JPH0342726Y2 - - Google Patents

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JPH0342726Y2
JPH0342726Y2 JP16867886U JP16867886U JPH0342726Y2 JP H0342726 Y2 JPH0342726 Y2 JP H0342726Y2 JP 16867886 U JP16867886 U JP 16867886U JP 16867886 U JP16867886 U JP 16867886U JP H0342726 Y2 JPH0342726 Y2 JP H0342726Y2
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coil
antenna
antenna element
coil bobbin
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンテナエレメントにローデイングコ
イルが接続されたローデイングコイル付アンテナ
に関し、特にエレメントとローデイングコイルと
の結合構造に特徴を有するローデイングコイル付
アンテナに関する。
〔従来の技術〕 送受信の周波数に対して、アンテナエレメント
を短縮し、アンテナエレメントの中間部や先端部
にローデイングコイルを設けることによりアンテ
ナの電気長を延ばすようにしたローデイングコイ
ル付アンテナにおいて、パイプ状のアンテナエレ
メントとローデイングコイルとの結合は該コイル
を巻回するコイルボビンを付設する所定個所で分
離したアンテナエレメント間にコイルボビンを配
設し、コイル線の両端を各分離したエレメントに
半田等に電気的に接続すると共に、エレメントと
コイルボビンとは接着剤により固定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来の構成にあつては、部品点数の削減
によるコストダウンや構造の簡素化による組立の
容易化と接着剤のみによるアンテナエレメントと
コイルボビンとの固着であるため両者の結合も簡
略化できる。
ところがアンテナエレメントとボビンの接着作
業には部品のばらつきや組立作業中の人為的ばら
つきがあり、充分に接着結合されない場合があ
る。従つて外観からは認識できない接着力の低下
により機械的強度が低下し、アンテナエレメント
の抜けやローデイングコイルとエレメントとの導
通不良が生じ易い。特にエレメントとコイルボビ
ン間におけるエレメントの長さ方向の抜けばかり
でなく、エレメントの周方向のねじれに対しても
強度が低下し、コイルの断線等が生じる。更に接
着剤のみによる固定であるために経時変化に対し
ても結合強度の低下は招かれない。
〔問題点を解決しようとするための手段〕
本考案は上記従来の問題に鑑み成されたもの
で、その手段はアンテナエレメントを分割し、該
エレメント間にローデイングコイルを巻回したコ
イルボビンを設けたローデイングコイル付アンテ
ナであつて、前記コイルボビンは巻回した前記ロ
ーデイングコイルの両端部近傍に設けた鍔部と、
該鍔部の両側に形成した螺子部と、前記鍔部及び
螺子部に連続して形成したスリツトとを備え、ア
ンテナエレメントを前記コイルボビンに嵌合し、
前記スリツトを介してローデイングコイルの両端
子を各アンテナエレメントに電気的に接続すると
共に、前記アンテナエレメントにキヤツプを挿通
して前記螺子部と螺合することにより前記アンテ
ナエレメントとコイルボビンとを締結するように
構成したものである。
〔作用〕
上記手段において、アンテナエレメントをコイ
ルボビンに嵌合し、ローデイングコイルをスリツ
トを介してアンテナエレメントに電気的に接続す
る。またアンテナエレメントにはキヤツプが挿通
され、コイルボビンの鍔部に当接するまで螺子部
に螺合する。これによつてコイルボビンとアンテ
ナエレメントがエレメント軸方向及び周方向の動
きが阻止され締結する。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。第
1図aは本考案のローデイングコイル付アンテナ
の全体の外観図を示し、2つのアンテナエレメン
ト1,2は伸縮自在のロツドアンテナであり、該
アンテナ1,2間にコイルボビン3が設けられて
いる。図面aはアンテナエレメント1,2を伸長
し、実際に送受信する場合の状態を示し、第1図
bはアンテナエレメント1,2を縮小して格納し
た状態を示す。
第2図はアンテナエレメント1,2とコイルボ
ビン3との結合状態を示し、図においてコイルボ
ビン3にはローデイングコイル4が巻回されてい
る。またその両端部近傍には各々鍔部5,6が形
成され、更にその両側には螺子部7,8が形成さ
れている。鍔部5,6及び螺子部7,8には連続
してスリツト9,10が形成されており、スリツ
ト9,10にはアンテナエレメント1,2にスポ
ツト溶接その他の手段で固定されたラグ板11,
12が遊嵌されている。
かかる構成において、コイルボビン3の両側か
らアンテナエレメント1,2を嵌合する。このと
き嵌合面に予め接着剤を塗布しておき両者を接合
する。また嵌合時にスリツト9,10にアンテナ
エレメント1,2に固定したラグ板11,12が
遊嵌するようにする。コイル4の両端子はこのラ
グ板11,12の先端部に形成した凹部11a,
12aにからげて半田付する。
第3図はラグ板11,12の先端部に開孔部を
有するものを用いた場合の実施例を示し、かかる
実施例においては鍔部5,6に小径のスリツト9
a,10aを形成し、これにコイル4の両端の線
材の少し基部を狭み込んでコイル4の緩み止めと
したうえで、ラグ板11,12の開孔部にて半田
付する。
第4図は第2図、第3図においてローデイング
コイル4とアンテナエレメント1,2との電気的
接続した後コイル4とエレメント1,2を締結し
た状態を示し、2つの鍔部5,6に係止する防水
用の筒状カバー13を挿入し、更にボビン3の両
端からエレメント1,2を挿通してキヤツプ1
4,15を螺合部7,8に螺合させる。このとき
ボビン3に形成したスリツト9,10によつて螺
子部7,8が縮径化し、アンテナエレメント1,
2とコイルボビン3とを締結することにより、コ
イルボビン3をエレメント1,2に堅固に固定す
ると共に、スリツト9,10内に介在するエレメ
ント1,2に固定されたラグ板11,12は上記
縮径化によつてその空〓がなくなり、周方向のガ
タ付が無くなつて堅固に回転止めがなされる。
尚、同図においてラグ板11,12上のスリツト
9,10間〓にはスペーサ16,17を装着して
キヤツプ14,15を螺合している。こうするこ
とで、更にスペーサ16,17によつてラグ板1
1,12とアンテナエレメント1,2との電気的
接触の安定化、及びエレメント1,2、ボビン
3、ラグ板11,12の相互の機械的強度を強化
することができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によればアンテナエレメン
トとコイルボビンとの機械的強度が増大すると共
に、キヤツプの締結時に螺子部がスリツトにより
縮径化することによりスリツトが狭まり、エレメ
ントの抜けを防止でき、またコイルボビンの周方
向の回転を阻止することができる。またアンテナ
エレメントとコイルボビンとを各々別途に形成し
た後、両者を結合すればよく組立が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは各々本考案に係るローデイング
コイル付アンテナの実施例を示し、図面aはアン
テナエレメントを伸張した図、同図bは縮小した
図である。第2図、第3図は各々コイルボビンに
巻回したローデイングコイルとアンテナエレメン
トとの接続部分の実施例を示す図、第4図は第2
図、第3図においてローデイングコイルとアンテ
ナエレメントとを接続した後、アンテナエレメン
トとコイルボビンとの結合部分を示す図である。 1,2……アンテナエレメント、3……コイル
ボビン、4……ローデイングコイル、5,6……
鍔部、7,8……螺子部、9,10……スリツ
ト、11,12……ラグ板、13……カバー、1
4,15……キヤツプ、16,17……スペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナエレメントを分割し、該エレメント間
    にローデイングコイルを巻回したコイルボビンを
    設けたローデイングコイル付アンテナであつて、
    前記コイルボビンは巻回した前記ローデイングコ
    イルの両端部近傍に設けた鍔部と、該鍔部の両側
    に形成した螺子部と、前記鍔部及び螺子部に連続
    して形成したスリツトとを備え、アンテナエレメ
    ントを前記コイルボビンに嵌合し、前記スリツト
    を介してローデイングコイルの両端子を各アンテ
    ナエレメントに電気的に接続すると共に、前記ア
    ンテナエレメントにキヤツプを挿通して前記螺子
    部と螺合することにより前記アンテナエレメント
    とコイルボビンとを締結するように構成したこと
    を特徴とするローデイングコイル付アンテナ。
JP16867886U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0342726Y2 (ja)

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JP16867886U JPH0342726Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP16867886U JPH0342726Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6374807U JPS6374807U (ja) 1988-05-18
JPH0342726Y2 true JPH0342726Y2 (ja) 1991-09-06

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