に浮き上がるのを防止するため、
門形枠Mにおける梁11′に、図示における左右
対称に一対の押えローラ2′,2′を吊設し、これ
ら押えローラ2′,2′の左右方向の吊設位置を調
節自在とした装置は知られている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、前記公報記載等の従来技術の
欠点を除くために案出されたもので、円筒形ベル
トコンベアのトラフ変換部において、押えローラ
3が、ベルトに適正な状態で当接できるよう提供
するものである。
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
より詳細に説明する。第1図は本実施例の中心線
より左半分を示す正面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第1図のA〜A断面図、第4図は第
1図のB〜B断面図、第5図は本考案の使用例を
示す平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は
別の使用例を示す平面図、第8図は従来のトラフ
形ベルトコンベアの用いる押えローラを示す正面
図を示す。なお、第1図より第4図に示すもの
は、第1図の中心線aに対し左右対称に配設され
ているので、その片側のみを図示し、他を省略し
ているものである。
本実施例に使用される円筒形ベルトコンベア
は、ゴム質等の可撓性の材料で構成され、更に必
要に応じて耐摩性、耐油性、難燃性等に構成さ
れ、円筒形ベルトの底部および側部をそれぞれ一
対の保形ローラで対向させ、肩部を一対の肩部ロ
ーラで対向させ、しかも、耳部を一対のガイドロ
ーラで合掌状に当接させ、さらに上部より押えロ
ーラで押えて、円筒形に形成するタイプの円筒形
ベルトコンベアであつて、かかる円筒形ベルトコ
ンベアのトラフ変換部において以下説明する本実
施例のベルト押え装置が付設される。
ベルト1は梁2の下方に張架され、紙面に直角
方向に走行する。その輸送能力は、例えば、ベル
ト巾が400mmから2600mm(円筒内径100mmから700
mm)、速度が40m/minから250m/minとなつて
いる。該梁2は、2本のみぞ形の形鋼から成り、
これら形鋼は、該ベルト1を中心に両側に立設さ
れた支柱3に添設され、固定ボルト4で固着され
ている。そして、該梁2は固定ボルト4の位置を
変えることにより、その高さが調節できる。該梁
2の上下面において、摺動座板5,6が添設さ
れ、これら摺動座板5,6は、2本の取付け固定
ボルト7,7で、該梁2を上下に挟んで締着され
ている(第3図および第4図参照)。上面に添設
された摺動座板5は案内部材8が吊設され、2本
の形鋼間で摺動できるようにしている。下面に添
設された摺動座板6の前記支柱3側の端部には、
取付板9が吊設され、該取付板9には、取付け調
整用ロツド10が水平外向きに一体化して突設さ
れている。該ロツド10の他方端部は、梁2に吊
設された固定ブラケツト11に挿通されている。
該固定ブラケツト11を挟んで2個の調整ナツト
12,12が該ロツド10に螺着され、該固定ブ
ラケツト11を中心にしておき、該ナツト12の
螺進により、ロツド10、取付板9および摺動座
板6を一体としその位置を調節できるようにして
いる。
該摺動座板6の下面には左右2個のブラケツト
14,14′が吊設され、これらブラケツト14,
14′はベルトの進行する前後方向にそれぞれ2
個ずつ配設されている。該左ブラケツト14に
は、第3図に示すように、枢支ピン15が挿通さ
れ、右ブラケツト14′には、第4図に示すよう
に、角度固定ボルト16が挿通されている。該角
度固定ボルト16は、該右ブラケツト14′を挟
んで、断面コ字形の角度調整ブラケツト17にお
ける円弧状の角度調整長穴18に挿通されてお
り、該枢支ピン15は、該左ブラケツト14を挟
んで、角度調整ブラケツト17の基部が挿通され
ており、したがつて、該角度調整ブラケツト17
は枢支ピン15と角度固定ボルト16とによつて
吊設され、枢支ピン15を中心に円弧運動可能と
なつている。該ブラケツト17の下面には、支持
部材25が固着され、該支持部材25には押えロ
ーラ19が回転自在に支持されている。
なお、20はコンベアフレームで、これに前記
支柱3が固着されている。
以上説明したベルト押え装置は、次のような箇
所に設置する。例えば、第5図および第6図に示
すような尾部プーリ21に近い箇所に、搬送物2
2の供給口23が設置さている場合には、特に、
供給口23が長い場合には、該供給口23の下流
側近傍bに1セツト設置すればよい。また、供給
口23が、ベルト1の尾部プーリ21と駆動プー
リ(図示せず)との中間に設置されている場合に
は、該供給口23の前後の位置c,dにそれぞれ
1セツトずつ設置すればよい。
次に、本実施例の各種の調整についていえば、
コンベアフレーム20とベルト1との芯出し不良
や、曲走部分の影響等によつてフラツト状態(ま
たはトラフ状態)が円筒状態に変換するトラフ変
換部で、ベルトの両側縁部(耳部)におけるベル
ト張力が同一でなくなつた場合には、当該箇所に
おけるベルト両側縁部の接合が左右同一状態とな
らず、ひいては円筒に形成されたベルト断面形状
が左右異なるという不都合を発生する。かかる不
都合は、本考案によれば次のようにして解消でき
る。すなわち、押えローラ19のベルト1へ当接
によつてベルト張力の不均一を矯正すればよい。
唯、押えローラ19をベルト1の左右いずれの位
置に当接してもよいというのではなく、例えば、
両側縁部に接近して当接すればベルトの中程が持
ち上がるようになり、いわゆる「しわ」が生じ
る。また、押えローラ19からベルト1が外れる
こともあるから、運転中においても、取付固定ボ
ルト7,7を若干ゆるめ、調節ナツト12,12
を回動すれば、摺動座板6,5、角度調整ブラケ
ツト17が一体となつて左右いずれかに摺動で
き、その最適位置となる。また例えば押えローラ
19によつて搬送物22を圧迫し、該搬送物によ
つてベルト1に損傷を与えないため、押えローラ
19のベルト1に対する当接方向を調節しようと
すれば、角度調整ブラケツト17における角度固
定ボルト16をゆるめ、角度調整長穴18に沿つ
て角度調整ブラケツト17の取付角度を調節すれ
ばその損傷は回避できる。
本考案のベルトコンベアは前記実施例で説明し
た円筒形ベルトコンベアに限らず、ベルト耳部を
重合して円筒形を形成して移行する円筒形ベルト
コンベアであつてもよい。更に、本考案のベルト
コンベアは採鉱を搬送する大形装置に最適である
が、これに限らず、小形装置に応用すれば、なお
コンパクトな装置とすることができる。
また、押えローラの形状は必ずしも車輪形でな
くてもよく、要するに運搬物の積載物の積載量に
影響を与えない形態のものであればよい。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した
構成を採択したので、以下の列挙した効果を奏す
る。
円筒形ベルトコンベアのトラフ変換部におい
て、拡開用の押えローラを配置したので、ベル
トの拡開区域が短くなるにも拘わらず、ベルト
が搬送物供給口等に接触せず、したがつて、円
筒部が長くなつて、搬送物の荷こぼれ・飛散が
防止できる。
ベルトの拡開状態や、ベルト曲走状態に合
せ、押えローラのベルトの当接方向を調節でき
るので、押えローラはベルトに対し適正な方向
に当接でき、ベルトに片当りすることなく、無
理な力を回避し、ベルト、および押えローラの
装着支持部に損傷を与えない。
例えば、ベルトコンベア装置の設置場所に障
害物が存在することにより、ベルトを迂回すべ
く、カーブ輸送を行う必要があるが、かかる場
合、押えローラをトラフ変換部に装着すれば、
ベルトの両耳部において、該押えローラがベル
トより外れるおそれが生じる。しかし、本考案
によれば、押えローラの装着を調整できるの
で、かかる不都合は防止できる。加えて、一般
の円筒形ベルトコンベアでは、カーブ輸送にお
いては、ベルトの両側耳部における張力差が生
じ、円形状を形成する際その断面形状が左右に
ついて非対称となり運搬物を無用に押圧し、そ
の結果、ベルトに損傷を与えることもあつた
が、本考案によれば、押えローラでその張力の
差異を矯正でき、かかる不都合も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の中心線より左右半分
を示す正面図、第2図は第1図の平面図、第3図
は第1図のA〜A断面図、第4図は第1図のB〜
B断面図、第5図は本考案の使用例を示す平面
図、第6図は第5図の側面図、第7図は別の使用
例を示す平面図、第8図は従来のトラフ形ベルト
コンベアに用いる押えローラを示す正面図を示
す。 1……ベルト、17……角度調整ブラケツト、
19……押えローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒形ベルトコンベアのトラフ変換部で左右
    一対の押えローラを吊下することにより、ベル
    トを拡開させたベルト押え装置において、該押
    えローラを、ベルトに対するその当接方向を垂
    直下方から水平外方の範囲内で変更可能とし
    て、装着した円筒形ベルトコンベアのベルト押
    え装置。 (2) 左右水平方向の位置を変更可能に装着した押
    えローラからなる実用新案登録請求の範囲第(1)
    項に記載の円筒形ベルトコンベアのベルト押え
    装置。
JP10413885U 1985-07-10 1985-07-10 Expired JPH0344734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413885U JPH0344734Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413885U JPH0344734Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213922U JPS6213922U (ja) 1987-01-28
JPH0344734Y2 true JPH0344734Y2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=30977355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10413885U Expired JPH0344734Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344734Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213922U (ja) 1987-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6454083B2 (en) Conveyor belt impact cradle with adjustable wing members
AU695803B2 (en) Tensioned transfer plate for small pitch chain conveyor
GB2200886A (en) Hinged belt support
JP2574039Y2 (ja) スラットコンベヤ
KR100636005B1 (ko) 각도 변형이 가능한 이송용 컨베이어
CN209113029U (zh) 输送带限位装置及皮带输送机
EP0704392B1 (en) Wheeled luggage tipper
US4925012A (en) Device for the positionally accurate transport of containers
JPS6122642B2 (ja)
US20010040086A1 (en) Self-adjusting carrying idler assembly
JPH0344734Y2 (ja)
JPH07133009A (ja) リターンパイプコンベヤ
US5318170A (en) Catenary rigid top troughing assembly-offset
US5341921A (en) Catenary rigid top troughing assembly
JPH07285630A (ja) 搬送コンベア
US6902053B1 (en) Conveyor belt alignment system
JP3187316B2 (ja) ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ
JP2532452Y2 (ja) コンベアベルトの蛇行修正及び張力の調整装置
JPS5851126Y2 (ja) ヤゲンコンベヤ等と類似の搬送装置に附設するシユ−ト装置
AU697979B2 (en) Materials handling conveyor structure
US2995945A (en) Automatic self-centering pulleys for belt conveyors
JP2688806B2 (ja) コンベアベルト
JP2952119B2 (ja) 搬送装置
JPH053452Y2 (ja)
GB1363802A (en) Device for changing grids from successive flat arrangement to para llel perpendicular arrangement