JPH0344313A - 育毛剤 - Google Patents

育毛剤

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JPH0344313A
JPH0344313A JP17899089A JP17899089A JPH0344313A JP H0344313 A JPH0344313 A JP H0344313A JP 17899089 A JP17899089 A JP 17899089A JP 17899089 A JP17899089 A JP 17899089A JP H0344313 A JPH0344313 A JP H0344313A
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JP
Japan
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hair
peptide
hair growth
growing agent
hair growing
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Pending
Application number
JP17899089A
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English (en)
Inventor
Shinro Tachibana
橘 真郎
Yutaka Morita
豊 森田
Tatsuo Watanabe
達夫 渡辺
Yasuo Uchiyama
安男 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、CG RP (Ca1citonine G
eneRelated Peptideカルシトニン遺
伝子関連ペプチド)を含有する育毛剤に関する。
[従来の技術及び課題] 従来、脱毛症の予防・治療を目的とした育毛剤として末
梢血管拡張剤、細胞賦活剤、皮腺分泌抑制剤、抗炎症剤
あるいはアミノ酸、ビタミン等各種毛髪栄養成分・薬効
成分を配合したものが多く知られているが、いずれも充
分な効果が得られていない、育毛効果のすぐれた製剤の
開発が望まれている。
[課題を解決するための手段] 近年、C0RPが末梢血管拡張作用を示すことが報告さ
れ(S、 D、 Brain et、 al、、 J。
tnvest、  Dermatol、、  81. 
533(19861)CGRPを含有する製剤により育
毛効果を検討したところ、すぐれた育毛作用を示すこと
から本発明を完成した。
即ち、本発明はC0RPを含有することを特徴とした育
毛剤である。
以下、本発明の詳細な説明する。
カルシトニンそのものは、広範囲な種類のを椎動物神に
おいて存在が認められつる一種のペプチド ホルモンで
ある。カルシトニンは甲状腺のC細胞から分泌されるC
a代謝ホルモンであるが、その発現機構の研究からスプ
ライシングの違いにより2種類のmRNAが生じている
ことが判った。そのmRNAのコードする蛋白のうち1
つはカルシトニンであり、1つはカルシトニンとは構造
が異なる別種のペプチドであった。その新しく見出され
たペプチドはC0RPと名づけられた。(S、 G、 
Amara et、 al、。
Nature、 298.240(1982))即ち、
CG Rpは中枢神経組織または末梢組織におけるカル
シトニン遺伝子の別種の発現により生成される2種類の
ペプチドに対して適用される用語であり、S−8結合を
1つ含むアミノ酸28個からなる。構造式は下記のごと
くである。
If−A 1a−Cys−Aps−Thr−^1a−T
hr−Cys−Val−Thr−His−^rg−Le
u−Ala−GIy−Leu−Lcu−3er−Arg
−3er−GIy−Gly−Val−Val−Lys−
Asn−^5n−Phe−Val−Pro−Thr−^
5n−Val−Gly−Ser−Lys−^1a−Ph
e−Nl12CORPは中枢及び末梢神経に存在し、神
経伝達物質の1つと考えられている6 CG Rr’を動物に投与すると、血清Ca低下作用、
血流促進作用、胃酸分泌低下作用があることが知られて
いる。
CORPの新医薬特許としてカルシウム均衡調整用医薬
組成物として開示されている。(特開昭6O−2524
27) また、ヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチドの構造及び
医薬特許が開示されている。(特開昭61−50011
9)  一方、ニワトリカルシトニン逍。
転子関連ペプチドの構造及び医薬特許が開示されている
。(特開昭63−126894)本発明者らは、CGR
Pをヒト皮府内に投与すると、末梢血管拡張作用によ’
:1. l<皮膚末梢血流が増加することから、CGR
r’の育毛効果につき実験を行った。
即ち、ヒト頭部毛髪に対してC0RPが生理的に関与し
ている可能性を調べた。手術時に得られたヒト頭皮を用
いてヒトC0RPに特異的に結合するC0RP抗体と反
応する物質を免疫電子顕微鏡的手法で検索した。
その結果、C0RP抗体と反応するC ORP神経が毛
根に栄養分を供給する毛細血管の近傍に存在し、明らか
に血流の抑制を行っていることが示唆された。
即ち、CGRPをこれら毛細血管に投与すれば、血管拡
張長び血流促進作用により毛根に充分栄養が補給され、
育毛効果が発揮される。
本発明の、育毛剤を製造するために必要な基剤原料とし
ては、動植物油、鉱物Mh、エステル油、ワックス類、
高級アルコール類、脂肪酸類、シリコン油、界面活性剤
、リン脂質類、アルコール類、多価アルコール類、水溶
性高分子類、ケイ酸類などの粘土類、稍製氷など公知の
原料を組み合わせて用いることができる。
また、本発明に係わる育毛剤は、他の養毛効果や血流促
進効果を有する薬効成分、角質溶解剤、保湿剤、殺菌剤
、細胞賦活剤、ビタミン類、ホルモン類など例えばサリ
チル酸やレゾルシン及びヘキサクロロフェンのような殺
菌剤、ニコチン酸、ビタミンE 、ビタミンA、パント
テン酸、エチニールエストラジオール、ヒノキチオール
、グリチルレチン酸、ビオチン、その他のビタミン類、
脂肪酸!n、アミノ酸等の薬剤をCG I Pの必要に
応じて配合することが可能である。
さらに必要に応じて防腐剤、安定化削、抗酸化剤、若色
料、香料などを配合することができる。
本発明の育毛剤はCG RPが皮h”−1から吸収され
てその効果を発揮するので、経皮吸収を促進する作用を
持つ公知の化合物を配合することができる。
本発明において有効成分が配合される育毛剤の削形は特
に限定されない。
即ち、従来公知のヘアトニック、ヘアローション、ヘア
クリーム、エアゾール、フオームタイプ等に幅広く適用
しつる。
本発明の育毛剤中のCORP配合量は好ましくはo、 
ooos〜28口w/w%であり、さらに好ましくは、
0.01〜0.5”/=%である。これ以上、配合5が
多い場合には、経皮吸収晴との関係から、また、副作用
の発現の恐れ等が考えられ、好ましくない。また、これ
以下の配合idではセ分な効果が期待できない。
〔実施例] 以下に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれらの実施測定されるものではない。
X厘拠」 CORP          90mg乳酸セチル  
      5.0g プロピレングリコール  5.0g エタノール       70.0ml稍製水    
      適h1 全量         100.0m1CORPをエタ
ノールに溶解し、乳酸セチル及びプロピレングリコール
を加え、攪拌溶解後、精製水を添加して全損を100.
Omlとし、上記組成のCORP含有へアートニック製
剤を得た。
裏通l札2 CORP          100mg大豆リン脂質
       0.3g プロピレングリコール  3.0g エタノール        9.0mlメチルパラベン
     0.15g 聞製水          遣損 全量         100.0mlプロピレングリ
コールにメチルパラベンを溶解し、80m1の精製水を
加えて50℃に加温した。
これにCG It P、大Gリン脂質、エタノールを5
0℃に加温溶解したものを攪拌ド注入した。これを室温
まで冷却した後紹製水を添加して全損100m1とし、
上記組成のC0RPを含有へアーローション製剤を得た
叉点0注旦 CORP                   50
.0mgmラスラン            IO,O
g白色ワセリン            8.0gセト
ステアリルアルコール     8.0gグリセリンモ
ノステアレート     2.5gポリオキシエヂレン
モノステアレート 1gバラオキシ安息香酸メチル  
   Q、15gバラオキシ安息香酸プロピル    
0.05g1.3−ブチレングリコール    2.5
g精製水              適」a全量  
            +oo、og浦相としてスク
ワラン、白色ワセリン、セトステアリルアルコール、グ
リセリンモノステアレート、ポリオキシエチレンモノス
テアレートを75℃に加温し溶解した。水相としてバラ
オキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、
■、3−ブチレングリコール、CGRP。
精製水を60℃に加温溶解した。油相60℃に冷却して
水相に添加しホモミキサーで攪拌乳化した後攪拌ド室温
まで冷却して上記組成の軟t’を製剤を得た。
実験例 本発明の養毛剤の効果を調べるために以下のように実験
を行った。
〔方 法] C311系雄性マウスの背部枝毛を電気バリカン及び除
毛クリームを用いて除去し、24時間後に除毛部に炎症
の無いものを選び実験に供した。除毛したマウスを各1
4匹づつ3群に分け、第1群(CGRP群〉には実施例
1の養毛ローションを、第2群(基剤a)にはCORP
を含有しないほかは実施例1と同様に調整した基剤を第
3群(対照群)には対照として生理食塩水をマウスのイ
テ部右側の皮に7に20口間にわたり、1日1回盲匹当
り50μl塗布した。背部左側の皮膚は無処置部位とし
た。実験期間中、一般症状および皮膚刺激性の有無を試
料塗布時に観察した。発毛状態はO14,7,11,1
3,15,20日0に色彩色差計(ミノルタCR−20
01/ CR−231)を用いて測定した。C3H系マ
ウスの場合脱毛部位は白色であるのに対し発毛部位には
褐色の枝毛が増加するので、これを色彩色差計で測定す
ると黒色度の増加度の増加として枝毛の増加を表わすこ
とができる。あらかじめ作成した検量線により黒色増加
度(【7値)を求め、無処置部位を対照として塗布部位
の発毛率を次式から求めた。
さらに対照群の発毛率を100とした場合のC0RP投
与群、基剤投与群の発毛率より発毛促進率を次式から求
め養毛効果を評価した。
尚、試料の塗布や観察を行った実験者には試料の内容を
知らせずに実験を行った。
〔結 果〕
本実験の結果、C0RPローシヨン、基剤共にマウスの
皮膚に対する刺激は認められなかった。また、摂食、体
重増加、律動性、枝毛のつや、糞尿などに異常は認めら
れなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CGRP(CalcitonineGeneRelat
    edPeptideカルシトニン遺伝子関連ペプチド)
    を含有することを特徴とする育毛剤。
JP17899089A 1989-07-13 1989-07-13 育毛剤 Pending JPH0344313A (ja)

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JP17899089A JPH0344313A (ja) 1989-07-13 1989-07-13 育毛剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683376A (ja) * 1992-02-28 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd Ldpカラオケ装置
WO1996033691A2 (en) * 1995-04-28 1996-10-31 Daly Theodore J Use of cgrp for treating hair loss

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