JPS5812558Y2 - 直巻整流子電動機の発電制動装置 - Google Patents

直巻整流子電動機の発電制動装置

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JPS5812558Y2
JPS5812558Y2 JP4829777U JP4829777U JPS5812558Y2 JP S5812558 Y2 JPS5812558 Y2 JP S5812558Y2 JP 4829777 U JP4829777 U JP 4829777U JP 4829777 U JP4829777 U JP 4829777U JP S5812558 Y2 JPS5812558 Y2 JP S5812558Y2
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JP
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gate
capacitor
motor
control element
series
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JP4829777U
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JPS53141448U (ja
Inventor
久美雄 高橋
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日立工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直巻整流子電動機を使用した携帯用電動工具の
本体内に内蔵す°るのに便利な小形、軽量な発電制動装
置に関するものである。
従来、携帯用電気丸鋸等の携帯用電動工具における原動
機として使用される*巻整流子電動機の発電制動装置に
は、その簡便さから自励発電制動が利用されているが、
かかる自励発電制動は励磁電流がビルドアップしないと
その機能がうしなわれることがあり、直巻整流子電動機
の発電制動の方法としては、整流子の表面状態や刷子と
整流子との接触状態に大きく左右されて不安定なもので
ある。
上記の自励発電制動の不安定さを取りのぞくため、従来
は第1図に示すような他励発電制動がよく知られている
第1図において、1は界磁巻線、2は電機子、3,4は
切換スイッチ、5,9,11.13,15.16は抵抗
、6,8,10.14はダイオード、7は整流制御素子
、12はトランジスタ、17はコンデンサ、18は定電
圧ダイオードである。
か・る第1図に示したような従来の装置では、時間設定
用のコンデンサ17の放電電流でトランジスタ12をオ
ンオフしているためにコンテ゛ンサ17と抵抗15およ
び16で定まる時定数のうち、抵抗15および16の値
を大きくできないため、コンデンサ17が大きくなって
、携帯用電動工具など゛に内蔵するのに困難であった。
また、外来の雑音でトランジスタ12がオン状態になり
易いため、電動機停止時にも界磁巻線に電流が流れ、温
度上昇□や電磁音を発することがあり、その防止のため
に保護回路を必要としていた。
一方、コンデンサ17を小形にして、携帯用電動工具に
内蔵するため、トランジスタ12を電界効果トランジス
タ等の電圧で動作する制御素子に代えることも考えられ
るが、かかる場合にも、外来雑音によって誤動すること
はさけられず、保護装置が必要である。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、小
形;軽量で外米雑音で誤動作しない他励発電制動装置を
提供することである。
本考案は上記目的のため、タイマ部にNゲートサイリス
クを用い、’N”77’−)サイリスタの制御が、アノ
ード電位とゲート電位の差によってオン状態への移行が
なされることを利用してタイマ部゛を電圧動作させるこ
とで時間設定用コンデンサの放電電流を微少電流におさ
えて小形化し、かつ制動終了後はNゲートサイリスタを
オン状態にすることによって励磁電流制御用の整流制御
素子のゲートを短絡して外来雑音で誤動しないようにす
るものである。
本考案の1例を第2図に示す。
第2図で第1図と同一番号は同じ部品で゛ある。
図において、1は界磁巻線、2は電機子、3および4は
各々第1の切換えスイッチおよび第2の切換えスイッチ
で、おれら2つの切換えスイッチはたとえば引金(図示
せず)によって連動する。
6は整流素子で第1の切換えスイッチ3が常閉接点に投
入されたとき(図示の状態)に電機子2を短絡し、その
電流の流れる方向は発電電流の方向に一致している。
7は整流制御素子で、第2の切換えスイッチが常閉接点
に投入された(図示の状態)直後の正の半サイクルから
一定時間界磁巻線1に電流を流すためのもので電源、界
磁巻線1、電流抑制用の抵抗5、第2の切換えスイッチ
4の常閉接点と直列に接続されている。
整流制御素子7のアノード・カソード間にはダイオード
20、抵抗21.コンデンサ23、SBS 22によっ
て形成される弛張発振回路が接続され、該弛張発振回路
は整流制御素子7にゲート信号を与える一方、コンデン
サ23の両端はNゲートサイリスタ19のアノード・カ
ソード間に接続され、ピーク電圧がυGなるパルス性の
基準電圧のNゲートサイリスタ19のアノード・カソー
ド間に接続されている。
Nゲートサイリスタ19のゲート・カソード間には、時
間設定用コンデンサ17および定電圧ダイオード18、
抵抗24が並列に接続されており、該コンデンサ17は
第2の切換えスイッチ4が常開接点に投入されたとき、
ダイオード10および抵抗11を介して充電されるよう
接続されている。
尚、定電圧ダイオード18のツェナー電位υ、はV ’
r >υGのように選ばれている。
図において、2つの切換えスイッチ3および4が常開接
点側に投入される(図示と逆の状態)と、電源−界磁巻
線1−電機子2−第1の切換えスイッチ3の常開接点−
電源と接続されて、直巻整流子電動機は運転状態となる
一方、電源−界磁巻線1−抵抗5−第2の切換えスイッ
チ4の常開接点−ダイオード10−抵抗11−コンテ゛
ンサ17−電源と接続され、コンデンサ17は充電され
、その両端電圧υ1は定電圧ダイオード18のツェナー
電位■、になる。
上記状態から、2つの切換えスイッチ3および4を常閉
接点側に投入する(図示の状態)と、電機子2はダイオ
ード6および第1の切換えスイッチ3の常閉接点によっ
て短絡される。
一方、電源−界磁巻線1−抵抗5−第2の切換えスイッ
チ4の常開接点−整流制御素子7−電源の励磁回路が形
成され、該励磁回路の電流は整流制御素子7の状態によ
って制御される。
このときNデー1〜サイリスタ19のアノード・カソー
ド間電位υGとゲート・カソード間電位υ1はυG〈υ
1であるから、Nゲートサイリスタは阻止状態である。
このため整流制御素子7は、正の半サイクルのとき、ダ
イオード20、抵抗21.コンデ゛ンサ23、SBS
22で形成される弛張発振回路の出力によってオン状態
となり、界磁巻線1には半波の電流が流れ、電動機は他
励発電制動状態となり、急激に停止状態へと移行してい
く。
次に、Nデー1〜サイリスタ19のゲー1〜・カソード
間電位υ、は初期のV工からコンテ゛ンサ17と抵抗2
4で定まる時定数によって減少していく。
そして、υ1〈υ6になったとき、Nゲートサイリスタ
19はオン状態となり、コンデンサ23は短絡され、υ
Tはゼロになる。
そして、次の正の半サイクルのときもυ□=0であるか
らυ6がわずかな電位になるとNゲートサイリスタ19
はオン状態となるため、弛張発振回路は発振を停止して
、整流制御素子7はオフ状態となる。
この状態は2つの切換えスイッチ3および4が再び常開
接点側に投入されないかぎり続く。
そして、前述したように時定数はコンデ゛ンサ17と抵
抗24で定まるが、Nゲートサイリスタ17の性質から
、Nゲートサイリスタをオン状態にするゲート電流は数
マイクロアンペアのきわめて微弱な電流でよい。
このためコンテ゛ンサ17の静電容量の値は、コンデン
サ17自体の漏洩電流によって制約される値近くまで小
さな静電容量でよい。
尚、ダイオード6は電動機が制動を終了したとき、まだ
整流制御素子7がオフ状態にならないとき、反発形電動
機の原理で、刷子シフト量に対応した制動電流と逆方向
の電流が流れて、電機子に回転力が生ずるのを防ぐため
のものである。
以上のように本考案によれば、時間設定用のコンデンサ
の容量が小さくてよいから、コンテ゛ンサの形状は小さ
くなり、制動装置は携帯用電動工具に内蔵可能となる。
また、励磁電流を制御する整流制御素子をオフ状態にす
るのに、弛張発振回路のコンデンサの両端をNゲートサ
イリスタで短絡しているため、外来雑音が整流制御素子
のゲートにはいることがないので外来雑音で誤動するこ
とはなくなり、誤動作防止用の保護装置が不要となる等
の実益を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直巻整流子電動機の発電制動装置の回路
図、第2図は本考案による直巻整流子電動機の発電制動
装置の一実施例を示す回路図である。 図において、1は界磁巻線、2は電機子、3および4は
連動する切操えスイッチ、7は整流制御素子、17はコ
ンテ゛ンサ、18は定電圧ダイオード、19はNゲート
サイリスタ、20はダイオード、21は抵抗、22はS
BS、23はコンデンサ、24は抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転時には直巻整流子電動機として運転し、制動時にス
    イッチの切換えによって、一定時間他励発電機として短
    絡負荷を与えて電動機を停止させる他励発電制動装置に
    おいて、制動時に界磁巻線に一定時間励磁電流を流すた
    めの整流制御素子と、該整流制御素子のゲート電極にゲ
    ート信号を与える弛張発振回路とを有し、鰍蝕張発振回
    路のコンデンサをNゲートサイリスクのアノード電極と
    カソード電極の間に接続し、かつNゲートサイリスタの
    ゲート電極とアノード電極の間に時間設定用のコンデン
    サを接続し、該時間設定用コンテ゛ンサの電極には電動
    機の運転時に充電する手段と、放電抵抗と、前記弛張発
    振回路の発振ピーク電圧より高電位の一定電位に充電電
    位を保つ定電圧素子を接続したことを特徴とする直巻整
    流子電動機の発電制動装置。
JP4829777U 1977-04-15 1977-04-15 直巻整流子電動機の発電制動装置 Expired JPS5812558Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53141448U JPS53141448U (ja) 1978-11-08
JPS5812558Y2 true JPS5812558Y2 (ja) 1983-03-10

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