JPH034156Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034156Y2 JPH034156Y2 JP1983201593U JP20159383U JPH034156Y2 JP H034156 Y2 JPH034156 Y2 JP H034156Y2 JP 1983201593 U JP1983201593 U JP 1983201593U JP 20159383 U JP20159383 U JP 20159383U JP H034156 Y2 JPH034156 Y2 JP H034156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- series
- braking
- field winding
- armature
- motor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直巻電動機の制動装置に係り、特に良
好な制動特性を得るのに好適な制動装置に関する
ものである。
好な制動特性を得るのに好適な制動装置に関する
ものである。
第1図は従来の直巻電動機の制動装置の1例を
示す回路図である。第1図において、1は電源、
2は直巻電動機の電機子、3は電機子1に直列に
接続された直巻電動機の運転用界磁巻線である。
4は制動装置の制動用界磁巻線、5は制動装置の
切換スイツチで、制動用界磁巻線4は、運転用界
磁巻線3と逆方向の極性に巻回してあり、切換ス
イツチ5が電動機制動時に接点b側に投入された
ときに電機子2に並列に接続されるようにしてあ
る。すなわち、直巻電動機停止時に、制動用界磁
巻線4に電流を流さず、電動機の残留磁気により
制動トルクを得るようにしてある。しかし、これ
では、残留磁気は小さく、しかも、過去に流れた
電動機電流の関数であつて、電動機の磁気回路の
構成および鉄の特性によつても左右されるので、
不安定な要因を含んでおり、制動特性が良かつた
り悪かつたりするという問題がある。
示す回路図である。第1図において、1は電源、
2は直巻電動機の電機子、3は電機子1に直列に
接続された直巻電動機の運転用界磁巻線である。
4は制動装置の制動用界磁巻線、5は制動装置の
切換スイツチで、制動用界磁巻線4は、運転用界
磁巻線3と逆方向の極性に巻回してあり、切換ス
イツチ5が電動機制動時に接点b側に投入された
ときに電機子2に並列に接続されるようにしてあ
る。すなわち、直巻電動機停止時に、制動用界磁
巻線4に電流を流さず、電動機の残留磁気により
制動トルクを得るようにしてある。しかし、これ
では、残留磁気は小さく、しかも、過去に流れた
電動機電流の関数であつて、電動機の磁気回路の
構成および鉄の特性によつても左右されるので、
不安定な要因を含んでおり、制動特性が良かつた
り悪かつたりするという問題がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、良好な制動特性を得ることができる直巻電
動機の制動装置を提供することにある。
くし、良好な制動特性を得ることができる直巻電
動機の制動装置を提供することにある。
本考案の特徴は、電動機停止時に制動用界磁巻
線に強制的に励磁をかけるようにするため、直巻
電動機の電機子に並列に接続したダイオードとコ
ンデンサとの直列回路と、直巻電動機の運転用界
磁巻線と逆方向の極性に巻回してなる一端を上記
ダイオードと上記コンデンサとの接続点に接続し
て制動用界磁巻線と、制動時にはこの制動用界磁
巻線を上記コンデンサに並列に接続し、運転時に
は、上記運転用界磁巻線を上記電機子に接続する
切換スイツチとを備えた構成とした点にある。
線に強制的に励磁をかけるようにするため、直巻
電動機の電機子に並列に接続したダイオードとコ
ンデンサとの直列回路と、直巻電動機の運転用界
磁巻線と逆方向の極性に巻回してなる一端を上記
ダイオードと上記コンデンサとの接続点に接続し
て制動用界磁巻線と、制動時にはこの制動用界磁
巻線を上記コンデンサに並列に接続し、運転時に
は、上記運転用界磁巻線を上記電機子に接続する
切換スイツチとを備えた構成とした点にある。
以下本考案を第2図、第3図に示した実施例を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
第2図は本考案の直巻電動機の制動装置の一実
施例を示す回路図で、第1図と同一部分は同じ符
号で示し、ここでは説明を省略する。第2図にお
いては、直巻電動機の電機子2に並列にダイオー
ド6とコンデンサ7との直列回路を接続し、直巻
電動機の運転用界磁巻線3と逆方向の極性に巻回
した制動用界磁巻線4の一端をダイオード6とコ
ンデンサ7との接続点に接続し、切換スイツチ5
が直巻電動機の停止時に接点b側に投入されたと
きに制動用界磁巻線4の他端がコンデンサ7と電
機子2との接続点に接続されて制動用界磁巻線5
がコンデンサ7に並列に接続される構成の制動装
置としてある。
施例を示す回路図で、第1図と同一部分は同じ符
号で示し、ここでは説明を省略する。第2図にお
いては、直巻電動機の電機子2に並列にダイオー
ド6とコンデンサ7との直列回路を接続し、直巻
電動機の運転用界磁巻線3と逆方向の極性に巻回
した制動用界磁巻線4の一端をダイオード6とコ
ンデンサ7との接続点に接続し、切換スイツチ5
が直巻電動機の停止時に接点b側に投入されたと
きに制動用界磁巻線4の他端がコンデンサ7と電
機子2との接続点に接続されて制動用界磁巻線5
がコンデンサ7に並列に接続される構成の制動装
置としてある。
次に動作について説明する。直巻電動機の運転
時、すなわち、切換スイツチ5が接点a側に投入
されているときは、電機子2と運転用界磁巻線3
とが電源1に対して直列に接続され、電機子2は
回転する。一方、コンデンサ7は、ダイオード6
を通じて充電される。次に、停止時、すなわち、
切換スイツチ5が接点b側に閉路するように切り
換えられると、コンデンサ7は、運転時に充電さ
れた電荷を制動用界磁巻線4を通して放電するた
め、制動用界磁巻線4は強制的に励磁される。こ
れにより、電機子2のもつ回転エネルギーにより
ダイオード6と制動用界磁巻線4を通じて発電
し、制動トルクを発生し、直巻電動機は急速に停
止する。したがつて、上記した本考案の実施例に
よれば、良好な制動特性を得ることができる。
時、すなわち、切換スイツチ5が接点a側に投入
されているときは、電機子2と運転用界磁巻線3
とが電源1に対して直列に接続され、電機子2は
回転する。一方、コンデンサ7は、ダイオード6
を通じて充電される。次に、停止時、すなわち、
切換スイツチ5が接点b側に閉路するように切り
換えられると、コンデンサ7は、運転時に充電さ
れた電荷を制動用界磁巻線4を通して放電するた
め、制動用界磁巻線4は強制的に励磁される。こ
れにより、電機子2のもつ回転エネルギーにより
ダイオード6と制動用界磁巻線4を通じて発電
し、制動トルクを発生し、直巻電動機は急速に停
止する。したがつて、上記した本考案の実施例に
よれば、良好な制動特性を得ることができる。
第3図は本考案の他の実施例を示す第2図に相
当する回路図で、第2図と同一部分は同じ符号で
示してある。第3図においては、コンデンサ7に
直列に抵抗8が接続してある。この場合は、抵抗
8は制動開始時にコンデンサ7から制動用界磁巻
線4に放電される電流を抑制し、制動トルクを抑
制して電機子2に生じる衝撃力を緩和する。
当する回路図で、第2図と同一部分は同じ符号で
示してある。第3図においては、コンデンサ7に
直列に抵抗8が接続してある。この場合は、抵抗
8は制動開始時にコンデンサ7から制動用界磁巻
線4に放電される電流を抑制し、制動トルクを抑
制して電機子2に生じる衝撃力を緩和する。
以上説明したように、本考案によれば、良好な
制動特性を得ることができるという効果がある。
制動特性を得ることができるという効果がある。
第1図は従来の直巻電動機の制動装置の一例を
示す回路図、第2図は本考案の直巻電動機の制動
装置の一実施例を示す回路図、第3図は本考案の
他の実施例を示す回路図である。 2……電機子、3……運転用界磁巻線、4……
制動用界磁巻線、5……切換スイツチ、6……ダ
イオード、7……コンデンサ、8……抵抗。
示す回路図、第2図は本考案の直巻電動機の制動
装置の一実施例を示す回路図、第3図は本考案の
他の実施例を示す回路図である。 2……電機子、3……運転用界磁巻線、4……
制動用界磁巻線、5……切換スイツチ、6……ダ
イオード、7……コンデンサ、8……抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 直列に接続された電機子と運転用界磁巻線と
からなる直巻電動機において、コンデンサと制
動用界磁巻線を並列に接続し、該並列回路とダ
イオードを直列に接続し、該直列回路と前記電
機子を並列に接続すると共に、該直列回路と前
記電機子との並列回路の端部に、運転時には前
記運転用界磁巻線を前記電機子に接続する切換
スイツチを備えていることを特徴とする直巻電
動機の制動装置。 2 前記コンデンサは直列に抵抗を接続してある
請求項1記載の直巻電動機の制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20159383U JPS60108198U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 直巻電動機の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20159383U JPS60108198U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 直巻電動機の制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108198U JPS60108198U (ja) | 1985-07-23 |
JPH034156Y2 true JPH034156Y2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=30763530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20159383U Granted JPS60108198U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 直巻電動機の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108198U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5296221U (ja) * | 1976-01-18 | 1977-07-19 | ||
JPS52120906U (ja) * | 1976-03-12 | 1977-09-14 |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP20159383U patent/JPS60108198U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108198U (ja) | 1985-07-23 |
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