JPH047651Y2 - - Google Patents

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JPH047651Y2
JPH047651Y2 JP1982176197U JP17619782U JPH047651Y2 JP H047651 Y2 JPH047651 Y2 JP H047651Y2 JP 1982176197 U JP1982176197 U JP 1982176197U JP 17619782 U JP17619782 U JP 17619782U JP H047651 Y2 JPH047651 Y2 JP H047651Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は例えば蓄電池で駆動される蓄電池車
のように、蓄電池の出力により直流電動機を駆動
し、その駆動電流をチヨツパ回路で断続し、その
断続比を制御することにより直流電動機の回転速
度を制御できるようにされた直流電動機の蓄電池
駆動装置に関し、特にその直流電動機の駆動装置
を利用して蓄電池に対する充電を可能にしようと
するものである。
従来、蓄電池車における蓄電池の充電は、商用
電力を整流回路で整流し、ほゞ一定電圧の直流と
して、蓄電池へ一定時間供給する準定電圧方式で
行われていた。この方式の充電器は構成が頗る簡
単であるが、電源電圧や周波数の変動を大きく受
け、しかも充電量をタイマで設定するものである
ため、蓄電池を常に満充電状態にすることは難か
しく、かつ充電時間を短縮することが困難であつ
た。
これらの点より蓄電池への充電をサイリスタの
流通角を制御して定電圧、定電流方式で行うこと
も実施されている。この方式によれば充電時間を
短かくでき、しかも常に満充電状態にすることが
でき、かつ電源電圧や周波数の変動に影響されな
い、しかしサイリスタを制御するため制御回路が
複雑となり、高価にして大形になり、かつ重量も
増加する欠点があつた。
この考案は以上の諸点を考慮して、蓄電池によ
り駆動される直流電動機で、かつ高速制御が可能
とされた駆動装置において、その駆動装置及び直
流電動機の一部を利用して、僅かの部品を付加す
ることにより、直流電動機駆動用蓄電池に対し、
定電圧−定電流方式で充電を行なうことができる
ようにしようとするものである。
以下図面を参照してこの考案の実施例を説明す
る。第1図において、直流電動機11はチヨツパ
回路12を介して蓄電池13の両端間に接続され
る。この直流電動機11の電流通路に電流検出器
14が挿入され、この電流検出出力は速度指令信
号発生回路19に入力され、この速度指令信号発
生回路19には速度設定器16からの速度指令も
入力され、速度指令信号発生回路19の出力は制
御回路15に入力され、その速度に対応した断続
制御信号が制御回路15から出力され、この出力
でチヨツパ回路12が断続制御される。直流電動
機11と並列にかつ蓄電池13と逆極性で整流素
子17が接続される。
速度設定器16は、例えば蓄電池車の場合、ア
クセルの踏込み量と対応した信号を出力するもの
であり、この信号は速度処理回路18で所定のレ
ベル範囲の信号とされて加算器よりなる速度指令
信号発生回路19に入力される。電流検出回路1
4の出力と電流処理回路21で所定のレベル範囲
の信号とされて速度指令信号発生回路19に入力
され、速度信号と差し引かれる。速度指令信号発
生回路19の出力は切替スイツチ(後述する)2
2を通じて制御回路15内の比較器23に入力さ
れ、基準信号発生器24からの鋸歯状波信号と比
較される。比較器23の出力は駆動回路25を通
じてチヨツパ回路12に断続制御信号として供給
される。この例ではチヨツパ回路12はnpn形ト
ランジスタが用いられている。
速度設定器16の設定速度を高くすると、速度
指令信号発生回路19の出力が大きくなり、比較
器23の出力のパルス幅が大となつて、チヨツパ
回路12におけるオン区間が大となり、直流電動
機11の回転速度が高くなる。直流電動機11の
回転速度が高くなり過ぎると、電流検出器14の
検出出力が大きくなり、加算器19の出力レベル
が下つて、チヨツパ回路12のオン区間が短かく
なり、回転速度を下げる。このようにして直流電
動機11は設定した速度で回転する。
この考案においては、直流電動機11の電機子
26及び界磁巻線27間に切替器28が挿入され
る。この切替器28を制御してこの例では界磁巻
線27及びチヨツパ回路12の直列回路を充電用
直流電源の出力側、この例では充電用整流回路2
9の出力側に接続することができるようにされ
る。充電用整流回路29は例えばダイオードブリ
ツヂよりなり、その一対の入力端子間に商用電源
のような交流電源31が接続され、出力端子の一
方は切替器28の一方の固定接点に、出力端子の
他方はチヨツパ回路12及び電流検出器14の接
続点に接続される。整流回路29の出力端子間に
コンデンサ32が接続される。更に蓄電池13の
電圧を検出する電圧検出器33が接続され、この
電圧検出器33の出力は、電圧処理回路34に供
給され、所定レベル範囲の電圧信号として加算器
よりなる充電指令信号発生回路35へ入力され
る。充電指令信号発生回路35には電流処理回路
21の出力も入力され、その両入力が互いに差し
引かれる。制御回路15の入力側に前述した切替
スイツチ22が設けられ、このスイツチ22によ
り速度指令信号発生回路19、充電指令信号発生
回路35の一方の出力が比較器23へ供給され
る。更にこの例では基準信号発生回路24にスイ
ツチ36を設け、このスイツチ36を制御して基
準信号発生回路24の鋸歯状波信号の周波数を高
くすることができるようにされる。
この構成において蓄電池13に対する充電を行
う場合は、第1図で点線で示すように切替器28
を整流回路29側に、スイツチ22を充電指令信
号発生回路35側にそれぞれ切替え、かつスイツ
チ36をオンにする。この時は第2図に示す状態
となり、チヨツパ回路12がオンすると、界磁巻
線27に整流回路29の整流出力が流れてエネル
ギーが蓄積され、チヨツパ回路12がオフする
と、界磁巻線27に蓄積されたエネルギーは整流
素子17を通じて蓄電池13へ供給され、蓄電池
13は充電される。
第3図Aに示すようにチヨツパ回路12のオン
の区間TN、オフの区間TFが繰返されると、チヨ
ツパ回路12の電圧は第3図Bに示すようにオン
区間TNでほゼロ、オフ区間TFでほゞ一定電圧と
なり、チヨツパ回路12の電流は第3図Cに示す
ようにオン区間TNでのみ流れ、蓄電池13に対
する充電電流は第3図Dに示すようにオフ区間
TFのみ流れ、蓄電池13の電圧は第3図Eに示
すようになる。チヨツパ回路12がオフとなつた
時の電圧VO整流回路29の出力電圧をEとする
と、 VO=E(TN+TF)/TF となる。TN+TFは一定であり、オン区間TNを制
御することにより蓄電池13に対する充電電圧、
電流を制御できる。検出器14,33からそれぞ
れ充電電流、充電電圧が検出されて充電指令信号
発生回路35へ供給され、過電流になると、比較
器23の出力パルス幅が小さくなり、過電流を防
止し、この制御回路15は第4図に示すように昇
圧形チヨツパによる定電圧−定電流制御特性を示
す。蓄電池13が充分放電され、その電圧が低い
間、即ち第4図の定電圧領域の電圧になるまで
は、蓄電池13は定電流で充電され、定電圧領域
に、蓄電池13の電圧が上ると、蓄電池13は定
電圧で充電される。従つてこの充電特性は第5図
に示すように充電電流は曲線37となり、蓄電池
13の端子電圧は曲線38となる。チヨツパ回路
12のオン区間TN定電流充電領域で大で、定電
圧領域で小となる。このようにして定電流−定電
圧方式の充電が行われる。
充電用整流回路29としては第6図に示すよう
に、交流電源31を3相交流出力とし、これを両
波整流するように構成してもよい。この場合はコ
ンデンサ32を省略できる。このように昇圧チヨ
ツパによる充電動作においては、チヨツパ周波数
を商用周波数(電源31の周波数)より高くして
いるため、整流回路29の整流素子に流れる電流
は第7図の曲線39のように、電流ピークのない
力率の良い波形となり、入力電源31を乱すおそ
れはない。第7図において斜線が施されている部
分が充電電流となり、TNはチヨツパ回路12の
オン区間であり、曲線41は整流電圧を示す。
第1図及び第6図の何れの実施例においても、
充電動作時に電機子26とチヨツパ回路12との
直列回路を整流回路29の出力側に接続してもよ
い。切替器28は電子的なものを用いてもよい。
以上述べたようにこの考案の駆動・充電装置に
よれば、駆動装置に切替器28を加えると共に制
御回路15の入力側にも僅かな回路の付加のみ
で、直流電動機の駆動装置を利用して蓄電池13
に対して定電流、定電圧方式の充電を行うことが
でき、従つて短時間で過充電となることなく満充
電状態にすることができ、しかも小形、軽量で安
価に構成することができる。特に低電圧大電流部
分における切替えは1個所のみでよく、安価にか
つ小形に作ることができる。充電用に駆動用チヨ
ツパの構成部品のほとんどを用い、昇圧用コイル
として、界磁巻線27又は電機子26を用いるた
め、新たに加える部品が僅かで済み、経済的に有
利である。
なお、充電動作時に界磁巻線27又は電機子2
6を用いるため、インダクタンス成分が比較的小
さいが、速度制御の場合よりもチヨツパ回路12
のオンオフ周波数を高くさせることにより、チヨ
ツパ回路12のピーク電流を抑えることができ、
また界磁巻線27又は電機子26の磁心の飽和を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による駆動充電装置の一例を
示す回路図、第2図は第1図に示した装置の充電
動作の状態の部分を示す図、第3図は充電動作時
の動作波形図、第4図は充電動作時のチヨツパの
電流−電圧特性の例を示す図、第5図は充電特性
の例を示す図、第6図はこの考案の駆動・充電装
置の他の例を示す回路図、第7図はその動作波形
図である。 11……直流電動機、12……チヨツパ回路、
13……蓄電池、14……電流検出器、15……
制御回路、16……速度設定器、23……比較
器、24……基準信号発生器、25……チヨツパ
駆動回路、26……電機子、27……界磁巻線、
28……切替器、29……整流回路、31……交
流電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓄電池と、その蓄電池と直列に接続された直流
    電動機と、その直流電動機と直列に挿入されたチ
    ヨツパ部と、上記直流電動機と並列に接続され、
    上記蓄電池と逆極性の整流素子と、速度指令信号
    に基づいて上記チヨツパ部に断続制御信号を供給
    する制御回路とを具備する直流電動機の蓄電池駆
    動装置において、 上記直流電動機の界磁巻線と電機子との間に挿
    入され、その界磁巻線と電機子とを接続した状態
    と、上記界磁巻線または電機子と上記チヨツパ部
    との直列回路を充電用直流電源の出力側に接続し
    た状態とに切換えることができる1つの切替器
    と、上記速度指令信号に代えて充電指令信号を上
    記制御回路へ切替え入力する切替スイツチとを設
    けたことを特徴とする直流電動機の蓄電池駆動・
    充電装置。
JP17619782U 1982-11-19 1982-11-19 直流電動機の蓄電池駆動・充電装置 Granted JPS5981244U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132008A (en) * 1974-09-12 1976-03-18 Bridgestone Tire Co Ltd Kokadorotoniokeru seishinboonsochi

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