JPH0233377Y2 - - Google Patents

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JPH0233377Y2
JPH0233377Y2 JP11829484U JP11829484U JPH0233377Y2 JP H0233377 Y2 JPH0233377 Y2 JP H0233377Y2 JP 11829484 U JP11829484 U JP 11829484U JP 11829484 U JP11829484 U JP 11829484U JP H0233377 Y2 JPH0233377 Y2 JP H0233377Y2
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JP
Japan
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skirt
outer tube
support member
antenna
peripheral surface
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JP11829484U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はスリーブアンテナとも称せられるスカ
ートアンテナに関するものである。
【従来の技術】
従来、第3図に示すように、アンテナ素子1が
同軸に嵌挿された外管2の外周側に半径方向の隙
間を形成してスカート3を配設し、スカート3の
上端部を外管2に接続し、スカート3の下端を開
放したスカートアンテナが知られている。このア
ンテナのスカート3は、波長をλとするとほぼ
λ/4長であり、第4図に示すように一端部をシ
ヨートさせたスタブであり、他端が無限大(以下
∞と記す)のインピーダンスを有し、アンテナ素
子1と共に垂直ダイポールを形成する。 このようなスカートアンテナは、実用上第5図
に示すように、スカート3の上端部をシヨートリ
ング4で外管2の外周面に嵌合固定し、スカート
3の下端部外周面にその開放端部を覆う絶縁材、
具体的にはポリエチレンなどの合成樹脂からなる
ほぼ筒状の支持部材5を嵌合支持し、支持部材5
の下端小径部を外管2の外周面に嵌合支持してい
る。なお、このような構成にするのは、スカート
3の上端部のみが外管2と接続支持されること
で、スカート3の下端開口部が外管2に対して揺
れて電気的特性が変化し、また支持強度が弱いと
いう不都合を解消するためである。 しかし、第5図に示すスカートアンテナは、支
持部材5が誘電体であつてこれがスカート3の下
端部外周面に密接していると共に、スカート3の
下端面に接してスカート3と外管2との隙間を塞
いでいるため、第6図に示すように、支持部材5
でコンデンサが形成され、リアクタンスをもつこ
とになり、∞のインピーダンスを得ることができ
ないため、スカートアンテナとして良好に作動し
ないという問題がある。
【考案の目的】
本考案は、前述した問題を解決して、支持部材
がコンデンサを形成しにくく、良好な1/4波長特
性をもち、良好に作動するスカートアンテナを提
供することを目的としている。
【考案の構成】
本考案は、前述した目的を達成するために、ア
ンテナ素子と同軸の外管の外周側に隙間を形成し
てスカートを配設し、このスカートの一端部を外
管に接続してスカートの他端を開放したスカート
アンテナにおいて、上記スカートおよび外管の外
周面を、半径方向に隙間を形成して、筒状の絶縁
材からなる支持部材で囲み、この支持部材の一端
部をスカートの軸方向中間部の外周面に嵌合固定
させ、支持部材の他端部をスカートの開放端面と
軸方向に隙間を形成して外管の外周面に嵌合固定
させたものである。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図を参照し
て説明する。 第1図において、符号1はアンテナ素子であ
り、このアンテナ素子1が同軸に嵌挿された外管
2の給電部外周側にはこれと半径方向に隙間が形
成されてスカート3が配設され、スカート3の上
端部はシヨートリング4で外管2の外周面に嵌合
固定されて接続され、スカート3の下端が開放さ
れている。このようなスカート3および外管2の
外周面が、これらと半径方向に隙間が形成されて
筒状の絶縁材、具体的にはポリエチレンのような
合成樹脂からなる支持部材6で囲まれている。こ
の支持部材6の上端小内径部6aは、スカート3
の下端部以外の軸方向中間部外周面に嵌合固定さ
れ、また支持部材6の下端小内径部6bは、スカ
ート3の開放下端面から軸方向下方に隙間が形成
されて外管2の外周面に嵌合固定されている。な
お、本実施例の支持部材6とスカート3、外管2
との固定は、圧入、かしめ、接着など適宜の手段
が用いられる。 前述のように構成された実施例のスカートアン
テナは、支持部材6が誘電体であつてもその上端
部のみでスカート3の下端以外の部分に嵌合固定
され、スカート3の開放された∞のインピーダン
ス部分には悪影響を与えないため、スカート3が
良好な電気的特性を有する。また、支持部材6と
スカート3および外管2とが接する部分の面積が
小さく、支持部材6の長さlが前記面積に比べて
十分に長くなつているので、スカート3の下端部
にコンデンサを形成しにくい。さらに支持部材6
はスカート3の開放した下端の上、下方でスカー
ト3および外管2に支持されているので、スカー
ト3の外管2に対する揺れを確実に防止できる。 すなわち、第7図に示すように、スカート3と
外管2の半径方向の隙間の軸方向中間部に支持部
材7を設けた参考例のスカートアンテナでは、支
持部材7をあまり上方に配置するとスカート3の
支持が確実にできず、支持部材7をスカート3の
下端に近づけるに従つて電気的特性が悪くなる。
また、第8図に示す参考例のものは、スカート3
の下端面を支持部材8の段8aで支持している上
に、支持部材8の内周面がスカート3下端部の外
周面に密接しているので、スカート3の開放した
下端部の電気的特性がよくない。さらに、第9図
に示す参考例のものは、支持部材9の外管2への
嵌合固定部をスカート3の下端面より下方に配置
したので、第8図に示すものよりは電気的特性が
よいが、支持部材9の内周面がスカート3下端部
の外周面に密接しているので、電気的特性が不十
分である。しかし、本実施例では、前述した構成
であるために、支持部材6の内周面はスカート3
下端部の外周面と半径方向に隙間があると共に、
支持部材6の外管2への嵌合固定部はスカート3
の下端面より軸方向下方に配置されているので、
前述した各参考例のものに比べて、電気的特性が
よい上に、スカート3の下端部の外管2に対する
揺れも防止できる。 第2図は本考案の他の実施例を示し、本実施例
では、支持部材6の上端、下端小径部6a,6b
の内周部を軸方向に突出させて上、下内筒6c,
6dを形成することで、支持部材6によるスカー
ト3および外管2の支持を強固にしたものであ
り、本実施例は電気的特性も、第1図に示す実施
例のものとほぼ同様に良好である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、スカー
ト開放端部の外周面と合成樹脂のような絶縁体か
らなる支持部材の内周面との間に半径方向の隙間
があり、この隙間が軸方向に長くできると共に、
支持部材の外管への嵌合固定部とスカートの開放
端面との間に軸方向の隙間があるので、支持部材
でスカートの開放端部にコンデンサを形成しにく
く、良好なスカート特性をもち、良好な垂直ダイ
ポールアンテナを形成でき、さらにスカートの開
放端の軸方向両側で支持部材がスカートと外管と
を支持していることで、スカートの開放端部の外
管に対する揺れが少なく、これに起因する電気的
特性の変化も少ないスカートアンテナを提供でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスカートアンテナの一実
施例を示す要部の縦断説明図、第2図は同他の実
施例を示す要部の縦断説明図、第3図はスカート
アンテナの要部の原理的縦断面図、第4図は同作
用説明図、第5図は従来のスカートアンテナの一
例を示す要部の一部を断面した斜視図、第6図は
同作用説明図、第7図、第8図および第9図は互
いに異なつた参考例のスカートアンテナをそれぞ
れ示す要部の縦断説明図である。 1……アンテナ素子、2……外管、3……スカ
ート、4……シヨートリング、5……支持部材、
6……支持部材、6a,6b……上端、下端小径
部、6c,6d……上、下内筒、7……支持部
材、8……支持部材、8a……段、9……支持部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ素子と同軸の外管の外周側に隙間を形
    成してスカートを配設し、このスカートの一端部
    を外管に接続してスカートの他端を開放したスカ
    ートアンテナにおいて、上記スカートおよび外管
    の外周面を、半径方向に隙間を形成して、筒状の
    絶縁材からなる支持部材で囲み、この支持部材の
    一端部をスカートの軸方向中間部の外周面に嵌合
    固定させ、支持部材の他端部をスカートの開放端
    面と軸方向に隙間を形成して外管の外周面に嵌合
    固定させたことを特徴とするスカートアンテナ。
JP11829484U 1984-07-30 1984-07-30 スカ−トアンテナ Granted JPS6133509U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11829484U JPS6133509U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スカ−トアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11829484U JPS6133509U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スカ−トアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133509U JPS6133509U (ja) 1986-02-28
JPH0233377Y2 true JPH0233377Y2 (ja) 1990-09-07

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ID=30677184

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11829484U Granted JPS6133509U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 スカ−トアンテナ

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JPS6133509U (ja) 1986-02-28

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