JPH0343023Y2 - - Google Patents

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JPH0343023Y2
JPH0343023Y2 JP1982103026U JP10302682U JPH0343023Y2 JP H0343023 Y2 JPH0343023 Y2 JP H0343023Y2 JP 1982103026 U JP1982103026 U JP 1982103026U JP 10302682 U JP10302682 U JP 10302682U JP H0343023 Y2 JPH0343023 Y2 JP H0343023Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、新規にして産業利用性多大な熱転写
捺染シートに関し、その主なる目的は、布帛又は
布帛類似物からなる衣料に当接し、加圧加熱なる
比較的簡単な操作により処理するのみで、鮮明な
夜間発光性を有し隠蔽力大で、しかも柔軟な感触
で耐久性にすぐれた発光性捺染布を得ることがで
きる熱転写捺染シートを、安価に提供することを
目的とする。 従来、顔料樹脂捺染にて布帛上に夜光性顔料あ
るいは蓄光性顔料を印捺して夜間発光性の捺染物
を得ることは、一般に知られている。 しかし、該捺染法において対象とする布帛は、
織物、編物等を含め極めて多種類であつて、多種
多様な表面組織からなり、それらに均一な図柄模
様を施すことが甚だ困難である。 しかも、該発光性顔料は、比重の大きい無機化
合物であり、且つ、十分な発光を得るためには粒
子径の大きいものを多量に使用しなければならな
いので、これを固着するのに要する接着剤も多量
でなければならず、そのため印捺物の触感が著し
く劣ることとなり、更に、該発光性顔料は、平滑
でない布帛表面に直接印捺されるため、凹突状を
形成して、該図柄模様が断続的となりやすい等の
欠点があつた。 今日まで斯かる発光性顔料が衣料分野に広く適
用され得なかつた所以である。 なお、衣料品以外の装飾物、装置類、文房具、
プラスチツク成型物等に対しては、発光顔料塗付
シートの裏面に粘着剤を配し、該粘着剤を介して
塗着するところの、所謂ステツカーと称する貼付
けが知られているが、これら粘着シートを被服等
に使用しようとしても、被服等に堅牢に保持させ
ることは困難であること、云うまでもない。 また、剥離性樹脂層を被覆したベースシート上
に、高分子弾性樹脂及び蓄光性顔料または夜光性
顔料を混合含有した発光層を図柄模様に形成させ
て成るものを用いて、布帛にその図柄模様を熱転
写することも可能であるが、蓄光性顔料や夜光性
顔料は、前述の如く、十分な発光を得るために粒
径の大きいものを多量に使用することを要するの
で、布帛に転写された発光層は、風合が悪く、耐
洗濯性等の堅牢度に難点があるものとなる。更
に、転写捺染の主たる対象である布帛には通常織
り目があるので、転写の際に、発光層がその織り
目の凹凸に従つて深く浸透して変形し、この変形
によつて、発光図柄が不明瞭なものとなり易い。
また、下地の隠蔽性が不十分であると、鮮やかな
発光図柄を得ることができない。 本考案者等は、蓄光性顔料や夜光性顔料を用い
た発光性捺染布を得る上において見出した、上記
のような特有の問題点に鑑み種々検討した結果、
剥離性樹脂層を被覆したベースシート上に、高分
子弾性樹脂及び蓄光性顔料または夜光性顔料を混
合含有した発光層を図柄模様に形成させ、その発
光層上の全面に高分子弾性樹脂及び白色顔料を混
合含有した白色顔料樹脂層を被覆させることによ
り形成した熱転写捺染シートを用い、その白色顔
料樹脂層の表面側を任意の布帛等に相接し、加
圧・加熱すれば、発光層及び白色顔料樹脂層は熔
融あるいは軟化して布帛表面に平滑に転着し、対
象布帛等の組織内部に不必要な侵入をせず、従つ
て対象布帛等の風合を損なうことなく、しかも発
光層の変形を抑制して、堅牢で鮮明なる夜間発光
力を有し、且つ色地布帛に対する隠蔽力大なる発
光図柄模様を顕出しうる捺染布が得られることを
見出し、以て本考案を完全したのである。 本考案の熱転写捺染シートは、第1図に示す如
く、ベースシート1、該ベースシート1上に全面
または部分に被覆されたところの剥離性樹脂層
2、該剥離性樹脂層2上に模様印刷されたところ
の、高分子弾性樹脂及び蓄光性顔料または夜光性
顔料を混合含有した発光層3、並びに該発光層3
上の全面に被覆されたところの、高分子弾性樹脂
及び白色顔料を混合含有した白色顔料樹脂層4か
ら構成される。 次に、本考案の構成について詳述する。 本考案のベースシート1としては、セルロース
紙、合成紙、セロフアン、不織布、合成樹脂フイ
ルムまたはこれらの複合物等が挙げられる。 また、ベースシート1上に被覆される剥離性樹
脂層2を形成する剥離性物質としては、エチルセ
ルロース、ニトロセルロースの如きセルロース誘
導体、ワツクス、ロジン、ダンマル、油脂、パラ
フイン、ラノリン等の如き天然樹脂、アルキツド
樹脂ポリオレフイン樹脂、ポリオレフイン・ビニ
ル化合物共重合樹脂、シリコン樹脂、弗素樹脂等
の如き合成樹脂、及びそれらの混合物などが挙げ
られ、これらはベースシート1上に全面または部
分的に塗付して形成するが、これらは熔融状・溶
媒溶液状または分散状等にてベースシート1上に
塗布されて、以て剥離性樹脂層2を形成し、転写
時に発光層3等がベースシート1に侵入すること
を防ぎ、且つ熱転移性を円滑とさせるものであ
る。なお、この場合において、一部のベースシー
ト、とりわけ合成樹脂フイルムにおいては、図柄
模様たる発光層の形成インキ中に可塑剤等を配合
しておくことにより、それが滲出して剥離性樹脂
層となり得る。 次に、該剥離性樹脂層2上に図柄模様に印刷さ
れる発光層3は、高分子弾性樹脂及び蓄光性顔料
または夜光性顔料の二者を主成分とし、該高分子
弾性樹脂としては、ポリオレフイン樹脂・ハロゲ
ン化オレフイン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、飽和ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリ
アマイド樹脂、ポリブチラール樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、脂肪酸ビニル樹脂、クロルスルフオン化
ポリオレフイン樹脂等の単独または混合物若しく
は共重合物などが挙げられる。 これらの樹脂は、一般に80〜200℃の融点また
は軟化点を有し、熔融又は軟化状態で布帛類に固
着し、適宜樹脂の選択により柔軟な感触で風合を
損わず発光性顔料等の堅牢度を維持させる作用を
なす。また更に必要ならば該樹脂類の一部を架橋
性としたり、他の架橋性樹脂を併用することも可
能であり、斯かる場合、架橋触媒を添加すること
は、云うまでもない。 これら樹脂類は、溶媒溶液、分散物、乳化物あ
るいは一部をマイクロカプセル状等の形で印刷イ
ンキに調製される。 次に、前記高分子弾性樹脂と混合される蓄光性
顔料または夜光性顔料のうち、蓄光性顔料として
は、硫化亜鉛の銅賦活体(緑色発光)、マンガン
賦活体(黄色発光)、銀賦活体(紫色発光)、鉛賦
活体(橙色発光)等及び他の硫化金属の遷移金属
賦活体などが適している。また夜光性顔料として
は、前記蓄光性顔料にメソトリウム、トリチウム
等を微量混合させるものであり、別名自発光性顔
料とも呼ばれ、前記蓄光性顔料が刺戟光源の停止
後は残光のみを発するのに対して、明確に区別さ
れる。 尚、本考案で、発光層3を形成する印刷インキ
は、前記の高分子弾性樹脂及び蓄光性顔料または
夜光性顔料の外に溶媒を添加して構成され、更に
必要ならば、界面活性剤、抗酸化剤、粘度調節
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、体質顔料、白色顔
料、昼光螢光顔料、有色顔料、金属光択顔料、硝
子球体なども添加することができるが、斯かる場
合も本考案の要旨を逸脱しない。 次に、前記発光層3上の全面に被覆されるとこ
ろの白色顔料樹脂層4は、高分子弾性樹脂及び白
色顔料の混合印刷インキにて形成される。 該白色顔料樹脂層4は、転写捺染布において発
光層3の図柄模様が布組織へ侵入することを防
ぎ、発光層3の変形を抑制することにより、図柄
模様の鮮明度を維持させ、発光輝度を良好とする
と共に、風合の良好性を保ちつつ、蓄光性顔料や
夜光性顔料の粒子径が大きいこと及び使用量が多
いによる耐洗濯性等の堅牢度における難点を解消
し、且つ色染布帛における地色を隠蔽する作用を
なす。 該高分子弾性樹脂としては、前記発光層3に用
いられる樹脂類と同様の樹脂が適用されるが、必
らずしも発光層3の樹脂と同種のものを使用する
必要はなく、適宜選択使用されるものとし、一
方、白色顔料としては、酸化チタン、亜鉛華、リ
トポン、硅酸アルミニウム、硫酸バリウム、炭酸
カルシウム等が用いられる。 尚、該印刷インキには前記樹脂及び白色顔料と
共に、溶媒及び必要ならば界面活性剤、可塑剤、
滑剤、粘度調節剤等が配合される。 斯様にして得られる本考案転写捺染シートの構
成は、発光層3を図柄模様とすること及び白色顔
料樹脂層4が発光層3の平滑性維持、下地隠蔽、
布帛への接着性付与等の機能を付与していること
が基本的要素であるが、場合に依ては、発光層3
以外の通常色彩の図柄模様層が複数に亘り併用さ
れたり、あるいは、布帛への接着性の補助または
発光層の耐久性保持等のための補助インキを前後
に併用する場合も、本考案の要旨を逸脱するもの
ではない。 本考案の熱転写捺染シートは、その印刷面を布
帛等5の表面と相接して、アイロン、ホツトプレ
ス機などを用いて、約80〜200℃に加熱加圧し、
次に布帛等5より、ベースシート1を剥離除去す
ることにより、夜間発光性の図柄が鮮明で、隠蔽
力大で、しかも柔軟な触感にて耐久性にすぐれた
発色性捺染布が得られる。 本考案に係る熱転写シートの対象とする布帛並
びに布帛類似物としては、木綿、麻、絹、羊毛等
の天然繊維、レーヨン、キユプラ、アセテート等
の再生または半合成繊維、ポリエステル、ポリア
マイド、ポリアクリル、ポリオレフイン、ポリア
ルキラール系等の合成繊維、ガラス、炭素、石
綿、チタン酸塩等の無機繊維など、あらゆる繊維
により構成される織物、編物または混用物等、更
に該布帛と高分子樹脂皮膜との複合物、皮革、合
成皮革、合成樹脂シート、スポンジ及びこれらの
表面処理物などを挙げることができる。 次に本考案の効果を列挙する。 (イ) 本考案の熱転写捺染シートによれば、加熱転
写という簡単な操作にて、布帛の風合を損なう
ことなく、発光層の変形が抑制され且つ隠蔽力
が大なることにより夜間発光性の優れた、しか
も、発光層中の蓄光性顔料や夜光性顔料の粒子
径が大きく使用量が多くとも耐久性のすぐれた
捺染布を得ることができる。 (ロ) 本考案の熱転写捺染シートを用いると、発光
層3等が布帛表面に平滑に固着するので、直接
捺染の如く風合を害することなく、また、貼付
けステツカーの如き貼付け部分の不自然な引き
吊りが生ずることなく、柔軟である。 (ハ) 本考案の熱転写捺染シートを用いた捺染布
は、発光層3の蓄光性顔料の変化、例えばタン
グステン酸カルシウム、アントラセン、ジフエ
ニルアセチレン等の配合にて、単なる夜間発光
にとどまらず、各種の放射線(X線、ガンマ
線、中性子線等)にても発光する機能を有し、
これら捺染衣料の着用は、放射線関係作業者の
安全性の見地から極めて有用である。 (ニ) 本発明の熱転写捺染シートは、布帛並びに布
帛類似物の反物、裁断物、縫製物、成型物(例
えば、靴、手袋など)等、いずれの形状のもの
にも簡単に堅牢な捺染を施こすことができる。 次に本考案の実施例を述べる。 実施例 1 グラシン紙(60g/m2)上に、後述の図柄模様
全体に応じて、0.2mm拡大せる抜き模様のスクリ
ン版(180メツシユ)にて、シリコン樹脂5重量
部(以下、重量部を単に部と略す。)、アマイド系
ワツクス10部及びキシロール85部の混合物を印刷
して剥離性樹脂層を形成させた。次いでその上に
銅賦活性硫化亜鉛粉末(20μ)40部、ブチルアク
リレート−アクリロニトリル−ブトキシメチルア
クリルアマイド3元共重合体(但し、69.1重量%
(以下、重量%を単に%と略す。):23.1%:8.8
%、の組成、融点約80℃)の46%酢酸エチル、キ
シロール混合溶液40部、ゲルオールD(商品名)
2部、ソルゲン#30(商品名)1部及びブチルセ
ロソルアセテート17部からなる淡黄色の蓄光性イ
ンキを、草花模様の輪郭からなるスクリン版(70
メツシユ)にて印刷し、つづいて35℃で乾燥し、
発光層を設けた。また、該草花模様輪郭内の色彩
は、銅フタロシアニンブルー、キナクリドンレツ
ド、イルガジンエロー(商品名)及びカーボンブ
ラツク等の有色顔料を前記蓄光性インキと同じベ
ヒクル組成にてインキ化せるものにて順次多色印
刷を施こした。次に、該草花模様印刷部の全面に
亘り白色顔料たる酸化チタン18部、沈降性硫酸バ
リウム5部、ブチルアクリレート−アクリロニト
リル2元共重合体(但し、76.3%:23.7%の組
成、融点78℃)の43%醋酸ブチル・トルエン混合
溶液50部、硫酸アンモニウム(前記蓄光インキ樹
脂の架橋融媒)1部、イソホロン7部及びブチル
セロソルブアセテート20部からなる白色インキを
スクリン版(120メツシユ)を用いて印刷し、25
℃で乾燥させ、白色顔料樹脂層を形成させ、熱転
写捺染シートを得た。該シートの印刷面を黒染め
せるポリエステル/綿(50:50)混紡メリヤス布
と相接し、アイロンにて180℃、5秒間の加圧加
熱を施こしたのちベースシートを剥離した。斯し
くて、該シート上の発光層、色彩層並びに白色顔
料樹脂層は布上に転着し、以つて黒地上には隠蔽
力の有る淡黄色の輪郭及び鮮明な色彩からなる草
花模様が得られた。 次いで、該捺染布を昼光下並びに螢光灯下に2
分間放置したのち暗室内に運び観察するに、共に
主として該草花花図柄模様の輪郭のみが鮮緑色で
鮮鋭に顕現され、更に該発光現象はその後約2時
間に亘り減少しつつ持続し、且つ再び光源下で吸
光させることにて何度でも該現象を繰り返すこと
ができた。 尚、該転写捺染布の風合は極めて柔軟でありし
かも該図柄模様は、通常の洗濯、ドライクリニン
グ等には完全に耐える堅牢度を示した。 比較例 1 まず前記印刷インキ中の白色インキを実施例と
同じ黒布上に印捺し、次いで同蓄光インキ等を順
次印捺するも、得たる捺染布は、前記各インキが
不均一に付着し、また布内部に侵入するため、発
光現象面が不均等となり持続性を害し、且つ風合
が著しく粗硬であつた。 比較例 2 白色顔料樹脂層を除く以外は実施例1と同様に
して熱転写捺染シートを得、そのシートを実施例
1で用いたと同じ布に同じ方法で転写した。 得られた転写捺染布と実施例1における転写捺
染布との比較評価を行なつた。 その結果を第1表に示す。但し、 (イ) 発光図柄の鮮明性、発光図柄の輪郭の明瞭性
及び下地隠蔽力については、実施例1のものと
比較例2のものを相対的に比較した。 (ロ) 風合にいては、転写前における布のみの風合
を優として比較した。 (ハ) 耐洗濯性については、JIS L−084476 A−
4法に基づいて試験した。 (ニ) 耐ドライクリーニング性については、JIS L
−0860−74に基づいて試験した。
【表】 実施例 2 上質紙(80g/m2)上に熱硬化性アルキツド樹
脂を0.05mm膜厚にて硬化形成したベースシート上
に、ゼオン#121(商品名)30部、DOP15部、サ
ンソサイザー(商品名)15部、銅賦活性硫化亜鉛
粉末(20μ)5部、天然灰重石粉末25部及びミネ
ラルターペン5部からなる印刷インキを水玉模様
スクリン版(70メツシユ)を用いて印刷し、120
℃、2分間の熱処理を施こし発光層となし、次い
で該発光層上に、前記インキ中の硫化亜鉛及び灰
重石に代えて酸化チタンを同重量配合せる白色イ
ンキにてスクリン印刷を施こし、更に該白色イン
キ印刷面の湿潤時に、パイロン(商品名、線状ポ
リエステル粉末)300メツシユを散付したのち、
図柄以外の部分に静電付着せる余分の粉末を除去
し、125℃、3分間の熱処理を行ない、熱転写捺
染シートを得た。 該シートの印刷面を白色の塩ビレザー調フイル
ムと相接し、熱プレス機にて150℃、5秒間の処
理をなし、ベースシートを剥離除去した。 斯くして、白色塩ビレザー上には殆んど白色の
該レザーと類似せる水玉模様が転着され、該捺染
物は、夜間及びブラツクライト下にて著しき明度
の青緑色水玉模様を鮮鋭に発光させた。 尚、該捺染物は、之を着用した子供の夜間にお
ける交通安全に著効を有し、また該図柄の顕出・
消失に対する子供の好奇心を満足させる等、十分
なる商品価値を有し、更に図柄模様自体の摩擦、
引つかき、洗浄等の耐久性に優れていた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案シートの1実施例を示すもので
あつて、第1図は、本考案シートの拡大断面図、
第2図は、布帛等に転写した態様を示す拡大断面
図である。 図面中、1はベースシート、2は剥離性樹脂
層、3は発光層、4は白色顔料樹脂層、5は布帛
等である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースシート1、該ベースシート1上に全面ま
    たは部分に被覆されたところの剥離性樹脂層2、
    該剥離性樹脂層2上に模様印刷されたところの、
    高分子弾性樹脂及び蓄光性顔料または夜光性顔料
    を混合含有した発光層3、並びに該発光層3上の
    全面に被覆されたところの、高分子弾性樹脂及び
    白色顔料を混合含有した白色顔料樹脂層4を設け
    てなることを特徴とする、熱転写捺染シート。
JP10302682U 1982-07-06 1982-07-06 熱転写捺染シ−ト Granted JPS59194949U (ja)

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JPS4828414U (ja) * 1971-08-11 1973-04-07

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