JPH0328918B2 - - Google Patents
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- JPH0328918B2 JPH0328918B2 JP57126871A JP12687182A JPH0328918B2 JP H0328918 B2 JPH0328918 B2 JP H0328918B2 JP 57126871 A JP57126871 A JP 57126871A JP 12687182 A JP12687182 A JP 12687182A JP H0328918 B2 JPH0328918 B2 JP H0328918B2
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/02—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
- H02M3/04—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/10—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M3/125—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
- H02M3/135—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回生制御可能なサイリスタチヨツパを
使用したチヨツパ制御装置に関するものであり、
その用途としては例えば直流他励電動機等の制御
装置があり、特に主回路を切換えることなく昇圧
動作を行わしめ、回生制動を可能とする制御装置
に用いるものである。
使用したチヨツパ制御装置に関するものであり、
その用途としては例えば直流他励電動機等の制御
装置があり、特に主回路を切換えることなく昇圧
動作を行わしめ、回生制動を可能とする制御装置
に用いるものである。
従来、直流他励電動機等を原動機とする電気自
動車に於いて、基底速度以下で逆起電力Erが電
池11の端子電圧Esよりも小さい場合にはチヨ
ツパをONにし電機子電流iaを立ち上がらせ、し
かる後にOFFにしリアクトルのインダクタンス
LによりEs=Er+L・dia/dtなる形で昇圧し、
回生制動を行つていた。この為、主回路の切換の
為のコンタクトや、それを無接点で行う為の多く
のサイリスタ等を必要とした。
動車に於いて、基底速度以下で逆起電力Erが電
池11の端子電圧Esよりも小さい場合にはチヨ
ツパをONにし電機子電流iaを立ち上がらせ、し
かる後にOFFにしリアクトルのインダクタンス
LによりEs=Er+L・dia/dtなる形で昇圧し、
回生制動を行つていた。この為、主回路の切換の
為のコンタクトや、それを無接点で行う為の多く
のサイリスタ等を必要とした。
よつて、本発明は、多くのサイリスタを使用す
ることなく回路構成ができる新しい回生制可能な
チヨツパ制御装置を提供することを目的とするも
のである。
ることなく回路構成ができる新しい回生制可能な
チヨツパ制御装置を提供することを目的とするも
のである。
以下、本発明について説明する。
まず、本発明の原理を第1図を用いて説明す
る。
る。
本発明は前述の欠点を解消すべく力行制御用に
従来から用いられている転流コンデンサ21に着
目し、バツテリ電圧Es=(逆起電力Er+コンデン
サ電圧ec)なる形で昇圧しようとするものであ
る。即ち、第1図に於いてスイツチ24を下にた
おして図示の+−極性にコンデンサ21を充電し
ておき、しかる後に上にたおして回生しようとす
るものである。
従来から用いられている転流コンデンサ21に着
目し、バツテリ電圧Es=(逆起電力Er+コンデン
サ電圧ec)なる形で昇圧しようとするものであ
る。即ち、第1図に於いてスイツチ24を下にた
おして図示の+−極性にコンデンサ21を充電し
ておき、しかる後に上にたおして回生しようとす
るものである。
以下、本発明の一実施例について説明する。こ
の実施例は電気車制御装置であり第2図におい
て、47が力行回生共用ののサイリスタチヨツパで
ある。力行時の動作は容易に類推できるので回生
時の動作を簡単に説明すればサイリスタ39,3
3を交互にトリガすることにより第1図に於いて
スイツチ24を上下に動作させたと等価になる。
この時のコンデンサ21の電圧、電流波形を第3
図の101,102a,102bに、又、電機子
15の電流波形を103に示す。
の実施例は電気車制御装置であり第2図におい
て、47が力行回生共用ののサイリスタチヨツパで
ある。力行時の動作は容易に類推できるので回生
時の動作を簡単に説明すればサイリスタ39,3
3を交互にトリガすることにより第1図に於いて
スイツチ24を上下に動作させたと等価になる。
この時のコンデンサ21の電圧、電流波形を第3
図の101,102a,102bに、又、電機子
15の電流波形を103に示す。
以下詳細に一実施例を第2図ないし第5図を用
いて説明する。
いて説明する。
11は鉛蓄電池等により構成される直流電源で
あり、サイリスタチヨツパ47により、平滑リア
クトル14を介して負荷となる直流他励電動機1
7の電機子15に給電される。サイリスタ46は
サイリスタチヨツパ47がOFFした場合の循環
電流(フリーホイーリング電流)を流す為のもの
である。尚、16は直流他励電動機17のの励磁
巻線であり、図示されない駆動回路により、励磁
電流が供給されている。サイリスタチヨツパ47
は主サイリスタ32、反転用サイリスタ33、転
流サイリスタ44、転流コンデンサ21、転流リ
アクトル35により構成される直列消弧形反発パ
ルスサイリスタチヨツパであり、更に該チヨツパ
47は逆起電力負荷用または転流失敗後の再転流
能力を確保する為の補充電回路を構成する充電用
リアクトル38、充電用サイリスタ39、更には
高速動作をを可能とし、又、回生電流を流す為の
ダイオード31を有している。
あり、サイリスタチヨツパ47により、平滑リア
クトル14を介して負荷となる直流他励電動機1
7の電機子15に給電される。サイリスタ46は
サイリスタチヨツパ47がOFFした場合の循環
電流(フリーホイーリング電流)を流す為のもの
である。尚、16は直流他励電動機17のの励磁
巻線であり、図示されない駆動回路により、励磁
電流が供給されている。サイリスタチヨツパ47
は主サイリスタ32、反転用サイリスタ33、転
流サイリスタ44、転流コンデンサ21、転流リ
アクトル35により構成される直列消弧形反発パ
ルスサイリスタチヨツパであり、更に該チヨツパ
47は逆起電力負荷用または転流失敗後の再転流
能力を確保する為の補充電回路を構成する充電用
リアクトル38、充電用サイリスタ39、更には
高速動作をを可能とし、又、回生電流を流す為の
ダイオード31を有している。
第2図においてまず力行時(電動機17を回転
駆動させる時)の作動を説明する。まずサイリス
タ39を点弧し、転流コンデンサ21を図示極性
に充電する。次に主サイリスタ32を点弧し電機
子15に電圧を印加する。この主サイリスタ32
を消弧するためにはサイリスタ33を点弧しコン
デンサ21の極性を反転させた後、サイリスタ4
4を点弧して転流動作が終了する。そして、これ
と同時にサイリスタ46を点弧しフリーホイール
ダイオードとしての働きをさせれば良い。従つ
て、力行時には全ててのサイリスタが夫々の位相
で点弧されることになる。
駆動させる時)の作動を説明する。まずサイリス
タ39を点弧し、転流コンデンサ21を図示極性
に充電する。次に主サイリスタ32を点弧し電機
子15に電圧を印加する。この主サイリスタ32
を消弧するためにはサイリスタ33を点弧しコン
デンサ21の極性を反転させた後、サイリスタ4
4を点弧して転流動作が終了する。そして、これ
と同時にサイリスタ46を点弧しフリーホイール
ダイオードとしての働きをさせれば良い。従つ
て、力行時には全ててのサイリスタが夫々の位相
で点弧されることになる。
次に、回生制動時の動作について第2図および
第3図に基いて説明する。コンデンサ21に電荷
が無い状態でサイリスタ39をトリガすると電源
11、コンデンサ21、リアクトル35,38、
サイリスタ39で直列共振回路が構成されコンデ
ンサ21には図示の+−極性で最大値が略2Es迄
充電されサイリスタ39はOFFになる。この状
態でサイリスタ33をトリガすると電機子15及
びリアクトル14に印加される電圧はコンデンサ
21の電圧(2Es)−バツテリ電圧(Es)=Esとな
り図示方向の電機子電流iaがサイリスタ33→リ
アクトル→コンデンサ21→バツテリ11→電機
子15→平滑リアクトル14と流れ、電源11に
回生される。
第3図に基いて説明する。コンデンサ21に電荷
が無い状態でサイリスタ39をトリガすると電源
11、コンデンサ21、リアクトル35,38、
サイリスタ39で直列共振回路が構成されコンデ
ンサ21には図示の+−極性で最大値が略2Es迄
充電されサイリスタ39はOFFになる。この状
態でサイリスタ33をトリガすると電機子15及
びリアクトル14に印加される電圧はコンデンサ
21の電圧(2Es)−バツテリ電圧(Es)=Esとな
り図示方向の電機子電流iaがサイリスタ33→リ
アクトル→コンデンサ21→バツテリ11→電機
子15→平滑リアクトル14と流れ、電源11に
回生される。
この電機子電流iaつまり回生電流iaはコンデン
サ21の電圧ec(ecは瞬時値)が2Es(最大値)か
らバツテリ電圧−電機子の逆起電力=(Es−Er)
に低下する迄増加し、その後は減少してついには
ec≒0となる。
サ21の電圧ec(ecは瞬時値)が2Es(最大値)か
らバツテリ電圧−電機子の逆起電力=(Es−Er)
に低下する迄増加し、その後は減少してついには
ec≒0となる。
つまり、コンデンサ21は2Esまで充電された
状態で前述の如くサイリスタ33がONするので
その時の電機子15に発生している逆起電力Er
とコンデンサ21の電圧2Esとが相加わつてバツ
テリ11を充電し、充電電流iaが流れるが、コン
デンサ21は前記充電電流iaを自身の放電によつ
て負担しているので、コンデンサ21の両端電圧
は電機子電流iaが流れ始めてから降下していく。
一方、電機子電流iaつまりバツテリ充電電流iaは
回路のインダクタンス分のために急には流れず、
第3図eの如くしだいに大きくなるが、コンデン
サ21の残留電圧ec+その時の逆起電力Erがバ
ツテリ電圧Esに等しくなると、つまりec+Er=
Es∴(ec=Es−Er)になると電機子電流iaは流
れなくなろうとする。しかし、急にiaは0になる
のではなく、回路のインダクタンスのために第3
図eに示すようにしだいに小さくなつていく。
状態で前述の如くサイリスタ33がONするので
その時の電機子15に発生している逆起電力Er
とコンデンサ21の電圧2Esとが相加わつてバツ
テリ11を充電し、充電電流iaが流れるが、コン
デンサ21は前記充電電流iaを自身の放電によつ
て負担しているので、コンデンサ21の両端電圧
は電機子電流iaが流れ始めてから降下していく。
一方、電機子電流iaつまりバツテリ充電電流iaは
回路のインダクタンス分のために急には流れず、
第3図eの如くしだいに大きくなるが、コンデン
サ21の残留電圧ec+その時の逆起電力Erがバ
ツテリ電圧Esに等しくなると、つまりec+Er=
Es∴(ec=Es−Er)になると電機子電流iaは流
れなくなろうとする。しかし、急にiaは0になる
のではなく、回路のインダクタンスのために第3
図eに示すようにしだいに小さくなつていく。
すなわち、回生電流iaはコンデンサ21の電圧
がec=2Esからec=Es−Er(つまりec+Er=Es)
になるまでは増加し、その後は減少する。又、最
終的にコンデンサ21の残留電圧ec≒0になるの
である。
がec=2Esからec=Es−Er(つまりec+Er=Es)
になるまでは増加し、その後は減少する。又、最
終的にコンデンサ21の残留電圧ec≒0になるの
である。
ec≒0になつた後はダイオード31を通つて
Er+L・dia/dtの電圧(Er:逆起電力、iaは電
機子電流)にてバツテリの充電が行なわれる。な
お、これらの動作波形を第3図に示す。第3図の
102aはコンデンサ充電電流、102bはコン
デンサ放電電流である。サイリスタ39及び33
のトリガタイミングつまりオンさせる時期を13
9,133のトリガパルス波形にて示す。101
はコンデンサ21の電圧波形である。
Er+L・dia/dtの電圧(Er:逆起電力、iaは電
機子電流)にてバツテリの充電が行なわれる。な
お、これらの動作波形を第3図に示す。第3図の
102aはコンデンサ充電電流、102bはコン
デンサ放電電流である。サイリスタ39及び33
のトリガタイミングつまりオンさせる時期を13
9,133のトリガパルス波形にて示す。101
はコンデンサ21の電圧波形である。
第4図は本発明の制御装置への回生制動時の信
号を供給するためのトリガ信号発生回路である。
71はブレーキペダル等に連動する可変抵抗器で
あり、ブレーキペダルの踏み込み量に比例した電
圧を発生する。演算増幅器72、抵抗73により
電圧フオロワ回路が構成され、前記ブレーキペダ
ルの踏み込み量に比例する電圧を以下に述べる
VF変換器に供給する。
号を供給するためのトリガ信号発生回路である。
71はブレーキペダル等に連動する可変抵抗器で
あり、ブレーキペダルの踏み込み量に比例した電
圧を発生する。演算増幅器72、抵抗73により
電圧フオロワ回路が構成され、前記ブレーキペダ
ルの踏み込み量に比例する電圧を以下に述べる
VF変換器に供給する。
V−F変換器は抵抗74,77,79,80,
81,82,86,87,89,94、コンデン
サ76,83、トランジスタ78,88、ダイオ
ード85、演算増幅器75,84、NANDゲー
ト90、インバータ91より構成される。抵抗9
2,93、95、トランジスタ98、パルストラ
ンス97、ダイオード96,99、コンデンサ5
5によりパルス増幅器が、構成され、端子1及び
2はそれぞれ充電用サイリスタ39(第2図)の
ゲート及びカソードに接続される。
81,82,86,87,89,94、コンデン
サ76,83、トランジスタ78,88、ダイオ
ード85、演算増幅器75,84、NANDゲー
ト90、インバータ91より構成される。抵抗9
2,93、95、トランジスタ98、パルストラ
ンス97、ダイオード96,99、コンデンサ5
5によりパルス増幅器が、構成され、端子1及び
2はそれぞれ充電用サイリスタ39(第2図)の
ゲート及びカソードに接続される。
同様に抵抗64,65、トランジスタ68、パ
ルストランス67、ダイオード66,69、コン
デンサ56によりパルス増幅器が構成され、端子
3,4はそれぞれ回生用サイリスタ33(第2
図)のゲート及びカソードに接続される。61は
負のエツジトリガタイプの単安定マルチバイブレ
ータであり、これによりサイリスタ39をトリガ
した後コンデンサ21の充電が完了する迄の時限
回路を構成する。62も負のエツジトリガタイプ
の単安定マルチバイブレータであり、これにより
サイリスタ33のトリガパルス巾を決定する。6
3は正のエツジトリガタイプの単安定マルチバイ
ブレータであり、回生用サイリスタ33をトリガ
した後コンデンサ21の電圧が0になり、ダイオ
ード31を通つて回生電流が流れ始める迄の時限
回路を構成している。
ルストランス67、ダイオード66,69、コン
デンサ56によりパルス増幅器が構成され、端子
3,4はそれぞれ回生用サイリスタ33(第2
図)のゲート及びカソードに接続される。61は
負のエツジトリガタイプの単安定マルチバイブレ
ータであり、これによりサイリスタ39をトリガ
した後コンデンサ21の充電が完了する迄の時限
回路を構成する。62も負のエツジトリガタイプ
の単安定マルチバイブレータであり、これにより
サイリスタ33のトリガパルス巾を決定する。6
3は正のエツジトリガタイプの単安定マルチバイ
ブレータであり、回生用サイリスタ33をトリガ
した後コンデンサ21の電圧が0になり、ダイオ
ード31を通つて回生電流が流れ始める迄の時限
回路を構成している。
第5図a〜fは第4図で示したa〜fの各点の
電圧波形Va〜Vfを示している。
電圧波形Va〜Vfを示している。
次にサイリスタ46の働きについて述べる。
コンデンサの電圧はサイリスタ33を点弧する
時には第2図図示方向の極性に2Esまで充電され
てる。従つてサイリスタ33をONにした瞬間に
P1〜P2間には−Esが印加されることになり、こ
の電圧−Esは電動機の逆起電力Erに対して加算
の方法である。よつて、リアクトル14には
(Er+Es)の電圧が印加され、回生電流が急激に
立ち上ることになる。(di/dt=(1/L)×(Er+
Es))。従つて、サイリスタ46をダイオードに
した場合には上記−Esが短絡される為リアクト
ル14の電流の立上がりはdi/dt=1・Er/Lと
なり小さくなる。
時には第2図図示方向の極性に2Esまで充電され
てる。従つてサイリスタ33をONにした瞬間に
P1〜P2間には−Esが印加されることになり、こ
の電圧−Esは電動機の逆起電力Erに対して加算
の方法である。よつて、リアクトル14には
(Er+Es)の電圧が印加され、回生電流が急激に
立ち上ることになる。(di/dt=(1/L)×(Er+
Es))。従つて、サイリスタ46をダイオードに
した場合には上記−Esが短絡される為リアクト
ル14の電流の立上がりはdi/dt=1・Er/Lと
なり小さくなる。
よつて、サイリスタ46を用いた方が良いこと
が判明する。
が判明する。
なお、サイリスタ46の代りに従来の如くフリ
ーホイールダイオードを使用すると、スイツチン
グ周波数に対する回生電流の割合が減少するが、
ダイオードにても基本的には回生可能である。特
にリアクトル38を簡略化して抵抗にした場合は
ダイオードで充分である。しかし、電気車におい
てエンジンブレーキ相当の制動力を確保するのは
やや無理である。なお、このサイリスタ46の点
弧タイミングは次のようにすれば良い。すなわち
力行時にチヨツパ47をOFFすると同時にトリ
ガすれば良く、サイリスタ44と同時で良い(パ
ルスは共用可能である。)。回生時には何らトリガ
の必要はない。
ーホイールダイオードを使用すると、スイツチン
グ周波数に対する回生電流の割合が減少するが、
ダイオードにても基本的には回生可能である。特
にリアクトル38を簡略化して抵抗にした場合は
ダイオードで充分である。しかし、電気車におい
てエンジンブレーキ相当の制動力を確保するのは
やや無理である。なお、このサイリスタ46の点
弧タイミングは次のようにすれば良い。すなわち
力行時にチヨツパ47をOFFすると同時にトリ
ガすれば良く、サイリスタ44と同時で良い(パ
ルスは共用可能である。)。回生時には何らトリガ
の必要はない。
従つて、サイリスタ46は本発明方法の必須構
成要件ではない。
成要件ではない。
次にリアクトル14のの必要性について述べ
る。結論をいえば、リアクトル14は無くても回
生は可能である。こののリアクトル14は単に電
動機の力行時、制動時におけるリツプルを小さく
するためあり、省略しても本発明の効果を得るこ
とができる。又、電機子15はもともと微少イン
ダクタンスを持つため、電気自動車においては、
これにて代用しリアクトル14を省略する場合も
多い。但し電車の場合には架線電流のリツプルに
よる電磁波障害対策としてリアクトル14は存在
する。
る。結論をいえば、リアクトル14は無くても回
生は可能である。こののリアクトル14は単に電
動機の力行時、制動時におけるリツプルを小さく
するためあり、省略しても本発明の効果を得るこ
とができる。又、電機子15はもともと微少イン
ダクタンスを持つため、電気自動車においては、
これにて代用しリアクトル14を省略する場合も
多い。但し電車の場合には架線電流のリツプルに
よる電磁波障害対策としてリアクトル14は存在
する。
代6図は本発明を並列消弧形の反発パルスサイ
リスタチヨツパに実施した第2実施例の主回路図
を示す。主サイリスタ32、反転用サイリスタ3
3、転流用サイリスタ44、転流コンデンサ2
1、転流リアクトル35により反発パルスサイリ
スタチヨツパが構成され、又リアクトル38、サ
イリスタ39による補充電回路が、構成されてい
る。尚、51は回生用サイリスタである。
リスタチヨツパに実施した第2実施例の主回路図
を示す。主サイリスタ32、反転用サイリスタ3
3、転流用サイリスタ44、転流コンデンサ2
1、転流リアクトル35により反発パルスサイリ
スタチヨツパが構成され、又リアクトル38、サ
イリスタ39による補充電回路が、構成されてい
る。尚、51は回生用サイリスタである。
以上述べたように本発明においては、直流他励
電動機のような逆起電力負荷を駆動する為の補充
電回路を有するサイリスタチヨツパの転流コンデ
ンサを回生制御を行う為の昇圧用のコンデンサと
して併用する為に、非常に簡単な主回路にて無接
点で力行及び回生制御を高速で切換えることがで
きるという効果がある。
電動機のような逆起電力負荷を駆動する為の補充
電回路を有するサイリスタチヨツパの転流コンデ
ンサを回生制御を行う為の昇圧用のコンデンサと
して併用する為に、非常に簡単な主回路にて無接
点で力行及び回生制御を高速で切換えることがで
きるという効果がある。
第1図は本発明の原理を説明するに供する原理
図、第2図は本発明の一実施例を用いた電気車主
回路の電気回路図、第3図は前記第2図図示回路
の各部電圧又は電流波形図、第4図は第2図図示
回路を制御する制御回路の一部を示す電気回路
図、第5図は第4図図示回路の各部波形図、第6
図は本発明のその他の実施例を示す電気回路図で
ある。 17…負荷となる例えば電動機、11…直流電
源、47…サイリスタチヨツパ、32…主サイリ
スタ、21…転流コンデンサ、35…転流リアク
トル、33…反転用サイリスタ、44…転流サイ
リスタ、21,25…直列回路、38…充電用リ
アクトル、39…充電用サイリスタ、33…回生
用サイリスタを兼ねる前記反転用サイリスタ、5
1…回生用サイリスタ。
図、第2図は本発明の一実施例を用いた電気車主
回路の電気回路図、第3図は前記第2図図示回路
の各部電圧又は電流波形図、第4図は第2図図示
回路を制御する制御回路の一部を示す電気回路
図、第5図は第4図図示回路の各部波形図、第6
図は本発明のその他の実施例を示す電気回路図で
ある。 17…負荷となる例えば電動機、11…直流電
源、47…サイリスタチヨツパ、32…主サイリ
スタ、21…転流コンデンサ、35…転流リアク
トル、33…反転用サイリスタ、44…転流サイ
リスタ、21,25…直列回路、38…充電用リ
アクトル、39…充電用サイリスタ、33…回生
用サイリスタを兼ねる前記反転用サイリスタ、5
1…回生用サイリスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 逆起電力を発生する負荷17と、該負荷17
と直流電流11との間に接続され前記負荷17に
印加する電圧をチヨツピング制御するサイリスタ
チヨツパ47とを有し、該サイリスタチヨツパ4
7は主サイリスタ32と、該主サイリスタ32に
対して並列的に接続された転流コンデンサ21お
よび転流リアクトル35と、前記転流コンデンサ
21の極性を反転させる反転用サイリスタ33
と、前記主サイリスタ32を転流させる転流サイ
リスタ44とから成り、 前記サイリスタチヨツパ47の転流コンデンサ
21と転流リアクトル35との直列回路21,3
5が前記直流電源11に対して直列になるように
充電用リアクトル38と充電用サイリスタ39と
を直列にして前記直流電源11と前記直列回路2
1,35の間に接続し、かつ前記転流コンデンサ
21と転流リアクトル35と前記負荷17と前記
直流電源11とが直列になるように回生回路を形
成する回生用サイリスタ33,51を設け、前記
充電用サイリスタ39をオンして前記転流用コン
デンサ21に高電圧を蓄積してから前記回生用サ
イリスタ33,51をオンし、前記負荷の逆起電
力と前記転流用コンデンサの高電圧が相加わつて
前記直流電源を充電するようにしたことを特徴と
するチヨツパ制御装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
て、前記負荷14には負荷のフリーホイーリング
電流を流すサイリスタ46が接続されており、該
サイリスタ46は負荷14に電流供給時には前記
チヨツパ47の転流と同期して点弧され、回生制
御時には点弧されないことを特徴とするチヨツパ
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57126871A JPS5917867A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | チョッパ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57126871A JPS5917867A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | チョッパ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917867A JPS5917867A (ja) | 1984-01-30 |
JPH0328918B2 true JPH0328918B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=14945898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57126871A Granted JPS5917867A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | チョッパ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917867A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4684867A (en) * | 1984-05-31 | 1987-08-04 | General Electric Company | Regenerative unipolar converter for switched reluctance motors using one main switching device per phase |
FR2745447B1 (fr) * | 1996-02-27 | 1998-05-15 | Sgs Thomson Microelectronics | Commande d'arret/marche d'un moteur bidirectionnel |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144908A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-13 | Agency Of Ind Science & Technol | Thyristor chopper |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP57126871A patent/JPS5917867A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144908A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-13 | Agency Of Ind Science & Technol | Thyristor chopper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5917867A (ja) | 1984-01-30 |
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