JPH034350B2 - - Google Patents
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- JPH034350B2 JPH034350B2 JP2890785A JP2890785A JPH034350B2 JP H034350 B2 JPH034350 B2 JP H034350B2 JP 2890785 A JP2890785 A JP 2890785A JP 2890785 A JP2890785 A JP 2890785A JP H034350 B2 JPH034350 B2 JP H034350B2
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- JP
- Japan
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- pallet
- movable body
- engaged
- movable
- tool
- Prior art date
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q7/00—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
- B23Q7/14—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
- B23Q7/1426—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
- B23Q7/1442—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices using carts carrying work holders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被加工物を保持させてなるパレツト
を、段取り装置、加工装置、プール部に対して自
動的に受け渡しさせて、被加工物の加工を行なわ
せるに採用される加工設備に関するものなのであ
る。
を、段取り装置、加工装置、プール部に対して自
動的に受け渡しさせて、被加工物の加工を行なわ
せるに採用される加工設備に関するものなのであ
る。
従来の技術
従来の加工設備は、先ず段取り装置において、
パレツトに被加工物を直接に或いは治具を介して
保持させて加工し得るように段取りし、そして、
このパレツトを台車に渡したのち該台車を加工装
置の前方まで搬送し、次いでパレツトを加工装置
に渡して被加工物に対する所期の加工を行なつた
のち、パレツトを台車上に取出して段取り装置ま
たはプール部に渡すようにしている。その際に台
車には、パレツトの受け渡しを行なうためのフオ
ーク状体と、走行時にパレツトが位置ずれしたり
脱落するのを防止するためのロツク具が設けら
れ、さらにフオーク状体やロツク具を作動させる
ための夫々の駆動装置が設けられる。
パレツトに被加工物を直接に或いは治具を介して
保持させて加工し得るように段取りし、そして、
このパレツトを台車に渡したのち該台車を加工装
置の前方まで搬送し、次いでパレツトを加工装置
に渡して被加工物に対する所期の加工を行なつた
のち、パレツトを台車上に取出して段取り装置ま
たはプール部に渡すようにしている。その際に台
車には、パレツトの受け渡しを行なうためのフオ
ーク状体と、走行時にパレツトが位置ずれしたり
脱落するのを防止するためのロツク具が設けら
れ、さらにフオーク状体やロツク具を作動させる
ための夫々の駆動装置が設けられる。
発明が解決しようとする問題点
上記のような従来の加工設備で加工を含む作業
を自動化するに際して問題となることは、走行す
る台車に装置した複数可動物の制御である。すな
わちフオーク状体やロツク具を作動させるために
夫々独立した駆動装置を設けることは、タイミン
グや作動量の制御が問題となり、さらには駆動装
置の数や制御装置の複雑化によつて全体のコスト
高を招くことになる。
を自動化するに際して問題となることは、走行す
る台車に装置した複数可動物の制御である。すな
わちフオーク状体やロツク具を作動させるために
夫々独立した駆動装置を設けることは、タイミン
グや作動量の制御が問題となり、さらには駆動装
置の数や制御装置の複雑化によつて全体のコスト
高を招くことになる。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決すべく本発明の加工設備は、
被加工物をパレツトと共に移動させて加工を行な
う加工設備であつて、一定経路上を往復走行自在
な台車を設け、一定経路の側部に段取り装置と加
工装置とプール部とを配設し、前記台車の上部
に、一定経路方向とは直交する方向にパレツトを
移動案内する支持案内装置を設け、この支持案内
装置の側部に、一定経路方向とは直交する方向に
出退自在で且つ一定経路方向に横移動自在で且つ
一定経路方向に横移動自在な可動体を設け、この
可動体の側部に、該可動体の横移動により前記パ
レツトの側部に設けた被係合具に係脱自在な係合
具を設け、前記台車に、パレツトに係脱自在なロ
ツク具と、前記可動体の係合側横移動によりロツ
ク具を離脱動させ且つ離脱側横移動によりロツク
具を係合動させる連動装置とを設けている。
被加工物をパレツトと共に移動させて加工を行な
う加工設備であつて、一定経路上を往復走行自在
な台車を設け、一定経路の側部に段取り装置と加
工装置とプール部とを配設し、前記台車の上部
に、一定経路方向とは直交する方向にパレツトを
移動案内する支持案内装置を設け、この支持案内
装置の側部に、一定経路方向とは直交する方向に
出退自在で且つ一定経路方向に横移動自在で且つ
一定経路方向に横移動自在な可動体を設け、この
可動体の側部に、該可動体の横移動により前記パ
レツトの側部に設けた被係合具に係脱自在な係合
具を設け、前記台車に、パレツトに係脱自在なロ
ツク具と、前記可動体の係合側横移動によりロツ
ク具を離脱動させ且つ離脱側横移動によりロツク
具を係合動させる連動装置とを設けている。
作用
かかる本発明構成によると、パレツトの被係合
具に係合具を対向させてなる可動体を係合側に横
移動させて、被係合具に係合具を係合させたの
ち、この可動体を出退移動させることによつて、
台車と、段取り装置または加工装置またはプール
部との間においてパレツトを、支持案内装置で案
内しながら受け渡し得、その後、可動体を離脱側
に横移動させることにより係合を解除し得る。そ
の際に、可動体を係合側に横移動させたとき、連
動装置を介してロツク具を自動的に離脱動させ
得、また可動体を離脱側に横移動させたとき、連
動装置を介してロツク具を自動的に係合動(ロツ
ク動)させ得る。
具に係合具を対向させてなる可動体を係合側に横
移動させて、被係合具に係合具を係合させたの
ち、この可動体を出退移動させることによつて、
台車と、段取り装置または加工装置またはプール
部との間においてパレツトを、支持案内装置で案
内しながら受け渡し得、その後、可動体を離脱側
に横移動させることにより係合を解除し得る。そ
の際に、可動体を係合側に横移動させたとき、連
動装置を介してロツク具を自動的に離脱動させ
得、また可動体を離脱側に横移動させたとき、連
動装置を介してロツク具を自動的に係合動(ロツ
ク動)させ得る。
実施例
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図〜第6図において、1は一定経路2上を
往復走行自在な台車である。前記一定経路2の一
側部で一端には2基の段取り装置3が設けられ、
また一側部の残部には複数台の加工装置4が配設
されている。そして一定経路2の他側部には多数
のプール部5が形成されている。前記台車1は車
輪6を介してレール7上に載置してあり、駆動装
置8によつて一定経路2上を往復走行自在とな
る。そして台車1の上部には、一定経路2の方向
とは直交する方向にパレツト9を移動案内する支
持案内装置10,11が該一定経路2の方向に一
対設けられる。すなわち両支持案内装置10,1
1は、一対の支持部材12,13と、これら支持
部材12,13に取付けられ且つパレツト9の下
面を支持する支持ローラ14,15と、両支持レ
ール12,13に取付けられ且つパレツト9の内
側面を案内するガイドローラ16,17とから構
成される。両支持案内装置10,11における
夫々の支持部材12,13には、前記台車1側に
ガイド機構18,19を介して昇降自在なロツク
ピン(ロツク具の一例)20,21が設けられ、
そしてパレツト9には前記ロツクピン20,21
が係脱自在なロツク孔24が形成してある。前記
両支持案内装置10,11間に、一定経路2の方
向とは直交する方向に出退自在で且つ一定経路2
の方向に横移動自在な可動体25が設けてある。
すなわち台車1上には、一定経路2に沿つたガイ
ドレール26が直交方向に一対取付けてあり、こ
れらガイドレール26に案内される被ガイド体2
7を介して可動枠28が一定経路2の方向に移動
自在に取付けてある。両ガイドレール26間にお
いて、一定経路2方向に対して直交する方向の電
動シリンダ装置29が配設され、この電動シリン
ダ装置29の本体30はブラケツト32を介して
台車1側に取付けられ、またロツド31はブラケ
ツト33を介して可動枠28側に連結される。し
たがつて電動シリンダ装置29の正逆駆動によつ
て、前記可動枠28を一定経路2の方向に往復移
動し得る。前記可動体25は多段フオーク式で、
前記可動枠28に案内されて一定経路2とは直交
方向に出退自在な第1段可動体25Aと、この第
1可動体25Aに案内されて同方向に出退自在な
第2可動体25Bとからなり、その出退動は可動
枠28に取付けた駆動装置34により行なわれ
る。前記第2段可動体25Bの中間部両側には突
起状の係合具35,36が取付けてある。また前
記パレツト9の両側には前記係合具35,36が
係脱自在な凹入部を有する被係合具37,38が
設けてある。前記台車1には、前記可動体25の
係合側横移動によりロツクピン20,21を離脱
動させ且つ離脱側横移動によりロツクピン20,
21を係合動させる連動装置39,40を設けて
いる。すなわち連動装置39,40は、一定経路
2の方向とは直交する状態で台車1側に取付けた
横ピン41,42と、この横ピン41,42に揺
動自在に取付けたL形のレバー43,44と、こ
のレバー43,44の外端に取付けられ且つ前記
可動枠28に対向する受動部45,46と、レバ
ー43,44と支持部材12,13との間に配設
され且つ受動部45,46が可動枠28に接近す
るようにレバー43,44を揺動付勢するばね4
7,48とからなり、前記レバー43,44の内
端をロツクピン20,21の下端に相対揺動自在
に連結すると共に、前記可動枠28の側面に、前
記受動部45,46に対向する伝動部49,50
を設けている。
往復走行自在な台車である。前記一定経路2の一
側部で一端には2基の段取り装置3が設けられ、
また一側部の残部には複数台の加工装置4が配設
されている。そして一定経路2の他側部には多数
のプール部5が形成されている。前記台車1は車
輪6を介してレール7上に載置してあり、駆動装
置8によつて一定経路2上を往復走行自在とな
る。そして台車1の上部には、一定経路2の方向
とは直交する方向にパレツト9を移動案内する支
持案内装置10,11が該一定経路2の方向に一
対設けられる。すなわち両支持案内装置10,1
1は、一対の支持部材12,13と、これら支持
部材12,13に取付けられ且つパレツト9の下
面を支持する支持ローラ14,15と、両支持レ
ール12,13に取付けられ且つパレツト9の内
側面を案内するガイドローラ16,17とから構
成される。両支持案内装置10,11における
夫々の支持部材12,13には、前記台車1側に
ガイド機構18,19を介して昇降自在なロツク
ピン(ロツク具の一例)20,21が設けられ、
そしてパレツト9には前記ロツクピン20,21
が係脱自在なロツク孔24が形成してある。前記
両支持案内装置10,11間に、一定経路2の方
向とは直交する方向に出退自在で且つ一定経路2
の方向に横移動自在な可動体25が設けてある。
すなわち台車1上には、一定経路2に沿つたガイ
ドレール26が直交方向に一対取付けてあり、こ
れらガイドレール26に案内される被ガイド体2
7を介して可動枠28が一定経路2の方向に移動
自在に取付けてある。両ガイドレール26間にお
いて、一定経路2方向に対して直交する方向の電
動シリンダ装置29が配設され、この電動シリン
ダ装置29の本体30はブラケツト32を介して
台車1側に取付けられ、またロツド31はブラケ
ツト33を介して可動枠28側に連結される。し
たがつて電動シリンダ装置29の正逆駆動によつ
て、前記可動枠28を一定経路2の方向に往復移
動し得る。前記可動体25は多段フオーク式で、
前記可動枠28に案内されて一定経路2とは直交
方向に出退自在な第1段可動体25Aと、この第
1可動体25Aに案内されて同方向に出退自在な
第2可動体25Bとからなり、その出退動は可動
枠28に取付けた駆動装置34により行なわれ
る。前記第2段可動体25Bの中間部両側には突
起状の係合具35,36が取付けてある。また前
記パレツト9の両側には前記係合具35,36が
係脱自在な凹入部を有する被係合具37,38が
設けてある。前記台車1には、前記可動体25の
係合側横移動によりロツクピン20,21を離脱
動させ且つ離脱側横移動によりロツクピン20,
21を係合動させる連動装置39,40を設けて
いる。すなわち連動装置39,40は、一定経路
2の方向とは直交する状態で台車1側に取付けた
横ピン41,42と、この横ピン41,42に揺
動自在に取付けたL形のレバー43,44と、こ
のレバー43,44の外端に取付けられ且つ前記
可動枠28に対向する受動部45,46と、レバ
ー43,44と支持部材12,13との間に配設
され且つ受動部45,46が可動枠28に接近す
るようにレバー43,44を揺動付勢するばね4
7,48とからなり、前記レバー43,44の内
端をロツクピン20,21の下端に相対揺動自在
に連結すると共に、前記可動枠28の側面に、前
記受動部45,46に対向する伝動部49,50
を設けている。
第1図〜第3図、第7図に示すように、前記プ
ール部5は、機枠台53に、前記支持ローラ1
4,15ならびにガイドローラ16,17と同様
に支持ローラ54ならびにガイドローラ55を配
列することによつて一定経路2の方向に複数形成
され、その奥部に固定ストツパ56を有すると共
に、中間部に、前記ロツク孔24に係脱自在なロ
ツクピン(ロツク具)57を昇降自在に有する。
さらにプール部5には、前記可動体25の係合側
横移動によりロツクピン57を離脱動させ且つ離
脱側横移動によりロツクピン57を係合動させる
連動装置58を設けている。すなわち連動装置5
8は、機械台53の前部両側に取付けた縦ピン5
9と、この縦ピン59に揺動自在に取付けた平面
視L形のレバー60と、このレバー60の外端に
取付けられ且つ前記第2段可動体25Bの外側面
に対向する受動ローラ61と、前記機械台53に
回転自在に取付けた横軸62と、この横軸62に
取付けた第1リンク63と前記レバー60の内端
とを連結する押引き杆64と、前記横軸62に取
付けられ且つロツクピン57の下端に連動する第
2リンク65とからなり、前記ロツクピン57は
例えばばねによつて上動付勢されている。
ール部5は、機枠台53に、前記支持ローラ1
4,15ならびにガイドローラ16,17と同様
に支持ローラ54ならびにガイドローラ55を配
列することによつて一定経路2の方向に複数形成
され、その奥部に固定ストツパ56を有すると共
に、中間部に、前記ロツク孔24に係脱自在なロ
ツクピン(ロツク具)57を昇降自在に有する。
さらにプール部5には、前記可動体25の係合側
横移動によりロツクピン57を離脱動させ且つ離
脱側横移動によりロツクピン57を係合動させる
連動装置58を設けている。すなわち連動装置5
8は、機械台53の前部両側に取付けた縦ピン5
9と、この縦ピン59に揺動自在に取付けた平面
視L形のレバー60と、このレバー60の外端に
取付けられ且つ前記第2段可動体25Bの外側面
に対向する受動ローラ61と、前記機械台53に
回転自在に取付けた横軸62と、この横軸62に
取付けた第1リンク63と前記レバー60の内端
とを連結する押引き杆64と、前記横軸62に取
付けられ且つロツクピン57の下端に連動する第
2リンク65とからなり、前記ロツクピン57は
例えばばねによつて上動付勢されている。
第1図〜第3図、第8図に示すように前記段取
り装置3は、基台70と、この基台70上に縦軸
心71の周りに回転自在に配設したターンテーブ
ル72と、基台70側に設けたターンテーブル位
置決め装置73と、前記ターンテーブル72に設
けたパレツト位置決め装置74とから構成され
る。前記ターンテーブル72の下面から筒軸75
を垂設すると共に、この筒軸75を支持する軸受
76を基台70側に設けており、そして基台70
の上面に取付けたリング状レール77に案内され
る複数個の輪体78をターンテーブル72の下面
に取付けることによつて、該ターンテーブル72
は縦軸心71の周りに回転自在となる。前記ター
ンテーブル72の上面側には、一側を欠除したリ
ング状の回転操作用の取手79が設けてある。さ
らにターンテーブル72の上面には、前記台車1
やプール部5と同様の役目を成す支持ローラ80
とガイドローラ81とが、枠体82と支持部材8
3を介して配設してあり、そして固定ストツパ8
4を設けている。前記ターンテーブル位置決め装
置73は、基台70にガイド体85を介して昇降
自在に配設したストツパ86と、基台70に横向
きで支持させた回転軸87に基端を固着したレバ
ー88と、このレバー88の中間とストツパ86
の下端とを相対揺動自在に連結するリンク89
と、前記レバー86の先端に取付けた踏み体90
と、前記ストツパ86を上昇付勢するばねとから
なり、そしてターンテーブル72の下面で所定角
度(90度)置きにはストツパ86が係脱自在な係
合孔91が形成される。なお踏み体90は、作業
場所、すなわち実施例においては一定経路2とは
反対側で作業者が足踏みし得る位置に配設してあ
る。前記パレツト位置決め装置74は、前記縦軸
心71上においてガイド筒92を介してターンテ
ーブル72に昇降自在に支持され且つ昇降により
前記パレツト9のロツク孔24に嵌脱自在なロツ
クピン(ロツク具)93と、前記可動体25の係
合側横移動によりロツクピン93を離脱動させ且
つ離脱側横移動によりロツクピン93を係合動さ
せる連動装置94とにより構成される。すなわち
連動装置94は、枠体82の前部両側に取付けた
縦ピン95と、この縦ピン95に揺動自在に取付
けた平面視L形のレバー96と、このレバー96
の外端に取付けられ且つ前記第2段可動体25B
の外側面に対向する受動ローラ97と、前記枠体
82に回転自在に取付けた横軸98と、この横軸
98に取付けた第1リンク99と前記レバー96
の内端とを連結する押引き杆100と、前記横軸
98に取付けられ且つロツクピン93の下端に連
動する第2リンク101とからなり、前記ロツク
ピン93は例えばばねによつて上動付勢されてい
る。前記基台70の前端には、他と同様の役目を
成す支持ローラ102とガイドローラ103とを
支持部材104を介して配設してなる中継装置1
05が設けられる。
り装置3は、基台70と、この基台70上に縦軸
心71の周りに回転自在に配設したターンテーブ
ル72と、基台70側に設けたターンテーブル位
置決め装置73と、前記ターンテーブル72に設
けたパレツト位置決め装置74とから構成され
る。前記ターンテーブル72の下面から筒軸75
を垂設すると共に、この筒軸75を支持する軸受
76を基台70側に設けており、そして基台70
の上面に取付けたリング状レール77に案内され
る複数個の輪体78をターンテーブル72の下面
に取付けることによつて、該ターンテーブル72
は縦軸心71の周りに回転自在となる。前記ター
ンテーブル72の上面側には、一側を欠除したリ
ング状の回転操作用の取手79が設けてある。さ
らにターンテーブル72の上面には、前記台車1
やプール部5と同様の役目を成す支持ローラ80
とガイドローラ81とが、枠体82と支持部材8
3を介して配設してあり、そして固定ストツパ8
4を設けている。前記ターンテーブル位置決め装
置73は、基台70にガイド体85を介して昇降
自在に配設したストツパ86と、基台70に横向
きで支持させた回転軸87に基端を固着したレバ
ー88と、このレバー88の中間とストツパ86
の下端とを相対揺動自在に連結するリンク89
と、前記レバー86の先端に取付けた踏み体90
と、前記ストツパ86を上昇付勢するばねとから
なり、そしてターンテーブル72の下面で所定角
度(90度)置きにはストツパ86が係脱自在な係
合孔91が形成される。なお踏み体90は、作業
場所、すなわち実施例においては一定経路2とは
反対側で作業者が足踏みし得る位置に配設してあ
る。前記パレツト位置決め装置74は、前記縦軸
心71上においてガイド筒92を介してターンテ
ーブル72に昇降自在に支持され且つ昇降により
前記パレツト9のロツク孔24に嵌脱自在なロツ
クピン(ロツク具)93と、前記可動体25の係
合側横移動によりロツクピン93を離脱動させ且
つ離脱側横移動によりロツクピン93を係合動さ
せる連動装置94とにより構成される。すなわち
連動装置94は、枠体82の前部両側に取付けた
縦ピン95と、この縦ピン95に揺動自在に取付
けた平面視L形のレバー96と、このレバー96
の外端に取付けられ且つ前記第2段可動体25B
の外側面に対向する受動ローラ97と、前記枠体
82に回転自在に取付けた横軸98と、この横軸
98に取付けた第1リンク99と前記レバー96
の内端とを連結する押引き杆100と、前記横軸
98に取付けられ且つロツクピン93の下端に連
動する第2リンク101とからなり、前記ロツク
ピン93は例えばばねによつて上動付勢されてい
る。前記基台70の前端には、他と同様の役目を
成す支持ローラ102とガイドローラ103とを
支持部材104を介して配設してなる中継装置1
05が設けられる。
第1図に示すように、前記加工装置4は前部に
機械台110を有し、この機械台110の中間部
(中央部)に加工位置111を形成すると共に、
この加工位置111を中にして一定経路2方向に
振分けて受入れ位置112と取出し位置113と
を形成している。また機械台110上には、3つ
の位置111,112,113に亘つて移動自在
で且つ各位置111,112,113で停止自在
な可動台114が配設され、この可動体114に
対して前記パレツト9が位置決めされて載置自在
となる。なお両支持案内装置10,11のセンタ
ーは、受入れ位置112と取出し位置113とに
同時に合致するようにそのピツチを決定してい
る。115はパレツト9上に設置した治具で、こ
の治具115により被加工物(図示せず)を保持
するが、これは被加工物をパレツト9に直接保持
させてもよい。
機械台110を有し、この機械台110の中間部
(中央部)に加工位置111を形成すると共に、
この加工位置111を中にして一定経路2方向に
振分けて受入れ位置112と取出し位置113と
を形成している。また機械台110上には、3つ
の位置111,112,113に亘つて移動自在
で且つ各位置111,112,113で停止自在
な可動台114が配設され、この可動体114に
対して前記パレツト9が位置決めされて載置自在
となる。なお両支持案内装置10,11のセンタ
ーは、受入れ位置112と取出し位置113とに
同時に合致するようにそのピツチを決定してい
る。115はパレツト9上に設置した治具で、こ
の治具115により被加工物(図示せず)を保持
するが、これは被加工物をパレツト9に直接保持
させてもよい。
次に上記実施例における作用について説明す
る。被加工物(素材)は、段取り装置3に位置さ
せたパレツト9の治具115に対して取付けられ
る。そして台車1を走行停止させ、一端側の支持
案内装置10を段取り装置3に対向させる。そし
て可動体25を利用してパレツト9を支持案内装
置10上に引込むのであり、その引込み作業は加
工装置4やプール部5からの取出し作業と同じで
あることから、ここでは省略する。パレツト9を
引込んだのちにロツクピン20が上昇(後述す
る。)され、ロツク孔24に嵌合させることによ
つてパレツト9は台車1側にロツクされる。次い
で台車1を走行させ、パレツト9を支持してなる
支持案内装置10を受入れ位置112に対向させ
る。このとき他方の空の支持案内装置11は取出
し位置113に対向する。その際に、加工済の被
加工物を保持してなるパレツト9が可動台114
と共に取出し位置113にきている。なお台車1
が早く到達したときには、加工位置111で加工
中であり、加工後に可動台114を移動させて取
出し位置113に移動させる。取出し作業は次の
ようにして行なわれる。すなわち両係合具35,
36が非係合状態において、駆動装置34を作動
させ、可動体25の第2段可動体25Bを突出動
させて(第9図実線に示すように係合具36を被
係合具37の外側に位置させる。そして電動シリ
ンダ装置29の作動により、可動枠28を一定経
路2の他端側に横移動させ、仮想線Aで示すよう
にに係合具36を被係合具37に係合させる。こ
のとき、可動枠28の横移動によつて伝動部50
が受動部46に当接し、ばね48に抗してレバー
44を揺動させロツクピン21を下降させる。こ
の状態で駆動装置34を逆作動させ、可動体25
の第2段可動体25Bを退入動させると、係合具
36と被係合具37が係合していることからパレ
ツト9は一体に移動し、以つて支持ローラ15と
ガイドローラ17に支持案内されながら仮想線B
で示すように支持案内装置11上に引込まれる。
その後、電動シリンダ装置29の逆作動により、
可動枠28を一定経路2の一端側に横移動させて
被係合具37から係合具36を離脱させる。この
ときの横移動によつて受動部46に対して伝動部
50が離間移動し、ばね48によつてレバー44
が揺動してロツクピン21を上昇させ、このロツ
クピン21をロツク孔24に嵌合させてパレツト
9を台車1側にロツクする。この後、ロツクピン
21を上昇させてロツク孔24に嵌合させ、パレ
ツト9を台車1側にロツクする。このとき空にな
つた可動台114は機械台110上を移動し、受
入れ位置112に停止される。次に可動枠28を
一定経路2の一端側にさらに横移動させ、仮想線
Cで示すように支持案内装置10で支持してなる
パレツト9の被係合具38に係合具35を係合さ
せる。このとき前述と同様にしてロツクピン20
が下降され、パレツト9のロツクが解除される。
そして可動体25を突出動させ、仮想線Dで示す
ようにパレツト9を受入れ位置112の可動台1
14上に押込む。次いで可動枠28を他端側に横
移動させて被係合具38から係合具35を抜出さ
せたのち可動体25を退入動させる。可動台11
4は加工位置111に移動され、加工装置4によ
る新たな加工作業が遂行される。台車1は段取り
装置3へと走行され、加工済みの被加工物を保持
してなるパレツト9が該段取り装置3に渡され、
また新たなパレツト9を受取る。
る。被加工物(素材)は、段取り装置3に位置さ
せたパレツト9の治具115に対して取付けられ
る。そして台車1を走行停止させ、一端側の支持
案内装置10を段取り装置3に対向させる。そし
て可動体25を利用してパレツト9を支持案内装
置10上に引込むのであり、その引込み作業は加
工装置4やプール部5からの取出し作業と同じで
あることから、ここでは省略する。パレツト9を
引込んだのちにロツクピン20が上昇(後述す
る。)され、ロツク孔24に嵌合させることによ
つてパレツト9は台車1側にロツクされる。次い
で台車1を走行させ、パレツト9を支持してなる
支持案内装置10を受入れ位置112に対向させ
る。このとき他方の空の支持案内装置11は取出
し位置113に対向する。その際に、加工済の被
加工物を保持してなるパレツト9が可動台114
と共に取出し位置113にきている。なお台車1
が早く到達したときには、加工位置111で加工
中であり、加工後に可動台114を移動させて取
出し位置113に移動させる。取出し作業は次の
ようにして行なわれる。すなわち両係合具35,
36が非係合状態において、駆動装置34を作動
させ、可動体25の第2段可動体25Bを突出動
させて(第9図実線に示すように係合具36を被
係合具37の外側に位置させる。そして電動シリ
ンダ装置29の作動により、可動枠28を一定経
路2の他端側に横移動させ、仮想線Aで示すよう
にに係合具36を被係合具37に係合させる。こ
のとき、可動枠28の横移動によつて伝動部50
が受動部46に当接し、ばね48に抗してレバー
44を揺動させロツクピン21を下降させる。こ
の状態で駆動装置34を逆作動させ、可動体25
の第2段可動体25Bを退入動させると、係合具
36と被係合具37が係合していることからパレ
ツト9は一体に移動し、以つて支持ローラ15と
ガイドローラ17に支持案内されながら仮想線B
で示すように支持案内装置11上に引込まれる。
その後、電動シリンダ装置29の逆作動により、
可動枠28を一定経路2の一端側に横移動させて
被係合具37から係合具36を離脱させる。この
ときの横移動によつて受動部46に対して伝動部
50が離間移動し、ばね48によつてレバー44
が揺動してロツクピン21を上昇させ、このロツ
クピン21をロツク孔24に嵌合させてパレツト
9を台車1側にロツクする。この後、ロツクピン
21を上昇させてロツク孔24に嵌合させ、パレ
ツト9を台車1側にロツクする。このとき空にな
つた可動台114は機械台110上を移動し、受
入れ位置112に停止される。次に可動枠28を
一定経路2の一端側にさらに横移動させ、仮想線
Cで示すように支持案内装置10で支持してなる
パレツト9の被係合具38に係合具35を係合さ
せる。このとき前述と同様にしてロツクピン20
が下降され、パレツト9のロツクが解除される。
そして可動体25を突出動させ、仮想線Dで示す
ようにパレツト9を受入れ位置112の可動台1
14上に押込む。次いで可動枠28を他端側に横
移動させて被係合具38から係合具35を抜出さ
せたのち可動体25を退入動させる。可動台11
4は加工位置111に移動され、加工装置4によ
る新たな加工作業が遂行される。台車1は段取り
装置3へと走行され、加工済みの被加工物を保持
してなるパレツト9が該段取り装置3に渡され、
また新たなパレツト9を受取る。
次に段取り装置3部の作業を説明する。加工物
を保持してなるパレツト9を引込んだ台車1は走
行され、そして空の段取り装置3に支持案内装置
11を対向させて停止される。このとき段取り装
置3においては、中継装置105に対して支持案
内装置80〜83が連続状で対向しており、また
ロツクピン93は上昇突出している。この状態で
可動体25の横移動により被係合具37に係合具
36を係合させると共に、前述と同様にしてロツ
クピン21を下降させる。そして可動体25を突
出動させ、支持案内装置11上のパレツト9を、
中継装置105を介して支持案内装置80〜83
上へ移し、固定ストツパ84へ接当させる。前述
した可動体25の突出動が行なわれるとき、先ず
第2段可動体25Bの側面が受動ローラ97に接
当してレバー96を揺動させ、これにより押引き
杆100を引いて第1リンク99、横軸98を介
して第2リンク102を下方揺動させ、ロツクピ
ン93を弾性に抗して下降させる。これにより前
述したパレツト9の移入は何んら支障なく行なえ
る。その後、可動枠28を横移動させて被係合具
37から係合具36を離脱させる。すると受動ロ
ーラ97から第2段可動体25Bが離間すること
になり、以つてロツクピン93は弾性力により上
昇してロツク孔24に嵌合し、パレツト9をター
ンテーブル72側に固定する。可動体25も退入
させたのち、治具115からの加工物の取外しと
治具115への被加工物の取け付が行なわれる。
すなわち、先ず一定経路2とは反対側の作業部に
対向する一側面に対して取外しと取付けが行なわ
れる。そして踏み体90を踏むことによつてスト
ツパ86を下降させた状態で、取手79を介して
ターンテーブル72を縦軸心71の周りに回転さ
せる。この回転は90度に亘つて行なわれ、そして
踏みを解除することによつて、上昇するストツパ
86が対向する係合孔91に係合することにな
る。このようにして四側面に対して順次、取外し
と取付けとが行なわれる。被加工物を段取りして
なるパレツト9の台車1への乗り移しは前述とは
逆操作により行なわれるのであり、その際に可動
体25の係合側への横移動により両ロツクピン2
1,93が下降することになる。
を保持してなるパレツト9を引込んだ台車1は走
行され、そして空の段取り装置3に支持案内装置
11を対向させて停止される。このとき段取り装
置3においては、中継装置105に対して支持案
内装置80〜83が連続状で対向しており、また
ロツクピン93は上昇突出している。この状態で
可動体25の横移動により被係合具37に係合具
36を係合させると共に、前述と同様にしてロツ
クピン21を下降させる。そして可動体25を突
出動させ、支持案内装置11上のパレツト9を、
中継装置105を介して支持案内装置80〜83
上へ移し、固定ストツパ84へ接当させる。前述
した可動体25の突出動が行なわれるとき、先ず
第2段可動体25Bの側面が受動ローラ97に接
当してレバー96を揺動させ、これにより押引き
杆100を引いて第1リンク99、横軸98を介
して第2リンク102を下方揺動させ、ロツクピ
ン93を弾性に抗して下降させる。これにより前
述したパレツト9の移入は何んら支障なく行なえ
る。その後、可動枠28を横移動させて被係合具
37から係合具36を離脱させる。すると受動ロ
ーラ97から第2段可動体25Bが離間すること
になり、以つてロツクピン93は弾性力により上
昇してロツク孔24に嵌合し、パレツト9をター
ンテーブル72側に固定する。可動体25も退入
させたのち、治具115からの加工物の取外しと
治具115への被加工物の取け付が行なわれる。
すなわち、先ず一定経路2とは反対側の作業部に
対向する一側面に対して取外しと取付けが行なわ
れる。そして踏み体90を踏むことによつてスト
ツパ86を下降させた状態で、取手79を介して
ターンテーブル72を縦軸心71の周りに回転さ
せる。この回転は90度に亘つて行なわれ、そして
踏みを解除することによつて、上昇するストツパ
86が対向する係合孔91に係合することにな
る。このようにして四側面に対して順次、取外し
と取付けとが行なわれる。被加工物を段取りして
なるパレツト9の台車1への乗り移しは前述とは
逆操作により行なわれるのであり、その際に可動
体25の係合側への横移動により両ロツクピン2
1,93が下降することになる。
前記プール部5は、夜間における無人作業や段
取り装置3における手動作業がはかどらないとき
に使用される。すなわち台車1側の前述とは同様
の作用によつて、加工装置4とプール部5との間
でのパレツト9の移動、ならびに段取り装置3と
プール部5との間でのパレツト9の移動が行なわ
れる。そしてプール部5に対してパレツト9を入
れたり出したりするのに先立つて、前述した段取
り装置3部の動作と同様にしてロツクピン57の
昇降が行なわれる。
取り装置3における手動作業がはかどらないとき
に使用される。すなわち台車1側の前述とは同様
の作用によつて、加工装置4とプール部5との間
でのパレツト9の移動、ならびに段取り装置3と
プール部5との間でのパレツト9の移動が行なわ
れる。そしてプール部5に対してパレツト9を入
れたり出したりするのに先立つて、前述した段取
り装置3部の動作と同様にしてロツクピン57の
昇降が行なわれる。
前記加工装置4の数は任意であり、異なる作業
を行なわせる場合には台車1を利用して加工装置
4間でパレツト9を移動させることも可能であ
る。また段取り装置3の数も任意であり、この場
合に、1台の段取り装置3で被加工物の取付けと
取外しとを行なつてもよいし、取付け用と取外し
用とに分けてもよい。
を行なわせる場合には台車1を利用して加工装置
4間でパレツト9を移動させることも可能であ
る。また段取り装置3の数も任意であり、この場
合に、1台の段取り装置3で被加工物の取付けと
取外しとを行なつてもよいし、取付け用と取外し
用とに分けてもよい。
発明の効果
上記構成の本発明における加工設備によると、
パレツトの被係合具に係合させてなる可動体を係
合側に横移動させて、被係合具に係合具を係合さ
せたのち、この可動体を出退移動させることによ
つて、台車と、段取り装置または加工装置または
プール部との間においてパレツトを、支持案内装
置で案内しながら受け渡すことができ、その後、
可動体を離脱側に横移動させることにより係合を
解除することができる。その際に、可動体を係合
側に横移動させたとき、連動装置を介してパレツ
トに対するロツク具を自動的に離脱動させること
ができ、また可動体を離脱側に横移動させたと
き、連動装置を介してロツク具を自動的に係合動
(ロツク動)させることができる。これにより、
台車を設けたロツク具を作動させる駆動装置を省
略することができ、その制御も省略することがで
きて全体のコストダウンが可能になる。
パレツトの被係合具に係合させてなる可動体を係
合側に横移動させて、被係合具に係合具を係合さ
せたのち、この可動体を出退移動させることによ
つて、台車と、段取り装置または加工装置または
プール部との間においてパレツトを、支持案内装
置で案内しながら受け渡すことができ、その後、
可動体を離脱側に横移動させることにより係合を
解除することができる。その際に、可動体を係合
側に横移動させたとき、連動装置を介してパレツ
トに対するロツク具を自動的に離脱動させること
ができ、また可動体を離脱側に横移動させたと
き、連動装置を介してロツク具を自動的に係合動
(ロツク動)させることができる。これにより、
台車を設けたロツク具を作動させる駆動装置を省
略することができ、その制御も省略することがで
きて全体のコストダウンが可能になる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は正面図、第3図は要部の平面図、第
4図は台車の側面図、第5図は同要部の縦断側面
図、第6図は第5図における−断面図、第7
図はプール部の正面図、第8図は段取り装置の正
面図、第9図は作用説明図である。 1…台車、2…一定経路、3…段取り装置、4
…加工装置、5…プール部、9…パレツト、1
0,11…支持案内装置、20,21…ロツクピ
ン(ロツク具)、24…ロツク孔、25…可動体、
25B…第2段可動体、28…可動枠、35,3
6…係合具、37,38…被係合具、39,40
…連動装置、43,44…レバー、45,46…
受動部、49,50…伝動部、57…ロツクピン
(ロツク具)、58…連動装置、72…ターンテー
ブル、73…ターンテーブル位置決め装置、74
…パレツト位置決め装置、93…ロツクピン(ロ
ツク具)、94…連動装置。
図、第2図は正面図、第3図は要部の平面図、第
4図は台車の側面図、第5図は同要部の縦断側面
図、第6図は第5図における−断面図、第7
図はプール部の正面図、第8図は段取り装置の正
面図、第9図は作用説明図である。 1…台車、2…一定経路、3…段取り装置、4
…加工装置、5…プール部、9…パレツト、1
0,11…支持案内装置、20,21…ロツクピ
ン(ロツク具)、24…ロツク孔、25…可動体、
25B…第2段可動体、28…可動枠、35,3
6…係合具、37,38…被係合具、39,40
…連動装置、43,44…レバー、45,46…
受動部、49,50…伝動部、57…ロツクピン
(ロツク具)、58…連動装置、72…ターンテー
ブル、73…ターンテーブル位置決め装置、74
…パレツト位置決め装置、93…ロツクピン(ロ
ツク具)、94…連動装置。
Claims (1)
- 1 被加工物をパレツトと共に移動させて加工を
行なう加工設備であつて、一定経路上を往復走行
自在な台車を設け、一定経路の側部に段取り装置
と加工装置とプール部とを配設し、前記台車の上
部に、一定経路方向とは直交する方向にパレツト
を移動案内する支持案内装置を設け、この支持案
内装置の側部に、一定経路方向とは直交する方向
に出退自在で且つ一定経路方向に横移動自在な可
動体を設け、この可動体の側部に、該可動体の横
移動により前記パレツトの側部に設けた被係合具
に係脱自在な係合具を設け、前記台車に、パレツ
トに係脱自在なロツク具と、前記可動体の係合側
横移動によりロツク具を離脱動させ且つ離脱側横
移動によりロツク具を係合動させる連動装置とを
設けたことを特徴とする加工設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2890785A JPS61188043A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 加工設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2890785A JPS61188043A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 加工設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188043A JPS61188043A (ja) | 1986-08-21 |
JPH034350B2 true JPH034350B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=12261473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2890785A Granted JPS61188043A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 加工設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61188043A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083670A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Makino J Kk | パレット搬送装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3665673B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2005-06-29 | 株式会社森精機製作所 | パレットプール式機械加工装置 |
US5810541A (en) * | 1996-05-21 | 1998-09-22 | International Paper Box Machine Co., Inc. | Apparatus and method for manually exchanging pallets |
DE102019200661A1 (de) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | Deckel Maho Pfronten Gmbh | Werkzeugmaschine zum spanenden bearbeiten eines werkstücks |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2890785A patent/JPS61188043A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083670A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Makino J Kk | パレット搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61188043A (ja) | 1986-08-21 |
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