JPH034231Y2 - - Google Patents

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JPH034231Y2
JPH034231Y2 JP7899986U JP7899986U JPH034231Y2 JP H034231 Y2 JPH034231 Y2 JP H034231Y2 JP 7899986 U JP7899986 U JP 7899986U JP 7899986 U JP7899986 U JP 7899986U JP H034231 Y2 JPH034231 Y2 JP H034231Y2
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hanging
locking
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hanger
arms
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JP7899986U
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗濯竿やロープなどに係止される衣
服用ハンガー等の吊下げ用物干具に関する。
〔従来技術〕
この種の吊下げ用物干具としては、第13図に
示すように、正面視ほぼ二等辺三角形状に成形さ
れた干具本50にフツク状の係止部材51を連設
し、この係止部材51に対して開閉自在なフツク
状の係止部材52を枢着するとともに、前記可動
係止部材52を閉じ方向に付勢するバネを設けた
ものが知られている(例えば、実開昭52−153530
号公報、実開昭59−5190号公報)。
この従来の吊下げ用物干具による場合は、前記
両係止部材51,52の開口幅が、固定係止部材
51に対する可動係止部材52の揺動代に制限さ
れるため、その開口幅が狭くなり、物干具を洗濯
竿やロープ等の小径のものにしか係止することが
できなかつたのである。しかも、前記両係止部材
51,52を物干時に作用する種々の力に抗して
閉じ姿勢に保持するためには、付勢力の大きなバ
ネを使用しなければならず、その結果、前記両係
止部材51,52の開き操作が重くなる問題があ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上述の実情に鑑みて勘案されたもの
であり、その目的は、物干具を洗濯竿やロープの
みならず、鴨居などの幅広の段部にも自由に係止
することができ、しかも、開閉操作を楽に行いな
がら確実に係止することのできる吊下げ用物干具
を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による吊下げ用物干具は、干具本体の両
側に左右一対の吊下げアームを枢着し、これら両
吊下げアームの中間部を、前記干具本体との枢支
点周りでの揺動を許容する状態で交差姿勢に固定
する固定具を固定解除自在に設けるとともに、前
記両吊下げアームの先端部には、互いに対向方向
に向かつて突出するフツク状係止部を形成してあ
る事を特徴とするものであり、それによる作用・
効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、前記両吊下げアームを干具本体との枢
支点を支点として交差姿勢で揺動させることによ
り、前記両吊下げアームの先端部に形成されたフ
ツク状係止部の開口幅を大きくとることができ
る。しかも、前記干具本体の重量及びこの干具本
体に掛けた衣服等の干物の荷重が前記両フツク状
係止部を閉じ姿勢に維持する力として作用するか
ら、これら両フツク状係止部を閉じ方向に付勢す
る特別な付勢具を設ける必要がなく、前記両吊下
げアームの交差部分を軽く固定するだけで、干具
を脱落のない状態で確実に係止保持することがで
きる。
〔考案の効果〕
従つて、物干具を洗濯竿やロープのみならず、
鴨居などの幅広の段部にも自由に係止することが
できるから、この係止対象範囲の拡大により室
外、室内での使い勝手を向上することができる。
しかも、開閉操作を楽に行いながら脱落のない状
態で確実に係止することができたのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第5図に示すように、干具本体の一
例で、複数のハンガー用係止溝1aを形成してあ
る合成樹脂製のハンガー係止部材1の両端部に、
左右一対の合成樹脂製の吊下げアーム2,2を枢
着し、これら両吊下げアーム2,2の中間部を、
ハンガー係止部材1との枢支点a,a周りでの揺
動を許容する状態で交差姿勢に固定する固定具3
を固定解除自在に設けるとともに、両吊下げアー
ム2,2の先端部には、互いに対向方向に向かつ
て突出するフツク状係止部4,4を一体成形し
て、ハンガー用としての吊下げ用物干具を構成し
てある。
固定具3は、両吊下げアーム2,2に形成され
た長孔2a,2aに沿つて移動自在なボルト3a
とナツト3b、ならびに、ハンガー係止部材1の
板厚に相当する肉厚の間隔規制部材3cとからな
る。
吊下げアーム2の一方の側面には、ナツト3b
の頭部に嵌合して、ボルト3aの締め付け操作時
におけるナツト3bの共回りを防止する溝2bを
形成するとともに、両吊下げアーム2,2の基部
2c,2cを、上方に立ち上がる略ヘの字に屈曲
形成し、かつ、フツク状係止部4,4の先端外周
面4a,4aを、先端ほど内周面4b,4bに近
接する先細り状の円弧面に形成してある。
そして、両吊下げアーム2,2をハンガー係止
部材1との枢支点a,aを支点として交差姿勢で
揺動させることにより、両吊下げアーム2,2の
先端部に形成されたフツク状係止部4,4の開口
幅を大きくとることができる。しかも、ハンガー
係止部材1の重量及びこのハンガー係止部材1の
係止溝1aにハンガーHを介して吊下げられた衣
服等の干物の荷重が前記両フツク状係止部4,4
を閉じ姿勢に維持する力として作用するから、こ
れら両フツク状係止部4,4を閉じ方向に付勢す
る特別な付勢具を設ける必要がなく、両吊下げア
ーム2,2の交差部分をボルト3a、ナツト3b
にて軽く固定するだけで、吊下げ用物干具を脱落
のない状態で確実に係止保持することができるの
である。
また、吊下げアーム2,2のヘの字状屈曲基部
2c,2cの存在により、前記ハンガー係止部材
1の両端部上縁と吊下げアーム2,2の基部下縁
との間に大きな空間を形成することができるか
ら、ハンガー係止部材1の最両側に位置する係止
溝1a,1aに対するハンガーHの係脱を容易に
行うことができるのである。
第4図は、上述の如く構成された吊下げ用物干
具のフツク状係止部4,4を鴨居Kの段部に係止
させた場合を示し、また、第5図は、固定具3を
取外して吊下げアーム2,2の交差姿勢を解除
し、これら両吊下げアーム2,2のフツク状係止
部4,4を左右の物干し竿や左右の壁体等に係止
させた場合を示す。
〔別実施例〕
(イ) 第6図に示すように、前記フツク状係止部
4,4の内周面4b,4bの中央にロープに対
する係止溝4c,4cを形成して実施してもよ
い。
(ロ) 第7図に示すように、前記固定具3を、一方
の吊下げアーム2の外面に接当する受部3d
と、他方の吊下げアーム2の外面に接当する偏
芯カム3e、ならびに、この偏芯カム3eを回
転操作するレバー3fとから構成して実施して
もよい。
この実施例による場合は、前記レバー3fの
ワンタツチ操作をもつて、前記吊下げアーム
2,2を固定状態と固定解除状態とに迅速に切
り換えることができる利点がある。
(ハ) 第8図、第9図に示すように、前記固定具3
を、前記吊下げアーム2,2の相対向面に付設
した磁石3g,3gから構成して実施してもよ
い。
(ニ) 第10図、第11図に示すように、前記ハン
ガー係止部材1に対して上下方向にスライド移
動自在に挿入された第1ガイド部材5と、前記
固定具3のボルト3aに外嵌保持された第2ガ
イド部材6とを枢支連結して、前記両吊下げア
ーム2,2を常に左右同じ姿勢で揺動させるべ
く構成してもよい。
尚、この実施例の場合では、前記両吊下げア
ーム2,2をハンガー係止部材1側に折り畳ん
だとき、前記第1ガイド部材5をハンガー係止
部材1の下面と平行に折り畳み可能に構成して
ある。
(ホ) 第12図に示すように、前記ハンガー係止部
材1のハンガー用係止溝1aのうち、中央に位
置するハンガー用係止溝1aを前記固定具3の
間隔規制部材3cが入り込み可能な大きさに形
成して、前記両吊下げアーム2,2をさらにコ
ンパクトに折り畳めるように構成してもよい。
(ヘ) 上述の実施例では、前記干具本体1として、
ハンガー用の係止部材を例に挙げて説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、
複数のピンチに対する取付け部を備えたピンチ
取付け部材などを使用して実施してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に番号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る吊下げ用物干
具の実施例を示し、第1図は折り畳み状態での正
面図、第2図は平面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図は鴨居に係止させたときの正面
図、第5図は分解状態での使用の一例を示す正面
図である。第6図乃至第8図、第10図、第12
図はそれぞれ別の実施例を示し、第6図は正面
図、第7図は固定具の断面図、第8図は正面図、
第9図は第8図の要部の断面図、第10図は使用
状態の正面図、第11図は第10図における折り
畳み状態の正面図、第12図は一部切欠正面図で
ある。第13図は従来の吊下げ用物干具を示す正
面図である。 1……干具本体、2……吊下げアーム、2a…
…長孔、3……固定具、3a……ボルト、3b…
…ナツト、4……フツク状係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 干具本体1の両側に左右一対の吊下げアーム
    2,2を枢着し、これら両吊下げアーム2,2
    の中間部を、前記干具本体1との枢支点周りで
    の揺動を許容する状態で交差姿勢に固定する固
    定具3を固定解除自在に設けるとともに、前記
    両吊下げアーム2,2の先端部には、互いに対
    向方向に向かつて突出するフツク状係止部4,
    4を形成してある吊下げ用物干具。 前記干具本体1が複数のハンガー用係止溝1
    aを備えたものである実用新案登録請求の範囲
    第項に記載の吊下げ用物干具。 前記固定具3が両吊下げアーム2,2に形成
    された長孔2a,2aに沿つて移動自在なボル
    ト3aとナツト3bとから構成されたものであ
    る実用新案登録請求の範囲第項に記載の吊下
    げ用物干具。
JP7899986U 1986-05-26 1986-05-26 Expired JPH034231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7899986U JPH034231Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP7899986U JPH034231Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS62192388U JPS62192388U (ja) 1987-12-07
JPH034231Y2 true JPH034231Y2 (ja) 1991-02-04

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JP7899986U Expired JPH034231Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JPS62192388U (ja) 1987-12-07

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