JPH028416Y2 - - Google Patents

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JPH028416Y2
JPH028416Y2 JP7993484U JP7993484U JPH028416Y2 JP H028416 Y2 JPH028416 Y2 JP H028416Y2 JP 7993484 U JP7993484 U JP 7993484U JP 7993484 U JP7993484 U JP 7993484U JP H028416 Y2 JPH028416 Y2 JP H028416Y2
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electrode
rotating
fixed
cylindrical
fixed electrode
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JP7993484U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は回転しているアンテナから信号を取
出す場合に用いる静電容量結合器に関する。
「従来技術」 単一指向性を持つアンテナを回転させ、このア
ンテナで電波をとらえ電波の到来方向を測定する
方式の方向探知装置がある。この方式の方向探知
装置において回転するアンテナから信号を取出す
手段として従来はスリツプリングを用いている。
「考案が解決しようとしている問題点」 信号を取出す手段としてスリツプリングを用い
た場合稼動時間に比例してノイズの発生が著るし
くなり、スリツプリングをしばしば交換しなけれ
ばならない不都合がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案では回転円筒電極と固定円筒電極とに
よつて静電容量を構成し、この静電容量を通じて
アンテナに誘起された信号を回転側から固定側に
取出すように構成したものである。
従つてこの考案によれば非接触状態で信号を取
出すことができるから半永久的に無保守で使用す
ることができる。よつてその経済的な効果は大き
い。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。図中1は
固定フレームを示す。固定フレーム1にベアリン
グ2が取付られベアリング2によつてアンテナ
(特に図示しない)を支持する支柱3が回転自在
に支持される。固定フレーム1にモータ4が取付
けられ、このモータ4と支柱3の間を回転伝達機
構5によつて連結し、モータ4によつて支柱3を
一定の速度で回転させ、アンテナを回転させる構
造としている。
固定フレーム1の下側には絶縁体によつて形成
した絶縁座具6を取付け、座具6によつて円筒状
の第1固定電極7を固定フレーム1に取付ける。
第1固定電極7の軸芯は支柱3の軸芯と一致させ
て取付ける。第1固定電極7の下端は導電体から
成る導電性底板8によつて閉塞し、底板8の中心
位置に出力接栓9を取付けている。
支柱3は軸芯に中空部分を有し、この中空部分
にアンテナから導出した例えば同軸ケーブルのよ
うな給電線11を挿通する。給電線11の下端に
はコネクタ10を接続し、コネクタ10を回転側
接栓13に結合させる。接栓13は導電性回転基
体14に取付ける。つまり回転基体14は導電体
によつて形成され円筒部14Aとフランジ部14
Bを有し、円筒部14Aとフランジ部14Bの境
界部分に閉塞板14Cを有する。
支柱3は例えば円筒部14Aの内周に嵌着し、
接栓13は閉塞板14Cに取付ける。接栓13は
外部シエルが給電線11の外部導体に電気的に接
続される。よつて導電性回転基体14は給電線1
1の外部導体を介してアンテナの一方の給電端子
に接続される。15は接栓13の中心導体を示
す。この中心導体15は給電線11の中心導体を
通じてアンテナの他方の給電端子に接続される。
導電性回転基体14のフランジ部14B外周面
には雄ネジを形成し、この雄ネジに円筒状の第1
回転電極16を螺着する。第1回転電極16の外
周面は第1固定電極7の内周面とわずかな間隙を
保持するように外周の直径を選定し、導電性回転
基体14と共に支柱3と一体に回転する。第1回
転電極16の下端には絶縁体によつて形成した回
転補強体17を螺着し、この回転補強体17の下
端をベアリング18を介して第1固定電極7の底
板18に取付けた絶縁固定基体19に連結し、第
1回転電極16の下端が回転中に振動することを
阻止する構造としている。
導電性回転基体14には第1回転電極16の直
径より可及的に小さい直径に選定した第2回転電
極21を絶縁座具22によつて絶縁して取付け
る。第2回転電極21の下端はベアリング23を
介して絶縁固定基体19に支持させる。回転側接
栓13の中心導体15を第2回転電極21に接続
する。
第2回転電極21の外周面と対向して第2固定
電極24を設ける。この第2固定電極24は下端
が固定基体19によつて支持すると共に上端はベ
アリング25を介して絶縁座具22に支持させ
る。
絶縁固定基体19は大径部19Aと小径部19
Bと、この大径部19Aと小径部19Bの間に挾
持された導電板19Cとによつて構成される。導
電板19Cの外周縁は小径部19Bの周面よりわ
ずかに突出し、その外周縁に雄ネジを形成し、こ
の雄ネジに第2固定電極24を螺着し、この導電
板19Cを介して出力接栓9の中心導体9Aを第
2固定電極24に電気的に接続する構造としてい
る。
第1固定電極7と第1回転電極16の対向面積
と、第2固定電極24と第2回転電極21の対向
面積は互に等しくなるように第1回転電極16の
長さ寸法及び第2固定電極24と第2回転電極2
1の長さ寸法を選定する。
「動作」 上記した構造によれば支柱3が回転すると第1
回転電極16と第2回転電極21が回転する。こ
のとき、第1回転電極16及び第2回転電極21
はその外周面がわずかな間隙を保持して第1固定
電極7及び第2固定電極24の内周面とそれぞれ
対向しているから、その対向面積に比例した静電
容量を形成できる。つまり第2図に示すようにア
ンテナ26の一端は第1回転電極16と第1固定
電極7とによつて構成される静電容量C1に接続
され、アンテナ26の他端は第2回転電極21と
第2固定電極24によつて構成される静電容量
C2に接続される。静電容量C1とC2の各他端は出
力接栓9に接続される。よつて出力接栓9を介し
てアンテナ26に誘起された信号を取出すことが
できる。
「効果」 上述のようにこの考案によれば非接触でアンテ
ナに誘起された信号を固定部に取出すことができ
るから保守の手間が全く必要なく、長期にわたつ
て安定に使うことができる。又、誘起された信号
の周波数帯幅が50MHz〜1000MHzと広く、その間
損失なく、伝送できることが特徴である。
また第1回転電極16の直径に比して第2回転
電極21の直径を可及的に小さく選定したからこ
れに対応して第1回転電極16と第2固定電極2
4の間の間隙Gを大きくすることができる。この
結果電極21と7の間の浮遊容量を小さくするこ
とができ、信号の減衰を少なくすることができ
る。また第1回転電極16の下端に絶縁補強体1
7を介挿し、この補強体17の介挿によつて第1
回転電極16を補強すると共に第1回転電極16
の位置を上方にずらし、第2固定電極24と対向
する面積を小さくする構造としているためこの点
でも第1回転電極16と第2固定電極24との間
の浮遊容量を小さくすることができる。
「変形実施例」 第3図にこの考案の他の実施例を示す。この例
では固定フレーム1と絶縁座具6との間にアダプ
タ27を介挿し、結合器を固定フレーム1の下方
に大きく突出させるように構成した場合を示す。
その他の構造は第1図と全く同じであるから対応
する部分には同一符号を付してその詳細説明は省
略する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の構造を電気的に表わした接続図、
第3図はこの考案の他の実施例を示す断面図であ
る。 1:固定フレーム、2:ベアリング、3:支
柱、4:モータ、5:回転伝達機構、6:絶縁座
具、7:第1固定電極、8:導電性底板、9:出
力接栓、11:給電線、10:コネクタ、13:
回転側接栓、14:回転基体、14A:円筒部、
14B:フランジ部、14C:閉塞板部、15:
中心導体、16:第1回転電極、17:絶縁補強
体、18:ベアリング、19:絶縁固定基体、2
1:第2回転電極、22:絶縁座具、23:ベア
リング、24:第2固定電極、25:ベアリン
グ、26:アンテナ、C1,C2:静電容量。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 指向性アンテナを支持する支柱と、 B この支柱を回転自在に支持するフレームと、 C このフレームに支柱の軸芯と同一軸芯位置に
    絶縁されて取付けられた円筒状の第1固定電極
    と、 D この第1固定電極の遊端部側を閉塞する導電
    性底板と、 E この導電性底板に支持されて上記第1固定電
    極の内部に向かつて突設された絶縁固定基体
    と、 F 上記第1固定電極の固定端側に設けられ、導
    電材によつて形成され、上記支柱と一体に回転
    し、上記第1固定電極の内周面に向かつて突出
    したフランジ部を具備する回転基体と、 G この回転基体のフランジ部に取付けられ、上
    記第1固定電極の内壁とわずかな間隙を保持
    し、上記第1固定電極の軸方向の半部と対向し
    て配置され、上記回転基体を通じてアンテナの
    給電線の一方に接続された円筒状の第1回転電
    極と、 H 一端がこの第1回転電極の遊端に連結され、
    他端が上記絶縁固定基体に対して回転自在に支
    持された円筒状の絶縁補強体と、 I 一端が上記回転基体に対して絶縁されて取付
    けられ、他端が上記絶縁固定基体に対して回転
    自在に支持され、上記第1回転電極より小さい
    直径を有し、アンテナの給電線の他方に接続さ
    れた円筒状の第2回転電極と、 J 一端が上記回転基体に対して絶縁されて回転
    自在に支持され、他端が上記絶縁固定基体に固
    定され、上記第2回転電極の外周面とわずかな
    間隙を保持して配置され上記回転補強体の内周
    の全体と対向して上記第1回転電極との対向面
    積を可及的に少なくした円筒状の第2固定電極
    と、 K 上記導電性底板に取付けられ上記第1固定電
    極と第2固定電極に電気的に接続された出力接
    栓と、 によつて構成して成ることを特徴とする静電容量
    結合器。
JP7993484U 1984-05-30 1984-05-30 静電容量結合器 Granted JPS60192503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7993484U JPS60192503U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 静電容量結合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7993484U JPS60192503U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 静電容量結合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60192503U JPS60192503U (ja) 1985-12-20
JPH028416Y2 true JPH028416Y2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=30625306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7993484U Granted JPS60192503U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 静電容量結合器

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JP (1) JPS60192503U (ja)

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JPS60192503U (ja) 1985-12-20

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