JPH034033B2 - - Google Patents
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- JPH034033B2 JPH034033B2 JP60263445A JP26344585A JPH034033B2 JP H034033 B2 JPH034033 B2 JP H034033B2 JP 60263445 A JP60263445 A JP 60263445A JP 26344585 A JP26344585 A JP 26344585A JP H034033 B2 JPH034033 B2 JP H034033B2
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- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 17
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000009750 centrifugal casting Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は管端面の打刻装置に関する。
従来の技術
遠心鋳造等により鋳鉄管を製造した場合には、
その受口端面に製品番号等を打刻するのが一般的
である。一方、鋳鉄管の受口端面には、管口径や
製造メーカマーク等の鋳出し部が形成されてお
り、上記打刻は、この鋳出し部が存在しない箇所
に施さなければならない。このため従来は肉眼に
より鋳出し部の存在を確認し、この鋳出し部が存
在しない箇所を割出して打刻を行なうのが一般的
となつている。
その受口端面に製品番号等を打刻するのが一般的
である。一方、鋳鉄管の受口端面には、管口径や
製造メーカマーク等の鋳出し部が形成されてお
り、上記打刻は、この鋳出し部が存在しない箇所
に施さなければならない。このため従来は肉眼に
より鋳出し部の存在を確認し、この鋳出し部が存
在しない箇所を割出して打刻を行なうのが一般的
となつている。
発明が解決しようとする問題点
ところが、上記打刻作業は管の鋳造後における
熱間にて行なうのが通例となつており、従来のよ
うに肉眼にて鋳出し部の箇所を探すのは、作業性
が著しく悪いという問題点がある。
熱間にて行なうのが通例となつており、従来のよ
うに肉眼にて鋳出し部の箇所を探すのは、作業性
が著しく悪いという問題点がある。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、熱
間における適正位置への打刻を容易に行なえるよ
うにすることを目的とする。
間における適正位置への打刻を容易に行なえるよ
うにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため本発明は、
管を軸心まわりに回転可能に水平方向に支持す
る管支持装置と、 管支持装置上の管の端面に当たつてこの管端面
に対し管軸心方向に位置決めされる位置決めロー
ラと、 位置決めローラに対し相対的に管軸心方向に変
位可能とされ、位置決めローラが当たつた状態で
軸心まわりに回転される管の端面の鋳出し部に当
たつてこの鋳出し部を検出する検出ローラと、 検出ローラの検出結果にもとづき、管支持装置
により管が回転されて鋳出し部が存在しない箇所
が対向されたときに、この箇所に所要データを打
刻する打刻機と、 を有する構成としたものである。
る管支持装置と、 管支持装置上の管の端面に当たつてこの管端面
に対し管軸心方向に位置決めされる位置決めロー
ラと、 位置決めローラに対し相対的に管軸心方向に変
位可能とされ、位置決めローラが当たつた状態で
軸心まわりに回転される管の端面の鋳出し部に当
たつてこの鋳出し部を検出する検出ローラと、 検出ローラの検出結果にもとづき、管支持装置
により管が回転されて鋳出し部が存在しない箇所
が対向されたときに、この箇所に所要データを打
刻する打刻機と、 を有する構成としたものである。
作 用
このような構成において、管の端面に打刻を施
す際には、鋳造された管は管支持装置上に搬入さ
れ、この管支持装置により軸心まわりに回転可能
に支持される。管が搬入されたなら、この管の端
面に位置決めローラおよび検出ローラが押し当て
られるが、位置決めローラは管が回転しても鋳出
し部に当たらない位置に押し当てられ、また検出
ローラは管の回転により鋳出し部に当たる位置に
押し当てられる。管が回転されて検出ローラが鋳
出し部に当たると、この検出ローラは位置決めロ
ーラに対し鋳出し高さ分だけ相対的に変位し、こ
れにより鋳出し部が検出される。この鋳出し部の
検出により、管端面における鋳出し部の存在しな
い箇所を知ることができるため、管の回転により
この簡所が打刻機の前面に位置され、この打刻機
により所定データの打刻が行なわれる。
す際には、鋳造された管は管支持装置上に搬入さ
れ、この管支持装置により軸心まわりに回転可能
に支持される。管が搬入されたなら、この管の端
面に位置決めローラおよび検出ローラが押し当て
られるが、位置決めローラは管が回転しても鋳出
し部に当たらない位置に押し当てられ、また検出
ローラは管の回転により鋳出し部に当たる位置に
押し当てられる。管が回転されて検出ローラが鋳
出し部に当たると、この検出ローラは位置決めロ
ーラに対し鋳出し高さ分だけ相対的に変位し、こ
れにより鋳出し部が検出される。この鋳出し部の
検出により、管端面における鋳出し部の存在しな
い箇所を知ることができるため、管の回転により
この簡所が打刻機の前面に位置され、この打刻機
により所定データの打刻が行なわれる。
実施例
第1図において、1は遠心鋳造にて成形された
鋳鉄製の管であり、一端に受口2が形成されると
ともに他端に挿口3が形成されている。第4図に
示すように、受口2の端面4には管口径や製造メ
ーカマーク等の鋳出し部5が周方向の一部分に形
成されている。そこで、この鋳出し部5を避けた
箇所に打刻位置6が設定される。
鋳鉄製の管であり、一端に受口2が形成されると
ともに他端に挿口3が形成されている。第4図に
示すように、受口2の端面4には管口径や製造メ
ーカマーク等の鋳出し部5が周方向の一部分に形
成されている。そこで、この鋳出し部5を避けた
箇所に打刻位置6が設定される。
管1は、図示を省略した搬送ラインにより、第
1図に示す高さで紙面と直角な水平方向に搬送さ
れるように構成され、この搬送ラインの途中に管
支持装置7が設けられている。この管支持装置7
は、管1の受口2側を支持可能な受口用ローラ装
置8と、その挿口3側を支持可能な挿口用ローラ
装置9とを有している。両ローラ装置8,9は管
1の下部両側を支持可能な一対のローラ10をそ
れぞれ有し、シリンダ装置11にてこのローラ1
0が上昇されることにより、前記搬送ラインから
管1を受けてこの管1を水平方向に支持するよう
にされている。受口用ローラ装置8には駆動モー
タ12が設けられており、この駆動モータ12に
てローラ10を回転駆動させることによつて、管
1を軸心まわりに回転可能とされている。
1図に示す高さで紙面と直角な水平方向に搬送さ
れるように構成され、この搬送ラインの途中に管
支持装置7が設けられている。この管支持装置7
は、管1の受口2側を支持可能な受口用ローラ装
置8と、その挿口3側を支持可能な挿口用ローラ
装置9とを有している。両ローラ装置8,9は管
1の下部両側を支持可能な一対のローラ10をそ
れぞれ有し、シリンダ装置11にてこのローラ1
0が上昇されることにより、前記搬送ラインから
管1を受けてこの管1を水平方向に支持するよう
にされている。受口用ローラ装置8には駆動モー
タ12が設けられており、この駆動モータ12に
てローラ10を回転駆動させることによつて、管
1を軸心まわりに回転可能とされている。
13は管押圧用シリンダで、この面板14が挿
口3の端面15を管軸心方向に押圧することによ
り、打刻を施すべき受口2の端面4を所定位置に
位置決め可能であるとともに、打刻時の推力を受
止め可能とされている。
口3の端面15を管軸心方向に押圧することによ
り、打刻を施すべき受口2の端面4を所定位置に
位置決め可能であるとともに、打刻時の推力を受
止め可能とされている。
16は打刻装置本体で、フレーム17を有して
いる。このフレーム17には、打刻時に管1が受
口用ローラ装置8から浮き上がるのを防止するた
め、この受口用ローラ装置8との間で管1をクラ
ンプ可能なクランプ用ローラ装置18が設けられ
ている。このクランプ用ローラ装置18は、シリ
ンダ装置19により降下されて管1の上部両側に
押付けられる一対のローラ20を有している。2
1はローラの昇降を案内するためのガイドバーで
ある。
いる。このフレーム17には、打刻時に管1が受
口用ローラ装置8から浮き上がるのを防止するた
め、この受口用ローラ装置8との間で管1をクラ
ンプ可能なクランプ用ローラ装置18が設けられ
ている。このクランプ用ローラ装置18は、シリ
ンダ装置19により降下されて管1の上部両側に
押付けられる一対のローラ20を有している。2
1はローラの昇降を案内するためのガイドバーで
ある。
受口2の端面4に向かい合つた位置におけるフ
レーム17部分には、打刻位置設定装置22が設
けられている。第2図はこの打刻位置設定装置2
2を詳細に示すものである。ここで23は昇降フ
レームで、フレーム17に取付けられたレール2
4に沿つて上下にスライド可能とされている。2
5は昇降駆動用のハンドルである。
レーム17部分には、打刻位置設定装置22が設
けられている。第2図はこの打刻位置設定装置2
2を詳細に示すものである。ここで23は昇降フ
レームで、フレーム17に取付けられたレール2
4に沿つて上下にスライド可能とされている。2
5は昇降駆動用のハンドルである。
昇降フレーム23には管軸心方向のスライドバ
ー26が支持されており、このスライドバー26
の先端には位置決めローラ27が取付けられてい
る。28は昇降フレーム23に取付けられたシリ
ンダ装置で、スライドバー26に連結されること
により位置決めローラ27を受口2の端面4に近
づけたり遠ざけたりするように構成されている。
スライドバー26は、ローラ側バー部材29とシ
リンダ側バー部材30とがばね31を介して互い
に接続された構成となつており、このばね31に
より、シリンダ装置28による位置決めローラ2
7の端面4への押付力が過大とならないようにさ
れるとともに、位置決めローラ27が端面4に当
たつたときに両バー部材29,30が互いに軸心
方向に変位するようにされている。
ー26が支持されており、このスライドバー26
の先端には位置決めローラ27が取付けられてい
る。28は昇降フレーム23に取付けられたシリ
ンダ装置で、スライドバー26に連結されること
により位置決めローラ27を受口2の端面4に近
づけたり遠ざけたりするように構成されている。
スライドバー26は、ローラ側バー部材29とシ
リンダ側バー部材30とがばね31を介して互い
に接続された構成となつており、このばね31に
より、シリンダ装置28による位置決めローラ2
7の端面4への押付力が過大とならないようにさ
れるとともに、位置決めローラ27が端面4に当
たつたときに両バー部材29,30が互いに軸心
方向に変位するようにされている。
位置決めローラ27を支持するブラケツト32
には支持プレート33が取付けられており、この
支持プレート33には、昇降フレーム23にスラ
イド自在に支持されて、位置決めローラ27の管
軸心方向への移動を案内するガイドバー34が取
付けられている。ガイドバー34には被検知部材
35が取付けられ、一方、シリンダ側バー部材3
0に固定されたブラケツト36にはリミツトスイ
ツチ37が取付けられている。このリミツトスイ
ツチ37は、位置決めローラ27が受口2の端面
4に当たつてローラ側バー部材29がシリンダ側
バー部材28に向けて押込まれたときに、被検知
部材35を検知可能なように位置決めされてい
る。
には支持プレート33が取付けられており、この
支持プレート33には、昇降フレーム23にスラ
イド自在に支持されて、位置決めローラ27の管
軸心方向への移動を案内するガイドバー34が取
付けられている。ガイドバー34には被検知部材
35が取付けられ、一方、シリンダ側バー部材3
0に固定されたブラケツト36にはリミツトスイ
ツチ37が取付けられている。このリミツトスイ
ツチ37は、位置決めローラ27が受口2の端面
4に当たつてローラ側バー部材29がシリンダ側
バー部材28に向けて押込まれたときに、被検知
部材35を検知可能なように位置決めされてい
る。
38はブラケツト39に支持された検出ローラ
で、このブラケツト39は、昇降フレーム23に
支持された管軸心方向のスライドバー40に取付
けられている。スライドバー40は支持プレート
33に対しても管軸心方向に相対変位可能とさ
れ、検出ローラ38は、ブラケツト39と支持プ
レート33との間に設けられてばね41により、
端面4の鋳出し部5に向けて付勢されている。4
2はブラケツト39に接続されたガイドバーで、
支持プレート33にスライド自在に支持されるこ
とにより、検出ローラ38の管軸心方向への移動
を案内するようにされている。
で、このブラケツト39は、昇降フレーム23に
支持された管軸心方向のスライドバー40に取付
けられている。スライドバー40は支持プレート
33に対しても管軸心方向に相対変位可能とさ
れ、検出ローラ38は、ブラケツト39と支持プ
レート33との間に設けられてばね41により、
端面4の鋳出し部5に向けて付勢されている。4
2はブラケツト39に接続されたガイドバーで、
支持プレート33にスライド自在に支持されるこ
とにより、検出ローラ38の管軸心方向への移動
を案内するようにされている。
スライドバー40には被検知部材43が取付け
られ、また支持プレート33に設けられたブラケ
ツト44にはリミツトスイツチ45が設けられて
いる。このリミツトスイツチ45は、位置決めロ
ーラ27が端面4に当たつた状態で検出ローラ3
8が鋳出し部5に当たつたときの支持プレート3
3とスライドバー40との相対変位により、被検
知部材43を検知可能なように位置決めされてい
る。
られ、また支持プレート33に設けられたブラケ
ツト44にはリミツトスイツチ45が設けられて
いる。このリミツトスイツチ45は、位置決めロ
ーラ27が端面4に当たつた状態で検出ローラ3
8が鋳出し部5に当たつたときの支持プレート3
3とスライドバー40との相対変位により、被検
知部材43を検知可能なように位置決めされてい
る。
なお、位置決めローラ27と検出ローラ38と
は、ともに受口2の端面4の周方向に転がるよう
に配置されている。また第4図に示すように、検
出ローラ38が管1の回転により鋳出し部5に当
たり得る位置にあるときは、位置決めローラ27
は管1が回転しても鋳出し部5に当たらないよう
に、両ローラ27,38は管半径方向にそれぞれ
位置決めされている。
は、ともに受口2の端面4の周方向に転がるよう
に配置されている。また第4図に示すように、検
出ローラ38が管1の回転により鋳出し部5に当
たり得る位置にあるときは、位置決めローラ27
は管1が回転しても鋳出し部5に当たらないよう
に、両ローラ27,38は管半径方向にそれぞれ
位置決めされている。
打刻位置設定装置22よりも下方におけるフレ
ーム17部分には、打刻機46が設けられてい
る。この打刻機46は、フレーム17に設けられ
てレール47上に載せられ、シリンダ装置48に
よりこのレール47上を管軸心方向に移動される
構成となつている。49は打刻機本体で、レール
47上を移動可能な基枠部50に対し上下に昇降
可能とされている。51は昇降駆動用のハンドル
である。打刻機本体49において、52は打刻ハ
ンマ、53は打刻ハンマ52を動作させるための
シリンダ装置である。
ーム17部分には、打刻機46が設けられてい
る。この打刻機46は、フレーム17に設けられ
てレール47上に載せられ、シリンダ装置48に
よりこのレール47上を管軸心方向に移動される
構成となつている。49は打刻機本体で、レール
47上を移動可能な基枠部50に対し上下に昇降
可能とされている。51は昇降駆動用のハンドル
である。打刻機本体49において、52は打刻ハ
ンマ、53は打刻ハンマ52を動作させるための
シリンダ装置である。
次に打刻作業を詳細に説明する。遠心鋳造によ
り成形された管1は搬送ライン(図示省略)を第
1図における紙面と直角な水平方向に搬送され、
管支持装置7の位置に達する。すると、管支持装
置7のローラ10が上昇し、搬送ラインから管1
を受け取つてこの管1を水平方向に支持する。こ
れとともに管押圧用シリンダ13が動作し、その
面板14が挿口3の端面15を押圧することによ
り、受口2の端面4が管軸心方向の所定位置に位
置決めされる。受口2の端面4の位置決めが完了
したなら、クランプ用ローラ装置18が管1の外
面に近付けられ、受口用ローラ装置8との間で管
1を軸心まわりに回転可能にクランプする。
り成形された管1は搬送ライン(図示省略)を第
1図における紙面と直角な水平方向に搬送され、
管支持装置7の位置に達する。すると、管支持装
置7のローラ10が上昇し、搬送ラインから管1
を受け取つてこの管1を水平方向に支持する。こ
れとともに管押圧用シリンダ13が動作し、その
面板14が挿口3の端面15を押圧することによ
り、受口2の端面4が管軸心方向の所定位置に位
置決めされる。受口2の端面4の位置決めが完了
したなら、クランプ用ローラ装置18が管1の外
面に近付けられ、受口用ローラ装置8との間で管
1を軸心まわりに回転可能にクランプする。
管1がクランプされたなら、打刻位置設定装置
22の昇降フレーム23を管1の口径に応じて昇
降させ、第4図に示すように位置決めローラ27
および検出ローラ38を管半径方向の適当高さ位
置にセツトする。また打刻機46における打刻機
本体46も昇降させ、打刻ハンマ52を打刻位置
6に応じた適当高さ位置にセツトする。なお、通
常はある製造ロツトでかなりの数の管が鋳造され
るため、これら位置決めローラ27、検出ローラ
38および打刻ハンマ52の位置合わせは、一度
行なつておくとその後管種が変わるまでは再調整
不要である。
22の昇降フレーム23を管1の口径に応じて昇
降させ、第4図に示すように位置決めローラ27
および検出ローラ38を管半径方向の適当高さ位
置にセツトする。また打刻機46における打刻機
本体46も昇降させ、打刻ハンマ52を打刻位置
6に応じた適当高さ位置にセツトする。なお、通
常はある製造ロツトでかなりの数の管が鋳造され
るため、これら位置決めローラ27、検出ローラ
38および打刻ハンマ52の位置合わせは、一度
行なつておくとその後管種が変わるまでは再調整
不要である。
高さ調整が終了したなら、シリンダ装置28を
動作させ、支持プレート33を受口2の端面4に
向けて移動させて、位置決めローラ27を端面4
に当てる。すると、スライドバー26における両
バー部材29,30がばね31の力に抗して互い
に変位し、リミツトスイツチ37が被検知部材3
5を検知することにより、位置決めローラ27が
端面4に当たつたことが検知される。このとき、
検出ローラ38も同様に端面4に当たることにな
る。
動作させ、支持プレート33を受口2の端面4に
向けて移動させて、位置決めローラ27を端面4
に当てる。すると、スライドバー26における両
バー部材29,30がばね31の力に抗して互い
に変位し、リミツトスイツチ37が被検知部材3
5を検知することにより、位置決めローラ27が
端面4に当たつたことが検知される。このとき、
検出ローラ38も同様に端面4に当たることにな
る。
そこで受口用ローラ装置8の駆動モータ12を
動作させ、管1を軸心まわりに回転させる。する
と、鋳出し部5が検出ローラ38の位置を通り、
このとき検出ローラ38はばね41の力に抗して
鋳出し部5に乗りあげ、支持プレート33に近づ
くように変位する。これにより被検知部材43が
リミツトスイツチ45に検知され、鋳出し部5の
存在が検知される。
動作させ、管1を軸心まわりに回転させる。する
と、鋳出し部5が検出ローラ38の位置を通り、
このとき検出ローラ38はばね41の力に抗して
鋳出し部5に乗りあげ、支持プレート33に近づ
くように変位する。これにより被検知部材43が
リミツトスイツチ45に検知され、鋳出し部5の
存在が検知される。
第4図に示すように、鋳出し部5は通常は端面
4における周方向部分に偏在しているため、管1
を軸心まわりに2〜3度回転させることにより、
この鋳出し部5の存在範囲を検知する。反対に、
打刻位置6は、この鋳出し部5の位置からその位
置を割出す。具体的には、鋳出し部5の存在範囲
を検知した後、駆動モータ12をタイマ運転する
ことにより、打刻位置6を打刻機46の打刻ハン
マ52に向かい合わせ、管1の回転を停止する。
4における周方向部分に偏在しているため、管1
を軸心まわりに2〜3度回転させることにより、
この鋳出し部5の存在範囲を検知する。反対に、
打刻位置6は、この鋳出し部5の位置からその位
置を割出す。具体的には、鋳出し部5の存在範囲
を検知した後、駆動モータ12をタイマ運転する
ことにより、打刻位置6を打刻機46の打刻ハン
マ52に向かい合わせ、管1の回転を停止する。
次に打刻機46のシリンダ装置48を動作さ
せ、打刻機本体49を端面4に近づく方向に移動
させて、打刻ハンマ52を打刻位置6に対応させ
る。この状態でシリンダ装置53を動作させる
と、打刻機46により打刻位置6に製品番号等の
データが打刻される。
せ、打刻機本体49を端面4に近づく方向に移動
させて、打刻ハンマ52を打刻位置6に対応させ
る。この状態でシリンダ装置53を動作させる
と、打刻機46により打刻位置6に製品番号等の
データが打刻される。
打刻が完了したなら、打刻ハンマ52および両
ローラ27,38を受口2の端面4から離し、ク
ランプ用ローラ装置18を管1よりも上方に変位
させるとともに、管押圧用シリンダ13の面板1
4を挿口3の端面15から遠ざける。この状態で
管支持装置4の両ローラ10を下げると、これら
ローラ10にて支持されていた管1が搬送ライン
上に戻され、次工程に向けて搬出される。
ローラ27,38を受口2の端面4から離し、ク
ランプ用ローラ装置18を管1よりも上方に変位
させるとともに、管押圧用シリンダ13の面板1
4を挿口3の端面15から遠ざける。この状態で
管支持装置4の両ローラ10を下げると、これら
ローラ10にて支持されていた管1が搬送ライン
上に戻され、次工程に向けて搬出される。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、管端面にお
ける鋳出し部の位置を容易に検出することができ
るため、この鋳出し部を避けた所定位置への打刻
を簡単に行なうことができ、しかも従来のように
肉眼で鋳出し部を探す必要がないため、熱間にお
いても容易に打刻作業を行なうことが可能にな
る。
ける鋳出し部の位置を容易に検出することができ
るため、この鋳出し部を避けた所定位置への打刻
を簡単に行なうことができ、しかも従来のように
肉眼で鋳出し部を探す必要がないため、熱間にお
いても容易に打刻作業を行なうことが可能にな
る。
第1図は本発明の一実施例の全体正面図、第2
図は打刻位置設定位置の平面視の断面図、第3図
は打刻機の平面図、第4図は打刻すべき管の受口
の端面図である。 1……管、4……端面、5……鋳出し部、7…
…管支持装置、27……位置決めローラ、38…
…検出ローラ、46……打刻機。
図は打刻位置設定位置の平面視の断面図、第3図
は打刻機の平面図、第4図は打刻すべき管の受口
の端面図である。 1……管、4……端面、5……鋳出し部、7…
…管支持装置、27……位置決めローラ、38…
…検出ローラ、46……打刻機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周方向部分に鋳出し部が形成された管端面に
おける前記鋳出し部以外の箇所に打刻を行なうた
めの打刻装置であつて、 管を軸心まわりに回転可能に水平方向に支持す
る管支持装置と、 管支持装置上の管の端面に当たつてこの管端面
に対し管軸心方向に位置決めされる位置決めロー
ラと、 位置決めローラに対し相対的に管軸心方向に変
位可能とされ、位置決めローラが当たつた状態で
軸心まわりに回転される管の端面の鋳出し部に当
たつてこの鋳出し部を検出する検出ローラと、 検出ローラの検出結果にもとづき、管支持装置
により管が回転されて鋳出し部が存在しない箇所
が対向されたときに、この箇所に所要データを打
刻する打刻機と、 を有することを特徴とする管端面の打刻装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60263445A JPS62122780A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 管端面の打刻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60263445A JPS62122780A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 管端面の打刻装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62122780A JPS62122780A (ja) | 1987-06-04 |
JPH034033B2 true JPH034033B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=17389606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60263445A Granted JPS62122780A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 管端面の打刻装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62122780A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0611778Y2 (ja) * | 1989-03-07 | 1994-03-30 | 株式会社栗本鐵工所 | 直管内面への捺印装置 |
JP2580328B2 (ja) * | 1989-06-09 | 1997-02-12 | 株式会社ダイフク | 昇降作業台付き搬送装置 |
JP5298551B2 (ja) * | 2008-02-04 | 2013-09-25 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼管の刻印装置 |
KR100897986B1 (ko) | 2009-02-16 | 2009-05-18 | 주식회사 현대알비 | 네방향 축압 파이프 잔류 응력 제거용 교정장치 |
CN103551422A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-02-05 | 合肥市硕理机电科技有限公司 | 冲床计件用计数器 |
CN106079937B (zh) * | 2016-07-28 | 2018-02-13 | 南通海鑫信息科技有限公司 | 电力铁塔钢管待测圆截面轮廓自动标记装置 |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP60263445A patent/JPS62122780A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62122780A (ja) | 1987-06-04 |
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