JPH0341355Y2 - - Google Patents

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JPH0341355Y2
JPH0341355Y2 JP1983205110U JP20511083U JPH0341355Y2 JP H0341355 Y2 JPH0341355 Y2 JP H0341355Y2 JP 1983205110 U JP1983205110 U JP 1983205110U JP 20511083 U JP20511083 U JP 20511083U JP H0341355 Y2 JPH0341355 Y2 JP H0341355Y2
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JP
Japan
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signal
pulse signal
song
section
beat
Prior art date
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JP1983205110U
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JPS60111586U (ja
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えばミユージツクテープ、コンパ
クトデイスクなどの複数曲の再生信号から特定の
拍子の曲を識別する音楽拍子識別機能を備えたオ
ーデイオ再生機器に関する。
〔考案の背景〕
ミユージツクテープなど複数曲の再生信号を聞
く場合状況によつては拍子の速い軽快な曲だけを
聞きたいとかあるいは拍子のゆつくりした曲だけ
を聞きたい場合がある。このような場合、現状で
は再生された曲を聞きながら拍子を識別し、その
都度手動操作で早送りモードや再生モード等にモ
ードを切り換えるしか手段がない。この様な操作
を度々行うことは特に車載用オーデイオ機器にお
いては運転の安全性にもかかわつてくる。この様
な事情により音楽拍子を自動的に識別し、特定の
曲群を選曲するオーデイオ再生機器などが強く求
められていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的は音楽拍子を自動的に識別する識別機能を備
えたオーデイオ再生機器を提供することにある。
〔考案の構成〕
通常の音楽ではドラムやベースなどのリズム楽
器や低音楽器が拍子を決定している。したがつて
これらの楽器が占める周波数帯域内の信号を抜き
出して、そのレベルの変化をとらえると、これは
もとの曲の拍子に相当する変化を示すと考えるこ
とができる。本考案はこの原理に基づいたもの
で、音楽信号から拍子を決定する周波数帯域を抜
き出すフイルター部と、前記フイルター部により
抜き出された信号をパルス信号に変換するパルス
信号変換手段と、該パルス信号変換手段の出力パ
ルス信号を計数するカウンタ部と、該カウンタ部
の計測値とあらかじめ設定された基準値とを比較
する比較手段と、該比較手段の出力に基づいて前
記オーデイオ再生機器の動作モードを制御する動
作制御手段とからなる構成を備えたオーデイオ再
生機器を実現したものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の1実施例であるミユージツク
テープ再生装置の要部ブロツク図であり、同図に
於いて1はフイルター回路、2はレベル変換回
路、3はパルス化回路、4はカウンタ回路、5は
比較回路、6はデツキ制御回路である。第2図は
第1図の各部の信号波形を示す図であり、以下実
施例の動作を説明する。
まず、ミユージツクテープ等から再生された音
楽信号aはフイルター回路1により拍子を決定す
るドラム音やベース音などの周波数帯域、例えば
200Hz以下の信号だけが選択され、拍子成分信号
bとなる。この拍子成分信号bはレベル検出回路
2に送られ信号の振幅つまりこの場合は音量の変
化をとらえた音量変化信号cとなる。これを計数
しやすいようにパルス化回路3に入力し、パルス
化すると、拍子パルス信号dが得られる。そして
拍子パルス信号dのパルス数をカウンタ回路4で
計数する。ある基準となる時間、例えば2秒内に
計数した値を比較回路5に於いてあらかじめ設定
しておいた速い曲(例えば1秒間に4拍以上を速
い曲とする。)の判断値と比較して、この音楽信
号aの曲が速い曲か、遅い曲かを判断させ、デツ
キ制御回路6にその判断結果「0」又は「1」を
出力する。この判断情報によりデツキ制御回路6
はテープデツキの走行モードを制御する。そして
例えば拍子の速い曲を設定した時は、拍子の速い
曲の部分では走行モードは自動的に再生モードを
維持し、拍子の遅い曲の部分になると、自動的に
早送りモードに切換えられ、速い曲だけが選択的
に再生される。
デツキ制御回路6に於いては拍子の遅い曲を設
定すると、拍子の遅い曲の部分で走行モードを保
ち、拍子の速い曲の部分で、自動的に早送りモー
ドに切換えられる。
なお、比較回路5に於いては判断値を任意に設
定することが可能である。
〔考案の効果〕
以上本考案によれば、オーデイオ再生機器で再
生されたオーデイオ信号から拍子を決定する周波
数帯域を抜き出すフイルター部と、該フイルター
部により抜き出された信号をパルス信号に変換す
るパルス信号変換手段と、該パルス信号変換手段
の出力パルス信号を計数するカウンタ部と、該カ
ウンタ部の計測値とあらかじめ設定された基準値
とを比較する比較手段と、該比較手段の出力に基
づいて前記オーデイオ再生機器の動作モードを制
御する動作制御手段とを備えたので、再生する曲
をユーザの好みに合わせて、テンポの速い曲、又
は遅い曲にあらかじめ設定しておけば、設定され
たテンポに該当する曲が自動的に選曲再生される
ので、ユーザの好みに合つた曲だけを聴くことが
できる。また、再生された曲を聴きながら拍子を
識別しその都度手動で動作モードを切り換える必
要がないので、操作性が向上する。また、特に車
載用音響機器においては安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の要部ブロツク図、
第2図は第1図に関連する各部の信号波形図であ
る。図中1はフイルター回路、2はレベル検出回
路、3はパルス化回路、4はカウンタ回路、5は
比較回路、6はデツキ制御回路、aは音楽信号、
bは拍子成分信号、cは音量変化信号、dは拍子
パルス信号を表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーデイオ再生機器で再生されたオーデイオ信
    号から拍子を決定する周波数帯域を抜き出すフイ
    ルター部と、該フイルター部により抜き出された
    信号をパルス信号に変換するパルス信号変換手段
    と、該パルス信号変換手段の出力パルス信号を計
    数するカウンタ部と、該カウンタ部の計測値とあ
    らかじめ設定された基準値とを比較する比較手段
    と、該比較手段の出力に基づいて前記オーデイオ
    再生機器の動作モードを制御する動作制御手段と
    を備えたことを特徴とするオーデイオ再生機器。
JP20511083U 1983-12-28 1983-12-28 オーディオ再生機器 Granted JPS60111586U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20511083U JPS60111586U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 オーディオ再生機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20511083U JPS60111586U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 オーディオ再生機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111586U JPS60111586U (ja) 1985-07-29
JPH0341355Y2 true JPH0341355Y2 (ja) 1991-08-30

Family

ID=30767486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20511083U Granted JPS60111586U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 オーディオ再生機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60111586U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025098Y2 (ja) * 1977-05-10 1985-07-27 ヤマハ株式会社 自動リズム演奏装置
JPS57115097U (ja) * 1981-01-08 1982-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60111586U (ja) 1985-07-29

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