JPH0339847B2 - - Google Patents
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- JPH0339847B2 JPH0339847B2 JP58112468A JP11246883A JPH0339847B2 JP H0339847 B2 JPH0339847 B2 JP H0339847B2 JP 58112468 A JP58112468 A JP 58112468A JP 11246883 A JP11246883 A JP 11246883A JP H0339847 B2 JPH0339847 B2 JP H0339847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air vent
- fuel tank
- fuel
- vent pipe
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 42
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 24
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 34
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/035—Fuel tanks characterised by venting means
- B60K15/03504—Fuel tanks characterised by venting means adapted to avoid loss of fuel or fuel vapour, e.g. with vapour recovery systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0753—Control by change of position or inertia of system
- Y10T137/0898—By shifting of liquid level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86292—System with plural openings, one a gas vent or access opening
- Y10T137/86324—Tank with gas vent and inlet or outlet
- Y10T137/86332—Vent and inlet or outlet in unitary mounting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車等の車両における燃料タンク
のエアベント装置、特に対をなす第１及び第２エ
アベントパイプを車両の横方向に離隔した位置で
燃料タンクの上部に接続し、この両エアベントパ
イプを大気に連なる一本の合流エアベントパイプ
に接続し、路面の傾斜、車両の旋回時における遠
心力の影響等により、燃料タンクに対して内部燃
料の油面が左右いずれの方向に傾斜しても、第１
及び第２エアベントパイプの少なくともいずれか
一方を燃料タンク内の上部空間との連通状態に留
め、燃料タンクからエンジンへの燃料の給送を常
に確実にするようにしたエアベント装置に関す
る。
のエアベント装置、特に対をなす第１及び第２エ
アベントパイプを車両の横方向に離隔した位置で
燃料タンクの上部に接続し、この両エアベントパ
イプを大気に連なる一本の合流エアベントパイプ
に接続し、路面の傾斜、車両の旋回時における遠
心力の影響等により、燃料タンクに対して内部燃
料の油面が左右いずれの方向に傾斜しても、第１
及び第２エアベントパイプの少なくともいずれか
一方を燃料タンク内の上部空間との連通状態に留
め、燃料タンクからエンジンへの燃料の給送を常
に確実にするようにしたエアベント装置に関す
る。
従来のこの種エアベント装置では、第１、第２
及び合流エアベントパイプの三者の接続点を、燃
料タンクに対する内部燃料の左右いずれの方向の
最大傾斜油面よりも上方に配置することにより、
油面傾斜時に第１及び第２エアベントパイプの少
なくともいずれか一方との連通状態を確保してい
るが、こうしたものでは、前記接続点は必然的に
燃料タンクの上方へ充分に離隔して配置しなけれ
ばならないため、燃料タンクを車両の床下に配置
する際、床と燃料タンクとの間に大きな距離をと
らざるを得ず、しかも燃料タンクの地上高には自
ずから制約があるので、燃料タンクの扁平化、延
いては容積の減少を招く問題があつた。
及び合流エアベントパイプの三者の接続点を、燃
料タンクに対する内部燃料の左右いずれの方向の
最大傾斜油面よりも上方に配置することにより、
油面傾斜時に第１及び第２エアベントパイプの少
なくともいずれか一方との連通状態を確保してい
るが、こうしたものでは、前記接続点は必然的に
燃料タンクの上方へ充分に離隔して配置しなけれ
ばならないため、燃料タンクを車両の床下に配置
する際、床と燃料タンクとの間に大きな距離をと
らざるを得ず、しかも燃料タンクの地上高には自
ずから制約があるので、燃料タンクの扁平化、延
いては容積の減少を招く問題があつた。
本発明は、そのような問題に鑑みてなされたも
ので、三本のエアベントパイプの接続点を燃料タ
ンク上面に近接させてもエアベント作用に支障を
来たさないようにして、燃料タンクの床への近接
配置を可能にし、また車両の左右旋回の繰り返し
等によつても常に的確なエアベント作用が得られ
るようにした、構造簡単な前記エアベント装置を
提供することを目的とする。
ので、三本のエアベントパイプの接続点を燃料タ
ンク上面に近接させてもエアベント作用に支障を
来たさないようにして、燃料タンクの床への近接
配置を可能にし、また車両の左右旋回の繰り返し
等によつても常に的確なエアベント作用が得られ
るようにした、構造簡単な前記エアベント装置を
提供することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本発明は、対
をなす第１及び第２エアベントパイプを車両の横
方向に離隔した位置で燃料タンクの上部に接続
し、この両エアベントパイプを大気に連なる一本
の合流エアベントパイプに接続した、車両におけ
る燃料タンクのエアベント装置において、前記三
本のエアベントパイプの接続点を、燃料タンクに
対する内部燃料の左右の最大傾斜油面の一方より
も下方且つその他方よりも上方に配置し、前記第
１及び第２エアベントパイプのうち前記一方の最
大傾斜油面よりも下方に位置するパイプにのみ、
燃料の到来時に閉弁する常開型フロート弁を設け
たことを特徴とする。
をなす第１及び第２エアベントパイプを車両の横
方向に離隔した位置で燃料タンクの上部に接続
し、この両エアベントパイプを大気に連なる一本
の合流エアベントパイプに接続した、車両におけ
る燃料タンクのエアベント装置において、前記三
本のエアベントパイプの接続点を、燃料タンクに
対する内部燃料の左右の最大傾斜油面の一方より
も下方且つその他方よりも上方に配置し、前記第
１及び第２エアベントパイプのうち前記一方の最
大傾斜油面よりも下方に位置するパイプにのみ、
燃料の到来時に閉弁する常開型フロート弁を設け
たことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第１図において、Ｆは自動車の床板、
Ｗ，W′は左右の車輪であり、床板Ｆの直下に燃
料タンクＴが配設される。
明すると、第１図において、Ｆは自動車の床板、
Ｗ，W′は左右の車輪であり、床板Ｆの直下に燃
料タンクＴが配設される。
この燃料タンクＴ内に給油上限レベルまで注入
した際の燃料の油面をＡで示し、その油面Ａの上
方には燃料の熱膨脹を吸収するための空間１が用
意される。また車両の右または左旋回時に遠心力
の影響で燃料タンクＴに対して左上り・右上りに
最大に傾斜した油面をＢ，B′で示し、さらに左
右方向の許容最大傾斜地で停車したとき燃料タン
クＴに対して左上り・右上りに傾斜した油面を
Ｃ，C′で示す。而して、前者の油面Ｂ，B′の傾斜
角度αは後者の油面Ｃ，C′の傾斜角度βより大き
いので、油面Ｂ，B′を最大傾斜油面と呼ぶ。
した際の燃料の油面をＡで示し、その油面Ａの上
方には燃料の熱膨脹を吸収するための空間１が用
意される。また車両の右または左旋回時に遠心力
の影響で燃料タンクＴに対して左上り・右上りに
最大に傾斜した油面をＢ，B′で示し、さらに左
右方向の許容最大傾斜地で停車したとき燃料タン
クＴに対して左上り・右上りに傾斜した油面を
Ｃ，C′で示す。而して、前者の油面Ｂ，B′の傾斜
角度αは後者の油面Ｃ，C′の傾斜角度βより大き
いので、油面Ｂ，B′を最大傾斜油面と呼ぶ。
燃料タンクＴの上壁には、第１及び第２エアベ
ントパイプ２1，２2が車両の左右方向、即ち左右
の車輪Ｗ，W′の配列方向に充分に離隔して前記
油面Ａ上の空間１と連通するように接続され、ま
たこの両エアベントパイプ２1，２2に接続点４で
互いに接続されると共に大気に連なる一本の合流
エアベントパイプ３とも接続する。上記接続点４
は前記最大傾斜油面Ｂ，B′の一方（図示例では
Ｂ）よりも下方に且つその他方（図示例ではB′）
よりも上方に、且つまた望ましくは停車時の傾斜
油面Ｃ，C′の上方に配置され、そしてこの接続点
４側の第１または第２エアベントパイプ、図示例
では第１エアベントパイプ２1にフロート弁５が
設けられる。
ントパイプ２1，２2が車両の左右方向、即ち左右
の車輪Ｗ，W′の配列方向に充分に離隔して前記
油面Ａ上の空間１と連通するように接続され、ま
たこの両エアベントパイプ２1，２2に接続点４で
互いに接続されると共に大気に連なる一本の合流
エアベントパイプ３とも接続する。上記接続点４
は前記最大傾斜油面Ｂ，B′の一方（図示例では
Ｂ）よりも下方に且つその他方（図示例ではB′）
よりも上方に、且つまた望ましくは停車時の傾斜
油面Ｃ，C′の上方に配置され、そしてこの接続点
４側の第１または第２エアベントパイプ、図示例
では第１エアベントパイプ２1にフロート弁５が
設けられる。
フロート弁５は第２図に示すように、第１エア
ベントパイプ２1の下方開口端に接続される弁函
６と、その内部に昇降自在に遊嵌される浮子７と
よりなり、弁函６の底壁には通孔８と、浮子７の
下降時にこれを支承して通孔８の閉塞を防止する
突起９とが設けられ、またその天井壁には弁座１
０が形成される。一方、浮子７には、その上昇時
に前記弁座１０に着座する球状弁部１１が形成さ
れている。したがつて、このフロート弁５は、浮
子７の下降時には第１エアベントパイプ２1を空
間１に連通させているが、燃料の到来により浮子
７が上昇したときには第１エアベントパイプ２1
を閉鎖するもので、所謂常開型である。
ベントパイプ２1の下方開口端に接続される弁函
６と、その内部に昇降自在に遊嵌される浮子７と
よりなり、弁函６の底壁には通孔８と、浮子７の
下降時にこれを支承して通孔８の閉塞を防止する
突起９とが設けられ、またその天井壁には弁座１
０が形成される。一方、浮子７には、その上昇時
に前記弁座１０に着座する球状弁部１１が形成さ
れている。したがつて、このフロート弁５は、浮
子７の下降時には第１エアベントパイプ２1を空
間１に連通させているが、燃料の到来により浮子
７が上昇したときには第１エアベントパイプ２1
を閉鎖するもので、所謂常開型である。
合流エアベントパイプ３には圧力応動型の２方
向弁１２が設けられ、該弁１２は通常閉弁してい
て、エンジンの燃料供給に伴い燃料タンクＴの内
圧が所定の範囲を下回ると開弁して大気を燃料タ
ンクＴ側へ導入し、また太陽熱等により燃料タン
クＴの内圧が所定の範囲を上回るときにも開弁し
て燃料タンクＴの内圧の過度の上昇分を外部に放
出するようになつている。
向弁１２が設けられ、該弁１２は通常閉弁してい
て、エンジンの燃料供給に伴い燃料タンクＴの内
圧が所定の範囲を下回ると開弁して大気を燃料タ
ンクＴ側へ導入し、また太陽熱等により燃料タン
クＴの内圧が所定の範囲を上回るときにも開弁し
て燃料タンクＴの内圧の過度の上昇分を外部に放
出するようになつている。
次にこの実施例の作用を説明する。
エンジンの運転中、燃料タンクＴ内の燃料が略
水平の油面Ａを保つている場合には、油面Ａ上の
空間１は第１、第２両エアベントパイプ２1，２2
を介して合流エアベントパイプ３と連通し、大気
を導入し得るので、燃料タンクＴからエンジンへ
の燃料の給送は支障なく行われる。
水平の油面Ａを保つている場合には、油面Ａ上の
空間１は第１、第２両エアベントパイプ２1，２2
を介して合流エアベントパイプ３と連通し、大気
を導入し得るので、燃料タンクＴからエンジンへ
の燃料の給送は支障なく行われる。
傾斜地での停車時、第２エアベントパイプ２2
の下方開口端が傾斜油面C′下に没すれば、その油
面C′上の空間１は開弁状態のフロート弁５及び第
１エアベントパイプ２1を介して合流エアベント
パイプ３と連通し続け、またこれとは反対に第１
エアベントパイプ２1の下方開口部が傾斜油面Ｃ
下に没すれば、フロート弁５が燃料の到来に応動
して閉弁するので、その油面Ｃ上の空間１は第２
エアベントパイプ２2を介して合流エアベントパ
イプ３と連通し続ける。したがつて、いずれの場
合にも燃料の給送に支障は無く、エンジンの運転
を継続させることができる。
の下方開口端が傾斜油面C′下に没すれば、その油
面C′上の空間１は開弁状態のフロート弁５及び第
１エアベントパイプ２1を介して合流エアベント
パイプ３と連通し続け、またこれとは反対に第１
エアベントパイプ２1の下方開口部が傾斜油面Ｃ
下に没すれば、フロート弁５が燃料の到来に応動
して閉弁するので、その油面Ｃ上の空間１は第２
エアベントパイプ２2を介して合流エアベントパ
イプ３と連通し続ける。したがつて、いずれの場
合にも燃料の給送に支障は無く、エンジンの運転
を継続させることができる。
尚、第１エアベントパイプ２1の下方開口端が
傾斜油面Ｃ下に没した場合、フロート弁５の閉弁
が不完全のため長時間のうちに燃料がフロート弁
５を通過することがあつても、図示例では三本の
エアベント２1，２2，３の接続点４が上記傾斜油
面Ｃより上方に配置されているので、フロート弁
５を通過した燃料が接続点４に達することはな
く、依然、合流エアベントパイプ３と空間１との
連通状態は維持される。
傾斜油面Ｃ下に没した場合、フロート弁５の閉弁
が不完全のため長時間のうちに燃料がフロート弁
５を通過することがあつても、図示例では三本の
エアベント２1，２2，３の接続点４が上記傾斜油
面Ｃより上方に配置されているので、フロート弁
５を通過した燃料が接続点４に達することはな
く、依然、合流エアベントパイプ３と空間１との
連通状態は維持される。
次に車両の旋回走行により第２エアベントパイ
プ２2の下方開口端が最大傾斜油面B′下に没すれ
ば、傾斜油面C′下に没した場合と同様に油面B′上
の空間１はフロート弁５及び第１エアベントパイ
プ２1を介して合流エアベントパイプ３を連通し
続ける。また接続点４が最大傾斜油面Ｂ下に没す
れば、フロート弁５が燃料の到来に応動して閉弁
状態となる。このとき、たとえその閉弁が不完全
で僅少ながら燃料の通過を許すことがあつても、
車両の旋回走行は一般に極めて短時間に行われる
ので、旋回中にその通過燃料によつて接続点４に
詰りを生じるようなことはなく、結局、油面Ｂ上
の空間１は第２エアベントパイプ２2を介して合
流エアベントパイプ３と連通し続け、エンジンへ
の燃料給送に支障は生じない。
プ２2の下方開口端が最大傾斜油面B′下に没すれ
ば、傾斜油面C′下に没した場合と同様に油面B′上
の空間１はフロート弁５及び第１エアベントパイ
プ２1を介して合流エアベントパイプ３を連通し
続ける。また接続点４が最大傾斜油面Ｂ下に没す
れば、フロート弁５が燃料の到来に応動して閉弁
状態となる。このとき、たとえその閉弁が不完全
で僅少ながら燃料の通過を許すことがあつても、
車両の旋回走行は一般に極めて短時間に行われる
ので、旋回中にその通過燃料によつて接続点４に
詰りを生じるようなことはなく、結局、油面Ｂ上
の空間１は第２エアベントパイプ２2を介して合
流エアベントパイプ３と連通し続け、エンジンへ
の燃料給送に支障は生じない。
以上のように本発明によれば、対をなす第１及
び第２エアベントパイプを車両の横方向に離隔し
た位置で燃料タンクの上部に接続し、この両エア
ベントパイプを大気に連なる一本の合流エアベン
トパイプに接続した、車両における燃料タンクの
エアベント装置において、前記三本のエアベント
パイプの接続点を、燃料タンクに対する内部燃料
の左右の最大傾斜油面の一方よりも下方且つその
他方よりも上方に配置し、前記第１及び第２エア
ベントパイプのうち前記一方の最大傾斜油面より
も下方に位置するパイプにのみ、燃料の到来時に
閉弁する常開型フロート弁を設けたので、前記接
続点を燃料タンク内の左右の最大傾斜油面の一方
よりも下方に配したにも拘わらず正常なエアベン
ト作用が確保され、従つて該接続点を燃料タンク
上面に近接させることができて、燃料タンクと床
との間隔を狭めることができるから、燃料タンク
の所定の最低地上高を確保しつつタンク容量の増
大を図ることができる。しかも第１及び第２エア
ベントパイプのうちの一方にのみ常開型フロート
弁を１個設けるだけで足りるから、構造が簡単で
コストダウンに寄与することができる。また上記
フロート弁を一方のエアベントパイプにのみ設け
たことにより、他方のエアベントパイプを常に導
通状態に保持することができるから、例えば燃料
タンク内に燃料が過剰給油された状態で自動車が
左右旋回を繰り返す等して両エアベントパイプの
開口端が同時に油面下に没したような場合でも、
該導通状態のエアベントパイプを介して燃料タン
ク内を常に大気と連通させて燃料タンク内の燃料
のエンジンへの給送を常に的確に行わせることが
できる。
び第２エアベントパイプを車両の横方向に離隔し
た位置で燃料タンクの上部に接続し、この両エア
ベントパイプを大気に連なる一本の合流エアベン
トパイプに接続した、車両における燃料タンクの
エアベント装置において、前記三本のエアベント
パイプの接続点を、燃料タンクに対する内部燃料
の左右の最大傾斜油面の一方よりも下方且つその
他方よりも上方に配置し、前記第１及び第２エア
ベントパイプのうち前記一方の最大傾斜油面より
も下方に位置するパイプにのみ、燃料の到来時に
閉弁する常開型フロート弁を設けたので、前記接
続点を燃料タンク内の左右の最大傾斜油面の一方
よりも下方に配したにも拘わらず正常なエアベン
ト作用が確保され、従つて該接続点を燃料タンク
上面に近接させることができて、燃料タンクと床
との間隔を狭めることができるから、燃料タンク
の所定の最低地上高を確保しつつタンク容量の増
大を図ることができる。しかも第１及び第２エア
ベントパイプのうちの一方にのみ常開型フロート
弁を１個設けるだけで足りるから、構造が簡単で
コストダウンに寄与することができる。また上記
フロート弁を一方のエアベントパイプにのみ設け
たことにより、他方のエアベントパイプを常に導
通状態に保持することができるから、例えば燃料
タンク内に燃料が過剰給油された状態で自動車が
左右旋回を繰り返す等して両エアベントパイプの
開口端が同時に油面下に没したような場合でも、
該導通状態のエアベントパイプを介して燃料タン
ク内を常に大気と連通させて燃料タンク内の燃料
のエンジンへの給送を常に的確に行わせることが
できる。
第１図は本発明の実施例に基づく自動車用燃料
タンク及びその周辺部の背面図、第２図はそれに
おけるフロート弁の拡大縦断面図、第３図は従来
例を示す、第１図と同様の図面である。 Ｂ，B′……最大傾斜油面、Ｆ……床板、Ｔ…
…燃料タンク、１……燃料タンク内の上部空間、
２1，２2……第１、第２エアベントパイプ、３…
…合流エアベントパイプ、４……接続点、５……
フロート弁。
タンク及びその周辺部の背面図、第２図はそれに
おけるフロート弁の拡大縦断面図、第３図は従来
例を示す、第１図と同様の図面である。 Ｂ，B′……最大傾斜油面、Ｆ……床板、Ｔ…
…燃料タンク、１……燃料タンク内の上部空間、
２1，２2……第１、第２エアベントパイプ、３…
…合流エアベントパイプ、４……接続点、５……
フロート弁。
Claims (1)
- １ 対をなす第１及び第２エアベントパイプ２1，
２2を車両の横方向に離隔した位置で燃料タンク
Ｔの上部に接続し、この両エアベントパイプ２1，
２2を大気に連なる一本の合流エアベントパイプ
３に接続した、車両における燃料タンクのエアベ
ント装置において、前記三本のエアベントパイプ
２1，２2，３の接続点４を、燃料タンクＴに対す
る内部燃料の左右の最大傾斜油面Ｂ，B′の一方
Ｂよりも下方且つその他方B′よりも上方に配置
し、前記第１及び第２エアベントパイプ２1，２2
のうち前記一方の最大傾斜油面Ｂよりも下方に位
置するパイプ２1にのみ、燃料の到来時に閉弁す
る常開型フロート弁５を設けたことを特徴とす
る、車両における燃料タンクのエアベント装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58112468A JPS604424A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両における燃料タンクのエアベント装置 |
| US06/622,599 US4605032A (en) | 1983-06-22 | 1984-06-20 | Air vent device for fuel tank on vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58112468A JPS604424A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両における燃料タンクのエアベント装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604424A JPS604424A (ja) | 1985-01-10 |
| JPH0339847B2 true JPH0339847B2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=14587391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58112468A Granted JPS604424A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両における燃料タンクのエアベント装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4605032A (ja) |
| JP (1) | JPS604424A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1189661B (it) * | 1986-04-11 | 1988-02-04 | Italiana Serrature Torino | Sistema di montaggio di un tubo di sfiato per un serbatoio carburante di veicoli |
| US4664144A (en) * | 1986-04-14 | 1987-05-12 | Deere & Company | Fuel recovery system for dual tanks |
| GB2204380A (en) * | 1987-04-09 | 1988-11-09 | Martin John Jolley | Automatic venting device |
| GB2246613A (en) * | 1990-07-30 | 1992-02-05 | Neil David Pollard | Self bleeding radiator valve |
| JP5012664B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2012-08-29 | 豊田合成株式会社 | 燃料タンクの通気装置 |
| GB2467519A (en) * | 2009-01-29 | 2010-08-04 | Agco Gmbh | Fluid tank with vents allowing tilting |
| US9829894B2 (en) * | 2012-03-24 | 2017-11-28 | Audi Ag | Method for operating a tank device, and corresponding tank device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS55132323A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-15 | Daimler Benz Ag | Ventilating device for fuel tank of xar* particularly* automobile |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2406373A (en) * | 1942-09-19 | 1946-08-27 | Specialties Dev Corp | Tank purging apparatus |
| US3967633A (en) * | 1975-05-22 | 1976-07-06 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Gas vent system for operation in any arbitrary spatial orientation |
| US4323096A (en) * | 1980-05-16 | 1982-04-06 | Acf Industries, Incorporated | Combination vacuum relief valve and pressure relief valve which are protected from the atmosphere |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP58112468A patent/JPS604424A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-20 US US06/622,599 patent/US4605032A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55132323A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-15 | Daimler Benz Ag | Ventilating device for fuel tank of xar* particularly* automobile |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604424A (ja) | 1985-01-10 |
| US4605032A (en) | 1986-08-12 |
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