JP5350014B2 - ワーク支持台及びそれを用いた組付設備 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のエンジンブロックなどのワークを姿勢変更可能に支持した状態で、エンジン組付ライン等の生産ラインに供されるワーク支持台、および、このワーク支持台を用いた組付設備に関する。
例えば、自動車のエンジンの生産ラインには、エンジンブロックに対してチェーンカバー、オイルパン、ヘッドカバーといった各種部品を組付ける組付ラインが含まれる。この種の組付ラインは、通常、ワーク(エンジンブロック)を支持した搬送パレットを各種部品の作業エリアに沿って搬送し、各作業エリアでそれぞれ所定の部品を組付けてゆくものであるが、部品の種類によってワークに対する組付方向が異なるため、作業性等の点から、各作業エリアでは、部品の組付を行い易い姿勢でワークを支持する必要がある。そのため、ワークを支持する搬送パレットには、ワークの姿勢を変更して支持できる機能が求められる。
例えば、下記の特許文献1には、ワーク(エンジンブロックEg)を鉛直方向に移動可能に、かつ、水平方向の回転軸O回りに回転可能に支持することができるパレットが記載されている。このパレットは、本体1と、本体1に対して鉛直方向に摺動可能に取付けられた支柱2と、支柱2に対して回転軸O回りに回転可能に取付けられたワーク保持部3とを備えており、ワークであるエンジンブロックEgはワーク保持部3のワーク取付ブラケット34にボルトで締結され、片持ち的に支持される(図2等参照)。ワーク保持部3に保持されたエンジンブロックEgは、リフタLfによって鉛直方向に所望位置まで移動可能であり、また、作業に適した所望の姿勢となるように回転軸O回りに回転可能である。
特開2007−203385号公報
特許文献1のパレットは、ワーク(エンジンブロックEg)をワーク保持部3にボルトで締結して支持する構成であるため、パレットに対するワークの着脱に手間が掛かり、作業性の点で改善すべき余地がある。
本発明の課題は、ワークを姿勢変更可能に支持することができ、かつ、ワークを容易に着脱することができるワーク支持台を提供することである。
本発明の他の課題は、搬送装置による搬送と、床面走行の双方に適したワーク支持台を提供することである。
本発明の更なる課題は、組付作業の作業性が良く、前後工程との連携が円滑な組付設備を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、起伏のある外面を有するワークを支持するためのワーク支持台であって、基台と、基台に装着された一対のアームと、一対のアームにそれぞれ回転可能に装着され、ワークの外面形状に適合する支持面を有するアタッチメントとを備え、一対のアームに装着されたアタッチメントの支持面でワークの外面を挟持することにより、ワークを基台上で水平面と交差する方向に回転可能に支持し、一対のアームは、それぞれ、アタッチメントがワークに対して接近離反移動できるように、基台に可動に装着されていると共に、アタッチメントの支持面でワークの外面を挟持した状態でアームを保持するアーム保持機構を備え、かつ、基台に着脱自在に装着された構成を提供する。本明細書において、「水平面と交差する方向」には、水平面と直交する方向(鉛直面内)と、水平面に対して90度未満の角度で傾斜した方向(傾斜面内)が含まれる。
ワークの起伏状の外面形状に適合するアタッチメントの支持面でワークの外面を挟持することにより、ワークを安定した姿勢で支持することができると共に、ボルト締結等による支持構造に比べ、ワークの着脱に要する手間を大幅に削減することができる。また、アタッチメントはアームに回転可能に装着されているので、ワークをアタッチメントと伴に回転させることで、ワークの姿勢を所望の姿勢に変更することができる。さらに、一対のアームを、それぞれ、アタッチメントがワークに対して接近離反移動できるように、基台に可動に装着しているので、アタッチメントによるワークの挟持・開放操作が容易になると共に、アーム保持機構によりワークの挟持状態を保持して、ワークを安定して支持することができる。また、一対のアームは、それぞれ、基台に着脱自在に装着されているので、外面形状が異なるワークに対して、基台はそのままで、一対のアームをアタッチメントと伴に交換することで対応することが可能となる。
上記構成において、基台は、ワークを支持部材で支持した搬送パレットを載置する載置台と、載置台を昇降駆動する昇降機構とを備えたものとすることができる。これにより、ワークを搬送パレットと伴に前工程から受け取り、また、ワーク(組付体)を搬送パレットと伴に後工程に受け渡すことができるので、工程間でのワークの受け取り・受け渡しを簡易かつ円滑に行うことが可能となる。また、アタッチメントでワークを狭持した状態で、昇降機構により載置台を下降させ、載置台に載置された搬送パレットを支持部材と伴に下降させることで、搬送パレットの支持部材によるワークの支持を開放して、ワークを回転可能な状態にすることができる。
上記構成において、基台は、床部に載置される載置面と、載置面に対して下方に突出した突出位置と上方に退入した退入位置との間で移動可能な車輪と、車輪を上記突出位置と上記退入位置とに切替えて保持する車輪切替機構とを備えたものとすることができる。本明細書において、「床部」には、床面や、床面に設置された搬送装置などが含まれる。車輪切替機構により、車輪を上記突出位置と上記退入位置とに切替えて保持することで、搬送装置等に載置して搬送する使用態様と、床面等を車輪で走行する使用態様を、同じワーク支持台で兼用することができる。
また、本発明は、上記課題を解決するため、起伏のある外面を有するワークに部品を組付けて組付体を生産する組付設備であって、ワークを支持部材で支持した搬送パレットを搬送する供給側搬送装置と、供給側搬送装置から搬送パレットが移載供給されるワーク支持台と、ワーク支持台を複数の作業エリアに沿って搬送する主搬送装置と、複数の作業エリアを経て生産された組付体を支持した搬送パレットをワーク支持台から移載排出する排出側搬送装置とを備え、ワーク支持台は、基台と、基台に装着された一対のアームと、一対のアームにそれぞれ回転可能に装着され、ワークの外面形状に適合する支持面を有するアタッチメントと、搬送パレットを載置する載置台と、載置台を昇降駆動する昇降機構とを備え、ワークの姿勢変更が必要な所定の作業エリアにおいて、一対のアームに装着されたアタッチメントの支持面でワークの外面を挟持すると共に、昇降機構により、載置台に載置された搬送パレットを支持部材と伴に下降させて、支持部材によるワークの支持を開放し、ワークをアタッチメントと伴に水平面と交差する方向に回転させて、ワークを所定の変更姿勢で支持し、ワーク支持台の一対のアームは、それぞれ、基台に着脱自在に装着されていると共に、該基台は、アタッチメントの支持面でワークの外面を挟持できるように一対のアームを相対向した位置に装着する第1装着部と、一対のアームを相並列した位置に装着する第2装着部とを備え、一対のアームは第2装着部に装着された時、ワーク支持台を車輪で走行させる際のハンドルとなる構成を提供する。ここで、「作業エリア」には、部品の組付を行うエリアの他、所要の検査や測定等を行うエリアも含まれる。
上記構成によれば、ワーク支持台に対するワークの着脱が容易であると共に、所定の作業エリアでワークを回転させて所望の姿勢に変更することができる。また、ワークを搬送パレットと伴に供給側搬送装置からワーク支持台に移載供給し、また、ワーク(組付体)を搬送パレットと伴にワーク支持台から排出側搬送装置に移載排出するので、前後工程との間のワークの受け取り・受け渡しを簡易かつ円滑に行うことができる。そして、これらの効果により、組付作業の作業性が高く、前後工程との連携が円滑な組付設備を提供することができる。また、第2装着部に装着された一対のアームを、ワーク支持台を車輪で走行させる際のハンドルとして用いるこれにより、作業者がワーク支持台を車輪走行させる際の作業性を高めることができる。
上記構成において、ワーク支持台を、搬送パレットの上記移載排出位置から上記移載供給位置に返送するための返送部を設け、返送部に、部品を保管する部品ステーションを配設すると共に、ワーク支持台に、部品ステーションに保管されている部品から選択された、ワークに組付けるべき所定の部品を搭載する部品搭載部を設けても良い。ワーク支持台を返送部に沿って返送する際に、返送部に配設された部品ステーションから次のワークに組付けるべき所定の部品を選択して、ワーク支持台の部品搭載部に予め搭載しておくことにより、組付作業の際の部品準備時間を短縮して、作業の効率化を図ることができる。また、作業エリアに部品供給エリアを設ける必要がなくなり、あるいは、部品供給エリアを設ける場合でも、そのエリア面積を小さくできるので、省スペース化を図ることができる。
上記構成において、ワーク支持台の基台は、床部に載置される載置面と、載置面に対して下方に突出した突出位置と上方に退入した退入位置との間で移動可能な車輪と、車輪を上記突出位置と上記退入位置とに切替えて保持する車輪切替機構とを備え、主搬送装置での搬送時は、車輪切替機構により車輪を上記退入位置に保持して、ワーク支持台を基台の載置面で主搬送装置上に載置し、返送部での返送時は、車輪切替機構により車輪を突出位置に保持して、ワーク支持台を車輪で走行可能にするようにしても良い。これにより、ワーク支持台を主搬送装置で安定して搬送することができると共に、返送部では、ワーク支持台を車輪走行台車として用いることができるので、返送部に大掛かりな搬送設備を設ける必要がなく、設備全体を簡素化することができる。
本発明によれば、ワークを姿勢変更可能に支持することができ、かつ、ワークを容易に着脱することができるワーク支持台を提供することができる。
また、本発明によれば、搬送装置による搬送と、床面走行の双方に適したワーク支持台を提供することができる。
さらに、本発明によれば、組付作業の作業性が良く、前後工程との連携が円滑な組付設備を提供することができる。
実施形態に係るワーク支持台Sの全体構成を示す斜視図である。 ワーク支持台Sの正面図である。 ワーク支持台Sの側面図である。 基台の第1装着部の周辺部を拡大して示す断面図である。 車輪及び車輪切替機構の周辺部を拡大して示す側面図である。 図5のI-I断面図(a図)、II-II断面図(b図)である。 車輪の周辺部を拡大して示す側面図である。 足踏みレバー周辺部を拡大して示す平面図である。 基台の上部に配設されたストッパを上下方向に作動させる作動機構を拡大して示す側面図である。 ガイドローラの周辺部を拡大して示す平面図(a図)、断面図(b図)である。 ワーク支持台Sを用いて、ワークの姿勢を変更する態様を示す正面図である。 一対のアームを第2装着部に装着した状態のワーク支持台Sを示す斜視図である。 実施形態に係る組付設備の全体構成を概念的に示す図である。 台車導入部を示す平面図である。 台車導入部を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、この実施形態に係るワーク支持台Sの全体構成を示している。このワーク支持台Sは、例えば、自動車のエンジンブロック(ワークW)にチェーンカバー、オイルパン、ヘッドカバーといった各種部品を組付ける際に使用されるもので、基台1と、基台1に着脱自在に装着された一対のアーム2と、一対のアーム2にそれぞれ回転機構3を介して回転可能に装着されたアタッチメント4とを主要な構成要素とする。
基台1は、鋼角材、鋼管材、鋼板材などの構造材で略直方体に構成された骨組構造を主体とし、この骨組構造に、一対のアーム2を着脱自在に装着する第1装着部1a及び第2装着部1bと、搬送パレット5を載置する載置台1cと、載置台1cを昇降駆動する昇降機構A(図2参照)と、車輪1e及び車輪切替機構Bとを主に配備したものである。
搬送パレット5は、パレット5a上に複数の支持部材5bでワークWを下方から支持した構成を有し(図2参照)、この搬送パレット5を、図1に示すX方向に、基台1の載置台1cに供給し、また、載置台1cから排出するために、骨組構造上部のX方向両端部にそれぞれ搬送手段、例えばローラコンベア1gが並列配置され、載置台1cの上部に搬送手段、例えばローラコンベア1hが並列配置されている。また、骨組構造上部には、搬送パレット5と当接可能なストッパ1iが配設されている(搬送パレット5を載置台1cから排出する際、ストッパ1iは後述する作動機構Cによって下降する)。尚、搬送パレット5の供給・排出時、一対のアーム2は第1装着部1aから取外され、第2装着部1bに装着される(図12参照)。
ワークW(エンジンブロック)の外面は起伏のある形状を有し、アタッチメント4は、ワークWの外面形状に適合する起伏形状の支持面4aを有している。換言すれば、アタッチメント4の支持面4aはワークWの外面形状を転写した形状を有し、アタッチメント4をワークWに接触させると、その支持面4aがワークWの外面形状に倣い密着して、アタッチメント4に対するワークWの相対移動を規制する。また、アタッチメント4は、回転機構3により、アーム2に対して回転可能であると共に、所定の回転方向位置を保持可能である。この例では、図1及び図2の左側の回転機構3に、アタッチメント4の回転操作に用いるハンドル3aと、アタッチメント4を所定の回転方向位置に保持する保持部3bとを設けている。保持部3bは、回転機構3の回転可動部に回転方向に所定ピッチで設けられたピン穴や凸部等と係合することで、アタッチメント4を所定の回転方向位置に保持するものであるが、図示及び詳細説明は省略する。尚、アタッチメント4はワークWの傷付き等を防止するため、合成樹脂や硬質ゴム等の弾性材で形成するのが好ましい。また、一対のアーム2には、それぞれ、アーム2を着脱操作や揺動操作する際に利用する取手2aが設けられている。
ワークWをアタッチメント4で支持する時、一対のアーム2はそれぞれ第1装着部1aに装着される。図2に示すように、各アーム2は、アタッチメント4がワークWに対して接近離反移動できるように、第1装着部1aに揺動可能に装着されており、アタッチメント4によりワークWを挟持する時は、アタッチメント4が相互に接近する方向にアーム2を揺動させ、アタッチメント4によるワークWの挟持を開放する時は、アタッチメント4が相互に離反する方向にアーム2を揺動させる。アーム2の揺動は、アタッチメント4の支持面4aでワークWの外面を挟持した状態で、後述するアーム保持機構Dにより規制される。
昇降機構Aは、アクチュエータ、例えばエアシリンダA1と、載置台1cの昇降移動を案内するガイドA2とを備えている。エアシリンダA1の上昇作動により、載置台1cは、搬送パレット5の供給・排出が可能な位置(図2に示す位置)まで上昇し、また、アタッチメント4でワークWを挟持した状態で、エアシリンダA1が下降作動することにより、載置台1cは搬送パレット5と伴に下降して、支持部材5bによるワークWの支持が開放されると共に、ワークWの回転に伴うワークWと支持部材5bとの干渉が回避される。
図4は、第1装着部1aの周辺部を拡大して示している。第1装着部1aは、アーム2の外径に適合する内径を有する筒状(この例では角筒状)のもので、基台1に枢軸1a1で揺動可能に装着されている。また、第1装着部1aの内部には、位置決めピン1a2が固定されており、アーム2を第1装着部1aに挿入した時、この位置決めピン1a2がアーム2の下端部に設けられた位置決め穴2bに嵌合することで、第1装着部1aに対するアーム2の位置決めが行われる。
第1装着部1aの一側面の側には、アタッチメント4の支持面4aでワークWを挟持した状態で、アーム2を保持可能なアーム保持機構Dが設けられている。アーム保持機構Dは、第1装着部1aの一側面に摺動自在に配置された可動部材D1と、基台1に装着され、第1装着部1aの一側面と対向して位置する固定側部材、例えば空転可能なローラD2とで構成される。可動部材D1の一側面には、下方に向かって傾斜した傾斜面D11が設けられている。アタッチメント4がワークWから離反する方向にアーム2を揺動させた状態では、可動部材D1はローラD2の上部に乗っているが、アタッチメント4がワークWに接近する方向にアーム2を揺動させる過程で、可動部材D1の下端がローラD2の外周面から外れると、可動部材D1が自重で下方に摺動して、傾斜面D11がローラD2の外周面と接触する。そして、アタッチメント4の支持面4aがワークWの外面に密着する位置までアーム2を揺動させた状態で可動部材D1を下方に押し込むと、傾斜面D11がローラD2の外周面に圧接することによるくさび作用で、第1装着部1a及びアーム2がその位置に保持される。また、この状態から、可動部材D1を押し上げて、傾斜面D11をローラD2の外周面から外すと、アタッチメント4がワークWから離反する方向にアーム2が揺動可能になる。
図5〜図8は、車輪1e及び車輪切替機構Bの周辺部を拡大して示している。基台1は搬送装置等に載置される載置面1kを備えており、車輪1eは、載置面1kに対して下方に突出した突出位置と上方に退入した退入位置との間で移動可能に配設されている。車輪1eの移動と、突出位置及び退入位置での保持は車輪切替機構Bによって行われる。
車輪切替機構Bは、一端部が基台1に枢軸B11で回動可能に装着された一対(図1参照)の側板B1と、一対の側板B1の他端部同士を連結する足踏み板B2と、各側板B1の内側面にそれぞれ枢軸B31{図6(b)参照}で回動可能に装着されると共に、基台1に枢軸B33で回動可能に装着された車輪取付板B3と、一方の側板B1の内側面に枢軸B41で回動可能に装着されたロック爪B4(図7参照)とを主要な要素として構成される。図5における図示左側の車輪1eは、側板B1の一端部に設けられた車輪取付部B12に取付けられ{図6(a)}、図示右側の車輪1eは、車輪取付板B3に設けられた車輪取付部B32に取付けられる{図6(b)}。
図5に示すように、足踏み板B2を踏み込んで、一対の側板B1を枢軸B11回りに同図で時計方向に回動させると、車輪1eが載置面1kに対して下方に突出した突出位置に移動し、この状態から、足踏み板B2を上げて、一対の側板B1を枢軸B11回りに同図で反時計方向に回動させると、車輪1eが載置面1kに対して上方に退入した退入位置に移動する。
図7に示すように、突出位置での車輪1eの保持は、ロック爪B4が基台1の下部の構造材と係合することによりなされる。ロック爪B4は、その上部一端側部分で枢軸B41に枢着されており、ロック爪B4の自重により、同図で時計方向の回転モーメントが常時作用しているが、ロック爪B4の同方向への回動は第1ストッパB42により規制される。そして、側板B1が枢軸B11回りに時計方向に回動して、車輪1eが突出位置まで移動すると、ロック爪B4は自律的に基台1の構造材と係合する。これにより、側板B1の反時計方向への回動が規制されて、車輪1eが突出位置に保持される。
ロック爪B4と基台1の構造材との係合は、図7及び図8に示す足踏みレバーB5を操作することにより開放することができる。足踏みレバーB5は、足踏み板B2に回動ピン部B51で枢着され、回動ピン部B51を回動中心として図8の紙面と直交する方向に回動可能である。また、足踏みレバーB5は、作業者が足で操作する操作部B52と、ロック爪B4に設けられた係合ピンB43と係合可能な係合部B53と、足踏み板B2と係合可能なストッパピンB54とを備えている。作業者が操作部B52を踏み込むと、足踏みレバーB5が回動ピン部B51を回動中心として回動し、係合部B53がロック爪B4の係合ピンB43と係合して、ロック爪B4を図7で反時計方向に回動させる。これにより、ロック爪B4と基台1の構造材との係合が外れ、側板B1が図5で反時計方向に回動可能となり、車輪1eの突出位置での保持が開放される。
一方、図1及び図5に示すように、一対の側板B1はそれぞれ弾性部材、例えばスプリングB6で基台1の上部に連結されており、ロック爪B4が基台1の構造材から外れると、一対の側板B1はスプリングB6の弾性力により図5の反時計方向に回動する。これにより、車輪1eは上昇して、載置面1kに対して上方に退入した退入位置に保持される。尚、この側板B1の回動動作は、スプリングB6の弾性力だけで行われるものであっても良いし、スプリングB6の弾性力と作業者による足踏み板B2の持ち上げ力との協働で行われるものであっても良い。
図9は、基台1の上部に配設されたストッパ1iを上下方向に作動させる作動機構Cを示している。ストッパ1iは、上下方向にスライド自在に配置されたスライド部材C1に連結され、スライド部材C1のスライド移動に伴って基台1の上部に対して出没する。スライド部材C1は、リンク機構C2を介して開放ペダルC3に連結されると共に、弾性部材、例えばスプリングC4を介して基台1に連結される。作業者が開放ペダルC3を踏み込むと、スライド部材C1がリンク機構C2により引っ張られて下方にスライド移動し、これにより、ストッパ1iが基台1の上部に対して没入する。一方、作業者が開放ペダルC3を開放すると、スライド部材C1がスプリングC4の弾性力により引っ張られて上方にスライド移動し、これにより、ストッパ1iが基台1の上部に対して突出する。従って、搬送パレット5を載置台1cに供給する際、搬送パレット5をストッパ1iと当接させることによって、搬送パレット5を供給方向に位置決めすることができ、また、搬送パレット5を載置台1cから排出する際は、開放ペダルC3を操作して、ストッパ1iを基台1の上部に対して没入させることによって、搬送パレット5を排出可能にすることができる。
さらに、この実施形態では、上下動可能なガイドローラ1mを基台1の下部に配設している。図10に拡大して示すように、ガイドローラ1mは、ガイド部材1m1に上下方向に摺動自在に挿入された軸部1m2と、軸部1m2の下端部に回転自在に装着されたローラ1m3と、軸部1m2及びローラ1m3の上下動を制御する制御片1m4とを備えている。ガイド部材1m1は、基台1の下部の構造材に固定され(図1も参照)、制御片1m4は、連結棒1m5を介して側板B1の車輪取付部B12{図6(a)}と車輪取付板B3の車輪取付部B32{図6(b)}に連結される。制御片1m4の先端部1m41は二股状に分岐して軸部1m2に外装され、軸部1m2に設けられた制御ピン1m21と係合可能である。また、制御片1m4の先端部1m41の基端部分には、ガイドピン1m42が立設されている。車輪1eを車輪切替機構Bにより突出位置に保持した状態では、軸部1m2は自重及びローラ1m3の重量によってガイド部材1m1を下方に摺動し、制御ピン1m21が制御片1m4の先端部1m41に当接した位置で停止する。この時、ローラ1m3は、基台1の載置面1kに対して下方に突出した状態になる(下端位置)。一方、車輪1eを車輪切替機構Bにより退入位置に移動させると、車輪1eの退入移動に伴い、車輪取付部B12と車輪取付部B32とに連結された連結棒1m5が上方に移動し、さらに、連結棒1m5に連結された制御片1m4が上方に移動する。そして、制御片1m4の上方移動に伴い、軸部1m2の制御ピン1m21が制御片1m4の先端部1m41によって上方に持ち上げられ、軸部1m2及びローラ1m3が上方へ移動する(上端位置)。車輪1eを車輪切替機構Bにより退入位置に保持した時、ガイドローラ1mのローラ1m3は、基台1の載置面1kに対して上方に退入した状態になる。
この実施形態のワーク支持台Sは、エンジンブロック等のワークWを鉛直面内で回転させて、所望の姿勢で支持することができる。例えば、図11に示すように、エンジンの組付ラインにおいて、ワークW(エンジンブロック)にチェーンカバーW1を組付ける作業エリアでは、チェーンカバーW1を組付ける側部が上を向く姿勢でワークWを支持し{図11(a)}、ワークWにオイルパンW2を組付ける作業エリアでは、ワークWを回転させて、オイルパンW2を組付ける下部が上を向く姿勢でワークWを支持し{図11(b)}、ワークWにヘッドカバーW3を組付ける作業エリアでは、ワークWを回転させて、ヘッドカバーW3を組付ける上部が上を向く姿勢でワークWを支持することができる{図11(c)}。
また、この実施形態のワーク支持台Sは、図12に示すように、一対のアーム2を第1装着部1aから取外して、第2装着部1bに装着することができる。一対のアーム2を第1装着部1aから第2装着部1bに付け替えることで、載置台1cに対して、搬送パレット5を同図に示すX方向に供給・排出することができる。また、車輪1eを車輪切替機構Bにより突出位置に保持して、ワーク支持台Sを車輪走行台車として用いる場合、第2装着部1bに装着した一対のアーム2をハンドルトとして利用することができる。さらに、基台1の所定部位に部品コンテナ等を装着して部品搭載部1nを設けることにより、部品供給台車としての機能を持たせることもできる。
図13は、上述のワーク支持台Sを用いた組付設備の全体構成を概念的に示している。この実施形態の組付設備は、ワークW、例えばエンジンブロックにチェーンカバー、オイルパン、ヘッドカバーといった各種部品を組付けてエンジン組付体を生産するもので、搬送パレット5を搬送する供給側搬送装置21と、供給側搬送装置21から搬送パレット5が移載供給されるワーク支持台Sと、ワーク支持台Sを複数の作業エリアP(この例では作業エリアP1〜P12)に沿って搬送する主搬送装置22と、作業エリアP1〜P12を経て生産された組付体を支持した搬送パレット5がワーク支持台Sから移載排出される排出側搬送装置23と、供給側搬送装置21と主搬送装置22との間に配設された台車導入部24と、主搬送装置22と排出側搬送装置23との間に配設された台車導出部25と、ワーク支持台Sを、台車導出部25から台車導入部24に返送するための返送部26とを主要な要素として構成される。
主搬送装置22は、例えばフロアーコンベアで構成され、搬送パレット5が移載されたワーク支持台Sを作業者Mと伴に作業エリアP(P1〜P12)に沿って搬送し、また、作業者Mは、主搬送装置22によってワーク支持台Sと伴に搬送されながら、各作業エリアP1〜P12で所定の部品をワークWに組付けてゆく(作業エリアP1〜P12のうち一部を所要の検査のための検査エリアや所要の測定のための測定エリアとしても良い)。各作業エリアP1〜P12には、それぞれ、部品組付等に使用する作業工具や、作業内容を表示するディスプレイ等の所要の備品が配備されている。尚、これらの備品は、主搬送装置22の上方や側方の所定位置に配備され、主搬送装置22の搬送時も搬送移動はしない。
図14及び図15に示すように、台車導入部24は、床面に固設され、同図のX方向に配列された複数の駆動ローラ24aと、ワーク支持台Sの車輪1eが走行する走行レール24bと、ワーク支持台Sのガイドローラ1m(ローラ1m3)を案内するガイド溝24cとを備えている。ワーク支持台Sは、車輪1eが上記突出位置に保持され、ガイドローラ1m(ローラ1m3)が上記下端位置に保持された状態、すなわち、車輪1e及びガイドローラ1m(ローラ1m3)が基台1の載置面1kに対して下方に突出した状態で、台車導入部24に同図でY方向に導入される。ワーク支持台Sは、車輪1eで走行レール24b上を走行し、また、ガイドローラ1m(ローラ1m3)がガイド溝24cによって案内されることにより、台車導入部24に正しい姿勢で円滑に導入される{図15の右図参照}。
ワーク支持台Sを台車導入部24に導入した後、作業者が足踏みレバーB5と足踏み板B2を操作し、車輪1eを上記退入位置に移動させると同時に、ガイドローラ1mを上記上端位置に移動させると、基台1の載置面1kが駆動ローラ24bに載置される。この状態で、供給側搬送装置21からワーク支持台Sの載置台1cに搬送パレット5が移載供給させる。基台1の載置面1kが駆動ローラ24aに載置された状態で、載置台1cの高さH1(ローラ1hの外周面の位置)は供給側搬送装置21の高さH2(駆動ローラ21aの外周面の位置)と等しく(又はほぼ等しく)なる。そのため、供給側搬送装置21の駆動ローラ21aの駆動により、搬送パレット5を同図でX方向に搬送するだけで、特別な移載設備を必要とせず、搬送パレット5を供給側搬送装置21からワーク支持台Sに円滑に移載することができる。
搬送パレット5をワーク支持台Sの載置台1cに移載した後、一対のアーム2の内、搬送方向後方側のアーム2を基台1の第1装着部1aに装着し、アッタチメント4をワークWの外面に密着させて、搬送パレット5の載置台1cに対するX方向の相対移動を、搬送方向前方側のストッパ1iと、搬送方向後方側のアッタチメント4とで規制する。
その後、台車導入部24の駆動ローラ24aの駆動回転により、ワーク支持台SはX方向に搬送されて、基台1の載置面1kで主搬送装置22のフロアー面22aに乗り移る。台車導入部24の高さH3(駆動ローラ24aの外周面の位置)は主搬送装置22のフロアー面22aの高さH4と等しく(又はほぼ等しく)、駆動ローラ24aの駆動回転により、ワーク支持台Sを同図でX方向に搬送するだけで、特別な移載設備を必要とせず、ワーク支持台Sを台車導入部24から主搬送装置22に円滑に移載することができる。
図13に示すように、主搬送装置22に移載されたワーク支持台Sは、作業者Mと伴にX方向に搬送され、作業エリアP1〜P12に順次に送られてゆく。作業者Mは、所定の位置で、搬送方向前方側のアーム2も基台1の第1装着部1aに装着して、一対のアーム2のアタッチメント4でワークWの外面を挟持した状態にすると共に、昇降機構Aを作動させて、搬送パレット5を支持部材5bと伴に下降させる。そして、作業者Mは、ワークWの姿勢変更が必要な所定の作業エリアPにおいて、図11に示すような態様でワークWを回転させ、ワークWの姿勢を所望の姿勢に変更して、部品の組付等を行う。
各作業エリアP1〜P12を通過したワーク支持台Sは、ワークWに各種部品が組付けられた組付体を支持した状態となり、この状態で台車導出部25に移載される。台車導出部25の構成、および、主搬送装置22から台車導出部25へのワーク支持台Sの移載態様、台車導出部25から排出側搬送装置23への搬送パレット5の移載態様は、台車導入部24と同様であるので(移載態様は台車導入部24と逆の動作になる)、説明を省略する。
台車導出部25において、作業者は、ワーク支持台Sの昇降機構Aを作動させて、搬送パレット5を支持部材5bと伴に上昇させ、組付体を搬送パレット5の支持部材5bで支持した状態にすると共に、一対のアーム2を第1装着部1aから第2装着部1bに付け替える(図12参照)。そして、組付体を支持した搬送パレット5を排出側搬送装置23に移載した後、ワーク支持台Sの足踏み板B2を踏み込み、車輪1eを上記突出位置に移動させて走行レールに乗せると同時に、ガイドローラ1m(ローラ1m3)を上記下端位置に移動させてガイド溝に入れ、更に、基台1の第2装着部1bに装着した一対のアーム2をハンドルとして利用してワーク支持台Sを車輪走行させて、返送部26に送る。
返送部26は、ワーク支持台Sの車輪1eが走行する走行レール26aと、ワーク支持台Sのガイドローラ1m(ローラ1m3)を案内するガイド溝26bとを床面に所定方向に敷設して構成され、その一側又は両側には、部品(エンジン部品)を保管する部品ステーション26cが配備されている。また、返送部26の上流側部分には、ワーク支持台Sの返送方向に関する前後位置を反転させるための反転部Tが設けられている。作業者は、台車導出部25から導出したワーク支持台Sを、基台1の第2装着部1bに装着した一対のアーム2をハンドルとして利用して車輪走行させて反転部Tに導入し、反転部Tにて前後位置を反転させた後、引き続き、ワーク支持台Sを車輪走行させる。そして、ワーク支持台Sを車輪走行させて部品ステーション26cを通過する際に、部品ステーション26cに保管されている部品から、ワークWに組付ける所定の部品を選択して、ワーク支持台Sの基台1に設けられている部品搭載部1nに搭載し(図12参照)、このようにして、部品搭載部1nに所定の部品を搭載したワーク支持台Sを再び台車導入部24に導入する。
1 基台
1a 第1装着部
1b 第2装着部
1c 載置台
1k 載置面
1n 部品搭載部
1e 車輪
2 アーム
3 回転機構
4 アッタチメント
4a 支持面
5 搬送パレット
5b 支持部材
21 供給側搬送装置
22 主搬送装置
23 排出側搬送装置
24 台車導入部
25 台車導出部
26 返送部
26c 部品ステーション
A 昇降機構
B 車輪切替機構
D アーム保持機構
P 作用ピット
M 作業者

Claims (6)

  1. 起伏のある外面を有するワークを支持するためのワーク支持台であって、
    基台と、該基台に装着された一対のアームと、該一対のアームにそれぞれ回転可能に装着され、前記ワークの外面形状に適合する支持面を有するアタッチメントとを備え、
    前記一対のアームに装着された前記アタッチメントの支持面で前記ワークの外面を挟持することにより、該ワークを前記基台上で水平面と交差する方向に回転可能に支持し、
    前記一対のアームは、それぞれ、前記アタッチメントが前記ワークに対して接近離反移動できるように、前記基台に可動に装着されていると共に、前記アタッチメントの支持面で前記ワークの外面を挟持した状態で前記アームを保持するアーム保持機構を備え、かつ、前記基台に着脱自在に装着されていることを特徴とするワーク支持台。
  2. 前記基台は、前記ワークを支持部材で支持した搬送パレットを載置する載置台と、該載置台を昇降駆動する昇降機構とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のワーク支持台。
  3. 前記基台は、床部に載置される載置面と、該載置面に対して下方に突出した突出位置と上方に退入した退入位置との間で移動可能な車輪と、該車輪を前記突出位置と前記退入位置とに切替えて保持する車輪切替機構とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のワーク支持台。
  4. 起伏のある外面を有するワークに部品を組付けて組付体を生産する組付設備であって、
    前記ワークを支持部材で支持した搬送パレットを搬送する供給側搬送装置と、該供給側搬送装置から前記搬送パレットが移載供給されるワーク支持台と、該ワーク支持台を複数の作業エリアに沿って搬送する主搬送装置と、前記複数の作業エリアを経て生産された前記組付体を支持した前記搬送パレットを前記ワーク支持台から移載排出する排出側搬送装置とを備え、
    前記ワーク支持台は、基台と、該基台に装着された一対のアームと、該一対のアームにそれぞれ回転可能に装着され、前記ワークの外面形状に適合する支持面を有するアタッチメントと、前記搬送パレットを載置する載置台と、該載置台を昇降駆動する昇降機構とを備え、前記ワークの姿勢変更が必要な所定の前記作業エリアにおいて、前記一対のアームに装着された前記アタッチメントの支持面で前記ワークの外面を挟持すると共に、前記昇降機構により、前記載置台に載置された前記搬送パレットを前記支持部材と伴に下降させて、該支持部材による前記ワークの支持を開放し、前記ワークを前記アタッチメントと伴に水平面と交差する方向に回転させて、該ワークを所定の変更姿勢で支持し、
    前記ワーク支持台の前記一対のアームは、それぞれ、前記基台に着脱自在に装着されていると共に、該基台は、前記アタッチメントの支持面で前記ワークの外面を挟持できるように前記一対のアームを相対向した位置に装着する第1装着部と、前記一対のアームを相並列した位置に装着する第2装着部とを備え、前記一対のアームは前記第2装着部に装着された時、前記ワーク支持台を前記車輪で走行させる際のハンドルとなることを特徴とする組付設備。
  5. 前記ワーク支持台を、前記搬送パレットの前記移載排出位置から前記移載供給位置に返送するための返送部を備えており、該返送部に、部品を保管する部品ステーションが配設されていると共に、前記ワーク支持台に、前記部品ステーションに保管されている部品から選択された所定の部品を搭載する部品搭載部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の組付設備。
  6. 前記ワーク支持台の基台は、床部に載置される載置面と、該載置面に対して下方に突出した突出位置と上方に退入した退入位置との間で移動可能な車輪と、該車輪を前記突出位置と前記退入位置とに切替えて保持する車輪切替機構とを備え、
    前記主搬送装置での搬送時は、前記車輪切替機構により前記車輪が前記退入位置に保持されて、前記ワーク支持台が前記基台の前記載置面で前記主搬送装置上に載置され、前記返送部での返送時は、前記車輪切替機構により前記車輪が前記突出位置に保持されて、前記ワーク支持台が前記車輪で走行可能であることを特徴とする請求項に記載の組付設備。
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