JPH0343039B2 - - Google Patents

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JPH0343039B2
JPH0343039B2 JP58139375A JP13937583A JPH0343039B2 JP H0343039 B2 JPH0343039 B2 JP H0343039B2 JP 58139375 A JP58139375 A JP 58139375A JP 13937583 A JP13937583 A JP 13937583A JP H0343039 B2 JPH0343039 B2 JP H0343039B2
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JP
Japan
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blade
cutter
blade material
gap
roller
Prior art date
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JP58139375A
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JPS6034296A (ja
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Toshuki Ootani
Masahiro Watabe
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Canon Inc
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Canon Inc
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【発明の詳細な説明】 (1) 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、静電転写プロセスを利用する画像
形成装置のクリーニングブレード、帯電用ブレー
ドなどに用いる適したブレードの切断方法に関す
るものである。
(従来技術と解決すべき課題) 上記のような画像形成装置においては、像担持
体表面に、転写後も残る残留トナーを除去した
り、像担持体表面を一様に帯電させるなどの目的
で、ゴムなどの弾性材料からなるブレードのひと
つのエツジないしはその近傍部分を像担持体に当
接配置させて、残留トナーを除去したり、表面に
電荷を付与するようなことが従来から行なわれて
いる。
ところが、ブレードエツジを形成するためにゴ
ム、スポンジなどの柔軟な弾性材料を精密に切断
することが困難であることは従来からよく知られ
ているところであり、このような目的で、たとえ
ば、加熱した細線を緊張させ、これによつて被切
断物を軟化、溶融してその特性を変化させて切断
したり、剛性材からなるローラ表面に被切断物に
適度の張力を付与した状態で載置してカツタで切
断したり、被切断物に強圧を加えて変形困難な状
態にしておいて剪断するなど種々な手段が提案さ
れている。
しかしながら、この種の公知の手段では、被切
断物の使途によつては十分な真直性を得ることは
困難で、このことが製品のコストアツプにまでつ
ながることもあつた。
また、光伝送用フアイバー、布帛などの柔軟な
部材を性格に切断するべく、これら被切断物に適
宜の張力と曲率を付与した状態で切断するような
ものが、例えば特開昭51−88236号公報、実公昭
55−16000号公報などにみるように提案されてい
るが、これらの被切断物は柔軟性はあるが、画像
形成装置に利用するクリーニングブレードなどの
ように比較的大きい弾性をそなえているものでは
ないので、これらの技術をクリーニングブレード
などの切断に適用することは到底不可能である。
このような弾性材料を使用する分野として、粉
状のトナーを使用する画像形成装置についてみる
と、この種の装置においては、像担持体表面に形
成した可転写トナー像を紙などの転写材に転写す
る工程をくり返すのが普通であり、転写のさい
に、転写に寄与せず像担持体に残る残留トナーを
その都度十分に除去することが良質の画像を得る
ための必須要件となつている。
このような残留トナーの除去に、ウレタンゴム
などの弾性材からなるクリーニングブレードの端
縁のひとつのエツジを像担持体表面に圧接し、こ
れによつて残留トナーをかき落とし除去するよう
に構成したものが、広く実用されていることは周
知のとおりである。
そして、このようなクリーニングブレードは構
成が簡単で小型であり、トナー除去機能も優れて
いるが、その機能を十分に発揮するには、エツジ
の真直度が可及的に正確にでていることが必要
で、たとえば、長さ300mm、厚み2mm程度のブレ
ードの場合、切断面の表面粗さ10μm以下、真直
度が0.2mm以下の精度が要求されているが、柔軟
な弾性ブレード材をこの程度の精度で、かつ高い
歩留まりで効率的に切断製作することは容易では
ない。
本発明はこのような事態に対処すべくなされた
ものであつて、トナーの除去、像担持体の帯電な
どのために使用する弾性体ブレードを、所望の精
度で安価に提供することを可能とするブレードの
切断方法を提供することを目的とするものであ
る。
(2) 発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、それぞ
れ平面部とこれに連なる傾斜面とを有する一対の
ブレード受け部材を、前記平面部の端縁間に小許
の間〓を存するように平行配置し、これに有弾性
のブレード材を載置し、該ブレード材を押圧部材
で押圧して該ブレード材を前記傾斜面の前記間〓
とは反対側の各端部に当接係止させた後、両係止
部位の中間部分を前記平面部に当接させて前記間
〓にブレード材を緊張状態で臨ましめ、前記間〓
に露出するブレード材に前記押圧部材と反対側か
ら、ブレード材を越えて押圧部材に食い込む位置
までカツタを進入させ、前記間〓に沿つて前記カ
ツタを走行させることを特徴とするブレードの切
断方法である。
このような構成によつて、柔軟な弾性ブレード
を高度の真直度をもつて、高い歩留まりで構成す
ることが可能となる。
(実施例の説明) 第1図は本発明によるブレード切断方法を実施
するための切断装置の腰要部の斜面図であつて、
材料を載置する台板1にガイド3が取着してあ
り、ブレード材2の一端がこれに当接して位置決
めされる。
前記ガイド3の近傍には、これに平行に長孔1
aが形成されており、これに沿つて金属などの剛
性材料からなるブレード受け部材7a,7bが取
り付けてあり、この上方にはゴムなどの弾性材料
で構成された押えローラ6が配設してある。
該押えローラ6は、適宜の駆動源によつて台板
1の表面に対して接離するように、駆動部材4の
アーム4a,4bに取着された支持部材5によつ
て支持されていて、前記ブレード受け部材7a,
7bの対向する部位に接近し得る様になつてい
る。
台板1の下方には、前記長孔1aに沿つてスラ
イドテーブルガイド8が配設してあり、該ガイド
8にスライドテーブル9が摺動自在に載置されて
いる。
前記スライドテーブル9には、カツタ11を挟
持するホルダ部材10a,10bからなるカツタ
ホルダ10が配設してある。
前記ブレード受け部材7a,7bの間には間〓
Sが形成されており、前記スライドテーブル9が
走行すると、カツタ11が前記間〓Sから上方に
適宜突出した状態でともに走行するものとする。
第1図に2点鎖線で示すようにブレード材2を
配置し、前記押えローラ6を上方からこれに当接
圧下すると、該ブレード材は、ブレード受け部材
7a,7bに案内されて図示下方に膨隆し、この
伸張した部分が前記間〓Sに露出する。
このような状態で、スライドテーブル9を前記
間〓Sに沿つて移動させると、これに取着したカ
ツタ11が、第3図に示すように、押えローラ6
に若干食い込んだ状態となつて該カツタ11が進
行してブレード材2が切断されることになる。
この場合、同図に示すように、カツタ11に先
行する位置に、押えローラ6に対する食い込みが
ないか、あるいは主たるカツタ11よりも少ない
ような補助カツタ11aを配して切断を行なう
と、主たるカツタ11に対する被切断物の抵抗が
少なくなつて、カツタのブレを阻止して切断の真
直性が向上する。
次に、第2図によつて、ブレード受け部材7
a,7bの構成とブレード材2、押えローラ6の
関係について説明する。
同図に示すように、各ブレード受け部材7a,
7bのスリツトSに隣接する部分は水平状面7h
に形成され、該スリツトからみてその奥側は押え
ローラ6に接近するような傾斜面7gに形成され
ている。
このような構成をそなえているので、図示上方
から有弾性の押えローラ6が下降してくると(こ
れにブレード材2が伴つている場合も同様)、該
ローラ6は始めに各受け部材7a,7bの傾斜面
7gの上端部に当接して、その後さらにローラ6
が下降すると、ローラ6の該上端部に挟まれて限
定された部分のみが膨隆する傾向となり、押えロ
ーラのその他の部分には特に影響を及ぼさない。
このような状態で、ローラ6(ブレード材2が
存在する場合には該ブレード)の、前記傾斜面7
gの最高部位間に挟持された部分のみが以後、主
として伸長してゆき、ついに前記スリツトSに臨
むことになる。
ローラ6(作動時にはブレード材2)が前記ス
リツトに臨むさいの受け部材の面7hは図示のよ
うに水平状態となつているので、この位置に至る
までは、押えローラの表面湾曲面に従つて湾曲状
態となり、その両側が傾斜面7g上端部で押えら
れて伸張しながらスリツトSに接近してきたブレ
ード材はスリツトSに当接した以降は押圧される
だけで湾曲するような変形を受けないので、安定
的に受け部材7a,7bの端縁に着座して良好な
切断条件が得られ、このような状態で、さらに前
述のようにカツタ11が適宜押えローラ6に食い
込んだ状態で切断すると、該カツタ11の先端部
分が押えローラによつて支持されることと相まつ
て高度の真直度をもつてブレード材の切断を行な
うことが出来る。
第4図は厚み2mm、長さ300mm、巾20mmのブレ
ードを検査する装置を略示するもので、紙面に垂
直方向に延びるサンプル台12にブレード2aを
載置し、そのエツジ2eを光源Lとラインセンサ
LSの間に置き、ブレードを紙面に垂直方向に走
行させてエツジの凹凸を測定したが、その結果、
第5図に示すように、高精度の真直度が得られる
ことが確認された。
前述のように、切断の都度、カツタ11の先端
が押えローラ6に食い込んで、これを一部切断す
るが、該ローラは弾性材料で構成されていて、い
つたんカツトされても、その両側は弾性によつて
強く圧接状態になるから、くり返し切断してもカ
ツタガイドとしての作用が急激に低下することは
なく、低下した場合には、該ローラのカツタ11
に対向する面を順次変化させてゆくことによつ
て、長期の使用に耐える。
ブレード材を押圧するローラ部材としては、前
述のような弾性材空なるもののほか、第6図に示
すように、金属、硬質プラスクなどで構成したロ
ーラ6aをもちい、その表面に、カツタが進入出
来るようなスリツト6Sを形成したものを利用す
ることも可能である。
第7図は前述の支持アーム4a,4bに、カツ
タが進入するスリツト6Sを形成し、ブレード材
に対向する面を曲面に形成した棒体6bを取着し
たものを示している。
このように構成することによつて、カツタの先
端部分が剛性材料によつて支持される状態になる
ので、切断時にカツタがより強固に保持されて切
断中そのブレが阻止されるので切断の真直性の維
持向上に有効である。
(3) 発明の効果 以上説明したように、本発明によるときは、画
像形成装置のクリーニング手段、帯電手段などに
使用する弾性ブレードの、像担持体への当接エツ
ジを切断形成するさい、ブレード材の弾性の如何
にかかわらず、すべて高い真直度で確実かつ安価
に切断形成することが可能であり、クリーニン
グ、帯電機能などの向上、コストダウンに顕著な
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するに適したブレード切
断装置の構成を示す要部の斜面図、第2図は同上
の切断部位の構成を示す端面図、第3図は同上側
面図、第4図はブレードエツジの真直度検査手段
の構成を示す模式図、第5図は本発明によつて形
成したブレードエツジの真直度を示すグラフ、第
6図、第7図は押えローラの他の実施態様を示す
端面図である。 1……台板、2……ブレード材、3……ガイド
板、6……押えローラ、7a,7b……ブレード
受け部材、9……スライドテーブル、11……カ
ツタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 それぞれ平面部とこれに連なる傾斜面とを有
    する一対のブレード受け部材を、前記平面部の端
    縁間に間〓を存するように平行配置し、これに有
    弾性のブレード材を載置し、該ブレード材を押圧
    部材で押圧して該ブレード材を前記傾斜面の前記
    間〓とは反対側の各端部に当接係止させた後、両
    係止部位の中間部分を前記平面部に当接させて前
    記間〓にブレード材を緊張状態で臨ましめ、前記
    間〓に露出するブレード材に前記押圧部材と反対
    側から、ブレード材を越えて押圧部材に食い込む
    位置までカツタを進入させ、前記間〓に沿つて前
    記カツタを走行させることを特徴とするブレード
    の切断方法。
JP13937583A 1983-08-01 1983-08-01 画像形成装置に用いるブレードの切断方法 Granted JPS6034296A (ja)

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JPS6034296A JPS6034296A (ja) 1985-02-21
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