JPH0343881Y2 - - Google Patents

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JPH0343881Y2
JPH0343881Y2 JP5318185U JP5318185U JPH0343881Y2 JP H0343881 Y2 JPH0343881 Y2 JP H0343881Y2 JP 5318185 U JP5318185 U JP 5318185U JP 5318185 U JP5318185 U JP 5318185U JP H0343881 Y2 JPH0343881 Y2 JP H0343881Y2
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harness
panel body
back side
skin pad
clip
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JP5318185U
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JPS61169746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、各種メータ類を装着するパネル本
体とこの表面に被嵌される表皮パツドとからなる
車両のインストルメントパネル構造に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
車両のインストルメントパネルは、たとえば合
成樹脂板によつて形成されたパネル本体とこれに
被嵌された表皮パツドとから構成されている。そ
して、前記パネル本体には各種メータ類が装着さ
れ、その裏側には各メータおよび電気機器と接続
するハーネスが配線されている。したがつて、従
来のインストルメントパネルには第4図または第
5図に示すようにハーネスを拘束する工夫がされ
ている。すなわち、第4図に示すものは、パネル
本体1の裏側にボス2を突設し、このボス2に板
金3を取付ねじ4によつて固定し、この板金3を
折曲してハーネス5の中途部を挟持したものであ
る。また、第5図に示すものは、前記パネル本体
1に裏側に突出する切り起し片6,6を設け、こ
れら切り起し片6,6の間にハーネス5の中途部
を挿入したものである。
しかしながら、前者のような構造は板金3を取
付ける面倒な作業が必要であるとともに、部品点
数が増加するという欠点があり、また後者のもの
はハーネス5を確実に拘束することができず、振
動によつてガタ付き断線の恐れがある。
〔考案の目的〕
この考案は、前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、パネル本体の裏側
に配線したハーネスを簡単な構造で確実に固定す
ることができ、組立作業を向上することができる
車両のインストルメントパネル構造を提供するこ
とにある。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するために、表側
に表皮パツドを有したパネル本体の裏側にハーネ
スを挟持するクリツプを切り起し形成し、このク
リツプと対応する前記表皮パツドの内側に前記ハ
ーネスに接触する軟質凸部を設け、この軟質凸部
によつてハーネスを押さえ固定することある。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第3図中11は車体のフロントデツ
キ(図示しない)に取付けられるインストルメン
トパネルのパネル本体であり、12はパネル本体
11に被嵌される表皮パツドである。パネル本体
11は薄肉金属板もしくは合成樹脂材料によつて
形成されており、車内側に対向する部分には各種
メータ類が装着されるようになつている。そし
て、パネル本体11の上面および前面には横方向
に係合凹部11a,11aが設けられ、これら係
合凹部11a,11aには前記表皮パツド12の
端部が係合されているとともに、裏面はパネル本
体11に接着されている。また、パネル本体11
の裏側にはこれと一体に一対のクリツプ13,1
3が切り起し形成されており、この切り起しによ
つてパネル本体11の前面に開口14が設けられ
ている。前記クリツプ13,13は先端に向かう
にしたがつて両者の間隙が狭く形成され、このク
リツプ13,13間にはパネル本体11の裏側に
沿つて配線されたハーネス15の中途部が挟持さ
れている。一方、前記表皮パツド12の前記開口
14と対向する部分には表皮パツド12の軟質材
を部分的に肉厚にすることによつて形成した軟質
凸部16が設けられている。そして、この軟質凸
部16は前記開口14からパネル本体11の裏側
方向へ突出している前記ハーネス15の中途部と
接触している。したがつて、クリツプ13,13
間に挟持されてハーネス15は軟質凸部16によ
つて押さえ固定され、ハーネス15のガタ付きを
防止している。
このようにパネル本体11の裏側に沿つてハー
ネス15を配線する場合にはクリツプ13,13
間にハーネス15の中途部を挟持し、ついでパネ
ル本体11の表面に表皮パツド12を装着するこ
とによつて軟質凸部16が前記ハーネス15を押
さえることができ、ハーネス15のガタ付きを防
止することができる。しかも、ハーネス15はそ
の外径が大小異なるが、クリツプ13,13は弾
性変形するとともに、軟質凸部16がハーネス1
5の外径に応じて変形するため誤差を吸収するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、表面
に表皮パツドを有したパネル本体の裏側にハーネ
スを挟持するクリツプを切り起し形成し、このク
リツプと対応する前記表皮パツドの内側に前記ハ
ーネスに接触する軟質凸部を設け、この軟質凸部
によつてハーネスを押さえ固定するようにしたか
ら、構造が簡単であるとともに、ハーネスの外径
が異なつても確実に固定することができる。した
がつて、組立作業性の向上を図り、コストダウン
を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すインストル
メントパネルの縦断側面図、第2図は同じく要部
を拡大した断面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図および第5図は従来のインス
トルメントパネルの縦断側面図である。 11……パネル本体、12……表皮パツド、1
3……クリツプ、14……開口、15……ハーネ
ス、16……軟質凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メータ類を取付けるパネル本体の裏側にハーネ
    スを配線するとともに、前記パネル本体の表側に
    表皮パツドを被嵌した車両のインストルメントパ
    ネル構造において、前記パネル本体に裏側に前記
    ハーネスを挟持するクリツプを切り起し形成し、
    このクリツプと対応する前記表皮パツドの内側に
    前記ハーネスに接触する軟質凸部を設けたことを
    特徴とする車両のインストルメントパネル構造。
JP5318185U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH0343881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5318185U JPH0343881Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5318185U JPH0343881Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS61169746U JPS61169746U (ja) 1986-10-21
JPH0343881Y2 true JPH0343881Y2 (ja) 1991-09-13

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ID=30573803

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JP5318185U Expired JPH0343881Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JPH055087Y2 (ja) * 1986-02-18 1993-02-09

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JPS61169746U (ja) 1986-10-21

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