JPH0112384Y2 - - Google Patents

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JPH0112384Y2
JPH0112384Y2 JP1982103429U JP10342982U JPH0112384Y2 JP H0112384 Y2 JPH0112384 Y2 JP H0112384Y2 JP 1982103429 U JP1982103429 U JP 1982103429U JP 10342982 U JP10342982 U JP 10342982U JP H0112384 Y2 JPH0112384 Y2 JP H0112384Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
center conductor
small diameter
diameter shaft
tip
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JP1982103429U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同軸ケーブル付コネクターに関する。
高周波用同軸ケーブル付コネクターは、同軸ケ
ーブル編組(アース線)と略同じ径で、中心導体
と同軸ケーブル編組先端の同軸ケーブル芯線(シ
グナル線)とをシールドした状態で結線し、他の
コネクターに容易に着脱できる構成のものでなけ
ればならない。そこで従来、第1図および第2図
に示される構成の同軸ケーブル付コネクターが実
施されていた。
第1図のものは、中心導体1の下端に同軸ケー
ブル編組2先端のケーブル芯線3を結線した後、
同軸編組ケーブル2の外径と略同じ内径を有する
筒状の外部導体4でこれらを覆い、外部導体4の
側面に形成された絶縁物注入孔5から高温高圧の
液状絶縁物6を内部空間に充填して構成した同軸
ケーブル付コネクターで、液状絶縁物6の硬化に
より、外部導体4と中心導体1を固定しながら絶
縁するというものである。しかし係る同軸ケーブ
ル付コネクターは、液状絶縁物6を注入すること
から必らず外部導体4側面に絶縁物注入孔5を形
成しなければならず、これは高周波シールド特性
上不利な構造であつた。また絶縁物6を液状にし
て外部導体4内に注入する装置は大がかりなもの
となるにもかかわらず、コネクター組立工程上、
不可欠なため、生産効率が装置の能力によつて上
下されるという問題があつた。さらに品質的に
も、絶縁物6を高温高圧によつて外部導体4内に
注入することから中心導体1とケーブル芯線3と
の結線部分にストレスがかかり不良発生の危険性
があつた。
第2図aおよびbに示されるものは、絶縁物7
に成形品を用いた組立型の同軸ケーブル付コネク
ターである。係るコネクターは、先ず中心導体8
の基部につば状の抜け止め部9を形成した後、中
心導体下端に同軸ケーブル編組10先端の同軸ケ
ーブル芯線11を結線し、次に中心導体8の先端
部8Aを絶縁物7の下面に形成した挿入孔12に
挿入、貫通せしめて図のように抜け止め部9上面
が絶縁物7の挿入孔12奥内壁面に当接するまで
嵌め込み、次に円筒状の外部導体13を中心導体
8を覆うように絶縁物7および同軸ケーブル編組
10に外嵌させたものである。このコネクターに
よれば、中心導体8と絶縁物7の組立が絶縁物注
入装置の能力と無関係になり、前記従来例のもの
より合理化し得る。また中心導体8と絶縁物7の
結線部に組立作業中にストレスがかかることもな
く品質も安定する。しかしながら、中心導体8の
先端部8Aを絶縁物7に貫通させて抜け止め部9
により抜け止めをなすことから、抜け止め部9は
必ず中心導体8の先端部8Aより太くしなければ
ならず、これはコネクター本体の小型軽量化の中
で、特性インピーダンス性能を劣化させる原因と
なるものであつた。また組立後、図中矢印Aで示
す方向の負荷がかかつた場合、係る負荷に対応し
て中心導体8を固定保持する構造がないため、中
心導体8と同軸ケーブル芯線11の結線部に負荷
を直接受けてしまい実使用上の耐久力が弱いとい
う問題があり、この負荷で中心導体8と同軸ケー
ブル編組10が接触する危険もあつた。
本考案は、このような問題を解決することを目
的とし、先端部を規格に対応した軸径にされると
ともに基部を前記先端部より細い小径軸部とされ
該小径軸部の周部適当箇所に、周縁にカツト面を
有するつば状の回り止め部を形成された中心導体
と、軸心方向に分割され、接合面に前記中心導体
基部の小径軸部および回り止め部に嵌まり合う溝
を有し、前記中心導体の小径軸部下端に結線され
た同軸ケーブル編組先端の同軸ケーブル芯線部分
を覆う凹部を形成された絶縁支持体と、前記中心
導体を覆いかつ前記絶縁支持体に外嵌して前記同
軸ケーブル編組に一体的に固定される外部導体と
を有せしめて構成した同軸ケーブル付コネクター
を提供することによつて、その目的を達成するも
のであり、これによりシールド性を略完全に保持
し、かつ中心導体と同軸ケーブル芯線の結線部に
かかるストレスを除去することができるものであ
る。
以下本考案の構成を、その一実施例を示す図面
に基づいて詳細に説明する。第4図および第5図
において、14は先端部14Aを規格に対応する
軸径とされた中心導体で、その基部は前記先端部
14Aより細い小径軸部15とされ、該小径軸部
15の略中間位置には、つば状で周方向2箇所に
カツト面16を有する回り止め部17が一体的に
形成されている。18は前記中心導体14の小径
軸部15下端と結線される同軸ケーブル編組19
先端の同軸ケーブル芯線である。20は軸心方向
に2分割され、前記中心導体14の小径軸部15
を間に挾んで接合されることによつて前記中心導
体14を絶縁しかつ支持する働きをなも絶縁物
で、その接合面20Aには、それぞれ前記小径軸
部15および回り止め部17に嵌まり合う小径軸
部用係合溝21および回り止め部用係合溝22を
有せしめられ、また同軸ケーブル芯線18部分を
覆う半円筒状凹部23も形成されている。24は
前記中心導体14を覆いかつ前記絶縁物20外周
に外嵌して同軸ケーブル編組19に一体的に固定
される外部導体である。
次に、係る構成部品の組立手順を説明する。先
ず、中心導体14の小径軸部15下端に同軸ケー
ブル編組19先端の同軸ケーブル芯線18を結線
する。次に中心導体14の小径軸部15および回
り止め部17を、絶縁物20の接合面20Aに形
成された前記小径軸部用係合溝21および回り止
め部用係合溝22に嵌め込んで2分割された絶縁
物20を接合する。そしてこれらを中心導体14
の先端部14A側から外部導体24の下端開口に
挿入し、外部導体24の中央部内周面に設けられ
た係止部25に絶縁物20の上面に形成された係
止用切欠き部26が当接するまで挿入して、外部
導体24の下端部をかしめて変形させ、第3図に
示すように一体的に固定する。これによれば、中
心導体14にかかる矢印A方向の負荷は、中心導
体14の先端部14Aと小径軸部15の段部を絶
縁物20上面が支持するので、十分に持ちこたえ
られることになり、また中心導体14の回転は、
小径軸部15の回り止め部17を絶縁物20の回
り止め部用係合溝22に嵌め込むことから、阻止
されることになる。しかも、中心導体14の小径
軸部15と回り止め部17の寸法だけを統一して
おけば、中心導体14の先端部14Aはどの規格
形状のコネクターにも適応でき、本同軸ケーブル
付コネクターは、コネクターの製造に有効に用い
ることができるものである。
以上本考案によれば、絶縁物に成型品を用いる
ので、液状絶縁物を注入するための孔を外部導体
の側面に形成する必要がなく、シールド性を略完
全に保持し得るのはもちろん、従来の組立型コネ
クターの弱点であつた中心導体と同軸ケーブル芯
線の結線部にかかるストレスも、中心導体の基部
を先端部より細い小径軸部としてその段部を絶縁
物上面で完全に支持する構成にしたので、除去す
ることができる。また中心導体の基部を小径軸部
としたことから、絶縁体積を増大させ特性インピ
ーダンス性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
圧入式絶縁支持体(絶縁物)を有する同軸ケーブ
ル付コネクターの縦断面図、第2図aは成型品の
絶縁支持体(絶縁物)を有する組立式の同軸ケー
ブル付コネクターの縦断面図、第2図bはa図の
一部切欠斜視図、第3図および第4図は本考案の
一実施例を示し、第3図は本考案に係る同軸ケー
ブル付コネクターの縦断面図、第4図は第3図の
要部の斜視図である。 14……中心導体、14A……中心導体の先端
部、15……小径軸部、16……カツト面、17
……回り止め部、18……同軸ケーブル芯線、1
9……同軸ケーブル編組、20……絶縁物、21
……小径軸部用係合溝、22……回り止め部用係
合溝、23……半円状凹部、24……外部導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部を規格に対応した軸径にされるとともに
    基部を前記先端部より細い小径軸部とされ、該小
    径軸部の周部適当箇所に、周縁にカツト面を有す
    るつば状の回り止め部を形成された中心導体と、
    軸心方向に分割され、接合面に前記中心導体基部
    の小径軸部および回り止め部に嵌まり合う溝を有
    し、前記中心導体の小径軸部下端に結線された同
    軸ケーブル編組先端の同軸ケーブル芯線部分を覆
    う凹部を形成された絶縁支持体と、前記中心導体
    を覆いかつ前記絶縁支持体に外嵌して前記同軸ケ
    ーブル編組に一体的に固定される外部導体とを有
    することを特徴とする同軸ケーブル付コネクタ
    ー。
JP1982103429U 1982-07-07 1982-07-07 同軸ケ−ブル付コネクタ− Granted JPS597575U (ja)

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JP1982103429U JPS597575U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 同軸ケ−ブル付コネクタ−

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JP1982103429U JPS597575U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 同軸ケ−ブル付コネクタ−

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Publication Number Publication Date
JPS597575U JPS597575U (ja) 1984-01-18
JPH0112384Y2 true JPH0112384Y2 (ja) 1989-04-11

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ID=30243328

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JP1982103429U Granted JPS597575U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 同軸ケ−ブル付コネクタ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5578980B2 (ja) * 2009-11-06 2014-08-27 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタの製造方法

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JPS597575U (ja) 1984-01-18

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