JPH0344360Y2 - - Google Patents

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JPH0344360Y2
JPH0344360Y2 JP2095086U JP2095086U JPH0344360Y2 JP H0344360 Y2 JPH0344360 Y2 JP H0344360Y2 JP 2095086 U JP2095086 U JP 2095086U JP 2095086 U JP2095086 U JP 2095086U JP H0344360 Y2 JPH0344360 Y2 JP H0344360Y2
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air
gas
polystyrene
thick
pipe
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋳型内のポリスチレン模型を消失さ
せる装置に関し、特にポリスチレンを燃焼させる
ことなく、熱風で消失させうる装置に関する。
〔従来の技術〕
ポリスチレン模型を鋳型内から取り出す方法と
して、焼ひばし又は熱線等を用いてポリスチレン
材を分割し、鋳型内からポリスチレン材を取り出
していた。
すなわち、第3図に示すように、鉄線等の焼却
用金属線(以下、ボート)12の先端部をバーナ
13で焼いて赤熱させ、そのボート12でポリス
チレン模型を割断し、ブロツクとして部分的にポ
リスチレン模型を抜型していく。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の工法では、ポリスチレンを燃焼させるた
め、きつい悪臭があり、多くの残材が出て始末が
悪く、また燃えるときにスス等が出て公害が発生
する等の不具合がある。
またボートの温度が下る度びに取り替える必要
があり、連続した作業が不可能である。
本考案は、悪臭、スス、残滓の発生を防止し、
連続作業が可能な鋳型内ポリスチレン模型の消失
抜型装置を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を、ポリスチレン模型を燃
焼させずに消失させることにより解決するもので
ある。
すなわち本考案は、中央部が太く、先端が開孔
され、他端近傍に燃焼用ガスとエアーの供給口を
有し、前記中央部の太い部分に前記ガスの燃焼用
空気取入口と点火装置を有し、前記ガスとエアー
の供給口には各々コツクを設け夫々に接続し中央
部の太い部分まで導かれる各々の管を設け、かつ
該太い部分に該エアー管と連結するエアー螺線管
を設け、該螺線管内で発生する熱風を先端開孔部
から噴出するようにしたことを特徴とする鋳型内
ポリスチレン模型の消失抜型装置に関するもので
ある。
〔作用〕
本考案は、ガスでエアーを高温にし、この熱風
をノズル先端部よりポリスチレン模型に噴射し、
ポリスチレン材を分解消失させるものである。
すなわち、本考案装置内のコツクをひねり燃焼
用ガスを送り自動点火装置で点火し、空気取入口
から取入れる空気により燃焼させる一方で、他の
コツクをひねり、エアーを送り込み、該エアーを
上記ガスの燃焼領域で間接的に加熱する。エアー
の温度が上れば、ポリスチレン材にノズルを向け
熱風を噴射する。このとき、エアーの量、ガスの
容量を上げることにより、従来方法より非常に早
く、ポリスチレンの残滓を残すことなく、ポリス
チレン模型を消失させることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案装置の一実施態様例を示す断面
図、第2図はその側面図である。
第1,2図において、燃焼用ガスホース1を本
体7に接続し、エアーホース2を本体7に接続
し、バルブ3,4を開放し、点火装置6で点火す
る。エアー2は、螺線管8内で熱せられ、熱風1
0(800℃〜900℃)になり、ノズル9から噴射さ
れ、図示省略のポリスチレン模型を分解消失させ
る。
燃焼用ガスは、本体7の空気取り入れ口11か
ら取り入れられる新鮮な空気により、完全燃焼す
る。
ガス量およびエアー量の調整により、熱風量を
増減させ、大物、小物のポリスチレン模型消失量
に適応する。
ポリスチレン模型は、燃焼することなく、消失
して行く。
〔考案の効果〕
本考案は、連続した作業が可能であるため、特
に中、大物のポリ模型を鋳型内から抜型する場合
に大きな効果がある。また、本考案は、熱風消失
させるため、煙、悪臭、スス、残滓がまつたくな
く、公害対策ができる。ガス、エアー量の調整で
急速に消失させることができ、抜型工数が大巾に
低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施態様例を示す断面
図、第2図はその側面図、第3図は従来の工法を
示す図である。 1……ガスホース、3……ガスコツク、5……
ガス噴射ノズル、2……エアーホース、4……エ
アーコツク、8……エアー螺線管、9……エアー
ノズル、10……熱風、6……自動点火装置、7
……本体、11……空気取入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部が太く、先端が開孔され、他端近傍に燃
    焼用ガスとエアーの供給口を有し、前記中央部の
    太い部分に前記ガスの燃焼用空気取入口と点火装
    置を有し、前記ガスとエアーの供給口には各々コ
    ツクを設け夫々に接続し中央部の太い部分まで導
    かれる各々の管を設け、かつ該太い部分に該エア
    ー管と連結するエアー螺線管を設け、該螺線管内
    で発生する熱風を先端開孔部から噴出するように
    したことを特徴とする鋳型内ポリスチレン模型の
    消失抜型装置。
JP2095086U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH0344360Y2 (ja)

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JP2095086U JPH0344360Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2095086U JPH0344360Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137649U JPS62137649U (ja) 1987-08-29
JPH0344360Y2 true JPH0344360Y2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=30816937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2095086U Expired JPH0344360Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JP (1) JPH0344360Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206772A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Kubota Corp 鋳物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206772A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Kubota Corp 鋳物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62137649U (ja) 1987-08-29

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