JP3009015U - 物干しハンガー - Google Patents

物干しハンガー

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JP3009015U
JP3009015U JP1994012575U JP1257594U JP3009015U JP 3009015 U JP3009015 U JP 3009015U JP 1994012575 U JP1994012575 U JP 1994012575U JP 1257594 U JP1257594 U JP 1257594U JP 3009015 U JP3009015 U JP 3009015U
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rod
hanger
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length adjusting
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JP1994012575U
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Inventor
仁示 服部
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仁示 服部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯に便利で物干し操作性に優れ、多種多様
の洗濯物の物干しが効率よく行える物干しハンガーを提
供することにある。 【構成】 筒構造からなる基杆1の両側に、内側基端部
に前記基杆1の内壁面との固定,解放手段2をもつ長さ
調整杆3をスライド可能に挿嵌したハンガー杆Aと、該
ハンガー杆Aの任意の個所に挟着支持可能としたクリッ
プ構造の吊具Bとからなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物干しハンガーの改善に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
一般に、長袖で比較的肉厚生地からなるトレーナーシャツ,セーター類などを 洗濯し乾燥する際に、普通のハンガーを使用すると長袖の部分が垂れ下り、両袖 と身頃の接触重合部分が乾燥しにくく、特に雨天や冬期においては完全に乾燥さ せるのに長時間を要するばかりでなく、型崩れが生ずるという不都合がある。 このような課題を解決する手段として、長尺の物干し竿に両袖を通し、袖部を 水平にして乾燥する手段があるが、一般家庭ではこのような物干し竿の使用は可 能であるが、家庭以外の例えば学校における各種スポーツなどのクラブ活動,合 宿,キャンプ地などにおける洗濯したトレーナーシャツ類の乾燥には普通のハン ガーを使用せざるを得ない。 また、着物用ハンガーを使用して洗濯物を乾燥することが考えられるが、この 場合は物干し竿と同様に両袖部が水平の状態で乾燥しうるが、この着物用ハンガ ーの中央部に吊具が固定してあるため、この吊具がトレーナーシャツなどの長袖 を通すときの邪魔になり、物干し操作性に煩雑性が伴うばかりでなく、この種ハ ンガーは携帯に不便であるという課題が依然として残されている。
【0003】 本考案の目的は、携帯に便利で物干し操作性に優れ、多種多様の洗濯物の物干 しが効率よく行える物干しハンガーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、筒構造からなる基杆の両側に、内 側基端部に前記基杆の内壁面との固定,解放手段をもつ長さ調整杆をスライド可 能に挿嵌したハンガー杆と、該ハンガー杆の任意の個所に挟着支持可能としたク リップ構造の吊具とからなること、前記基杆を比較的短尺に構成するとともに、 前記長さ調整杆を、外側方に至るに従い順次径細とし、かつ、伸縮可能に嵌合連 結した複数の杆部材により構成せしめ、携帯姿勢における前記ハンガー杆をコン パクト化したこと、前記基杆の中央に目印を設けるとともに、前記吊具の下辺中 央に前記目印が視知しうる切欠き部を設けたこと、および、前記長さ調整杆の外 周に、使用時のハンガー杆長を調整決定するスケールを付設したものである。
【0005】
【作用】
筒構造の基杆の両側に長さ調整杆を設けたハンガー杆とクリップ構造の吊具と 別個に設けたことにより、長袖のトレーナーシャツ,セーター等にハンガー杆を 容易に袖通しセットし、このハンガー杆に吊具を挟着支持させて効率よく乾燥さ せることができ、また、伸ばしたハンガー杆の両端部に吊具を挟着支持すること により、ランニングシャツなど被乾燥物の脱落のない多種多様の物干しがなしう る。 基杆を比較的短尺とし、長さ調整杆を多段構造でかつ伸縮可能とすることによ り、ハンガー杆全体のコンパクト化が図れ、携帯に便利である。 基杆の中央に目印を設け、吊具の下辺中央に目印が目視しうる切欠き部を設け たことにより、吊具の基杆の中央部に挟着支持させる手段が容易にできる。 長さ調整杆にスケールを設けたことにより、被乾燥物の大きさに適合するよう ハンガー杆の長さ調整決定が容易に行われる。
【0006】
【実施例】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は本考案物干しハンガーの正面図、図2はハンガー杆の分解正面図、図3 は本考案物干しハンガーを構成する吊具の正面図、図4は吊具の側面図、図5は 使用状態の正面図、図6は他の使用状態の正面図、図7はハンガー杆の別実施例 を示す正面図である。
【0007】 図1,図2について説明すると、1は、軽金属又は合成樹脂材料などよりなる 筒構造の基杆であって、該基杆1の両側に、内側端部に基杆1の内壁面との固定 ,解放手段2をもつ長さ調整杆3をスライド可能に挿嵌してハンガー杆Aを構成 する。前記長さ調整杆3の外周には、基杆1に対する長さ調整杆3の突出量を決 定しハンガー杆Aの長さを長,短に調整する目安となるスケール4が複数個適当 間隔毎に設けてある。また、前記基杆1の内部中央には仕切りを兼ねた補強材5 が挿嵌又は一体に形成してありこの基杆1に挿嵌される長さ調整杆3の度当りと 基杆1の補強を図ったものである。更に、基杆1の外部中央には、後述する吊具 Bの挟着支持位置の適正化を図る目印(センターポイント)6を設ける。 尚、前記両長さ調整杆3の内側端部に設けた基杆1の内壁面との固定,解放手 段2の構成は、市販されている操作の柄又は突張り棒などに用いられている長さ 調整固定用の構造がそのまま利用しうることから、特に図示説明を省略する。即 ち、例えば基杆1にスライド可能に挿嵌した長さ調整杆3の基端に、これの軸線 方向にそった偏心軸を突設し、この偏心軸に両端部が肉薄で中央部に至るに従い 肉厚とした缺円形状の変厚リングを回動可能に挿嵌し、基杆1に対して長さ調整 杆3を回動することにより前記偏心軸の外面と基杆1の内壁面との間に変厚リン グを強圧せしめて基杆1に長さ調整杆3を固定させ、長さ調整杆3の逆回転によ り変厚リングの基杆1の内壁面に作用する強圧を解除し、基杆1に対し長さ調整 杆3をフリーとなしスライドできるようにしたものなどがあり、前記固定,解放 手段2の構成は任意であり、公知の技術がそのまま利用しうるものである。
【0008】 次に、図3,図4について吊具Bの構成について説明する。前記ハンガー杆A の基杆1又は長さ調整杆3の任意個所を挟着支持する弾性をもつクリップ構造か らなり、かつ、発条(図示略)で強圧される2枚のクリップ片7の下辺に円弧状 の挟持部8を対向的に形成するとともに、前記2枚のクリップ片7を結合する軸 9部に掛具10の基部を軸支し、更に前記両クリップ片7の中央下辺に、前記基 杆1に設けた目印6が目視できる切欠き部11を設けたものである。前記吊具B は上述のように構成されている。
【0009】 また、図7に示すように、ハンガー杆Aを構成する基杆1を比較的短尺に形成 し、これに挿嵌される長さ調整杆3を、外側方に至るに従い順次径細とし、かつ 、伸縮可能に嵌合連結した複数の杆部材3aにより構成せしめ、携帯姿勢におけ るハンガー杆Aをコンパクト化としたものである。尚、各杆部材3aの内側基部 に前記と同様の固定,解放手段を設けることは当然のことである。
【0010】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a)筒構造の基杆の両側に長さ調整杆を設けたハンガー杆とクリップ構造の吊 具と別個に設けたことにより、長袖のトレーナーシャツ,セーター等にハンガー 杆を容易に袖通しセットし、このハンガー杆に吊具を挟着支持させて形崩れせず 効率よく乾燥させることができ、また、伸ばしたハンガー杆の両端部に吊具を挟 着支持することにより、ランニングシャツなど被乾燥物の脱落のない多種多様の 物干しがなしうる。 (b)基杆を比較的短尺とし、長さ調整杆を多段構造でかつ伸縮可能とすること により、ハンガー杆全体のコンパクト化が図れ、携帯に便利である。 (c)基杆の中央に目印を設け、吊具の下辺中央に目印が目視しうる切欠き部を 設けたことにより、吊具の基杆の中央部に挟着支持させる手段が容易にできる。 (d)長さ調整杆にスケールを設けたことにより、被乾燥物の大きさに適合する ようハンガー杆の長さ調整決定が容易に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案物干しハンガーの正面図である。
【図2】ハンガー杆の分解正面図である。
【図3】本考案物干しハンガーを構成する吊具の正面図
である。
【図4】吊具の側面図である。
【図5】使用状態の正面図である。
【図6】他の使用状態の正面図である。
【図7】ハンガー杆の別実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
A ハンガー杆 B 吊具 1 基杆 2 固定,解放手段 3 長さ調整杆 3a 杆部材 4 スケール 5 仕切りを兼ねた補強材 6 目印 7 クリップ片 8 挟持部 9 軸 10 掛具 11 切欠き部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒構造からなる基杆の両側に、内側基端
    部に前記基杆の内壁面との固定,解放手段をもつ長さ調
    整杆をスライド可能に挿嵌したハンガー杆と、該ハンガ
    ー杆の任意の個所に挟着支持可能としたクリップ構造の
    吊具とからなることを特徴とする物干しハンガー
  2. 【請求項2】 前記基杆を比較的短尺に構成するととも
    に、前記長さ調整杆を、外側方に至るに従い順次径細と
    し、かつ、伸縮可能に嵌合連結した複数の杆部材により
    構成せしめ、携帯姿勢における前記ハンガー杆をコンパ
    クト化したことを特徴とする請求項1記載の物干しハン
    ガー。
  3. 【請求項3】 前記基杆の中央に目印を設けるととも
    に、前記吊具の下辺中央に前記目印が視知しうる切欠き
    部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の物干しハンガー。
  4. 【請求項4】 前記長さ調整杆の外周に、使用時のハン
    ガー杆長を調整決定するスケールを付設したことを特徴
    とする請求項1,2又は請求項3記載の物干しハンガ
    ー。
JP1994012575U 1994-09-14 1994-09-14 物干しハンガー Expired - Lifetime JP3009015U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192535A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Toyama Prefecture 高分子微粒子を原材料とするマイクロ部品及びその作製方法
JP2011501999A (ja) * 2007-10-24 2011-01-20 シタウ サービカル ビジュアライザ カンパニー 単一画像中に頸椎を可視化するための方法及び装置
JP2017063806A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社川口技研 物干竿
JP6421285B1 (ja) * 2018-03-01 2018-11-07 修平 山崎 物干しハンガー

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