JPH0341566B2 - - Google Patents

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JPH0341566B2
JPH0341566B2 JP57166424A JP16642482A JPH0341566B2 JP H0341566 B2 JPH0341566 B2 JP H0341566B2 JP 57166424 A JP57166424 A JP 57166424A JP 16642482 A JP16642482 A JP 16642482A JP H0341566 B2 JPH0341566 B2 JP H0341566B2
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nip
sliver
roller
feed roller
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G15/00Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
    • D01G15/02Carding machines
    • D01G15/12Details
    • D01G15/46Doffing or like arrangements for removing fibres from carding elements; Web-dividing apparatus; Condensers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、木綿用カードの水平方向を向く給送
ローラの上記から給送される繊維ウエブからスラ
イバを製造するための方法及び装置に関する。こ
のような給送ローラは、ウエブを給送するニツプ
を形成する2本の給送ローラのうちの下側のもの
であるのが普通である。
本発明は、特に、高速カードの給送ローラから
給送されるカーデイングされたウエブを制御する
ことに関する。
高速カードにおいては、従来、ウエブが、給送
ローラ間のニツプから、カレンダすなわちオート
レベラー(autoleveller)のコンデンサトランペ
ツトへと搬送され、ウエブの幅が、給送ローラの
全幅から、コンデンサトランペツトの狭い幅へと
狭められる。ウエブは、この経路に沿つて運動す
る間に、特に、カードが高速で運転されていた
り、軽量なウエブが処理されている場合等に、不
安定になり易い。
従来から、カードから給送された時点でスライ
バを形成し、カードを停止させなければならない
ようなウエブ又はスライバの破断の頻度を減らす
ような様々な提唱がなされてきた。
伝統的なウエブの給送構造においては、ウエブ
が、給送ローラから、コンデンサトランペツト
へ、かなりの長い区間搬送され、その間に、空気
流等よりの干渉を受け易かつた。ウエブの給送速
度が増すにつれて、干渉の度合も大きくなる。
給送速度の増大に応じて、ウエブに加わるドラ
フトを増大させることにより、ウエブの制御を改
善することができるが、必らずしも満足できる方
法ではない。
ベルトの表面上や、給送ローラのニツプの近傍
でウエブを集めるような給送装置も用いられてい
る。ベルト面は、ウエブの給送方向に直交してお
り、ベルト面上で集められたウエブは、カードの
一側面に送られ、そこから、スライバとして他の
処理工程に送られる。この装置にも、ウエブが給
送ローラを離れるときのウエブを監視することが
できない等の欠点がある。
本発明によれば、木綿用ローラの水平方向に延
びる給送ローラの上部から得られる繊維ウエブか
らスライバを製造する方法であつて、ウエブを、
前記給送ローラの上部から、被駆動式耳支持体の
近傍に向けて下向きに給送する過程と、全体的に
前記給送ローラの上端よりも下側にある前記耳支
持体の面を、前記給送ローラの概ね軸線方向に沿
つて、スライバ形成用のニツプ内へと移動させる
過程と、下向きに運動するウエブを、前記ニツプ
内に導入する過程と、スライバを、前記ニツプか
ら取り出す過程とを含むことを特徴とする方法が
提供される。
また、本発明によれば、繊維ウエブからスライ
バを製造するための装置であつて、上部からウエ
ブを給送するようになつている、概ね水平方向を
向く、木綿用カードの給送ローラと、該給送ロー
ラの上端部よりも全体的に下側に位置する面を有
し、かつ、前記給送ローラの概ね軸線方向を向く
耳支持体と、該支持体の面を、前記給送ローラの
軸線方向に、かつ、前記ウエブを通過させるため
のスライバ形成用ニツプを形成するべき領域を通
過するように、前記耳支持体を駆動するための駆
動装置とを備えることを特徴とする方法も提供さ
れる。
本発明に基づく方法又は装置を実施するに際し
て、ウエブは、給送ローラからニツプへ、下向き
に運動し、該ニツプにおいて、スライバとなる。
ウエブが下向きに運動し、かつ、スライバ形成用
のニツプと給送ローラとの間で、ドラフトが加え
られるために、ウエブの幅が狭められるに際し
て、ウエブが破断しにくい。
万一、ウエブが部分的又は全体的に破断して
も、破断したウエブ又は破断したウエブの部分が
下向きに垂れ下り、耳支持体に当接するため、再
び全てのウエブが、スライバ形成用ニツプ内に復
帰することができる。
高速度により作動に際しては、給送ローラとス
ライバ形成用ニツプとの間のウエブに張力を加え
るのが好ましく、ウエブに加えられるドラフト
は、3%乃至40%であるのが好ましい。
ドラフトが3%未満であると、ウエブが制御不
能なうねりを伴なうようになり、回復不能なウエ
ブの破断が生じることがある。
ドラフトの許容値の上限は、或る程度、処理さ
れるべき材料の材質にもよるが、40%のドラフト
を用いた場合には、ウエブが引きちぎられる場合
がある。このことは、耳支持体の面の高さが、好
適な態様として、給送ローラの下部の面よりも、
少なくとも部分的に上側に位置するような場合に
顕著となる。しかし、ウエブの送給区間が短かく
てすむために、ウエブのドラフト可能性を狭める
と考えられる空気流による干渉が小さくなる。
一般的に好ましいと考えられるドラフトの範囲
は5%乃至30%であり、最も好ましい範囲は10%
乃至18%である。
ウエブに張力を加えると、通常の作動時にあつ
ては、各耳が、給送ローラから離れる領域から、
ニツプ内の耳支持体の面と接触する領域との間
を、ほぼ直線的に運動する。耳支持体は、この、
耳の経路に近接しているのが好ましいが、耳と接
触しないのが好ましい。耳と耳支持体と接触した
としても、耳支持体がない場合に耳がとる通常の
径路から、耳がそれ程大きくはずれることがない
程度でなければならない。
ウエブに加える張力及びウエブの下向きの運動
は、ウエブの外側部分及び耳が、給送ローラに対
して、少なくとも45度、好ましくは60度乃至90度
の角度の円弧に亘つて接触を保つように定めるの
が好ましい。
また、少なくともスライバ形成用ニツプの高さ
から、少なくとも送給用ローラの上部の高さまで
延在し、かつ、少なくとも送給ローラの全幅の中
央部約3分の1の領域に亘つて横方向に延在する
保護板が、ウエブの経路の下流側に設けられてい
るのが好ましい。保護板は、送給ローラの全幅に
亘つて延在しているものであつてもよい。
ウエブが、送給ローラから高速で離れる際に、
その経路の下流にかけて大きく波打つた場合があ
り、同部分に設けられた保護板は、このような波
打ち現象を抑制し、ウエブを、スライバ形成用ニ
ツプ内に集められるべき領域内に閉じ込める働き
をする。
カレンダーロールは、スライバ形成用の送給側
に近接して配置するのが好ましい。そうすること
により、完全に形成され、かつ、カレンダ加工さ
れたスライバが、後に続く処理が可能なように、
装置から送り出されてくる。
カレンダロールがこの位置に設けられていない
場合には、離れた位置にあるカレンダロールに向
けて、スライバ形成用ニツプを離れるスライバを
ガイドするための部材を備えているとよい。
カレンダロールを、スライバ形成用ニツプに近
接して設ける場合には、カレンダロールを、耳支
持体及びカレンダロールを、共通の駆動軸により
駆動するための変速機が取付けられている共通の
支持台上に取付るとよい。こうすることにより、
給送ユニツトをコンパクトにすることができる。
コンデンサ用ガイド部材は、スライバ形成用ニ
ツプとカレンダロールとの間に取付けておくこと
により、スライバを、カレンダロールの所要の軸
線方向区間に向けてガイドするとよい。
耳支持体は、給送ローラの軸線に対して直交す
る水平軸線の廻りを回動可能にされた1個もしく
は複数の収集用ローラを備えるものであつてよ
い。第1の好適実施例によれば、給送ローラの中
央部又はそれからずれた位置にあるウエブを引き
出すために、このような収集用ローラが2個用い
られている。
このような収集ローラを1対用いる場合には、
ウエブの全幅を収集し得るように、ローラの径が
大きい必要があり、給送ローラの中央部の両側に
補助的な耳支持体を設けるとよい。この補助的な
耳支持体は、ウエブの端縁部を、収集ローラの中
央部に向けてガイドするためのものである。補助
的な耳支持体は、収集ローラ又は搬送ベルトを追
加してなるものであつてよい。
別の好適実施例によれば、耳支持体が全て、給
送ローラの軸線に対して直交する水平軸線の廻り
に回動可能であつて、かつ、各対毎にニツプを形
成する複数対の耳支持対ローラを具備している。
この場合、ウエブは、耳支持体の対の数と等しい
数の区間に縦に区分されており、各区間が、それ
ぞれ別の耳支持体ローラニツプに導入されてい
る。
例えば、それぞれウエブの全幅の半分をカバー
するように2対の耳支持体ローラを用いたり、或
いは、それぞれウエブの全幅の3分の1をカバー
するように3対の耳支持体ローラを用いることが
できる。このようにして、耳支持体ローラの必要
な直径をかなり小さくすることができる。
これらの実施例においては、各耳支持体ローラ
が均一な円筒面を有しており、最終的に形成され
るスライバを、特定の形状に仕上げようとするこ
となく、ウエブが緩く集められた状態でニツプ内
に導入されるようになつている。
例えば、スライバの結合力を強めるべく繊維に
圧縮力を加えるように、耳支持体ローラの対の一
方にU字形の溝を、他方に補完的な形状を有する
突条を設け、各ローラの面同士が互いに係合する
ようにしてもよい。
しかしなが、好適実施例においては、耳支持体
が少なくとも1個の搬送ベルトを具備し、その上
面が、給送ローラの上部よりも下側に位置するよ
うになつている。この場合、ウエブは、搬送ベル
トと、別の搬送ベルト又はローラとの間に形成さ
れたニツプの間に集められる。
単一の搬送ベルトを用いて、ウエブの両側部も
円滑に給送し得るように、給送ローラの全幅をカ
バーしたり、2個の搬送ベルトを用いて、それぞ
れウエブの片半分をカバーするようにして、ウエ
ブをニツプの中央に送給したり、或いは、多数の
搬送ベルトを用いて、ウエブの一部を1個の搬送
ベルト第1のニツプに給送し、ウエブの別の部分
を、別の搬送ベルトにより、第2のニツプに給送
すること等が可能である。
以上の説明から、搬送ベルト、ローラ又それら
を組み合せたものの配置は、ウエブを取り出すた
めの特定の給送ローラ及び装置に適合するように
設計されるものであることがわかる。
以下、本発明の好適実施例を、添付の図面につ
いて説明する。
第1図から第3図までには、図示を省略した高
速カードの給送ローラ1,2が示されている。こ
れらの給送ローラ1,2は、それぞれ、カードの
両側部に位置するフレーム部材5,6に固着され
た軸受3,4に軸支されている。給送ローラが取
付けられているシヤフトは、ギヤ7,8により互
いに連結されており、ローラ1のシヤフトに固着
されたプーリ9を介して駆動されている。図示さ
れた給送ローラは、円滑な面を有する圧潰式のロ
ールからなつているが、水平方向に延びる任意の
形式のロールを用いることができる。
下側の給送ローラ2の上端よりも下側に位置す
るように、搬送ベルト9,10が、それぞれ、ロ
ーラ11,12及び13,14に巻回されてい
る。これらの搬送ベルトは、それぞれ下向きに傾
斜して合流する部分において、互いに当接してニ
ツプ15を形成している。
各ローラ11,12,13,14は、それぞれ
支持フレーム16上に枢支されており、かつ、第
3図に示されているローラ11と概ね同様の形状
を有している。また、支持フレームに、ボルト1
9をもつて固着されている軸受ハウジング18が
突入するための窪み17を、それぞれ有してい
る。
ハウジング18内の軸受は、ローラ11の本体
が適宜取付けられているスピンドル20を軸支し
ている。ローラ11のスピンドル20には、後記
する目的のために、駆動プーリ21が固着されて
いる。対応するスピンドル22,23には、それ
ぞれ互いに歯合するギヤ24,25が固着されて
おり、ローラ12,14同士の回転運動が同期さ
れている。ローラ13のスピンドル26は、各軸
受により単純支持されている。
1対のカレンダロール27,28が、搬送ベル
トのニツプの下方に取付けられている。第3図に
は、ロールが表われない筈であるが、便宜のため
その外形を仮想線により示す。
カレンダロール27は、支持フレーム16に、
ボルトにより固着された軸受ハウジング29,3
0内の軸受により軸支されたシヤフト28′に取
付けられている。カレンダロール28は、支持フ
レーム16に固着されたU字形ブラケツト35
に、ピン34をもつて枢支されたロツド33の軸
受31,32により軸支されている。引張りばね
36が、ロツド33のピン37と、支持フレーム
16の部39に、固着されたピン38との間に張
られている。ロツド33は、その遊端部におい
て、ノブ43を一端に有する部材42を含むトグ
ルレバー機構の別の部材41に、部分40におい
て枢着されている。
両部材41,42は、部分44において互いに
枢着されており、一方の部材42は、さらに、ピ
ン45をもつて、支持フレーム16にも枢支され
ている。ばね36は、両カレンダローラを互いに
当接させるためのものであり、トグル機構は、清
掃その他の目的で、2本のカレンダロールを離間
させるためのものである。
カレンダロール28は、中空の延長スリーブ4
6を有しており、その遊端に固着されたギヤ47
が、もう一方のカレンダロール27のシヤフトに
固着されたギヤ48と歯合している。従つて、一
方のカレンダロール27の駆動力が、他方のカレ
ンダロール28に伝達されることとなる。
後者のカレンダロール28のシヤフトの他方の
端部は、スリーブ継手49を介して、支持フレー
ム16の部分53に、ボルト52により固着され
たベベルギヤボツクス51から突出する第1の出
力軸50に連結されている。ベベルギヤボツクス
の第2の出力軸54には、プーリ55が固着され
ており、ローラ11に対応するプーリ21から延
び出しているベルト56が巻回されている。
ベベルギヤボツクス51の入力軸57は、支持
フレーム16に、ボルトにより固着された軸受ハ
ウジング58により軸支されているとともに、カ
ードのフレーム6を貫通している。入力軸57に
固着されたプーリ59には、ベルト60が巻回さ
れており、給送ローラ2のシヤフトに固着された
プーリ61にも同じくこのベルト60が巻回され
ている。
ベアリングハウジング58は、フレーム部材6
に、ボルト63により固着された、2つの割式の
ハウジング62に枢支されている。ハウジング6
2の両半分は、ボルト64により連結されてい
る。
軸受ハウジング58の反対側において、フレー
ム5に、ボルト67により固着されている2つ割
式のハウジング66に部分的に受容された取付部
65が、キヤリア16に固着されている。同様
に、ハウジング66も、ボルト68により固着す
ればよい。これらの2つ割式のハウジング62,
66の軸線は、対いに整合しており、このような
取付要領のおかげで、支持フレーム16及び、該
支持フレーム16に取付けられた搬送ベルト、カ
レンダロール及び駆動変速機の全てが、第3図の
両方向を向く矢印により示されているように、搬
送ベルトを、送給ローラに近付けたり、遠避けた
りするように傾動可能にされている。
支持フレーム16の上部には、2個のラグ6
9,70が、溶接等により固着されている。ガイ
ド板71には、2個のピン72が突設されてお
り、それぞれ、ラグ69の孔の内部に受容されて
いるとともに、いもねじ73により固着し得るえ
ようにされている。
ガイド板71の上端縁は、上側の送給ローラの
上側に位置しており、ガイド板71の下側端縁
は、搬送ベルト、並びにそれにより形成されてい
るニツプの輪郭に適合した形状をなしているとと
もに、搬送ベルトの面の高さの上側に位置してい
る。ガイド板71は、全体として、ウエブの下流
側に位置しているとともに、ガイド板71と送給
ローラとの間隙が、いもねじ73を緩めることに
より調節し得るようにされている。
キヤリア16の前面には、突起74が突設され
ており、送給ローラに隣接する各搬送ベルト内の
空間を閉じるための遮蔽板75,76を、これら
の突起に固着することにより、この空間内にほこ
りが侵入するのを防止することができる。キヤリ
アには、さらに、戻り側の搬送ベルトの面に当接
するブラシを取付けるための取付部77,78が
設けられている。ブラシは、それぞれ、搬送ベル
トに対して引き摺る向きに摺接している。これら
のブラシは、搬送ベルトが、ウエブと接する領域
に達する前に、その面を清浄化するためのもので
ある。
図面から明らかなように、キヤリア16は、
種々の駆動変速機の各部分を配設するための複数
の部分を形成する複数のフレーム体からなつてい
る。これらの部分は、概ね、ボルト等により支持
フレームに固着されたカバー板79,80により
閉じられている。
装置の作動に際して、先ず、キヤリア16が、
給送ローラ1,2に対する搬送ベルトの位置を必
要に応じて定めるべく、ハウジング62,66内
で位置調節される。最も普通な位置関係は、第3
図の部分Aに示されているように、各搬送ベルト
の上面の外側が、給送ローラ2の表面当接する
か、或い 極の近接している状態である。
次いで、キヤリアを、カードのフレームに対す
る設定位置に固定するために、2つ割式ハウジン
グのいもねじを締め付ける。給送ローラ1,2
は、カードされたウエブを給送するべく駆動され
る。
搬送ベルト60は、給送ローラ2のシヤフトに
固着されたプーリ61から、プーリ59を経て、
ベベルギヤボツクス51に駆動力を伝達する。プ
ーリ55、搬送ベルト56及びプーリ21は、ロ
ーラ11に駆動力を伝達し、搬送ベルト9は、さ
らにローラ12に駆動力を伝達する。互いに歯合
するギヤ24,25は、駆動力を、ローラ12か
らローラ14に伝達し、さらに搬送ベルトを介し
て、ローラ13に伝達する。また、ベベルギヤボ
ツクスは、ギヤ48,47を介してカレンダロー
ル28を駆動しているカレンダロール27は、継
手49を介して駆動力を伝達する。
このようにして、ウエブ給送ユニツトの全体
が、単一の駆動力源により駆動されることとな
る。給送ローラ1,2から送り出されたウエブ
は、搬送ベルトの上面の領域に向けて下向きに給
送され、それからニツプ15に導入される。この
ようにしてウエブの幅が狭められ、スライバとし
てニツプから送り出され、さらに、カレンダロー
ル27,28の間に形成されたニツプへと下向き
に送られ、後続の処理過程へと送られる。
本発明に基づく装置を作動させてみたところ、
幅が狭められつつあるウエブの側端縁は、ニツプ
の近傍に位置する搬送ベルトの上面に当接するの
みであつて、その他の部分においては、搬送ベル
トの上面の僅かに上方に位置していることがわか
つた。これは、ウエブが、給送ローラからニツプ
15へと給送される際に、ウエブに積極的にドラ
フトを加えるために、ニツプを通過する材料の表
面の速度が、給送ローラのニツプ内を通過する際
の速度よりも大きいからである。
何らかの理由により、ウエブの全体又は一部が
破断した場合、破断した場合は、対応する搬送ベ
ルトの上面に向けて下向きに落下し、スライバ形
成用ニツプ15内に捕捉される。このような運動
により、破断したウエブの部分が集められ、元の
状態に復元し、再び通常の状態で給送されるよう
になる。
好適な給送を可能にするためにウエブに加えら
れるべきドラフトは、約3%乃至40%であり、好
ましくは約5%乃至30%であり、最も好ましくは
約10%乃至18%であることがわかつた。固定ギヤ
比の変速機を用いてドラフトを固定したものとす
ることできるが、変速機のギヤ比を可変とし、搬
送コンベヤ及びカレンダロールの表面の速度を、
給送ローラ1,2の表面に対して可変にすること
もできる。
ドラフトを加え、しかも、ウエブを概ね下向き
に給送することにより、ウエブの外側部分が、下
側の給送ローラ2のかなりの大きさの角度に亘る
円弧面に対して接触を保つようにすることができ
る。そのため、ウエブの外側部分の搬送経路のう
ちの空中にある部分をかなり短かくすることがで
き、ドラフトを加えることにより得られるウエブ
の制御効果をかなり高いものとすることができ
る。
実際、本発明に基づく装置により得られるスラ
イバの均一性は、U%(スライバのカウントの変
動を示す係数)により表わすと、他のウエブ給送
装置に比べて、大幅に改善されることがわかつ
た。
ウエブが、スライバ形成用ニツプに導入される
前に、給送ローラの円弧状面に対して、かなり大
きな角度に亘つて接触するような、本発明の別の
実施例によつても、大きな改善が可能であること
がわかつた。
第1図から第3図までは、本発明に基づく装置
における、ウエブの取扱いを容易にすることので
きるコンデンサガイド81,82が用いられてい
る様子を示している。2個のガイドは、カレンダ
ロールの中心部に向けて収束し、かつ、それらの
間に形成されたニツプの近傍に達している。
各ガイド81,82は、アーム83,84の遊
端に、それぞれ取付られている。アーム83,8
4は、支持フレーム16上の部分85,86にお
いて、それぞれ、支持フレーム16に溶接等によ
り固着された支持部材87,88に枢支されてい
る。アーム83,84の他方の端部には、ハンド
ル89,90が取付けられている。
これらのアーム83,84は、引張りばね91
により、第2図に示されている位置に向けて付勢
されており、通常の作動時において、対向するガ
イド面間の間隔を設定するべく、調節可能なスト
ツパ部材92,93により、アームの傾動運動が
制限されるようになつている。
本発明に基づく装置を始動するに際しては、両
方のハンドル89,90によりアームを傾動さ
せ、搬送ベルトニツプの下流側のスライバ補捉領
域を広くするために、両ガイド部材を互いに離間
させる。スライバは、この広い領域を通過し、カ
レンダロールに補捉されて、ニツプ内に自動的に
導入される。次いで、アームを徐々に解放し、ス
ライバをコンデンスさせると同時に、それが通常
の作動状態における場合のように、カレンダロー
ルの中央部にガイドされるようにする。
第4図及び第5図においては、高カードの給送
ローラ1,2を通過するウエブを制御するため
の、本発明に基づく装置の別の実施例が示されて
いる。
給送ローラの下方には、1対の収集ローラ10
3,104が、給送ローラの回転軸線に直交する
垂直軸線の廻りを回転可能に、かつ、それらの間
にニツプを形成するように取付けられている。
ローラ103の周囲には、U字形断面の溝10
5及び、該溝に沿つて、しかし、該溝を塞ぐこと
がないようなリブ106が設けられている。収集
ローラ104,104のニツプの下方には、湾曲
したガイド部材107が、そして、給送ローラの
ニツプと同じ高さの位置には、従来型式のトラン
ペツト108及び、1対の、舌片と溝とを有する
カレンダロールすなわちオートレベルローラ10
9,110からなる最終的なコンデンサユニツト
が設けられている。
下流側のガイド板111は、ウエブの送給方向
の下流側に立設されており、給送ローラのニツプ
と、収集ローラ103,104のニツプとの間の
領域と概ね平行な面を有している。上流側にも、
下流側のガイド板111の下側部分と概ね同一形
状のガイド板112を設けるとよい。これら両ガ
イド板は、収集ローラ103,104の軸線方向
について、ウエブを集める働きをする。
装置の作動に際して、給送ローラ1,2から送
り出されたウエブは、収集ローラ103,104
の表面に向けて、概ね下向きに搬送される。これ
らの収集ローラは、ウエブの側部を、ローラのニ
ツプの方へ、内向きに引張り、その結果、ウエブ
の幅が狭められた状態で、両収集ローラ103,
104間のニツプに導入されるような向きに回転
する。この際、ウエブは、溝10内で圧縮され、
互いに連結したスライバ113として、ニツプか
ら送り出される。スライバは、ガイド107によ
り転向され、トランペツト108に達し、必要に
応じて、コンデンサユニツト又はオートレベラー
へと送られる。
収集ローラ103,104は、ニツプ内におけ
るそれらの表面速度が、給送ローラ1,2の、ニ
ツプ内における表面速度よりも大きいような回転
速度で駆動される。その結果、ウエブが、給送ロ
ーラから収集ローラへと運動する際に、正のドラ
フトがウエブに加わる。給送ローラ103,10
4は、カードの駆動装置により駆動するとよく、
給送ローラと収集ローラとの間の速度比は、固定
されていても、可変とされていてもよい。
第1図から第3図に示されている実施例の場合
と同様に、ウエブが両ニツプ間を運動する際に、
それにドラフトを加えるとともに、ウエブの送給
方向を下向きとすることにより、ウエブの全体的
及び部分的な破断の頻度が減少することがわかつ
た。しかも、ウエブが破断したとしても、破断し
たウエブが、給送ローラ間のニツプから下向きに
落下するため、収集ローラ103,104の回転
面に好適に当接することとなる。これら収集ロー
ラの表面の運動により、破断したウエブの部分が
ニツプ内に集められ、ウエブが、再び元の状態に
復元することができる。
このような作用が確実に得るためには、収集ロ
ーラ103,104の直径を大きくし、給送ロー
ラの全幅に亘つて、ウエブを収集し得るようにし
なければならない。そのために大きき空間が必要
となるが、この部分の構成をコンパクトなものと
するのに好適な実施例が、後続の図面に示されて
いる。これらの図面は、全て図式的な正面図であ
つて、水平方向を向く給送ローラが、符号1,2
により示されている。
第6図においては、ニツプを形成するように取
付けられた2本の中央収集ローラが示されてい
る。補助ローラ133,134が、収集ローラ1
31の外側に取付けられており、別の補助ローラ
135,136が、収集ローラ132の外側に取
付けられている。これらの補助ローラは、装置の
始動時やウエブが破断した場合等に、ウエブの端
縁を、ローラ131,132の表面に接触させ、
ウエブを集め、それを搬送させる働きをする。
収集ローラ131,132間から送り出された
スライバは、カードの側方向から、トランペツト
137を経て、必要に応じてカレンダユニツト又
はオートレベラーへと送られる。
第7図の実施例においては、ニツプを形成する
ように2本のローラが用いられている。補助コン
ベヤー143が、収集ローラ141の外側に位置
し、別の補助コンベヤー144が、収集ローラ1
42の外側に位置している。各コンベヤー14
3,144は、内側下向きに傾斜した上面を有す
るとともに、矢印により示されている向きに駆動
されている。
従つて、補助コンベヤーは、装置の始動時又は
ウエブの破断時に、ウエブの端縁を、収集ローラ
141,142の収集面に向けて集め、ガイドす
るためのものである。本実施例においては、スラ
イバが、ガイド145により転向され、さらに、
カードの中央部に位置する経路を経て、適当なコ
ンデンサトランペツトへと送られる。
第8図は、第1のニツプを形成する収集ローラ
151,152と第2のニツプを形成するもう1
組の収集ローラ153,154とを用いる構成を
示している。
公知の要領により、ドツフアのリングにより適
宜2つの部分に等分されたウエブが、送給ローラ
1,2から送り出され、一方の部分が、収集ロー
ラ151,152間のニツプに集められ、他方の
部分が、他方の組の収集ローラ153,154間
のニツプにより集められる。
この場合、各ニツプから送り出されたスライバ
は、各ガイド部材155,156により転向さ
れ、2本のスライバが、第4図に示されているの
と同様な要領により、送給ローラの下流側に位置
するコンデンサトランペツト内で1本にされる。
第9図に示されている実施例においては、2組
の収集ローラ161,162,163,164が
用いられており、第8図の場合と同様に、それぞ
れ、等分されたウエブの半分を収集するようにな
つている。
この場合、ニツプから送り出された2本のスラ
イバ165,166は、搬送ベルト167の上面
により集められ、カードの側方向から、コンデン
サトランペツト168へと送られる。
第10図は、3対の収集ローラ171,17
2,173,174,175,176を用いる実
施例を示している。従つて、ウエブは、3つの部
分に分割され、それぞれ対応するニツプに導入さ
れ、得られた繊維は、ガイド177,178,1
79により転向され、給送ローラの下流側に位置
するコンデンサトランペツトへと集められる。
所望に応じて、4対以上のローラを用いること
も可能であることを了解されたい。
第4図から第10図までに示されている実施例
は、収集ローラのニツプから送り出されたスライ
バを、コンデンサトランペツトへ送り出すための
種々の要領を示している。これらの構成は、相互
に置換可能であつて、図示されている実施例のい
ずれについても、最終的なスライバの給送は、
個々に、下流に設けられた1個もしくは複数のコ
ンデンサトランペツトに向けて選択的に行なう
か、或いは側方向への給送としており、又、収集
ローラの1つに向けて直接的に行なうか、或い
は、これらのローラから送り出されたものを一旦
蓄積し、搬送ベルトに向けて行なうようになつて
いる。
単一の収集ニツプからの側方向への給送は、カ
ードの片側部に向けて行なわれる。複数のニツプ
からの給送は、カードの各側部に向けて行われる
か、或いは、全てのスライバを集めた後、カード
の一側部に向けて行なわれることとなる。
上記したいずれの実施例においても、第4図に
示されているガイド板111と同様な位置に、適
当な形状を有する下流側ガイド板及び、第4図に
示されているガイド板112と同様の位置に、上
流側ガイド板を設けることができる。
第6図から第10図までに示されている実施例
において用いられている収集ローラは、平滑な面
を有するものであつても、互いに補完的な形状を
有する突条及び溝を有するものとして、ニツプを
通過するスライバを圧縮し得るようにしてもよ
い。上記実施において用いられている収集ロー
ラ、補助ローラ、補助コンベヤー等は、収集ロー
ラの面のうちの収集作用を行なつていない場合に
クリーニングパツドを当接しておく等のローラ面
清浄化の構成を具備するものとするとよい。
第11図に示されている実施例においては、送
給ローラの下方に位置し、かつその軸線方向を向
く搬送ベルト181の上側走行区間に、耳支持面
が設けられている。搬送ベルトの戻りローラの一
つが、ローラ182との間にニツプを形成してお
り、このローラと搬送ベルトとの共同作用によ
り、ウエブがニツプ内に集められる。このように
して形成されたスライバは、ガイド183により
転向され、給送ローラの下流側に位置するコンデ
ンサトランペツトに送られる。
第12図は、やはり同様な構成の実施例を示し
ているが、搬送ベルト191は、給送ローラの端
部より先の方まで達しており、ローラ192と協
働してニツプを形成している。このニツプから送
り出されたスライバは、コンデンサトランペツト
193に送られる。
第13図の実施例においては、2本の搬送ベル
ト201,202が、給送ローラのニツプの下方
に位置するとともに、それらの間でニツプを形成
している。装置の始動する場合、或いは、ウエブ
が破断した場合、これらの搬送ベルトは、ウエブ
を中央ニツプに引き込み、ウエブが、該ニツプか
ら、ガイド部材203を経て、給送ローラの下流
に位置するコンデンサトランペツトに送られるよ
うにする働きをする。
第14図の実施例においては、それぞれニツプ
を形成している2組の収集コンベヤー211,2
12,213,214が用いられている。ウエブ
は、等分され、片半分が一方の組のニツプにより
収集され、他方の半分が、多方の組のニツプによ
り収集される。こうして得られた2本のスライバ
は、ガイド部材215,216により、それぞれ
転向され、給送ローラの下流に設けられたコンデ
ンサトランペツトに送られる。
第15図の実施例においては、耳支持体が、第
1の搬送ベルト221と、それとの間にニツプを
形成するローラ222と、第2の搬送ベルト22
3と、それとの間に別のニツプを形成する別のロ
ーラ224とを備えている。同じく、ウエブは2
つに等分され、それぞれ2つのニツプのいずれか
により収集される。こうして得られたスライバ
は、対応する搬送ベルト225,226上に垂直
に落下し、それぞれ、カードの異なる向きの側部
から、コンデンサトランペツト227,228に
送られる。
耳支持体が、ローラのみからなる実施例の場合
と同様に、耳支持体が、搬送ベルト又は搬送ベル
トとローラとからなる第11図から第15図まで
に示されている実施例においても、それぞれ、ス
ライバを、給送ローラの下流側に位置するコンデ
ンサトランペツトに向けて、カードの側部から送
り出すために用いることができる。又、第11図
から第15図までに示されている実施例におい
て、第4図のガイド板111,112と同様の位
置に、適当な形状の下流側ガイド板及び、所望に
応じて上流側ガイド板を用いてもよい。
図示された実施例のいずれにおいても、耳支持
体は、ローラ、搬送ベルト又はその組み合わせの
いずれからなるものであつても、ローラ1,2の
下方に配置されており、給送ローラから下向きに
運動するウエブが、破断した場合でも、その表面
上で集められるように充分大きな幅を有してい
る。
第4図から第15図までの実施例のいずれにお
いても、全ての収集ローラ及びコンベヤーが、カ
ードの駆動源により駆動され、かつ、カードと共
通のフレームに設けられているものとすることが
できる。又、第1図から第3図までに示されてい
るのと同様に、カレンダローラが、スライバ形成
用ニツプの直ぐ下流の位置に設けられていてよ
い。
さらに、給送ローラから、概ね垂直方向下向き
に通過するウエブを収集するために用いることの
できる他の耳支持体構造を用いることも可能であ
つて、ウエブを、その全幅に亘つて、或いは分割
して収集するものとし、ウエブの全幅又はその各
部分がニツプに導入され、ウエブにドラフトが加
わるようにすることができる。
また、給送ローラは、1対のローラからなるも
のでなく、単一のローラからなるもとすることが
できる。このような単一のローラが、平滑な面を
有するものである場合には、スライバ形成用ニツ
プにより、ドラフトがウエブに加えられるよう
に、給送ローラの上流側に、1対のニツプローラ
を設けることとなろう。例えば、ウエブが、カー
ドから、平滑な面を有する圧潰式ローにより給送
され、1個もしくは複数の平滑面を有するガイド
ローラにより転向され、概ね垂直方向に沿つてス
ライバ形成用ニツプに送られる。
本発明の概念から逸脱することなく上記以外の
実施態様が種々可能であることは云うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく第1の実施例を、一
部除去し、一部縦断して示す正面図である。第2
図は、第1図の−線についての横断面図であ
る。第3図は、第1図の−線についての縦断
面図である。第4図及び第5図は、本発明に基づ
く第2の実施例を図式的に示す正面図及び側面図
である。第6図から第15図までは、他の実施例
についての第5図と同様な図である。 1,2……給送ローラ、3,4……軸受、5,
6……フレーム部材、7,8……ギヤ、9,10
……ベルト、9′……プーリ、11,12,13,
14……ローラ、15……ニツプ、16……支持
フレーム、17……窪み、18……軸受ハウジン
グ、19……ボルト、20……スピンドル、21
……プーリ、22,23……スピンドル、24,
25……ギヤ、26……スピンドル、27,28
……カレンダロール、28′……シヤフト、29,
30……軸受ハウジング、31,32……軸受、
33……ロツド、34……ピン、35……ブラケ
ツト、36……引張りばね、37,38……ピ
ン、39,40……部分、41,42……部材、
43……ノブ、44……部分、45……ピン、4
6……スリーブ、47,48……ギヤ、49……
継手、50……出力軸、51……ギヤボツクス、
52……ボルト、53……部分、54……出力
軸、55……プーリ、56……ベルト、57……
入力軸、58……ハウジング、59……プーリ、
60……ベルト、61……プーリ、62……ハウ
ジング、63,64……ボルト、65……取付
部、66……ハウジング、67,68……ボル
ト、69,70……ラグ、71……ガイド板、7
2……ピン、73……いもねじ、74……突起、
75,76……遮蔽板、77,78……取付部、
79,80……カバー板、81,82……ガイ
ド、83,84……アーム、85,86……部
分、87,88……支持部材、89,90……ハ
ンドル、91……引張りばね、92,93……ス
トツパ部材、103,104……ローラ、105
……溝、106……リブ、107……ガイド部
材、108……トランペツト、109,110…
…ローラ、111,112……ガイド板、113
……スライバ、131,132……ローラ、13
3,134……ローラ、135,136……ロー
ラ、137……トランペツト、141,142…
…ローラ、143,144……コンベヤー、14
5……ガイド、151,152……ローラ、15
3,154……ローラ、155,156……ガイ
ド部材、161,162,163,164……ロ
ーラ、165,166……スライバ、167……
搬送ベルト、168……トランペツト、171,
172,173,174,175,176……ロ
ーラ、177,178,179……ガイド、18
1……搬送ベルト、182……ローラ、183…
…ガイド、191……搬送ベルト、192……ロ
ーラ、193……トランペツト、201,202
……搬送ベルト、203……ガイド部材、21
1,212,213,214……コンベヤー、2
15,216……ガイド部材、221……搬送ベ
ルト、222……ローラ、223……搬送ベル
ト、224……ローラ、225,226……搬送
ベルト、227,228……トランペツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 木綿用カードの水平方向に延びる給送ローラ
    2の上部から得られる繊維ウエブからスライバを
    製造する方法であつて、 ウエブを、前記給送ローラの上部から、被駆動
    式耳支持体9,10の面の近傍に向けて下向きに
    給送する段階と、 全体的に前記給送ローラの上端よりも下側にあ
    る前記耳支持体の面を、前記給送ローラの概ね軸
    線方向に沿つて、スライバ形成用のニツプ15内
    へと移動させる段階と、 下向きに移動するウエブを前記ニツプ内に導入
    する段階と、 前記給送ローラと前記ニツプの間で、ウエブに
    張力を付与する段階と スライバを、前記ニツプから取り出す段階とを
    含むことを特徴とする方法。 2 3%から40%のドラフトがウエブに加えられ
    るように、張力が与えられる特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 3 5%から30%のドラフトがウエブに加えられ
    るように、張力が与えられる特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 4 通常の作動時には各耳は、この耳と給送ロー
    ラ2とが接触しなくなる部分から、ほぼ直線状の
    経路をなし、この経路は、スライバ形成用のニツ
    プ15のある部分を除き、耳支持体9,10とは
    接触していない特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれかに記載の方法。 5 通常の作動時には、耳とウエブの外面が給送
    ローラ2の円弧部の範囲で、ローラ2と接触する
    ようになつている特許請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれかに記載の方法。 6 ニツプ15を離れたスライバが、カレンダー
    ロール27のニツプに直接に移動し、このロール
    27がニツプの給送側の下部近傍に設けられてい
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の方法。 7 繊維ウエブからスライバを製造するための装
    置であつて、 上部からウエブを給送するようになつている、
    概ね水平方向を向く、木綿用カードの給送ローラ
    と、 該給送ローラの上端部よりも全体的に下側に位
    置する面を有し、かつ前記給送ローラの該ね軸線
    方向を向く耳支持体と、 該支持体の面を前記給送ローラの軸線方向に、
    かつ前記ウエブを通過させるためのスライバ形成
    用ニツプを構成するべき領域を通過するように、
    前記耳支持体を駆動するための駆動装置とを備
    え、 給送ローラ2とニツプ15の間で、ウエブに張
    力を付与するに十分なように、前記駆動装置によ
    りニツプを介しての表面速度を調節するようにな
    つていることを特徴とする装置。 8 駆動装置により、3%から40%のドラフトが
    ウエブに加えられるように、張力が与えられるよ
    うになつている特許請求の範囲第7項に記載の装
    置。 9 駆動装置により、5%か30%のドラフトがウ
    エブに加えられるように、張力が与えられるよう
    になつている特許請求の範囲第7項に記載の装
    置。 10 各ウエブの耳が、この耳が給送ローラとの
    接触を止める領域からほぼ直線をなし、かつ耳支
    持体5,10が、スライバ形成用ニツプの領域を
    除く経路において接触しないように、給送ローラ
    2とスライバ形成用ニツプの相対的位置と速度が
    定められている特許請求の範囲第7項〜第9項の
    いずれかに記載の装置。 11 通常の作動時に、耳とウエブの外面が、給
    送ローラ2の円弧部の面と接触するように、前記
    給送ローラとスライバ形成用ニツプの相対的配置
    と速度が定められている特許請求の範囲第7項〜
    第10項のいずれかに記載の装置。 12 給送ローラが、1対の給送ローラ1,2の
    うちの低位置にあるものであり、この1対の給送
    ローラが、ウエブを送るためのニツプを形成する
    特許請求の範囲第7項〜第11項に記載の装置。 13 ガイド板71が、ウエブ経路の下流側にお
    いて、少なくともスライバ形成用ニツプ15の面
    から、少なくとも給送ローラ2の上端の面までの
    高さで設けられ、給送ローラ2の中央においてこ
    のローラ2の幅の1/3の幅で設けられている特許
    請求の範囲第7項〜第12項のいずれかに記載の
    装置。 14 補助のガイド板112が、ウエブ経路の上
    流側において、少なくともスライバ形成用ニツプ
    の面から、給送ローラの上端の面下部までの長さ
    で設けられている特許請求の範囲第13項に記載
    の装置。 15 耳支持体が搬送ベルト9,10よりなり、
    面が搬送ベルトの上面よりなり、全体的に給送ロ
    ーラの下側に延びている特許請求の範囲第7項〜
    第14項のいずれかに記載の装置。 16 少なくとも大部分において、ベルト9,1
    0の上面が、給送ローラ2の下端より上にある特
    許請求の範囲第15項に記載の装置。 17 耳支持体が1対の搬送ベルト9,10より
    なり、このベルトの表面がスライバ形成用ニツプ
    を形成するようになつている特許請求の範囲第1
    5項若しくは第16項に記載の装置。 18 1対の搬送ベルトの合計の幅が、給送ロー
    ラの幅とほぼ等しく、スライバ形成用ニツプが給
    送ローラのほぼ中央部に設けられている特許請求
    の範囲第17項に記載の装置。 19 各搬送ベルトの上面が、スライバ形成用ニ
    ツプの方向へ向かつて下向きに傾斜している特許
    請求の範囲第15項〜第17項のいずれかに記載
    の装置。 20 スライバ形成用ニツプの給送側の近傍下側
    にカレンダーロール27が設けられている特許請
    求の範囲第7項〜第19項のいずれかに記載の装
    置。 21 耳支持体及びカレンダーロールが、支持フ
    レーム16に取り付けられ、この支持フレーム1
    6がプーリー59から、耳支持体及びカレンダー
    ロールを駆動するための伝達装置を備えている特
    許請求の範囲第20項に記載の装置。 22 支持フレーム16が、給送ローラの幅全体
    に延び、給送ローラの軸に平行な軸の回りに、こ
    の給送ローラに対し近付いたり、遠去かつたりす
    る回転運動をするように取り付けられている特許
    請求の範囲第21項に記載の装置。 23 ガイド81,82がスライバ形成用ニツプ
    とカレンダーロールの間に設けられ、スライバを
    カレンダーロールの軸部分に案内するようになつ
    ている特許請求の範囲第20項〜第22項のいず
    れかに記載の装置。 24 ガイド81,82が互いに近付いたり、遠
    去かつたりするようになつている特許請求の範囲
    第23項に記載の装置。
JP57166424A 1981-09-24 1982-09-24 スライパンの製造方法及び装置 Granted JPS58126319A (ja)

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