JPH0340325B2 - - Google Patents

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JPH0340325B2
JPH0340325B2 JP1147363A JP14736389A JPH0340325B2 JP H0340325 B2 JPH0340325 B2 JP H0340325B2 JP 1147363 A JP1147363 A JP 1147363A JP 14736389 A JP14736389 A JP 14736389A JP H0340325 B2 JPH0340325 B2 JP H0340325B2
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JP
Japan
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circuit
zero point
constant load
value
measurements
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JP1147363A
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重量、流量、長さなどの各種量を測定
する測定装置の基準点補正装置に関する。
重量、流量、長さなどを高精度に測定する測定
装置では、時間の経過によつて、すなわち測定回
数の変化によつて、基準点(例えば零点)が変動
して測定精度の劣化を招くことが多い。
このため、従来では一定回数ごとに零点を測定
して零点記憶回路1に基準点を更新記憶させて、
測定器(例えば秤)2の測定信号(計量信号)か
ら減算回路3で零点を減算していた。
しかし、この方法では、第2図に示すように、
測定回数に伴つて零点が変化した場合に、測定回
数B1回、B2回において零点を測定して零点記憶
回路1に更新記憶させたとすると、B1回、B2
の中間における測定回数B″回においては、零点
をZ1とするため誤差E″が生じ、B2回の後の測定
回数Bにおいては、零点をZ2とするため誤差E
が生じる。
従つてこのような誤差を小さくするには、でき
るだけこきざみに少ない測定回数ごとに零点を測
定した更新記憶させなければならない。このため
高速度で多数の被測定物を連続的に測定する測定
装置では、零点測定のために、しばしば被測定物
の連続供給を中断することとなり、高速測定の妨
げとなつていた。
本発明は上記の欠点を改め、基準点の測定を上
記のようにこきざみにしなくても誤差がほとんど
生じないようにした基準点補正装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明
する。なお、説明の都合上、定負荷状態にて測定
したときの測定値を基準点に対応させ、無負荷状
態にて測定したときの測定値を零点に対応させる
こととし、以下この零点を用いて説明する。
第3図は計量装置に適用した本発明の一実施例
を示すブロツク図である。
第3図において、11は被測定物をのせるため
の秤量皿、12は計量器、13は秤量皿を空にし
て零点を測定した場合の計量器12の零点を記憶
し、零点信号をホールドする零点ホールド回路で
ある。14はスイツチ15が閉成されたときに零
点ホールド回路13にホールドされた零点信号を
記憶する旧零点記憶回路、16は零点ホールド回
路13にホールドされた零点から旧零点記憶回路
14に記憶された旧零点を減算する減算回路であ
る。
31は計量器12の測定回路を計数するカウン
タである。
33は、スイツチ32がスイツチ15と同期し
て閉成されたときに、カウンタ31でカウントし
た測定回数を記憶する旧回数記憶回路である。
21は、カウンタ31でカウントした測定回数
から、旧回数記憶回路33に記憶された旧回数を
減算する減算回路である。
22は、減算回路16から出力される新零点と
旧零点との差を、減算回路21から出力される新
回数と旧回数との差で除算して1回当り零点変化
度を算出する除算回路である。
23は、スイツチ24がスイツチ15及び32
が同期して閉成されるより前に閉成されたとき、
除算回路22の出力信号(零点変化度)を記憶す
る零点変化度記憶回路である。
25は、零点変化度記憶回路23から出力され
る零点変化度に、減算回路21から出力される新
回数と旧回数との差を、乗算する乗算回路であ
る。
26は零点ホールド回路13にホールドされた
零点に乗算回路25の出力値を加算する加算回
路、27は計量器12から出力される測定信号か
ら加算回路26の出力値を減算して零点補正を行
なう減算回路、28は減算回路27の出力信号に
基づいて被測定物の重量を表示する表示回路であ
る。
スイツチ15,32,24は、それぞれタイミ
ング信号T1、T2、T3によつて閉成される。第4
図はタイミング信号T1、T2、T3及び後述するタ
イミング信号T0の関係を示している。
次に、上記実施例による零点補正の動作を説明
する。
零点変化度記憶回路23には次のようにして零
点変化度がセツトされる。
即ち、第2図に示すように測定回数B1におい
て秤量皿11を空にし、このときの計量器12の
出力値(零点)Z1を例えば第4図に示すタイミン
グT0において記憶して、零点ホールド回路13
にホールドさせる。スイツチ15及び32を一
時、同期して閉成させると、旧零点記憶回路14
に、零点ホールド回路13にホールドされた零点
Z1は記憶されると共に、このときカウンタ31か
らの測定回数値B1が旧回数記憶回路33に記憶
される。
次に所定回数経過後、秤量皿11を再び空に
し、計量器12からの出力値(零点)を零点ホー
ルド回路13にホールドする。
第2図に示すようにこのときの回数がB2回で
計量器12の出力値(零点)がZ2であるとする
と、減算回路16からは零点ホールド回路13に
ホールドされた零点Z2と旧零点記憶回路14に記
憶された旧零点Z1との差Z2−Z1が出力され、一
方、減算回路21からはカウンタ31による測定
回数B2と旧回数B1との差B2−B1が出力され、除
算回路22は(Z2−Z1)/(B2−B1)を算出す
る。
スイツチ24がタイミング信号T3によつて一
時閉成されると、除算回路22の出力値(Z2
Z1)/(B2−B1)が零点変化度記憶回路23に
記憶される。
タイミング信号T3の直後に、タイミング信号
T1、T2が出力されてスイツチ15及び32が同
期して一時閉成され、零点ホールド回路13にホ
ールドされた零点Z2が旧零点記憶回路14にZ1
代りに記憶され、カウンタ31の測定回数値B2
が旧回数記憶回路33にB1の代りに記憶される。
このようにして新たな零点(Z2)を測定したと
き、零点変化度(Z2−Z1)/(B2−B1)が零点
変化度記憶回路23にセツトされ、乗算回路25
へ出力される。
そして、その後の被測定物の測定において回数
が第2図に示すようにB′回になつたとすると、
カウンタ31からはB′が出力されるので、減算
回路21からは(B′−B2)が乗算回路25へ出
力される。このため乗算回路25からは{(Z2
Z1)/(B2−B1)}×(B′−B2)が出力される。
第2図に示すように(Z2−Z1)/(B2−B1
はP点とQ点とを結ぶ直線の傾きを表わしている
から、 {(Z2−Z1)/(B2−B1)}×(B′−B2)は、直線
PQの延長線とB′を通る縦線との交点Rと、Qを
通る横線とB′を通る縦線との交点Vとを結ぶ直
線の長さを表わしている。従つて加算回路2
6からは零点ホールド回路13の出力値Z2に長さ
RVを加算した加算結果Z′が出力される。このた
め従来では前回測定した零点Z2を零点として出力
していたのに対し、実際の零点の変化に追随した
Z′が零点として出力されることになる。
このように、この回路によれば前回と前々回の
二回の零点測定によつて零点変化の傾きがセツト
され、その後の測定回数増加にほぼ追随した誤差
の少ない零点が、加算回路26から出力されるこ
とになる。
そして、次に零点測定を行なつて例えば測定回
数B3回で零点がZ3だとすると、同様にして零点
変化度記憶回路23には(Z3−Z2)/(B3−B2
が記憶され、旧回数記憶回路33にはB3が記憶
され、RとWを結ぶ直線の傾きに基づいて回数変
化に追随させた乗算回路25の出力値がZ3に加算
回路26で加算される。
なお、上記実施例では重量測定装置の場合につ
いて説明したが、長さ、流量などの測定装置にも
適用できることは勿論である。
以上説明したように本発明の基準点補正装置で
は、測定回数に追随して自動的に変化させて基準
点を補正させるようにしたので、基準点測定をこ
きざみに行なわなくても測定誤差をなくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の零点補正装置を示すブロツク
図、第2図は測定回数による零点の変動の一例を
示すグラフ、第3図は本発明の一実施例を示すブ
ロツク図、第4図はタイミング信号を示すタイム
チヤートである。 1……零点記憶回路、2……測定器、3……減
算回路、11……秤量皿、12……計量器、13
……零点ホールド回路、14……旧零点記憶回
路、15……スイツチ、16……減算回路、21
……減算回路、22……除算回路、23……零点
変化度記憶回路、24……スイツチ、25……乗
算回路、26……加算回路、27……減算回路、
28……表示回路、31……カウンタ、32……
スイツチ、33……旧回数記憶回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物を測定して測定値を出力する測定器
    と、定負荷状態における前記測定器からの定負荷
    測定値を記憶する基準値記憶回路と、 該基準値記憶回路に記憶された第1の定負荷測
    定時の第1の定負荷測定値と、その後に測定する
    第2の定負荷状態の前記測定器からの第2の定負
    荷測定値との差を算出する第1の減算回路と、 前記第1の減算回路から出力される第1、第2
    の定負荷測定値の差を、前記第1、第2の定負荷
    測定間の測定回数差値によつて除算する除算回路
    と、 前記除算回路の出力値を記憶する基準値変化度
    記憶回路と、 前記基準値変化度記憶回路に記憶された基準値
    変化度に、現測定時の測定回数と前記第2の定負
    荷測定時の測定回数との差値を乗算する乗算回路
    と、 前記乗算回路の出力値を前記基準値記憶回路に
    記憶された前記第2の定負荷測定値に加算する加
    算回路と、 現測定時の測定値から、前記加算回路の出力値
    を減算して基準値を補正する第2の減算回路と を具備する基準点補正装置。
JP1147363A 1989-06-10 1989-06-10 基準点補正装置 Granted JPH0228515A (ja)

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JP1147363A JPH0228515A (ja) 1989-06-10 1989-06-10 基準点補正装置

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JP58187593A Division JPS6079224A (ja) 1983-10-06 1983-10-06 基準点補正装置

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Publication Number Publication Date
JPH0228515A JPH0228515A (ja) 1990-01-30
JPH0340325B2 true JPH0340325B2 (ja) 1991-06-18

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JP1147363A Granted JPH0228515A (ja) 1989-06-10 1989-06-10 基準点補正装置

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JPH0228515A (ja) 1990-01-30

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