JPH0343710A - 眼鏡用部品の結合構造および結合方法 - Google Patents

眼鏡用部品の結合構造および結合方法

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JPH0343710A
JPH0343710A JP17717989A JP17717989A JPH0343710A JP H0343710 A JPH0343710 A JP H0343710A JP 17717989 A JP17717989 A JP 17717989A JP 17717989 A JP17717989 A JP 17717989A JP H0343710 A JPH0343710 A JP H0343710A
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JP
Japan
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parts
eyeglass
joint
shape
temple
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JP17717989A
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English (en)
Inventor
Takayuki Hirai
隆之 平井
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Murai Co Ltd
Original Assignee
Murai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例え・ばリムとブリッジ、リム端に設けられ
た丁番とテンプル等の眼鏡用部品の結合構造および結合
方法に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 従来、この種の眼鏡用部品同士を結合する技術としては
、例えばろう付け、かしめなどがある。
ろう付けの場合には、ろう剤として銀ろうなどを用い、
両部品をろう接により結合する。ところが、このような
ろう付けでは、結合強度的に不満足な場合があった。
特に形状記憶合金製部品をろう付けする場合には、渦流
れが悪く、しかも形状記憶合金に固溶しにくいため、十
分な強度は得られなかった。そこで、例えば特開昭63
−214716号公報には、部品の結合部または全体に
、NiまたはNi合金メツキを施した後、結合する技術
が開示されている。
ところが、上記のようなろう付けによる結合技術によれ
ば、結合強度を増すため眼鏡用部品にメツキを施すなど
、結合に要する工程数が増し、コストアップになるとい
う問題点があった。
また、かしめによる結合技術として、例えば実開昭63
−58213号公報に開示されているようなものがある
。即ち、第7図(a)に示すリム101の端部に設けら
れた丁番102と、テンプル103とを結合する場合、
同図(b)に示すように、丁番102の先端に係止筒1
04を設け、テンプル基端側を係止杆103a形状に加
工したものを係止筒104内に嵌入する。そして、係止
筒104を四方から圧着してかしめ加工を施し、係止筒
104を介してテンプル1.03を丁番102に結合し
ていた。
しかしながら、かしめ加工による結合技術の場合には、
かしめ加工によって係止杆103aが圧潰されるため、
かしめ部に破壊応力を生じ、時としてテンプル103と
係止筒104との軸心がずれたり、係止杆103aが折
れてしまうという欠点があった。さらに、係止杆103
a形状に切削する工程や、係止筒104を丁番102に
ろう付けする工程などが必要になり、加工工程の増加に
よってコストアップどなっていた。
そして、結合された両部品の表面処理が各々異なるとき
は、双方が結合した状態での表面処理は品質上問題があ
り、例えば表面処理を行なわない部品にマスキングを施
すなど、コストアップとなる工程を設けなければならな
かった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、眼鏡用部品を容
易かつ確実に結合することができる眼鏡用部品の結合構
造および結合方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る眼鏡用部品の
結合構造は、眼鏡用部品同士を結合するもので、眼鏡用
部品同士の結合部にて記憶形状復帰時に両部品を結合す
る形状記憶合金製の継手部を設けたことを特徴としてい
る。
なお、継手部は、一方の眼鏡用部品に一体成形して成る
ことが効果的である。
そして、眼鏡用部品自体が形状記憶合金製であることが
効果的である。
また、本発明に係る眼鏡用部品の結合方法は、予め所定
の形状を記憶した形状記憶合金製の継手部に眼鏡用部品
を仮止めし、その後に前記継手部を加熱することにより
記憶形状を復帰させて眼鏡用部品を結合するようになっ
ている。
(作 用) 上記の構成を有する本発明の結合構造においては、形状
記憶合金製の継手部の記憶形状復帰によって、眼鏡用部
品同士の結合が行なわれるので眼鏡用部品に、ろう付け
、かしめ等の加工を施さなくても部品同士の結合が可能
となる。
なお、継手部を一方の眼鏡用部品に一体成形することに
より、形状や色、あるいは機能等が異なる眼鏡用部品で
あっても、同規格の継手部を備えることができ、一方の
部品に結合できる他方の部品の種類を多様化できる。
そして、眼鏡用部品自体が形状記憶合金製であれば、継
手部と眼鏡用部品との一体成形が容易なものとなる。
一方、本発明の眼鏡用部品の結合方法によれば、眼鏡用
部品同士の結合部に設けられた形状記憶合金製の継手部
が、記憶形状を復帰させることにより両部品の結合がな
されるので、眼鏡用部品へのろう付けやかしめ等を行な
う工程が不要になる。
(実施例) 以下に、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
5図は本発明の一実施例に係る眼鏡用部品の結合構造を
有する眼鏡フレームの斜視図である。図において、眼鏡
フレーム前面部は、レンズを保持する左右のリム1およ
び2、リム1および2をつなぐブリッジ3、リム1およ
び2の上部に沿ってブリッジ3を補強するプレースバー
4等の眼鏡用部品から構成されている。また、左右のリ
ム1および2の内側には眼鏡を支えるために鼻に接する
パッド5,6が、それぞれパッド足7,8を介して取付
けられ、外側の両端部分の智9゜10にはそれぞれ丁番
11.12を介してテンプル13.14が設けられてい
る。
上記1番12とテンプル14との結合構造例を第1図(
a) 、 (b)に示す。第1図(a)において、テン
プル14と結合する側の丁番端部は、内部に溝21が掘
られた筒状構造となっている。そして、この丁番端部の
側面には、溝21から外部に通じる開口部22が設けら
れている。形状記憶合金(例えばNi−Ti系合金)製
の継手部23は、記憶形状復帰時に、図示のように、溝
21および開口部22に係合するようになっており、回
り止めと抜は止めを一度に達成して、丁番12とテンプ
ル14とを結合させる。なお、この場合、継手部23は
テンプル14に一体成形することが望ましい。このよう
に、テンプル14と一体構造の継手部23によって、丁
番12に結合することにより、形状や色、あるいは機能
等が異なる眼鏡用部品であっても、同規格の継手部を備
えることができ、一方の部品に結合できる他方の部品の
f1類を多様化できる。また、テンプル14自体を形状
記憶合金により作製することにより、継手部23と眼鏡
用部品、即ちテンプル14とを容易に一体成形できる。
また、継手部23の形状記憶効果により結合を行なうの
で、眼鏡用部品自身にかしめ加工時のような切削等を施
す必要がなく、結合部あるいは眼鏡用部品本体の耐久性
を向上できる。
なお、第1図(a)には、丁番12の開閉機構となるこ
ま24とは反対側の眼鏡フレーム表側に開口部22を設
け、この開口部22から結合時の継手部形状を覗かせて
、一つのアクセサリ−として積極的に活用する例を示し
た。一方、第1図(b)には、こま24の設けられた眼
鏡フレーム裏側に開口部22を設け、フレーム表側から
は継手部23による結合を悟られないようにした例を示
す。
次に、第2図を参照しながら本発明の一実施例に係る眼
鏡用部品の結合方法を説明する。なお、前記した丁番1
2とテンプル14との結合方法を例にとって説明する。
まず、第2図(a)に示すように、テンプルに一体成形
された継手部23を前記開口部22に結合する形状にし
、形状記憶処理と呼ばれる一定の熱処理を施し、予め上
記形状を記憶させておく。
次に(第2図(b)参照)、継手部23を冷却し、直線
形状(マルテンサイト相)に整形する。
そして、この継手部23を丁番12に設けられた溝21
に嵌入して仮止めする。
続いて、上記継手部23を加熱しく第2図(c)参照)
、溝内で第2図(a)において記憶させた形状を復帰さ
せて、テンプル14と丁番12を結合させる(第2図(
d)参照)。
上記結合方法によれば、結合時にろう付けやかしめなど
を必要としないので、眼鏡用部品としての丁番12やテ
ンプル14の表面を痛めることがない。従って、表面処
理済の丁番12やテンプル14を用いて、上記結合方法
を実施することが可能となり、従来のように、非処理部
分にマスキングを施すような手間が不要となる。
なお、継手部の記憶形状は上記形状に限るものではなく
、例えば第3図(a) 、 (b)に示すような形状で
もよい。また、継手部23の切断線A−Aによる断面形
状は、第4図(a) 、  (b)に示すように、丸形
、楕円形等、どのような形状であっても構わない。特に
、テンプル14等に一体成形する場合は、その眼鏡用部
品の断面形状に準するのが望ましい。
第6図(a)は本発明の他の実施例に係る眼鏡フレーム
を示す外観図である。本発明は前述した丁番12とテン
プル14との結合だけに限るものではなく、例えば第6
図(a)中のM部を拡大した同図(b)にて明らかにな
ように、プレースバー4とリム2との結合においても実
施可能である。即ち、リム上部に前述した筒状構造を有
する結合筒31を設け、この結合筒31にてプレースバ
ー6に一体成形して成る継手部23を結合させるもので
ある。
また、第6図(a)中のP部を拡大した同図(C)にて
明らかなように、それぞれの継手部23a。
23bと一体成形して成るブリッジ3とパッド足8を、
各々の結合筒31a、31bによって結合することも可
能である。更に、第6図(c)における結合筒31a、
31bを、第6図(d)に示すように、一体の結合筒3
1cにて構成することもできる。なお、例えば結合筒3
1cを継手部として作製し、筒内において直線状のブリ
ッジ3およびパッド足8を係止・結合するように構成し
ても、本発明は実施可能である。
なお、本発明は以上の実施例に限るものではなく、例え
ばパッド6とパッド足8の結合などのように、ネジの代
替としても利用できる。
また、本発明によれば、結合筒の開口部から継手部を溝
に押込むことにより、簡単に結合を解消することができ
るため、部品の破損、あるいは他デザインパーツ使用等
の場合、眼鏡用部品の交換が容易になる。
更に、本発明は結合筒がプラスティックなどの非金属材
料であっても実施できるのは明らかである。そして、形
状記憶合金としては、Ni−Ti系合金に限定するもの
ではなく、Cu系あるいはFe系など種々の合金が考え
られる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用を有するもので、眼鏡用
部品同士の結合部にて記憶形状復帰時に両部品を結合す
る形状記憶合金製の継手部を設けたので、ろう付け、か
しめ等による結合技術を用いなくても、簡単かつ確実に
眼鏡用部品を結合できる。
なお、継手部を一方の眼鏡用部品に一体成形することに
より、形状や色、あるいは機能等が異なる眼鏡用部品で
あっても、同規格の継手部を備えることができ、一方の
部品に結合できる他方の部品の種類を多様化でき、部品
破損時または他デザインパーツ使用の場合、部品交換を
容易化できる。
そして、眼鏡用部品自体が形状記憶合金製であれば、継
手部と眼鏡用部品との一体成形が容易なものとなる。
さらに、本発明の眼鏡用部品の結合方法によれば、眼鏡
用部品同士の結合部に設けられた形状記憶合金製の継手
部が、記憶形状を復帰させることにより両部品の結合が
なされるので、眼鏡用部品への、ろう付けやかしめ等を
行なう工程が不要になり、従来に比べて結合工程の削減
および簡略化を達成できる。
また、本発明の結合方法によれば、眼鏡用部品の表面を
痛めることがないので、表面処理済の部品を用いて結合
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、  (b)は本発明の一実施例に係る
丁番とテンプルとの結合構造を示す図、第2図(a)〜
(d)は本発明の一実施例に係る眼鏡用部品の結合方法
を示す工程図、第3図(a) 、 (b)は継手部の記
憶形状例を示す図、第4図(a) 、 (b)は継手部
の断面形状例を示す図、第5図は本発明の一実施例に係
る眼鏡用部品の結合構造を有する眼鏡フレームの斜視図
、第6図(a)は本発明の他の実施例に係る眼鏡フレー
ムの外観図、第6図(b)は同図(a)に示したM部の
結合構造を示す拡大図、第6図(c)は同図(a)に示
したP部の結合構造を示す拡大図、第6図(d)は同図
(a)に示したP部の他の結合構造を示す拡大図、第7
図(a) 、 (b)は従来の結合技術を示す図である
。 符号の説明 12・・・丁番 14・・・テンプル(以上、眼鏡用部品)21・・・溝
      22・・・開口部23・・・継手部   
 31・・・結合筒l2−・・丁香 14−・−テ〉フロル(以h4M支用卸ふ)21−・・
溝 22−・・問口舒 23−・・10手り 第4図 第 図 (a) (bl (C) ((1)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)眼鏡用部品同士を結合する眼鏡用部品の結合構造
    において、 眼鏡用部品同士の結合部にて記憶形状復帰時に両部品を
    結合する形状記憶合金製の継手部を設けたことを特徴と
    する眼鏡用部品の結合構造。
  2. (2)継手部は、一方の眼鏡用部品に一体成形して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の眼鏡用部品の結合構造
  3. (3)眼鏡用部品自体が形状記憶合金製であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の眼鏡用部品の結
    合構造。
  4. (4)眼鏡用部品同士を結合する眼鏡用部品の結合方法
    において、 予め所定の形状を記憶した形状記憶合金製の継手部に眼
    鏡用部品を仮止めし、その後に前記継手部を加熱するこ
    とにより記憶形状を復帰させて眼鏡用部品を結合するこ
    とを特徴とする眼鏡用部品の結合方法。
JP17717989A 1989-07-11 1989-07-11 眼鏡用部品の結合構造および結合方法 Pending JPH0343710A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115518A (en) * 1981-11-16 1982-07-19 Toshiba Corp Screw for spectacles
JPS6111128B2 (ja) * 1981-05-23 1986-04-01 Nippon Steel Corp
JPS62180324A (ja) * 1986-02-04 1987-08-07 Murai Megane Kogyo Kk 形状記憶合金板を軸材に使用した眼鏡丁番

Patent Citations (3)

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