JPH0344135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344135Y2 JPH0344135Y2 JP1983203290U JP20329083U JPH0344135Y2 JP H0344135 Y2 JPH0344135 Y2 JP H0344135Y2 JP 1983203290 U JP1983203290 U JP 1983203290U JP 20329083 U JP20329083 U JP 20329083U JP H0344135 Y2 JPH0344135 Y2 JP H0344135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scissors
- case
- groove
- opening
- side plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、一対の半身体を軸着した形態のはさ
みの刃身部を保護する鞘状のはさみ刃身部用ケー
スに関する。
みの刃身部を保護する鞘状のはさみ刃身部用ケー
スに関する。
従来、この種のはさみの刃身部を保護するため
のケースとしては、一端を開放状とした中空の鞘
状に形成されたビニール製のケースがある。
のケースとしては、一端を開放状とした中空の鞘
状に形成されたビニール製のケースがある。
これら従来のはさみ刃身部用ケースには、ケー
スに収納したはさみが不用意にケースから外れな
いように、ケースの側面板にはさみの支軸の軸頭
に係合する係合部が設けられているものがある。
この係合部には種々の構造のものが提案されてい
るが、従来品は、係合が確実のものは挟みの出し
入れ作業に円滑性を欠くものが多く、逆に出し入
れ作業が容易なものははさみが外れ易いと言う難
点があつた。
スに収納したはさみが不用意にケースから外れな
いように、ケースの側面板にはさみの支軸の軸頭
に係合する係合部が設けられているものがある。
この係合部には種々の構造のものが提案されてい
るが、従来品は、係合が確実のものは挟みの出し
入れ作業に円滑性を欠くものが多く、逆に出し入
れ作業が容易なものははさみが外れ易いと言う難
点があつた。
本考案は従来例におけるかかる欠点を是正すべ
く係合部の構造を改良し、はさみが刃身部より不
用意に外れるおそれがなく安全性の面において優
れると共に、刃身部への套嵌が極めて簡単に行え
るはさみ刃身部用ケースを提供することを目的と
する。
く係合部の構造を改良し、はさみが刃身部より不
用意に外れるおそれがなく安全性の面において優
れると共に、刃身部への套嵌が極めて簡単に行え
るはさみ刃身部用ケースを提供することを目的と
する。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき具体
的に説明する。
的に説明する。
本考案に係るはさみ刃身部用ケース1は、一対
の半身体B,Bをビス等により軸着して成るはさ
みAにおいて、該軸着部Cの軸頭D,Dが夫々外
方向に向けて所定の肉厚を有して突出しているは
さみに使用するものである。この各軸頭Dの形状
としては、例えば、円柱状乃至多角柱状の如く、
所定の肉厚を有するものであればよい。
の半身体B,Bをビス等により軸着して成るはさ
みAにおいて、該軸着部Cの軸頭D,Dが夫々外
方向に向けて所定の肉厚を有して突出しているは
さみに使用するものである。この各軸頭Dの形状
としては、例えば、円柱状乃至多角柱状の如く、
所定の肉厚を有するものであればよい。
本考案に係るはさみ刃身部用ケース1は、合成
樹脂製であり、閉刃状態のはさみAの先端部Eよ
り軸着部Cに至る刃身部F,Fに套嵌して該刃身
部F,Fを収納するものである。
樹脂製であり、閉刃状態のはさみAの先端部Eよ
り軸着部Cに至る刃身部F,Fに套嵌して該刃身
部F,Fを収納するものである。
該ケース1は、一端が開放状の中空の鞘状を呈
し、上面板2、該上面板2の両側縁より夫々下垂
する両側面板3,3、該両側面板3,3の各端面
と連接する下面板4、及び上面板2、両側面板
3,3及び下面板4の各端面と連接する基端面板
5を有し、一端に開口6を有する。そして、該ケ
ース1は、刃身部F,Fを収納しうるように、刃
身部F,Fの大きさより若干大に形成する。
し、上面板2、該上面板2の両側縁より夫々下垂
する両側面板3,3、該両側面板3,3の各端面
と連接する下面板4、及び上面板2、両側面板
3,3及び下面板4の各端面と連接する基端面板
5を有し、一端に開口6を有する。そして、該ケ
ース1は、刃身部F,Fを収納しうるように、刃
身部F,Fの大きさより若干大に形成する。
前記側面板3,3の開口6側には、軸頭Dの縁
部dに係合する係合部が設けてある。この係合部
は、軸頭Dの縁部dと係合するように両側面板
3,3の開口6側の端縁より夫々凹溝8を切設す
ることにより、上面板2側と下面板4側に分離し
且つ相互間の間隔が同凹溝8の最大幅より狭くな
された一対の係合片7,7を形成することにより
構成されている。図示実施例のごとく、はさみA
の軸頭Dが円柱形状の場合には、各側面板3を開
口6側の端縁より、円柱形状の軸頭Dと嵌合する
ように一端が欠けた円形状に切欠することにより
形成すればよい。
部dに係合する係合部が設けてある。この係合部
は、軸頭Dの縁部dと係合するように両側面板
3,3の開口6側の端縁より夫々凹溝8を切設す
ることにより、上面板2側と下面板4側に分離し
且つ相互間の間隔が同凹溝8の最大幅より狭くな
された一対の係合片7,7を形成することにより
構成されている。図示実施例のごとく、はさみA
の軸頭Dが円柱形状の場合には、各側面板3を開
口6側の端縁より、円柱形状の軸頭Dと嵌合する
ように一端が欠けた円形状に切欠することにより
形成すればよい。
又、両側面板3,3には、前記凹溝8,8から
ケース1の開口6側と反対方向に向けて細幅に切
欠いた切開部9,9を設けてある。該切開部9,
9を形成したことにより、はさみの出し入れ時に
おける各側面板3におけるバネ作用部位が凹溝8
の基端部に接する部位より切開部9の基端部に接
する部位に移行したものとなる。
ケース1の開口6側と反対方向に向けて細幅に切
欠いた切開部9,9を設けてある。該切開部9,
9を形成したことにより、はさみの出し入れ時に
おける各側面板3におけるバネ作用部位が凹溝8
の基端部に接する部位より切開部9の基端部に接
する部位に移行したものとなる。
上面板2の開口6側には突起10を設けると、
該突起10を手指により押圧することにより、刃
身部F,Fに套嵌してあるケース1を刃身部F,
Fを簡単に外すことができて便利である。
該突起10を手指により押圧することにより、刃
身部F,Fに套嵌してあるケース1を刃身部F,
Fを簡単に外すことができて便利である。
又、前記基端面板5には透孔11を穿設する
と、ケース1内にゴミ等が入つた場合に該透孔1
1より容易に取り除くことができてゴミ等が詰る
おそれがなく、ケース1を刃身部F,Fにきつち
り套嵌することができて好ましい。
と、ケース1内にゴミ等が入つた場合に該透孔1
1より容易に取り除くことができてゴミ等が詰る
おそれがなく、ケース1を刃身部F,Fにきつち
り套嵌することができて好ましい。
図示実施例のはさみ刃身部用ケース1は、刃身
部F,Fに套嵌すると、軸頭Dの縁部dに当接し
た係合片7,7が弾性変形して拡開し、該軸頭縁
部dと嵌合する。該ケース1を外すには、突起1
0を手指で押すと係合片7,7が弾性変形して拡
開するので、ケース1を刃身部F,Fより容易に
外すことができる。
部F,Fに套嵌すると、軸頭Dの縁部dに当接し
た係合片7,7が弾性変形して拡開し、該軸頭縁
部dと嵌合する。該ケース1を外すには、突起1
0を手指で押すと係合片7,7が弾性変形して拡
開するので、ケース1を刃身部F,Fより容易に
外すことができる。
本考案は上記構成より成り、ケースからはさみ
が不用意に外れるのを防止するための係合部を、
軸頭Dの縁部Dと係合するように両側面板3,3
の開口6側間の端縁より夫々凹溝8を切設するこ
とにより、上面板2側と下面板4側に分離し且つ
相互の間隔が同凹溝8の最大幅より狭くなされた
一対の係合片7,7を側面板3,3に形成するこ
とにより構成したから、7が軸頭Dの縁部dと嵌
合する構成であるので、ケースにはさみAの刃身
部をFを嵌挿することにより、はさみAの軸頭
D,Dが凹溝8,8に嵌合して係合片7,7が軸
頭縁部dに係合し、かつこれら係合片7,7は相
互間の間隔が凹溝8の最大幅より狭く形成されて
いるから、ケース1が刃身部Fより不用意に外れ
るがそれがなく、安全である。
が不用意に外れるのを防止するための係合部を、
軸頭Dの縁部Dと係合するように両側面板3,3
の開口6側間の端縁より夫々凹溝8を切設するこ
とにより、上面板2側と下面板4側に分離し且つ
相互の間隔が同凹溝8の最大幅より狭くなされた
一対の係合片7,7を側面板3,3に形成するこ
とにより構成したから、7が軸頭Dの縁部dと嵌
合する構成であるので、ケースにはさみAの刃身
部をFを嵌挿することにより、はさみAの軸頭
D,Dが凹溝8,8に嵌合して係合片7,7が軸
頭縁部dに係合し、かつこれら係合片7,7は相
互間の間隔が凹溝8の最大幅より狭く形成されて
いるから、ケース1が刃身部Fより不用意に外れ
るがそれがなく、安全である。
又、両側面板3,3には、前記凹溝8,8から
ケース1の開口6側と反対方向に向けて細幅に切
欠いた切開部9,9を設けてあるから、はさみの
出し入れ時、側面板3におけるバネ作用部位が凹
溝8の基端部に接する部位より切開部9の基端部
に接する部位に移行したものとなるから、係合片
7,7が拡開し易くなり、はさみAの套嵌を円滑
容易に行うことができる。
ケース1の開口6側と反対方向に向けて細幅に切
欠いた切開部9,9を設けてあるから、はさみの
出し入れ時、側面板3におけるバネ作用部位が凹
溝8の基端部に接する部位より切開部9の基端部
に接する部位に移行したものとなるから、係合片
7,7が拡開し易くなり、はさみAの套嵌を円滑
容易に行うことができる。
また上記係合部を側面板3,3の開口6の端縁
部に形成したものであるから、ケースの基端がは
さみAに固定された状態となり、外観も良好であ
り、端縁がものに引つ掛かつて外れる虞れもなく
一層確実に套嵌状態を保持することができる。
部に形成したものであるから、ケースの基端がは
さみAに固定された状態となり、外観も良好であ
り、端縁がものに引つ掛かつて外れる虞れもなく
一層確実に套嵌状態を保持することができる。
第1図は本考案に係るはさみ刃身部用ケースと
これを使用するはさみとの分解斜視図、第2図は
該ケースとはさみとの嵌合状態を示す正面図、第
3図は該ケースの断面図である。 1……はさみ刃身部用ケース、3……側面板、
6……開口、7……係合片、8……凹溝、A……
はさみ、B……半身体、D……軸頭、d……軸頭
縁部、F……刃身部。
これを使用するはさみとの分解斜視図、第2図は
該ケースとはさみとの嵌合状態を示す正面図、第
3図は該ケースの断面図である。 1……はさみ刃身部用ケース、3……側面板、
6……開口、7……係合片、8……凹溝、A……
はさみ、B……半身体、D……軸頭、d……軸頭
縁部、F……刃身部。
Claims (1)
- 一対の側面板3,3と、同側面板3,3相互を
連結する上面板2及び下面板4とを備え、基端に
開口6を有する鞘状を呈し、一対の半身体B,B
を軸着した形態のはさみAの刃身部F,Fを収容
し得るように形成してある合成樹脂製のはさみ刃
身部用ケースにおいて、前記両側の側面板3,3
における開口6側の端縁に、はさみAの軸頭Dの
縁部dに沿う凹溝8を設けると供に、該凹溝8の
開口端に一対の係合片7,7を構成し、且つ前記
係合片7,7相互間の間隔を前記凹溝8の最大幅
より狭く形成するとともに、側面板3に、前記凹
溝8から開口6とは反対側に延びる切開部9を設
けることにより、前記凹溝8をはさみAの挿脱に
応じて弾性変形し得るように構成したことを特徴
とするはさみ刃身部用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20329083U JPS60106586U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | はさみ刃身部用ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20329083U JPS60106586U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | はさみ刃身部用ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106586U JPS60106586U (ja) | 1985-07-20 |
JPH0344135Y2 true JPH0344135Y2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=30765702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20329083U Granted JPS60106586U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | はさみ刃身部用ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106586U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341657Y2 (ja) * | 1987-06-30 | 1991-09-02 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012375B2 (ja) * | 1974-01-03 | 1985-04-01 | イー・アイ・デユ・ポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ビスアニル染料の製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012375U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-28 | 株式会社貝印刃物開発センター | 鋏の保護カバ− |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP20329083U patent/JPS60106586U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012375B2 (ja) * | 1974-01-03 | 1985-04-01 | イー・アイ・デユ・ポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ビスアニル染料の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60106586U (ja) | 1985-07-20 |
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