JPH0341675Y2 - - Google Patents

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JPH0341675Y2
JPH0341675Y2 JP1988048995U JP4899588U JPH0341675Y2 JP H0341675 Y2 JPH0341675 Y2 JP H0341675Y2 JP 1988048995 U JP1988048995 U JP 1988048995U JP 4899588 U JP4899588 U JP 4899588U JP H0341675 Y2 JPH0341675 Y2 JP H0341675Y2
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JP
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hanger
clothesline
clip
elastic attachment
attachment part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は物干竿に取付けてハンガーを固定する
物干用ハンガークリツプに関する。
〔従来技術及び課題〕
物干竿に、洗濯物を掛けたハンガーを直接吊し
た場合には、ハンガーが風によつて物干竿上を移
動し、適度の間隔を置いて干せない不具合を生ず
る。このため、従来より、リング状に構成し、物
干竿の任意位置に嵌め込むことにより、ハンガー
を任意位置に固定できるようにしたハンガークリ
ツプが、実開昭49−17535号公報、実開昭52
−95597号公報、実開昭53−135126号公報、
実公昭56−32233号公報において各種提案されて
いる。
しかし、従来のハンガークリツプは次のような
問題点があつた。
まず、前記、及びはハンガークリツプを
切目の有するリング状に構成し、物干竿の外周面
に対して径方向から押込んで取付けるため、物干
竿に対するハンガークリツプの着脱及び移動をス
ムースに行えないとともに、ハンガークリツプに
物が当たつた場合や重い物を掛けた場合、物干竿
から外れ易く、しかも、外れた場合には弾性によ
り遠方へ飛んで行く虞れがあるなど、基本的な機
能である安定性に欠ける。また、これらのハンガ
ークリツプは取付けた向きによつてハンガーの掛
け方や安定性が異なり、必要により向きを直さな
ければならないなど、使い勝手が悪く、利便性に
劣る。
一方、前記は単なるリング状のため、前記同
様、物干竿に対する着脱や位置変更を容易に行う
ことができない。また、ハンガーのフツクは溝に
挿入するため、ハンガーを掛けにくく、かつ外れ
易いなど、前記同様、安定性に欠けるとともに、
使い勝手が悪く、利便性に劣る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述した従来技術に存在する問題点を
解決した物干用ハンガークリツプの提供を目的と
するもので、以下に示すハンガークリツプ1によ
つて達成される。
即ち、第1図および第2図のように、本考案に
係る物干用ハンガークリツプ1は、自由端2a,
2bを有するリング状に形成し、かつ自由端2
a,2bの一方を凹状、他方を凸状に形成し、自
由端2a,2b同士を噛み合わせるとともに、物
干竿Sを挟着可能な弾性取付部2と、弾性取付部
2の外周上に、ほぼ等間隔に配し、かつ弾性取付
部2の径方向外方からハンガーHのフツクFを挿
入可能な対峙する一対の保持片3a…,3b…を
有する三つ以上のハンガー保持部3,4,5,と
を備えるとともに、一つのハンガー保持部3は凹
状の自由端2aの先端側に設け、他の一つのハン
ガー保持部4は凸状の自由端2bの先端側に設け
てなることを特徴としている。
〔作 用〕
次に、本考案に係る物干用ハンガークリツプ1
の作用について説明する。
第3図に示すように、ハンガークリツプ1にお
ける弾性取付部2は自由端2a,2bを有するリ
ング状に形成し、かつ自由端2a,2bの一方を
凹状、他方を凸状に形成し、自由端2a,2b同
士を噛み合わせてなるため、周方向における切目
が無く、物干竿Sに取付けた際には完全に巻付い
た状態となり、ハンガークリツプ1を径方向に引
張つたり、物が当たつても外れることはなく、安
定かつ確実にハンガーHを保持できる。また、第
5図及び第6図に示すように、弾性取付部2の外
周上に、ほぼ等間隔に配した対峙する一対の保持
片3a…,3b…を有する三つ以上のハンガー保
持部3,4,5により、物干竿Sに取付けたハン
ガークリツプ1の向きがどの向きとなつても、ハ
ンガーHのフツクFはいずれかのハンガー保持部
3,4,5に必ず保持され、ハンガークリツプ1
の取付に際しての位置決めは問われない。さらに
また、一つのハンガー保持部3は凹状の自由端2
aの先端側に設け、他の一つのハンガー保持部4
は凸状の自由端2bの先端側に設けたため、図3
に示すように、ハンガー保持部3と4を片手で狭
めれば、弾性取付部2のリング径を容易に広げる
ことができ、物干竿Sの端部から容易に装着(着
脱)できるとともに、位置変更も容易にでき、こ
のハンガー保持部3と4はグリツプを兼用する。
〔実施例〕
以下には、本考案に係る好適な実施例を図面に
基づき詳細に説明する。
まず、物干用ハンガークリツプ1の構造につい
て第1図〜第4図を参照して説明する。なお、第
1図は本考案に係るハンガークリツプの正面図、
第2図は同側面図、第3図はハンガークリツプの
弾性取付部を明示する斜視図、第4図は同弾性取
付部の展開図である。
ハンガークリツプ1は大別して弾性取付部2と
複数のハンガー保持部3,4,5からなる。
弾性取付部2は、弾性を有する金属板を型抜き
した第4図に示す形状の板材2pを、円形のリン
グ状に丸めて形成する。この板材2pの両端はリ
ング状に丸めた際に、それぞれ自由端2a,2b
となる。この場合、一方の自由端2aは凹状、他
方の自由端2bは凸状に形成する。これにより、
第3図のようにリング状にした際は凹凸が噛み合
い、連続したリング体を作り出すことができ、自
由にリング径を伸縮できる。
一方、三つのハンガー保持部3,4,5を用意
し、弾性取付部2の外周面上にほぼ等間隔に固着
するとともに、ハンガー保持部の一つ3は一方の
自由端2aの先端に、他の一つ4は他方の自由端
2bの先端に固着する。ハンガー保持部3(4,
5も同様)は例えば弾性棒材3pを第2図のよう
に湾曲させることにより、両側に対峙する弾性保
持片3a,3bを設け、各保持片3aと3bの中
途部を近接させるとともに、さらに両端部を外側
に近接させるとともに、さらに両端部を外側に開
いてV字状に形成する。各ハンガー保持部3,
4,5は弾性取付部2に対し放射方向(径方向)
へ向け、ハンガーHが径方向(軸に垂直方向)か
ら挿入できるように取付ける。なお、このハンガ
ー保持部3…の形状は任意であり、例えば剛性素
材によつて単にU字形等に形成することもでき
る。
次に、ハンガークリツプ1の使用方法について
第5図及び第6図を参照して説明する。第5図は
ハンガークリツプの使用状態における物干竿の軸
方向から見た図、第6図は同物干竿の軸垂直方向
から見た図である。
まず、弾性取付部2のリング径は弾性によつて
自由に伸縮するため、第3図中において、ハンガ
ー保持部3と4を手で持つて広げれば容易にリン
グ径を大きくでき、これによつて簡単に物干竿S
に通すことができる。この場合、第4図のように
各ハンガー保持部3と4を各自由端2aと2bに
おける先端に固着するため、第3図のようハンガ
ー保持部3と4を片手で矢印A方向へ狭めること
により、ワンタツチでリング径を大きくでき、こ
のハンガー保持部3と4がリング径を広げるため
のグリツプを兼用することができる。そして、任
意の位置にセツトすれば、その弾性力によつて物
干竿S上に固定される。
一方、洗濯物を掛けたハンガーHのフツク部F
を物干竿Sに対して直角方向からハンガー保持部
3…に挿入すれば、ハンガーHをワンタツチで物
干竿Sに掛け、また、外すことができる。この場
合、ハンガー保持部3…はほぼ等間隔で複数設け
てなるため、ハンガークリツプ1が周方向におい
て、どのような向きに取付けられても、フツク部
Fは少なくとも一つのハンガー保持部3…に必ず
保持されることになる。なお、ハンガー保持部3
…は四つ以上の使用を妨げるものではない。ま
た、本ハンガークリツプ1を物干竿Sから外す場
合にも、同様にハンガー保持部3と4を片手で握
るのみで容易に取外すことができる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考
案はこのような実施例に限定されるものではな
い。例えば、弾性取付部2及びハンガー保持部3
…はそれぞれプラスチツク等の他の弾性素材で形
成してもよい。この場合、ハンガー保持部3…は
必ずしも弾性素材を用いる必要はない。また、こ
れら両者は一体成形してもよい。その他、構成、
形状、配列、数量、素材等において、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更実施できる。
<考案の効果> このように、本考案に係る物干用ハンガークリ
ツプは自由端を有するリング状に形成し、かつ自
由端の一方を凹状、他方を凸状に形成し、自由端
同士を噛み合わせるとともに、物干竿を挟着可能
な弾性取付部と、その外周上に、ほぼ等間隔に配
し、かつ弾性取付部の径方向外方からハンガーの
フツクを挿入可能な対峙する一対の保持片を有す
る三つ以上のハンガー保持部とを備えるととも
に、一つのハンガー保持部は凹状の自由端の先端
側に設け、他の一つのハンガー保持部は凸状の自
由端の先端側に設けてなるため、次のような顕著
な効果を奏する。
弾性取付部は周方向に切目が無く、物干竿に
対して完全に巻付いた状態となるため、ハンガ
ークリツプを径方向に引張つたり、物が当たつ
ても外れることはなく、ハンガーを確実かつ安
定に固定できる。
ハンガー保持部はグリツプを兼用するため、
ハンガー保持部を手で挟むだけで、弾性取付部
を広げることができ、物干竿に対してワンタツ
チで着脱できるとともに、位置変更も容易に行
うことができ、使い勝手と利便性に優れる。
ハンガークリツプは物干竿に対して、どのよ
うな向きに取付けられても、確実にハンガーを
固定でき、位置合わせ等の煩わしさはなくな
り、さらなる使い勝手及び利便性向上を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るハンガークリツプの正面
図、第2図:同側面図、第3図:同ハンガークリ
ツプの弾性取付部を明示する斜視図、第4図:同
弾性取付部の展開図、第5図:同ハンガークリツ
プの使用状態における物干竿の軸方向から見た
図、第6図:同物干竿の軸方向から見た図。 尚図面中、1:ハンガークリツプ、2:弾性取
付部、2a,2b:自由端、3,4,5:ハンガ
ー保持部、3a,3b:保持片、H:ハンガー、
F:フツク、S:物干竿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自由端2a,2bを有するリング状に形成し、
    かつ自由端2a,2bの一方を凹状、他方を凸状
    に形成し、自由端2a,2b同士を噛み合わせる
    とともに、物干竿Sを挟着可能な弾性取付部2
    と、弾性取付部2の外周上に、ほぼ等間隔に配
    し、かつ弾性取付部2の径方向外方からハンガー
    HのフツクFを挿入可能な対峙する一対の保持片
    3a…,3b…を有する三つ以上のハンガー保持
    部3,4,5,とを備えるとともに、一つのハン
    ガー保持部3は凹状の自由端2aの先端側に設
    け、他の一つのハンガー保持部4は凸状の自由端
    2bの先端側に設けてなることを特徴とする物干
    用ハンガークリツプ。
JP1988048995U 1988-04-12 1988-04-12 Expired JPH0341675Y2 (ja)

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JP1988048995U JPH0341675Y2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12

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JPH01153199U JPH01153199U (ja) 1989-10-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020130978A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 佐藤 元彦 滑り落下防止外干用ハンガーセット

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JPS5632233U (ja) * 1979-08-13 1981-03-30

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