JPH0342596B2 - - Google Patents

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JPH0342596B2
JPH0342596B2 JP15168383A JP15168383A JPH0342596B2 JP H0342596 B2 JPH0342596 B2 JP H0342596B2 JP 15168383 A JP15168383 A JP 15168383A JP 15168383 A JP15168383 A JP 15168383A JP H0342596 B2 JPH0342596 B2 JP H0342596B2
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JP15168383A
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JPS6044394A (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N7/00Shells for rollers of printing machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N2207/00Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines
    • B41N2207/02Top layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N2207/00Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines
    • B41N2207/10Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines characterised by inorganic compounds, e.g. pigments

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 第1図は従来のインキローラ6、インキ呼出ロ
ーラ5からインキ着ローラ2,2a,3,3aま
でのインキング装置及び版胴1の配列を示す。良
好な印刷を行なうためには、良く練られたインキ
が版面の画線部に一様な厚みをもつて供給されね
ばならない。そのためには版に直接インキを供給
するインキ着ローラ2,2a,3,3aの供給面
に、常に一定の厚みのインキを保持させる必要が
ある。
しかし版面の絵柄分布によつてインキの消費量
が巾方向で異なると、インキング装置のローラ群
中のインキ膜厚の減少速度が異なる。即ち、イン
キ着ローラ2,2a,3,3aの供給面のインキ
膜厚が変化することになる。この膜厚の変動を補
うために、インキ供給量の多寡を、巾方向に決め
ねばならない。即ち、インキの消費の多い所はイ
ンキの供給を多くする必要があり、またインキの
消費の少ない所はインキの供給を少なくする必要
がある。
このような巾方向のインキ供給量の調整は実際
に印刷をして見て、その適否判定が行なわれるた
め、即ち、試行錯誤のため、この調整作業に多く
の時間を費やし、かつこの間の印刷資材の浪費が
多い。また仕事の種類、即ち印刷する版が変る毎
にこの様な調整作業がくり返される。これを防ぐ
ために熱練者をあてたとしても、この時間と資材
の節約にはおのずと限界があつた。しかも一般の
印刷物には巾方向に同一のものは殆どなく、巾方
向のインキ使用量に差がある。
次に一般的なインキング装置の概要について説
明すると、第2図は新聞紙の様に両面を印刷する
場合のローラの配列を示す。図において7は版
胴、8はブランケツト胴、9は印刷紙であり、版
胴7へのインキの供給は、インキ元ローラ10へ
インキポンプ11を経てインキノズル12より供
給される。インキ元ドクタブレード13はインキ
元ローラ10上のインキ供給量を調節するために
設けてある。
またインキ元ドクタブレード13及び履歴ドク
タブレード14により騒ぎ落されたインキ15
は、インキポンプ11により循環使用される。イ
ンキ元ローラ10へ供給されたインキは、インキ
受渡しローラ16へ転写され、更にインキ往復ロ
ーラ17へ受渡される。インキ往復ローラ7へは
同時に湿し水18も水元ローラ19よりブラシ2
0により飛散供給され、受渡しローラ21にてイ
ンキ往復ローラ17へ供給される。インキ往復ロ
ーラ17へ供給された水及びインキの内、必要量
は付ローラ22により版7へ転写される。インキ
往復ローラ17で残つたインキ及び水は、履歴ド
クタ14にて騒ぎ落されて一様な厚さになり、然
る後インキ受渡しローラ16より一様厚さのイン
キの供給を受けるので、インキ往復ローラ17か
ら付ローラ22へのインキの供給は、巾方向の一
様性が確保される。
ローラ群の材質は、インキ往復ローラ17、イ
ンキ元ローラ10はインキとの親和性の良い銅メ
ツキローラが、付ローラ22、インキ受渡しロー
ラ16、受渡しローラ21はニトリルゴムよりな
るゴムローラが、水元ローラ19には水との親和
性の良いクロムメツキローラが用いられている。
ここで問題となるのは、ブレードにより掻取りを
行なうインキ往復ローラ17とインキ元ローラ1
0である。
銅の硬度ぱビツカース硬度で50〜100Kgf/mm2
と非常に小さく、特にインキ往復ローラ17では
インキ膜厚が2〜5μと小さいため、炭素工具鋼
ブレード(SK−5)等を用いると、鋼ローラの
摩耗やブレードの喰い込みによる傷が入つたりし
て、長期の運転を実施する事が不可能であつた。
このためプラスチツク製のブレード等を利用した
が、その場合ブレードの摩耗が激しく、ブレード
による掻取り効果が減少してインキ膜厚が一定せ
ず、安定した印刷品質が得られず、頻繁にブレー
ドの取替えが必要であつた。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、オフセツト印刷機のインキローラ
において、鋼製のローラの周面に多孔質セラミツ
クを溶射すると共に、親油性樹脂により封孔処理
することにより、ブレードに高張鋼を使用するこ
とができブレードの摩耗による印刷物の濃度変化
の虞れがなく、かつ順調な運転を可能にするイン
キローラを提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第3図は本発明の実施例におけるインキロー
ラの断面図を示す。これは銅ローラに替り、表面
硬度の高いローラ材質よりなるインキローラであ
る。表面硬度の高い材質は、クロムメツキローラ
や表面を窒化、あるいは炭化する事により容易に
得られるが、これらのものはインキとの親和性が
悪く、インキ中に含まれる水がロール上のインキ
を駆逐し、ロール上のインキの載りを低下させ
て、そのため印刷紙面に達するインキの濃度が薄
くなり、鮮明な印刷が阻害される。
このため鋼性ロールの表面に硬度の高い多孔質
セラミツクの溶射膜を作り、あるいはロールその
ものを多孔質のセラミツクに替え表面硬度をもた
せると同時に、多孔質内に親和性樹脂をつめ込
み、インキとの親和性を持たせて、銅ローラに替
る硬度の高いインキローラを製造した。
第3図は本発明の1実施例を示すインキローラ
表面の断面図である。図において23は母材の鋼
材である。24は溶射されたセラミツク層で、厚
さは0.1〜1.0mm程度である。25は表面に開放さ
れた気孔であり、26は非開放された気孔であ
る。そして気孔25には親油性樹脂27がつめ込
まれているが、非開放の気孔26には樹脂の埋め
込みが行なわれていない。なお、樹脂の含浸時に
は、気孔内部まで樹脂が浸透する様にロール全体
を真空容器内に設置し、その後徐々に樹脂を含浸
させる事により、開放孔については完全な樹脂つ
め込みを行なつた。
この構造では表面の硬度はセラミツク層24で
保持される。対象とするセラミツクは、酸化物、
炭化物が主体であり、一般的に硬度としてはビツ
カース硬度で1000Kgf/mm2以上の高硬度を示すも
のであり、樹脂との複合材料にした所でも同じ硬
度を示す。
またインキの親和性はセラミツク層24と親油
性樹脂27の性状が共に影響する。セラミツクの
場合酸化物よりも炭化物の方がインキとの親和性
を示す。また樹脂ではエポキシ系あるいはフエノ
ール系、ビニール系がインキとの親和性を示す。
そこでこれらの組合わせにより、インキローラを
選定するものである。なお、樹脂は硬化しないと
長期運転中にインキ中の水と置換し、気孔25内
に水が浸入してインキとの親和性を低下させる要
因となる。
以上説明した如く本発明によるローラでは、表
面硬度が高いため、ブレードとして高張鋼を使用
しても、ローラの摩耗も小さく、ローラへの傷入
りもなく、半永久的に使用できる。またブレード
の摩耗も小さく、約300Hrの連続テストにおいて
もブレード摩耗による印刷物濃度変化もなく順調
な運転が可能となつた。
以下更に本発明を下記の具体例により詳述す
る。
実施例 (セラミツク溶射ロールの物性) ロール母材:普通鋼(1700mm l×417mmφ) 溶射厚み:0.4mm セラミツク空隙率:8.9% 表面硬度:1000Kgf/mm2 (ビツカース硬度) 気孔シール材:熱硬化性樹脂(フエノール系) シール方法:100TORR真空容器内にて2時間含
浸 硬化法:120℃、2Hrにて熱硬化 表面研磨:サンドペーパ、油砥石等任意の研磨手
段により表面の樹脂のみ除去 インキとの親和性を示す指標として、現在水と
の接触角を用いて評価している。本実施例でのセ
ラミツク素材の接触角は98°、樹脂の接触角は86°
であり、樹脂を埋め込んで複合材の接触角は92°
となり、銅ローラの接触角92°と同じ値を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来のインキング装置
の側断面図、第3図は本発明の実施例を示すイン
キローラの表面の断面図である。 図の主要部分の説明、23……母材の鋼材、2
4……セラミツク層、25……開放気孔、26…
…非開放気孔、27……親油性樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オフセツト印刷機のインキローラにおいて、
    鋼製のローラの周面に多孔質セラミツクを溶射す
    ると共に、親油性樹脂により封孔処理したことを
    特徴とするインキローラ。
JP15168383A 1983-08-22 1983-08-22 インキロ−ラ Granted JPS6044394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15168383A JPS6044394A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 インキロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15168383A JPS6044394A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 インキロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044394A JPS6044394A (ja) 1985-03-09
JPH0342596B2 true JPH0342596B2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=15523968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15168383A Granted JPS6044394A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 インキロ−ラ

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Families Citing this family (12)

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JPS6044394A (ja) 1985-03-09

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