JPH0341476B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0341476B2
JPH0341476B2 JP33321989A JP33321989A JPH0341476B2 JP H0341476 B2 JPH0341476 B2 JP H0341476B2 JP 33321989 A JP33321989 A JP 33321989A JP 33321989 A JP33321989 A JP 33321989A JP H0341476 B2 JPH0341476 B2 JP H0341476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
reaction
complex
caerulein
sulfur trioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP33321989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02196797A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP33321989A priority Critical patent/JPH02196797A/ja
Publication of JPH02196797A publication Critical patent/JPH02196797A/ja
Publication of JPH0341476B2 publication Critical patent/JPH0341476B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセルレインの新規な製造法に関する。
セルレインは化学名が5−オキソ−L−プロリル
−L−グルタミニル−L−アスパルチル−O−ス
ルホ−L−チロシル−L−スレオニル−グリシル
−L−トリブトフイル−L−メチオニル−L−ア
スパルチル−L−フエニルアラニンアミドである
デカペプチドで、その生理活性が注目されて合成
法の研究がなされている。上記ペプチド主鎖の合
成は通常のペプチド合成法に基づき容易になしう
るが、4位チロシンに存在するスルホ基の導入に
ついては問題があつた。従来法では大過剰の無水
ピリジンと三酸化イオウの複合体を反応させてス
ルホ基を導入するため、残存する複合体の分解処
理時の副生物および副反応により生じる夾雑物と
目的物の分離精製が煩雑で低収率、低純度の難点
は避けられなかつた。
本発明者はスルホ基の導入にあたり三酸化イオ
ウと塩基性コポリマー(copolymer)の複合体を
用いることにより目的物の分離精製工程を簡易に
し、高収率かつ高純度で目的物を得ることに成功
し、本発明を完成した。すなわち、溶媒に不溶な
上記複合体を用いて無水溶媒中でO4−デスルホ
−O5−アセチルセルレインの異相系スルホン化
を行う。反応終了後三酸化イオウが反応に消費さ
れて脱離した塩基性コポリマーおよび未反応の複
合体を濾去する。濾液を減圧濃縮すると、O5
アセチルセルレインが得られる。同化合物を脱ア
セチル反応に付すとセルレインが得られる。得ら
れたセルレインはさらに所望により通常の造塩方
法に従つて製薬上許容される塩としうる。本発明
方法によれば、従来法で行う向流分配のような煩
雑な分離精製工程を経ずに目的とするセルレイン
またはその製薬上許容される塩を製造することが
できる。したがつて本方法は経済的かつ簡易な方
法として工業的に利用しうるものである。
なお、O4−デスルホ−O5−アセチルセルレイ
ンとはセルレインの4位チロシンに存在するスル
ホ基が欠けておりかつ5位スレオニンのヒドロキ
シ基がアセチル基で修飾されているセルレインを
いう。
以下に本発明方法を詳細に説明する。
塩基性コポリマーとしては、ビニルピリジン類
(例えば、4−ビニルピリジン、2−メチル−5
−ビニルピリジンなど)やアミノアルキル置換ビ
ニルベンゼン(例えば、4−ジメチルアミノメチ
ル−ビニルベンゼンなど)の三級アミンを有する
化合物とジビニルベンゼンのコポリマーが用いら
れる。この共重合体は市販品が入手できる。
三酸化イオウと塩基性コポリマーの複合体は、
上記塩基性コポリマーに有機溶媒中で撹拌下に三
酸化イオウを加えることにより製造できる。この
製造法は井本ら[工業化学雑誌65巻1658頁(1962
年)]の方法に従う。
本発明のスルホン化反応はO4−デスルホ−O5
−アセチルセルレインまたはその反応に不活性な
塩を原料として用いる。上記の三酸化イオウと塩
基性コポリマーの複合体を無水溶媒中で氷冷から
室温で反応させる。反応溶媒として、例えば、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘ
キサメチルホスホリツクトリアミドなどの反応に
対して不活性な溶媒を選択する。反応は約1〜20
時間で終了する。
反応終了後、複合体を濾去し、濾液より溶媒を
減圧留去するとO5−アセチルセルレインが残渣
として得られる。同物質を脱アセチル反応に付す
と、セルレインが得られるが、前記の濾液を減圧
留去せずに直ちに脱アセチル処理に付すことによ
つても得られる。脱アセチル反応は弱塩基で水性
溶媒中で行う。最終目的物がジエチルアミン塩の
場合は弱塩基としてジエチルアミンを用いると最
終的に夾雑物が混入する割合が少なくなり有利で
ある。得られたセルレインの純度は90%以上であ
るが、さらに所望によりクロマトグラフイーや再
沈殿法などで精製してもよい。
塩を所望する場合は、常法に従い製薬上許容さ
れる無機または有機塩基を用いて行う。通常、セ
ルレインは三塩基付加塩を形成するので、例え
ば、セルレインの水溶液にジエチルアミン水溶液
を加えると、容易にセルレイン・トリジエチルア
ミン塩が得られる。
次に実施例により本発明の実施態様を示すが、
これら実施例は何ら本発明を限定するものではな
い。
実施例 1 (1) 三酸化イオウと塩基性コポリマーの複合体の
製造 4−ビニルピリジンとジビニルベンゼンのコポ
リマー(広栄化学工業株式会社製、KEX−212)
の無水物10gを乾燥四塩化メタン150ml中室温で
2時間懸濁撹拌して膨潤させ、ついで三酸化硫黄
3.16ml(75.9ミリモル)を少量づつ混和し、室温
下20時間撹拌後濾過する。濾取された標記目的物
を減圧乾燥し、複合体18.23gを得る(三酸化イ
オウ含量4.11ミリモル/g、硫黄含量13.18%、
元素分析値:S,12.85%)。
(2) セルレインの製造 O4−デスルホ−O5−アセチルセルレイン0.984
gを乾燥ジメチルホルムアミド59mlに溶かし、氷
冷撹拌下(1)で得られた複合体6gを投入し、同温
度で10時間撹拌する。複合体を濾取し、ジメチル
ホルムアミド50mlで洗浄する。濾液と洗液を合
し、1Mジエチルアミン水溶液75mlを混和後減圧
留去する。得られた残渣に1Mジエチルアミン水
溶液75mlを加えて3℃で一夜放置する。
反応後を減圧留去し、残渣を水25mlにとかし、
氷冷下1N酢酸7mlを混和する。析出した固体を
濾取し、0.1Mジエチルアミン25mlにとかし、
DEAEセフアデツクス(フアルマシア社製)を用
いたイオン交換クロマトに付し、0.5〜0.8M重炭
酸アンモニウム水溶液で流出する。主流出分を減
圧留去し、残渣を水溶液として凍結乾燥すると、
標記化合物0.891g(収率88.0%)が得られる。
上記生成物0.80gを水11.8mlに溶かし、ジメチ
ルホルムアミド等量を混和、膨潤したダウエツク
ス50W(H+型)35.5mlを加えて10分間撹拌後樹脂
を濾取する。同樹脂を水−ジメチルホルムアミド
(1:1)10mlで3回洗浄し、濾液と洗液を合し
た後、1Mジエチルアミン水溶液5.9mlを混和し減
圧留去する。残渣を水にとかし、セフアデツクス
G15のカラムで脱塩後凍結乾燥すると標記化合物
のトリジエチルアミン塩0.834g([α]D−22.8±
0.6゜(H2O,c=1))を得る。本品は赤外線吸収
スペクトルおよび高速液体クロマトグラフイーに
より標品と同定した。
実施例 2 実施例1の(1)において、4−ビニルピリジンに
代えて4−ジメチルアミノメチル−ビニルベンゼ
ンと共重合するジビニルベンゼンのコポリマーを
用いて三酸化イオウとの複合体を製造し、室温で
1時間、実施例1の(2)と同様にスルホン化し、以
下同様に反応処理してセルレイン・トリジエチル
アミン塩を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 O4−デスルホ−O5−アセチルセルレインに
    無水溶媒中で、ビニルピリジンまたはアミノアル
    キル置換ビニルベンゼンとジビニルベンゼンとの
    塩基性コポリマーと三酸化イオウとで形成される
    複合体を反応させることを特徴とするO5−アセ
    チルセルレインおよびその製薬上許容される塩の
    製造法。 2 塩基性コポリマーが4−ビニルピリジンとジ
    ビニルベンゼンとのコポリマーである特許請求の
    範囲1記載の製造法。
JP33321989A 1989-12-22 1989-12-22 セルレイン中間体の新規製造法 Granted JPH02196797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33321989A JPH02196797A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 セルレイン中間体の新規製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33321989A JPH02196797A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 セルレイン中間体の新規製造法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9092782A Division JPH0235760B2 (ja) 1982-05-27 1982-05-27 Serureinnoshinkiseizoho

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02196797A JPH02196797A (ja) 1990-08-03
JPH0341476B2 true JPH0341476B2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=18263649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33321989A Granted JPH02196797A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 セルレイン中間体の新規製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02196797A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02196797A (ja) 1990-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5822474B2 (ja) コレシストキニン・パンクレオザイミンc端ペプチドアミドスルフエ−トエステルの製造法
US4060551A (en) Method of producing pantethine
JPH0341476B2 (ja)
JPH0235760B2 (ja) Serureinnoshinkiseizoho
JPS5946279A (ja) N−フオルミル−l−アスパラギン酸無水物の製造法
EP0245632B1 (en) Method of purification of the oxalic acid diamide
JP4013005B2 (ja) テトラカルボン酸の製造方法
JP2917462B2 (ja) 4,4’―ジフェニルジカルボン酸の精製方法
JPH0368019B2 (ja)
JPH05980A (ja) 9,9−ビス(ヒドロキシフエニル)フルオレン類の製造方法
JPH03275641A (ja) ヒドロキシビフェニル化合物及びその製造法
RU2088575C1 (ru) Способ получения 5,7-дибром-8-оксихинолина
JPH0149263B2 (ja)
JPS595623B2 (ja) 4−ブロム−3−ヒドロキシキノフタロンの製造法
JPS6320438B2 (ja)
JPH0262552B2 (ja)
JPH03190856A (ja) 精製ヒドロペルオキシドの製造方法
JPH01258682A (ja) 7―/D(―)アルフア―アミノ―アルフア―(p―ヒドロキシフエニル)アセトアミド/―3―メチル―3―セフエム―4―カルボン酸―水化物の製造方法
JPH01135786A (ja) (−)−16−ブロモビンカジホルミンおよびその製造方法
JPH0648979A (ja) クエン酸の精製方法
JPH0429989A (ja) L―アスコルビン酸誘導体の製造法
JPS60209552A (ja) 4,4’−ビス(カルボアルコキシメチレンアミノ)ジフエニルメタンの製造法
GB2087386A (en) Process for producing chlorobenzene sulfochloride
JPS5912679B2 (ja) 2,2′−アンヒドロ−5,5′−ジクロル−5′−デオキシ−1−β−D−アラビノフラノシルサイトシン塩の製造方法
JPS63303947A (ja) o−ホルミル安息香酸の製法