JPH0343323A

JPH0343323A - ティッシュペーパーの小型パックのグループのハンドル形態をなす大型ユニット製品の製造装置

Info

Publication number: JPH0343323A
Application number: JP2164362A
Authority: JP
Inventors: Heinz Focke; ハインツ・フォッケ
Original assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Current assignee: Focke and Co GmbH and Co KG
Priority date: 1989-06-24
Filing date: 1990-06-25
Publication date: 1991-02-25
Anticipated expiration: 2013-06-11
Also published as: EP0405121A2; EP0405121B1; DE3940296A1; EP0405121A3; US5074096A; CA2017168A1; CA2017168C; BR9002949A; JP2763181B2; DE59008221D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ティュペーパーの小さなパックのグループの
箱詰めバンドルの形をした大型ユニットの製造工場で、
ティュペーパーを作りこれを積み重ねて束にする折畳み
機械と、その下流で上記のティュペーパーの束を薄紙で
包みティュペーパーの小さなパックを作る包装機械と、
その下流で上記中さなパックのパックグループを作るス
タッカーと、その下流で上記パックグループを薄紙で包
みバンドルを作るバンドル機械と、その下流で複数の上
記バンドルを厚紙の箱に詰め上記の紙箱を閉じ、運搬及
び貯蔵に便利な大型のユニットを作る箱詰め機械と、を
含み、上記の機械が全て化２的に関連を持っている、も
の、に関する。

［従来の技術及びその課題］ここで言う大型のユニットとは運搬、貯蔵、及び販売の
ための多数のバンドルの入ったカートンのことである。

このバンドルとは小さいパックの多数のグループからな
り、薄紙のホイルによって包まれたユニットのことで、
この小さなパックとは１０枚のティュペーパーの入った
一般的なティュペーパーのパックのことである。ティュ
ペーパーは典型的量産品なので、高速生産の製造工場が
必要で、この工場がティュペーパーの生産工程に従って
連続的に配列され互いに関連し合って運転される多数の
機械から成り立っている。この様な製造工場の１つの機
械が一時的に止まると、工場全体が止まってしまう。１
つの機械の作業停止は必ずしも故障によるものばかりで
は無く、時にはその機械の区域における流れの停滞によ
ることもある。この様な停滞は数人の人手を掛けること
によって比較的迅速に解消するが、この様な停滞は関連
する個々の機械を停止させるばかりでなく、に場全体の
生産停止に繋がることがある。しかも、高速生産のため
、少しの生産中断が大きな減産に繋がる。更に、このよ
うな高速製造工場は一旦止まると、その都度全開生産速
度に達するのが迂く、製造工場の停止による減産は予想
以上に大きい。

従って、本発明の目的は、個々の機械が不調になっとき
、たとえその工場の一部分でも生産を継続し、故障した
機械によってその上流又はその下流において、その他の
機械が止まらないようにすることの出来る手段を持った
製造工場を建設することである。

このような目的が本発明によって達成され、この発明が
、保管ユニットが生産工程で言って上記包装機械のあと
に設けられ、上記中さなパックを受取り且つこれを一侍
的に保管し、これが必要になったとき上記中さなパック
を送り戻す如くにする、ことを特徴としている。

本発明のその他の特徴的利点が従属クレームに記載され
ている。

本発明により、保管ユニットが包装機械のあとに設けら
れ、上記包装機械の下流の機械の１つか故障又は流れの
詰まりを起こしたとき、この包装機械及びこれに先行す
る折畳み機械の運転を継続し、包装機械から出てくる小
さなパックを上記の保管ユニットに送り込み、ここに−
０３的に保管するようにする。一方、上記保管ユニット
の上流に故障が発生した場合、包装機械即ち保管ユニッ
トの下流の機械の生産を継続するようにすることら出来
る。この場合は、保管ユニットの下流の機械は、上流の
故障が直るまで、保管ユニットから小さいパックの供給
を受け続けることが出来る。

製造工場の保管ユニットは場所によっては、例えば包装
機械の前には設けることが出来ない。これは、この製造
段階に於いては折り畳まれたティュペーパーが只組分け
されて束ねられただけで、まだ包まれておらず、これを
保管ユニットに入れるような操作が出来ないからである
。

故障の発生が保管ユニットの直後、即ち小さなバックの
パックグループを作るスタッカーに於いてではなく、生
産工程で言って更に下流の方で発生した場合は、保管ユ
ニットの後工程でしかも故障発生箇所の前の全ての機械
は一時的に止めなければならない。従って製造工場の隣
接する全ての２つの機械の間に保管ユニットを設ければ
良ように思われるが、これには高い資本的支出が必要で
ある。保管ユニットが本発明の提案に従って包装機械の
直後に設けられた場合を考えると、そのド流にある機械
は全て停止の後に実質的に直ちに生産速度を全開にする
ことの出来る機械ばかりで、保管ユニットの上流の機械
だけをゆっくりと加速すれば良い。従って本発明の如く
に保管ユニットを包装機械の直後に設けることによって
、製造工場の機械の１つが故障した場合の減産問題は実
質的にほぼ解決される。

本発明による実施例は、図面に示す如く、全体的に実質
的に２列の内部生産ラインを持つ製造工場のもので、例
えば折畳み機械及びその他の機械に於いて２列又は複数
列の並列作菜をしている。

この場合はその列数に応じて、保管ユニットを２系列又
は数系列作る必要がある。但し、例えば入ってくるユニ
ットからより大きなユニットを作る最後の生産機械に於
いて、これらの多数の平行な生産ラインが合流するよう
にしても差支えない。

本発明の基本設計に於いては保管ユニットが、方向変換
ローラーによって案内され且つキャリヤーを持つ環状バ
ンドによって形成されているが、これを変形して、環状
バンドの１部分を垂直又はほぼ垂直に設け、この部分の
起点に移送装置を設け、少なくとも製造工場の製造方向
の全体寸法を小型化し、この保管ユニットが既存の製造
工場に設置出来るようにすることが出来る。

環状バンドのキャリヤーの設計によっては、このキャリ
ヤーの自由端部が下を向いたり斜めになったりしない限
りに於いてのみ、この上に小さなパックを一時的に保管
することが出来る。従ってこの場合には、保管能力を増
やすために、環状ノくンドのほぼ垂直に伸びる部分の先
に水平に伸びる部分を増設すれば良い。

環状部材のキャリヤーが平滑な部材としてではなく、そ
の代わりにその自由端部に一種の突起を持つように設計
すれば、はぼ又は正確に垂直な第１の部分の先に、方向
変換ローラーを介して、第２の部分を設けることが出来
る。場所を節約するために、この第２の部分も又垂直に
案内され、第１の部分の終りから下向きに伸びるように
する。

しかしながら、キャリヤーにこのような突起を設ける場
合は、移送デバイスによって小さなバックを保管ユニッ
トの中に押し込む場合、載せるバックをこの突起の上に
持ち上げる必要がある。従って、キャリヤーにこのよう
な突起を設ける代りに、上述した環状バンドの設計に当
たって、バンド上のキャリヤーを互いに接近して設け、
隣り合う２つのキャリヤーの間にポケットを設け、この
寸法を小さなバックの寸法に合わせるようにするのが良
い。こうすれば小さなバックがこの２つのキャリヤーの
間に挟まれる形で保持され、保管ユニットの中の小さな
パックがバンドの下向きの部分又はその他の点の移動路
の中で外れて落ちることが無い。

このようなポケットに小さなパックを差し込むためには
、移送デバイスのある場所に環状バンドの後ろ側に支持
ローラーを設け、このローラーがこれに先行するローラ
ーとこれに続く方向変換ローラーとに対して方向を変更
する機能を持つようにするのが良い。このローラーをこ
のようにずらして設けることによって、環状バンドの２
つのキャリヤーの間に、移送デバイスの所で外向きに開
口するポケットを設けることが出来る。環状バンドが後
退方向に進む場合も、同じようにポケットが開くので、
−時的に保管された小さなパックを容易に取り出すこと
が出来る。このようにポケットを設けることによって、
全てのポケットが小さなパックで埋め尽くされている場
合、この環状／＜ンドを完全に１回転させても、保管ユ
ニットからこのバックが落下することが無い。この場合
は、小さなパックを保管ユニットに差し込むとき及び取
り出すときのいずれに於いても、環状バンドを１方向に
のみ回転させるようにすることが出来る。

保管ユニットの保管能力を極力上げ、且つ環状バンドの
移動速度をなるたけ遅くするためには、環状バンドの上
に数個のキャリヤーを、例えば５枚のキャリヤーを、並
べて設け、５個の小さなバックが一度に押し込まれたり
取り出されたりするようにするのが良い。比較的長い故
障に対しては、保管ユニットの保管能力を大きくしてお
くことを推奨する。多数のキャリヤーを環状バンドの上
に隣接して設ければ、保管ユニットを遅い循環速度で、
即ち各運搬工程に対して長いサイクルで運転することが
出来る。

環状バンドをこのように設計する場合、このバンドが循
環方向に対して連続して並ぶ多数の小割代状部材を持ち
、これがそれぞれ１枚のキャリヤーを持ち、環状バンド
の修理作業が個々の部材又はキャリヤーを交換すること
によって迅速に行われ、非常に時間の掛かる全面交換を
行う必要が無いようにする。更に、又この実施例に於い
ては、寸法の違った又は厚さの違う小さなバックに作業
変更する場合、キャリヤーの厚さを変えることによって
容易にこれに対応することが出来る。

非常に多数のキャリヤーを環状バンドに隣接して取り付
けるために、このバンドを平行に間隔を持って離れて設
けられる２つの部分的バンドの形に設計し、キャリヤー
が横桁部材によってこれらの部分的バンドに取り付けら
れるようにするのが良い。更に、これらの２本の部分的
バンドはキャリヤーが左右に傾いたり前後に傾斜するこ
とを防ぎ、保管ユニットの高速運転及び哨に発生する衝
撃動作によって小さなバックが外れ落ちる危険が無い。

小さなバックを保管ユニットのキャリヤーに無事故で運
搬するために、保管ユニットに取上げテーブルを設け、
特に、取り出す小さなバックを取り上げるようにするの
が良い。この取上げテーブルが小さなバックの運搬方向
に対して直角なスリットを持ち、ここに移送デバイスを
通す。このスリットは製造ラインの運搬方向で言って、
キャリヤーに対してずれて設けられ、小さなバックをキ
ャリヤーに押し込んだりこれから取り出すとき、移送デ
バイスの個々のプッシャーがキャリヤーの横を通過する
ことが出来るようにする。連合して移動するブツシャ−
の数は環状バンド上に隣り合って設けられるキャリヤー
の数に等しい。最近のティユペーハーのバックは開封）
１）を持つばかりで無く、開閉手段を持っているので、
保管ユニットの下手にテープ掛けユニットを設け、これ
によって、テープをバックに掛けると共に、開いたバッ
クを閉めることが出来るようにする。これは又バックを
初めて開く場合の掴み部分をＱ　供する。

［実施例］第１図に示す如く、本発明により構成された製造工場２
０が、ティュペーパーを製造し、これを枯重ねて東に分
ける折畳み機械２１と、その下流でこノティッシュペー
ハーの束を薄紙で包みティッシュペーパーの小さなバッ
ク３２にする包装機械２２と、その下流で出来上がった
小さなバック３２からなるパックグループを作るスタッ
カー２３と、その下流で上記パックグループを薄紙で包
みバンドルを形成するバンドル機械２４と、最後に製造
工場の末端に配置され上記バンドルをカートンに入れ、
このカートンを閉じ大型ユニットを作るカートン詰め機
械２５と、から成っている。

更に、前段階で作られた小さなバック３２にテープを掛
けるテープ掛けユニット２６がスタッカー２３の前に設
置りられる。このテープは一方では小さなバック３２の
開封（１）として、又他の一方では開封されたバックを
再び閉ざす手段として使われる。

本発明により、個々の機械２１から２５及びオプション
として包装機械のあとに設けられる機械２６からなるこ
の製造工場に、保管ユニット２７が加えられる。

第１図は、折畳み機械２１が互いに平行に走る２つのト
ラック上でティッシュペーパー又はその束を作ることを
示している。包装機械２２及びテープ掛けユニット２６
も又２つの平行なトラック上で作業を行い、最後にこの
２つのトラックの小さなバック３２がスタッカー２３の
入り口で一賭になり、小さなバック３２のグループにさ
れる。製造工場２０の次の部分、即ち、バンドル機械２
４及びカートン機械２５に於いては、只１本の作業トラ
ックがある。

工場の少なくとも最初の部分で２列トラックの作業を行
う工場に於いては、第２及び３図に示す如＜、保管ユニ
ット２７がこの２列のトラックのために設計される。

第２図は矢印Ｘの方向から見た保管ユニット２７の第１
の実施例の重要部分を示す。製造工場２０の２トラツク
に対して対で設けられた保管ユニット２７と環状バンド
２８とがこの図面によって示されている。これらの保管
ユニット２７が垂直面２９に対して対称に作られている
ので、以下の説明は右側の保管ユニット２７に就いての
み行う。

環状バンド２８が４個の方向変換ローラー３０ａから３
０ｄによって案内される。上記環状バンドが連続した多
数のキャリヤー３１を持ち、その間に、それぞれ多数の
小さなバックが既に保持されている。

第２図の実施例のキャリヤー３１は環状バンド２８の面
から単に突出したキャリヤーなので、小さなバック３２
は環状バンド２８の垂直に伸びる第１の部分２８ａと、
環状バンド２８のこれに続く水平の部分２８ｂとの区域
でのみ環状バンド３１によって運ばれる。環状バンド２
８の他の区域の部分にキャリヤー３１が示されていない
のは単に表現を簡単にするためである。図に示す如く、
方向変換ローラー３０ｄがあるので、環状バンド２８の
全長に亘すキャリャ−３１を設けることは出来ない。但
し、このローラー３０ｄが他の方向変換ローラー３０ａ
、　３０ｂ、　３０ｅと同じ側で環状バンド接触するよ
うにすれば、これも可能である。

更に、第２図は、方向変換ローラー３０ａの部分ニ於い
て、互いに隣り合って並ぶ２個の小さなバック３２ａ、
３２ｂを持つ取上げテーブル３３が模式型に示されてお
り、この場合一方の小さなバックは製造工場２０の一方
のトラックに、又他の一方のバックは他の一方のトラッ
クに属する。この取上げテーブルが前の工程の包装機械
２２からの小さなバックを受け、且つこの小さなバック
３２を次の工程のスタッカー２３に運び、更にこの小さ
なバック３２を保管ユニット２７に運ぶか又は上記保管
ユニット２７から小さなバック３２を受けとる働きをす
る。

第３図は第２図と同様の形で図示されており、保管ユニ
ット２７の別の実施例を示し、環状バンド２８がその全
長に亘ってキャリヤー３１を持っている。

しかし図面の下の部分にはキャリヤーが描かれていない
。第２図に於けると同様に、図面のキャリヤーは既に小
さなバック３２を持っている。

環状バンド２８のほぼ垂直に配置された第１の部分２８
ａに続いて更に上部方向変換ローラー３０ｂの後側に垂
直なバンド部分２８ｃがある。環状バンド２８の運搬方
向を示す矢印Ｙに対して、このバンド部分２８ｃは下向
きに移動する。ここでも２つの小さなバック３２ａ、３
２ｂが取上げテーブル３３の上に隣り合って置かれてい
る。支持ローラー３４が上記取上げテーブル３３の区域
の環状バンド２８の裏側に配置されている。支持ローラ
ー３４が方向変換ローラー　３０ａの走り出し部分と方
向変換ローラー３０ｂの走り込み部分とに対してずれて
設けられていることによって、第４図に拡大して示され
ている如く、支持ローラー３４は、その部分にある牛ヤ
リャ−３１を拡げることによって方向変換する機能を持
っている。

第４図は図面の上の部分に既に環状バンド２８によって
取上げられた多数の小さいバック３２「を示しているが
、キャリヤー全体は示されていない。

第４図の下の部分に示すキャリヤー３Ｌは一時的に保管
される小さなバックを未だ持っていたい。

更に、第４図はライン内側のブツシャ−３５ａ及びライ
ンの外側のプッシャー３５ｂの形をした移送デバイスの
輪郭を示し、前者３５ａが小さなバック３２を取上げテ
ーブル３３からキャリヤー３１に押し込み、後者３５ｂ
が小さなバックをキャリヤー３１から取上げテーブル３
３に押し出す働きをする。

第５及び６図は、方向変換ローラーとして機能する支持
ローラー３４の上を環状バンド２８が通り過ぎるとき、
キャリヤー３１がどの様に拡げられるかを詳細に示す。

しかしこの図面に於いては、ギ→・リヤー３１が設けら
れる環状バンド２８の外側に亙１、）に前後して１列に
キャリヤーが示されている。

第５及び６図に示す如く、１個の移送デバイス３５が小
さなパックをキャリヤー３１に押し出し、叉ここから取
上げテーブル３３戻す働きをする。小さなパックはこの
移送デバイスによっていずれの方向へも移動することが
出来る。従って図面に示した移送デバイス３５は第４図
の押込みデバイス３５ａの機能と押出しデバイス３５ｂ
の機能の両方を持つ。

環状バンド２８が支持ローラー３４の上を走ることによ
ってキャリヤー３２が拡がるので、２つのキャリヤー３
１の間の開き角度が大きくなり、小さなパックを移送デ
バイス３５により差し込むことが出来る。この隣り合う
キャリヤー３１が開くことにより、小さなパックをキャ
リヤー３１から取上げテーブル３３に戻すことも容易に
出来る。

第５及び６図に示す如く、この隣り合う２つのキャリヤ
ー３１の間隔は、小さなパックがこの間に差し込まれた
とき、パックがこのキャリヤー３１の間に実質的に挟み
込まれる程度の寸法である。史に、これらの図面から明
らかな如く、この環状バンド２８を小割板状部材で形威
し、これらの部材が小さなパックの厚さ及びキャリヤー
３１の厚さの和に実質的に相当し、後に第１２図で説明
する如く、１枚の小割板状部材が各キャリヤー３１にそ
れぞれ当てかわれる。Ｔ４５図に於いては、移送デバイ
ス３５が未だ完全に取上げテーブル３３の区域にあり、
第６図に於いては、これが既に環状バンド２８の方向に
即し込まれている。この押込み手順は第５図の位置から
第６図の位置を経て、環状バンド２８の方向に進み、キ
ャリヤー３１が小さなパックを確大に受け取るようにす
る。

第５図は更に細部の上側ベルト４５を示す。このベルト
は取上げテーブル３３の上に設けられ、上記取上げテー
ブルの上に横たわる小さなパックの上に下げたり、揚げ
たりすることが出来る。この上側ベルト４５の目的は、
取上げテーブル３３の上の小さなパック３２ｄ、３２ｅ
及び３２ｇを後続の小さなパックの押し動作によって妨
げられること無く運ぶようにすることである。特に、こ
の上側ベルト４５は移送デバイス３５によって排出コン
ベヤー３７に運び戻される小さなパック３２ｇを運ぶ。

図面を簡明にするために、この上側ベルト４５は第５図
にのみ示され、以後の第６．７図には示されていない。

第７から１１図の詳細図面は、各段階における取上げテ
ーブル３３から環状バンド２８への小さなパックの運搬
と、供給コンベヤー３６によって上流の包装機械２２か
ら運ばれた後取上げテーブルに到着した小さなパック３
２ｃの通路と、更に上記取上げテーブルから排出コンベ
ヤー３７を経て下流のテープ掛けユニット２６の方向へ
の小さなパックの運搬路とを示す。未だ供給コンベヤー
３６の上にあり、取り上げテーブル３３の取り上げ区域
に到着していない小さなパックが参照符号３２ｃで示さ
れている。

符号３２ｄは取上げテーブル３３の取り上げ区域にある
小さなパックを示す参照符号で、これは保管ユニット２
７に今運び込まれようとしているものか、又はこのユニ
ットから運び戻されるようにしているちのである。符号
３２ｅは保管ユニットに今丁度運び込まれている、又は
このユニットから運び出されている小さなパックを示し
、一方、符号３２ｆは保管ユニット２７に既に運び込ま
れた小さなパックを示す。一方、符号３２ｇは排出コン
ベヤー３７の上に既に運び出されたか、又は未だ取上げ
テーブル３３の上にあって運搬区域には入っていない小
さなパックを示している。

第７図に示す如く、小さなパック３２ｃが供給コンベヤ
ー３Ｂで送り込まれる。これらの小さなパックが引っ込
め可能の止め３８に当接し、図にはこれが取上げテーブ
ル３３の取り上げ面を経て下から上に向かって突出した
状況が示されている。この１にめ３８は、正確に５個の
小さいパックが取上げテーブル３３の取上げ区域に並べ
られるように設けられており、この配置が環状バンド上
に隣り合って平行に並ぶキャリヤー３１の配置に対応し
ている。

保管ユニット２７の下流の各機械が順調に動いていれば
、供給コンベヤー３６によって送り出された小さなパッ
ク３２ｃが取上げテーブル３３をそのまま通過し、即ち
、上記止め３８が取上げテーブル３３の取上げ而から上
に突出せず、送り込まれた小さなパックを排出コンベヤ
ー３７によって小さなパック３２ｇとして史に運ぶこと
が出来る。

これに反し、保管ユニット２７の下流の機械の１つに問
題が発生すると、止め３８が取上げテーブル３３の取上
げ面から上向きに移動し、止めの位置につく。止め３８
の前に到着した５個の小さなパック３２ｄが移送デバイ
ス３５に当接し、小さなパックを符号３２ｅで示す第９
及び１０図の中間位置を経て、最終的にキャリヤー３１
の上に、従って環状バンド２８の上に、−時的に保管さ
れる。

止め３８と同じように、移送デバイス３５も又取上げテ
ーブル３３のスリット３９を経て下から上に移動するこ
とが出来、これがその底面３５ｃで小さなパック３２ｄ
の底の面に接触し、最後に移送デバイスの３５の端部の
上向きの爪３５ｄで小さなパック３２ｄを取上げテーブ
ル３３の区域から離し、２つの隣り合うキャリヤー３１
の間の空間に入れる。

止め３８と同様に、別の止め４０が取上げテーブル３３
の入り口に第１１図に示す如くに設けられる。

この止め４０は、小さなパック３２ｄがキャリヤー３１
の間の空間に差し込まれたままでいるか、又はそこから
取上げテーブル３３の運搬区域に戻されされるか、して
いる限り、小さなパック３２ｃがこの取上げテーブル３
３の運搬区域に更に送り込まれるのを防ぐ。この止め４
０は特別の機能を持ち、保管ユニット２７の上に一時的
に保管された小さなパック３２ｒが取上げテーブル３３
の運搬区域に運び戻される時は、供給バンド３６上の小
さなパック３２ｃが取上げテーブル３３の運搬区域に一
切入らないようにする。

移送デバイス３５の端部の上向きの爪３５ｄと同様に、
運び戻しの目的で、これに対応する端部の上向きの爪３
５ｅが反対側の端部にも設けられる。

第７から１１図、及び第１２図は、多数の小割板状部材
４１からなる環状バンド２８の構造を示す。

これらの部材４１がそれぞれ多数のキャリヤー３１を支
持する。これらのキャリヤー３１が互いに、又に横桁部
材４２を介して、接続される。環状バンドの移動方向に
対して、小割板状部材４１は互いに間隔を持っており、
移動方向に互いに隣り合う２つのキャリヤー３１の間の
間隔が小さなパックの厚さに相当し、即ち、この間隔が
小さなパックを挟み込むポケットを形成する。小さなパ
ックをこのポケットに差し込めるようにするために、上
記ポケットがその開き角度を拡げる如くにして開くこと
が出来る。このため、小割板状部材４１からなる環状バ
ンド２８が、ある方向変換機能を持つ支持ローラー３４
の上を案内される（第１２図）。

環状バンド２８に装着されたキャリヤー３１の安定性を
確保するために、平行に走る２つの部分的バンドを持つ
形で環状バンド２８を作ることが勧められる。第１２図
はこの実施例を示すものだが、方の部分的バンド４３シ
か示されていない。

小さなパックを取上げテーブル３３からキャリヤー３１
に、又はその逆に運ぶための移送デバイス３５が複数の
別々の移送部材４４からなるようにすることが出来る。

例えば第７図に示すこれらの移送部材は全て連合して作
動するようにすべきである。

環状バンド２８上に隣り合ってキャリヤー３１と同数だ
け、多数の移送部材４４を設ける必要がある。多数の移
送部材を持つ移送デバイス３５を設計することによって
、スリット３９を取上げテーブル３３に設け、取上げテ
ーブル３３の比較的完全に連続した閉鎖面を作ることが
出来る。これは小さなパック３２をテーブル面上で移動
させるためにも有利である。

更に、このテーブル面上での小さなパック３２のこの移
動に対しては、上記移送デバイスが作動していないとき
、即ち、小さなパック３２が取上げテーブル３３の表面
上を横断するときは、移送デバイス３５を、その構造の
細部とは関係無く、下げたとき、底面３５ｃが取上げテ
ーブル３３の上の面と正確に同一平面にあるようにする
のが良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による製造工場の模式図的・Ｖ重量、第２図は、第１図の矢印Ｘの方から見た本発明による保
管ユニットの第１の実施例を示す模式目的側面図、第３図は、上記保管ユニットの第２の実施例を同様に示
す側面図、第４図は、第３図の一部分を拡大して示す側面図、第５図は、第３図の別の実施例を更に拡大して示す側面
図、第６図は、第５図と同じで、但し、ラシャ−が第５図と
異なる位置にあるときの側面図、第７から１１図は、本
発明の１つの実施例に於ける、取上げテーブルから環状
バンドに至る保管ユニットの各運搬動作の段階に於ける
状態を示す斜視図、第１２図は、第７図から小さなパックの供給及び排出バ
ンドの表現を除き、環状バンドのための方向変換機能を
持つ支持ローラーの表現を加えた、第７図の詳細を示す
斜視図、である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ティュペーパーの小さなパックのグループの箱詰
めバンドルの形をした大型ユニットの製造工場で、ティ
ュペーパーを作りこれを積み重ねて束にする折畳み機械
と、その下流で上記のティュペーパーの束を薄紙で包み
ティュペーパーの小さなパックを作る包装機械と、その
下流で上記小さなパックのパックグループを作るスタッ
カーと、その下流で上記パックグループを薄紙で包みバ
ンドルを作るバンドル機械と、その下流で複数の上記バ
ンドルを厚紙の箱に詰め上記の紙箱を閉じ、運搬及び貯
蔵に便利な大型のユニットを作る箱詰め機械と、を含み
、上記の機械が全て作業的に関連を持っている、ものに
於いて、保管ユニット（２７）が生産工程で言って上記
包装機械（２２）のあとに設けられ、上記小さなパック
（３２）を受取り且つこれを一時的に保管し、これが必
要になったとき上記小さなパック（３２）を送り戻す如
くにする、ことを特徴とする、ティッシュペーパーの大
型ユニットの製造工場。
（２）上記折畳み機械（２１）、上記包装機械（２２）
、及び上記スタッカー（２３）の入口部分、が複数列作
業式に設計されている場合、上記保管ユニット（２７）
がこれに対応して複数列作業式に設計される、ことを特
徴とする請求項１記載の製造工場。
（３）上記折畳み機械（２１）、上記包装機械（２２）
、及び上記スタッカー（２３）の入口部分、が二列作業
式に設計されている場合、上記保管ユニット（２７）が
これに対応して二列作業式に設計される、ことを特徴と
する請求項１又は２記載の製造工場。
（４）上記保管ユニット（２７）が、方向変換ローラー
（３０ａから３０ｄ）上を案内され且つキャリヤー（３
１）を持つ環状バンド（２８）を含み、上記環状バンド
（２８）の一部分（２８ａ）が少なくともほぼ垂直方向
に伸び、又、移送デバイス（３５、３５ａ、３５ｂ）が
上記のバンド部分（２８ａ）の起点に設けられ、上記小
さなパック（３２）を上記キャリヤー（３１）の中に押
込み又中から押出す如くにする、ことを特徴とする請求
項１から３のいずれか１つに記載の製造工場。
（５）別々に設けられた移送デバイス（３５ａ、３５ｂ
）の一方が上記小さなパック（３２）を押込み、又他の
一方が上記パックを押出す如くに設けられる、ことを特
徴とする請求項４記載の製造工場。
（６）上記環状バンド（２８）の水平方向に伸びる更に
別の部分（２８ｂ）が上記少なくともほぼ垂直方向に伸
びるバンド部分（２８ａ）に続いて設けられる、ことを
特徴とする請求項４又は５記載の製造工場。
（７）上記環状バンド（２８）の水平方向に伸びる更に
別の部分（２８ｂ）が、方向変換ローラー（３０ｂ）を
介して、上記少なくともほぼ垂直方向に伸びるバンド部
分（２８ａ）に続いて設けられる、ことを特徴とする請
求項４又は５記載の製造工場。
（８）押込み及び押出しを行う上記デバイス（３５、３
５ａ、３５ｂ）の区域に於いて、支持ローラー（３４）
が、上記環状バンド（２８）の裏側に設けられる、こと
を特徴とする請求項４から７のいずれか１つに記載の製
造工場。
（９）上記環状バンド（２８）が上記支持ローラー（３
４）の上を通過するとき、この点で上記バンドが方向変
換する如くに、上記支持ローラー（３４）に先行する及
び後続する上記環状バンド（２８）の上記方向変換ロー
ラー（３０ａ又は３０ｂ）が設けられる、ことを特徴と
する請求項８記載の製造工場。
（１０）上記環状バンド（２８）の上記キャリヤー（３
１）が近接して設けられ、隣り合う２つのキャリヤー（
３１）が１個の小さなパック（３２）のためのポケット
を形成し、上記小さなパックがこの中に押し込まれるこ
とによって保持される、ことを特徴とする請求項９記載
の製造工場。
（１１）上記環状バンド（２８）が、バンドの移動方向
に対して相前後して並ぶ複数の小割板状部材（４１）を
含み、上記小割板状部材（４１）がそれぞれ１枚のキャ
リヤー（３１）を持ち、上記小割板状部材（４１）の移
動方向の寸法が１枚のキャリヤー（３１）の厚さと１個
の小さなパック（３２）の厚さとを加えたものに相当す
る、ことを特徴とする請求項４から１０のいずれか１つ
に記載の製造工場。
（１２）数個の小さなパック（３２）を同時に受け入れ
るために、この数に対応する数のキャリヤー（３１）が
上記環状バンド（２８）の移動方向に対して横に隣接し
て設けられる、ことを特徴とする請求項４から１１のい
ずれか１つに記載の製造工場。
（１３）上記環状バンド（２８）が互いに平行に離れて
設けられた２枚の部分的バンド（４３）を含み、各キャ
リヤー（３１）が横桁部材（４２）を介して上記２枚の
部分的バンド（４３）に取り付けられている、ことを特
徴とする請求項４から１２のいずれか１つに記載の製造
工場。
（１４）上記保管ユニット（２７）が、上流の包装機械
（２２）から送り込まれた小さなパック（３２）のため
の取上げテーブル（３３）を含み、これが小さなパック
（３２）の運搬方向に対して直交するスリット（３９）
を持ち、このスリットを通って、上記移送デバイス（３
５、３５ａ、３５ｂ）が下から上に、次に横に即ち上記
取上げテーブル（３３）の中心線に対して横方向に、そ
して次に、下に向かって動くことが出来、これによって
、この作用区域の取上げテーブル（３３）の上に載って
いる小さなパック（３２）を伴い、上記環状バンド（３
１）の上記キャリヤー（３１）の中に上記小さなパック
（３１）を運び込み、又は、キャリヤー（３１）の上に
載っている小さなパックを伴い、上記取上げテーブル（
３３）の上に運び出すことが出来る、ことを特徴とする
請求項４から１３のいずれか１つに記載の製造工場。
（１５）上記移送デバイス（３５）が、上記環状バンド
（２８）に互いに隣り合って設けられたキャリヤー（３
１）と同数の、共同して動く移送部材（４４）を持って
いる、ことを特徴とする請求項１４記載の製造工場。
（１６）個々の移送部材（４４）がキャリヤーに対して
小さなパック（３２）の運搬方向に若干ずれて設けられ
、これにより、上記移送デバイス（３５、３５ａ、３５
ｂ）が作動するとき、個々の移送部材（４４）が上記キ
ャリヤー（３１）の横を通り抜けることが出来る如くに
する、ことを特徴とする請求項１５記載の製造工場。
（１７）テープ掛けユニット（２６）が上記製造工場の
上記保管ユニット（２７）と上記スタッカー（２３）と
の間に設けられ、これによって、特に開封手段として用
いられる粘着テープが上記小さいパック（３２）に掛け
られる、ことを特徴とする請求項１から１６のいずれか
１つに記載の製造工場。