JPH0340570Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340570Y2 JPH0340570Y2 JP1984039090U JP3909084U JPH0340570Y2 JP H0340570 Y2 JPH0340570 Y2 JP H0340570Y2 JP 1984039090 U JP1984039090 U JP 1984039090U JP 3909084 U JP3909084 U JP 3909084U JP H0340570 Y2 JPH0340570 Y2 JP H0340570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- engine
- rotating shaft
- inclined surface
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、エンジンの駆動によつてドリルを回
転せしめて木材等を穿孔するためのエンジンドリ
ルにおいて、このドリルを回転軸に保持するため
のエンジンドリルのチヤツク装置に係るものであ
る。
転せしめて木材等を穿孔するためのエンジンドリ
ルにおいて、このドリルを回転軸に保持するため
のエンジンドリルのチヤツク装置に係るものであ
る。
(従来の技術および解決しようとする課題)
従来、この種のエンジンドリルのチヤツク装置
においては、第3図に示すごとく、エンジンケー
スに軸支された回転軸23の先端中心に突出して
一体に形成したねじ部53に、ねじ体52を螺合
し、このねじ体52の外周におねじ32を形成
し、ねじ体52の先端に一体に接続して、軸方向
の切欠溝37によつて分割され、外周に傾斜面3
9を備えた円錐筒部35を設け、このおねじ32
に螺合し、傾斜面39に係合する傾斜面33を備
えたリングナツト29を設け、このリングナツト
29を回転することによつて円錐筒部39の内径
孔に嵌合するドリル41の基部43を締め付け、
固定していた。
においては、第3図に示すごとく、エンジンケー
スに軸支された回転軸23の先端中心に突出して
一体に形成したねじ部53に、ねじ体52を螺合
し、このねじ体52の外周におねじ32を形成
し、ねじ体52の先端に一体に接続して、軸方向
の切欠溝37によつて分割され、外周に傾斜面3
9を備えた円錐筒部35を設け、このおねじ32
に螺合し、傾斜面39に係合する傾斜面33を備
えたリングナツト29を設け、このリングナツト
29を回転することによつて円錐筒部39の内径
孔に嵌合するドリル41の基部43を締め付け、
固定していた。
この構成では、回転軸23とねじ体52とが別
体に形成されて、ねじ部53によつて螺着されて
いるので、このねじ部53における芯振れが生
じ、また弛みを生じ易かつた。
体に形成されて、ねじ部53によつて螺着されて
いるので、このねじ部53における芯振れが生
じ、また弛みを生じ易かつた。
すなわち、一般にエンジンドリルは穿孔後ドリ
ルを抜き出す際に作業の種類によつて反対方向に
回転させて、ドリルの螺旋を利用して抜き出す方
法が用いられるが、従来は回転軸23の先端のね
じ部53に別体のねじ体52が螺合していたの
で、反対方向に回転させると、このねじ部53の
部分でねじが弛み、チヤツクとともにドリルが離
脱するおそれがあつた。
ルを抜き出す際に作業の種類によつて反対方向に
回転させて、ドリルの螺旋を利用して抜き出す方
法が用いられるが、従来は回転軸23の先端のね
じ部53に別体のねじ体52が螺合していたの
で、反対方向に回転させると、このねじ部53の
部分でねじが弛み、チヤツクとともにドリルが離
脱するおそれがあつた。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段および作用)
本考案は、ねじ体を回転軸と一体に形成して、
リングナツトをこのねじ体に直接螺合することに
より芯振れおよび弛みをなくし、ドリルを抜き出
す際に、反対方向に回転しても、チヤツク装置が
離脱することなく、構造簡単で安価に製作できる
エンジンドリルのチヤツク装置を提供しようとす
るものである。
リングナツトをこのねじ体に直接螺合することに
より芯振れおよび弛みをなくし、ドリルを抜き出
す際に、反対方向に回転しても、チヤツク装置が
離脱することなく、構造簡単で安価に製作できる
エンジンドリルのチヤツク装置を提供しようとす
るものである。
(実施例)
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
第1図〜第2図において、1なエンジンドリル
を示すもので、つぎのように構成されている。す
なわち、3はエンジン5の前部に1端を緩衝体
(図示せず)を介して支持された上部ハンドルで、
エンジン5の上方に沿つて湾曲してエンジン5の
後部に緩衝体7を介して支持されている。9は上
部ハンドル3に固着する握り部、11はスロツト
ルレバー、13はマフラー、15は燃料タンク、
17は点火栓である。19はエンジンケース20
の前部にねじ21によつて固着されたクラツチハ
ウジングで、回転軸23がベアリング25によつ
て回転自在に軸支されている。27はクラツチハ
ウジング19内に、回転軸23の内端に螺合し、
ナツト29によつて固定されたクラツチドラム
で、エンジン5のクランク軸(図示せず)の端部
に設けた遠心クラツチ(図示せず)が、内面に接
触してエンジン5の動力が接続される。28はク
ラツチ装置で、つぎのように構成されている。す
なわち、29は回転軸23の前端に一体に接続し
てねじ体31の外周に形成したおねじ32に螺合
するリングナツトで、内部に傾斜面33が形成さ
れている。35はねじ体31の先端に接続した形
状に一体に設けた円錐筒部で、軸方向の複数の切
欠溝37によつて分割されている。39は円錐筒
部35の外周に設けた傾斜面で、傾斜面33に係
合する。41はドリルで基部43が回転軸23の
前端の円錐筒部35に設けた係合孔44に係合し
ている。45はベアリング25,25の間に係合
するカラー、47はドリル41の穿孔深さを調節
するストツパーである。49,51は回転軸2
3、リングナツト29の外周にそれぞれ設けた切
欠面で、スパナを係合するものである。
を示すもので、つぎのように構成されている。す
なわち、3はエンジン5の前部に1端を緩衝体
(図示せず)を介して支持された上部ハンドルで、
エンジン5の上方に沿つて湾曲してエンジン5の
後部に緩衝体7を介して支持されている。9は上
部ハンドル3に固着する握り部、11はスロツト
ルレバー、13はマフラー、15は燃料タンク、
17は点火栓である。19はエンジンケース20
の前部にねじ21によつて固着されたクラツチハ
ウジングで、回転軸23がベアリング25によつ
て回転自在に軸支されている。27はクラツチハ
ウジング19内に、回転軸23の内端に螺合し、
ナツト29によつて固定されたクラツチドラム
で、エンジン5のクランク軸(図示せず)の端部
に設けた遠心クラツチ(図示せず)が、内面に接
触してエンジン5の動力が接続される。28はク
ラツチ装置で、つぎのように構成されている。す
なわち、29は回転軸23の前端に一体に接続し
てねじ体31の外周に形成したおねじ32に螺合
するリングナツトで、内部に傾斜面33が形成さ
れている。35はねじ体31の先端に接続した形
状に一体に設けた円錐筒部で、軸方向の複数の切
欠溝37によつて分割されている。39は円錐筒
部35の外周に設けた傾斜面で、傾斜面33に係
合する。41はドリルで基部43が回転軸23の
前端の円錐筒部35に設けた係合孔44に係合し
ている。45はベアリング25,25の間に係合
するカラー、47はドリル41の穿孔深さを調節
するストツパーである。49,51は回転軸2
3、リングナツト29の外周にそれぞれ設けた切
欠面で、スパナを係合するものである。
以上の実施例において、作業者は右手で握り部
9を把持し、左手で、エンジン5の左側方に突出
する側ハンドル(図示せず)の握り部を把持し、
エンジン5の駆動によつて回転するドリル41に
よつて木材等の穿孔を行なうものである。ドリル
41を着脱するにあたつては、切欠面49,51
にそれぞれスパナを係合して、リングナツト29
を正または逆方向に回動して、傾斜面33と傾斜
面39とを、押圧または離脱せしめて、円錐筒部
35がドリル41の基部43を保持し、または解
除するものである。
9を把持し、左手で、エンジン5の左側方に突出
する側ハンドル(図示せず)の握り部を把持し、
エンジン5の駆動によつて回転するドリル41に
よつて木材等の穿孔を行なうものである。ドリル
41を着脱するにあたつては、切欠面49,51
にそれぞれスパナを係合して、リングナツト29
を正または逆方向に回動して、傾斜面33と傾斜
面39とを、押圧または離脱せしめて、円錐筒部
35がドリル41の基部43を保持し、または解
除するものである。
また、ドリル41を抜き出す際に、回転軸23
を逆回転しても、ドリル、チヤツクが弛むことが
ない。
を逆回転しても、ドリル、チヤツクが弛むことが
ない。
[考案の効果]
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、芯振れおよび弛みをなくし、構造を簡
単として製作費を安価とし、コンパクトに形成す
ることができるとともに、ドリルを抜き出すため
ドリルを反対方向に回転することを可能とするも
のである。
あるから、芯振れおよび弛みをなくし、構造を簡
単として製作費を安価とし、コンパクトに形成す
ることができるとともに、ドリルを抜き出すため
ドリルを反対方向に回転することを可能とするも
のである。
なお、前述の実施例においては、回転軸はエン
ジンケースにクラツチハウジングを介して軸支さ
れているが、エンジンケースに直接軸支されても
よい。また、円錐筒部35はねじ体31と一体に
設けているが、ねじ体31と別体に形成してもよ
い。
ジンケースにクラツチハウジングを介して軸支さ
れているが、エンジンケースに直接軸支されても
よい。また、円錐筒部35はねじ体31と一体に
設けているが、ねじ体31と別体に形成してもよ
い。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
なお、第3図は、従来例を示すもので、リング
ナツト29が螺合するおねじ32は回転軸23と
別体のねじ体52の外周に設けられ、ねじ体52
は回転軸23の先端に突出するねじ部53に螺合
している。なお、第1図、第2図に示す符号と同
一符号は同一の構成部分を示すものである。
ナツト29が螺合するおねじ32は回転軸23と
別体のねじ体52の外周に設けられ、ねじ体52
は回転軸23の先端に突出するねじ部53に螺合
している。なお、第1図、第2図に示す符号と同
一符号は同一の構成部分を示すものである。
第1図は本考案の1実施例の側面図、第2図は
要部の側断面図、第3図は従来例の要部の側断面
図である。 5……エンジン、23……回転軸、28……チ
ヤツク装置、29……リングナツト、31……ね
じ体、32……おねじ、33,39……傾斜面、
35……円錐筒部、37……切欠溝、41……ド
リル。
要部の側断面図、第3図は従来例の要部の側断面
図である。 5……エンジン、23……回転軸、28……チ
ヤツク装置、29……リングナツト、31……ね
じ体、32……おねじ、33,39……傾斜面、
35……円錐筒部、37……切欠溝、41……ド
リル。
Claims (1)
- 回転軸23の先端に設けたチヤツク装置28に
支持されて、エンジン5の駆動で回転するドリル
41によつて木材等に穿孔するためのエンジンド
リルにおいて、前記回転軸23の先端に一体に接
続して、外周におねじ32を備えたねじ体31
と、前記ねじ体31の先端に接続して軸方向の複
数の切欠溝37によつて分割され、外周に傾斜面
39を備えるとともに、内径にドリル41を係合
する円錐筒部35とを設け、前記おねじ32に螺
合して、内部に前記傾斜面39と係合する傾斜面
33を備えたリングナツト29を設けたことを特
徴とするエンジンドリルのチヤツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3909084U JPS60152403U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | エンジンドリルのチヤツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3909084U JPS60152403U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | エンジンドリルのチヤツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60152403U JPS60152403U (ja) | 1985-10-11 |
JPH0340570Y2 true JPH0340570Y2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=30546710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3909084U Granted JPS60152403U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | エンジンドリルのチヤツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60152403U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56121503U (ja) * | 1980-02-16 | 1981-09-16 |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP3909084U patent/JPS60152403U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60152403U (ja) | 1985-10-11 |
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