JPH0344197A - 多元多重交換接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多元多重交換接続方式に関し、特にネットワー
クのデジタルデータを交換接続する多元多重交換接続方
式に関する。

〔従来の技術〕

近年、デジタル技術の進歩により伝送路がデジタル化さ
れつつある。このようなデジタル伝送路は６４　ｋ　ｂ
　／　ｓが標準となっている。一方、データ通信を行う
場合、その速度は１２００ｂ、／Ｓ程度の低速度である
ことが多い。すなわち６４ｋｂ／Ｓまで通信可能な伝送
路を使用しながら実際には１２００　ｂ　／　ｓ等の低
速度で伝送路の１チヤネルを占めていることになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した様に従来のデータ通信では低速度のデ−夕端末
１台で伝送路の１チヤネルを占めているので、データ端
末が多数になった場合には全体として実質データ通信速
度に比べて必要とする伝送路の容量が大きくなり、伝送
路の効率が非常に悪くなるという欠点がある。

本発明の目的は出力チャネルを複数の補助チャネルに分
割して利用するようにして上記の欠点を改善した多元多
重交換接続方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の多元多重交換接続方式は、複数の入力端子及び
複数の出力端子を有し出力チャネルを複数の補助チャネ
ルに分割し１つあるいは複数の補助チャネルによりデー
タ通信を行う多元多重トランクと、ネットワーク内の他
局へ接続されるデジタルインタフェーストランクと、ラ
イン回路に接続されるデータ端末のデータ通信速度およ
び同期／非同期等のデータ端末属性情報を保持するデジ
タルライン回路とを具備したデジタル電子交換機におい
て、前記多元多重トランクと前記デジタルインタフェー
ストランクとの間は複数出力端子使用時には連続したチ
ャネルを予め固定接続しておき、前記データ端末からネ
ットワーク内の他局への発呼時には前記デジタルライン
回路に保持している前記データ端末属性情報を前記多元
多重トランクへ通知して必要な数の補助チャネルの割付
けを行なうようにして構成される。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

同図において多元多重交換接続方式は多元多重トランク
１と、通話路スイッチ２と、デジタルインタフェースト
ランク３と、デジタルライン回路４と、プロセッサ５と
を含んでいる。

多元多重トランク１は入力を２０端子、出力を４端子持
ち、１端子が６４　ｋ　ｂ　／　ｓの出力チャネルを２
０の補助チャネルに分割し、入力端子に接続されたデー
タ端末のデータ端末属性データにより必要な補助チャネ
ル数および配置を算出する機能を有する。また、多元多
重トランク１は複数の出力端子を使用する事ができ、そ
の時は若番の出力端子から順次連続して使用しなければ
ならない。さらにすべての出力端子は同一相手の同一多
元多重トランクと接続し使用しなければならない。

多元多重トランク間の制御情報の通信は若番の出力端子
に属する４つの補助チャネルにより行われる。残りの補
助チャネルはすべて端末のデータ通信用として使用でき
る。複数の出力端子を使用する場合でも、制御情報は若
番の出力端子に属する制御補助チャネルにより制御する
。したがって複数出力端子を使用すると１チヤネルすべ
ての補助チャネルを使用しなければならない通信速度の
データであっても伝送可能の形態となっている。

デジタルライン回路４はデータ端末側に存在するインタ
フェース装置から定期的にデータ端末属性情報７を読み
出す機能を有しており、プロセッサ５の求めに応じて直
ちにデータ端末属性情報７を提供可能である。

デジタルインタフェーストランク３は入力を３Ｏ端子有
し、その出力は途中で伝送装置を経由して同様の機器を
有する他局へと接続されている。

デジタルインタフェーストランク３と、多元多重トラン
ク１と、デジタルライン回路４などとプロセッサ５はバ
ス６で結合され、情報の転送および制御が行われる。図
には示していないがプロセッサ５には端末が接続され、
端末の操作によりデジタルインタフェーストランク３の
いくつかの入力端子と多元多重トランク１のいくつがの
出力端子あるいはすべての出力端子が固定接続される９
またプロセッサ５はトランクやライン回路からの情報に
より通話路スイッチの接続制御を行う。

データ端末からの発呼要求および選択信号はデジタルラ
イン回路４からバス６を通じてプロセッサ５へ通知され
る。プロセッサ５での選択信号の解析の結果がネットワ
ーク内の他局に存在するデータ端末との接続要求であれ
ば、発呼要求のあったデジタルライン回路４からデータ
端末属性７を取り出し選択信号とともに多元多重トラン
ク１ヘバス６を通じて与える。多元多重トランク１はト
ランク内で管理している補助チャネルのチャネルマツプ
および発呼端末のデータ端末属性７によりデータ通信用
補助チャネルあるいは補助チャネル群を選択する。この
ようにしてデータ通信路の確保に成功したとき対局へ発
呼データ端末属性および選択信号を送出する。そして相
手端末の着信応答によりデータ通信路の接続が完了し、
データ端末相互の通信が可能な状態になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は多元多重トランクによって
交換接続することにより、通信量に従った回線コストに
低減できる。あるいは同一回線コストで今まで以上の通
信容量を得ることができる。

また、本方式の多元多重化では通信速度による群分けを
行う必要がなく同−扱いであり、使い勝手は個別の方式
と同一である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・多元多重トランク、２・・・通話路スイッチ、
３・・・デジタルインタフェーストランク、４・・・デ
ジタルライン回路、５・・・プロセッサ、６・・・バス
、７・・・データ端末属性。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の入力端子及び複数の出力端子を有し出力チャネ
   ルを複数の補助チャネルに分割し１つあるいは複数の補
   助チャネルによりデータ通信を行う多元多重トランクと
   、ネットワーク内の他局へ接続されるデジタルインタフ
   ェーストランクと、ライン回路に接続されるデータ端末
   のデータ通信速度および同期／非同期等のデータ端末属
   性情報を保持するデジタルライン回路とを具備したデジ
   タル電子交換機において、前記多元多重トランクと前記
   デジタルインタフェーストランクとの間は複数出力端子
   使用時には連続したチャネルを予め固定接続しておき、
   前記データ端末からネットワーク内の他局への発呼時に
   は前記デジタルライン回路に保持している前記データ端
   末属性情報を前記多元多重トランクへ通知して必要な数
   の補助チャネルの割付けを行なうことを特徴とする多元
   多重交換接続方式。