JPH0732894A - 燃料タンク - Google Patents
燃料タンクInfo
- Publication number
- JPH0732894A JPH0732894A JP17961693A JP17961693A JPH0732894A JP H0732894 A JPH0732894 A JP H0732894A JP 17961693 A JP17961693 A JP 17961693A JP 17961693 A JP17961693 A JP 17961693A JP H0732894 A JPH0732894 A JP H0732894A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel tank
- control valve
- directional control
- solenoid directional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】液状燃料を用いる乗り物に設置する燃料タンク
において、給油口を二ヶ所に備えた燃料タンク１に燃料
の残量高さを検出するセンサ２と給油管切り換えのスイ
ッチ回路３と燃料を燃料タンクからエンジンへ送る給油
管６及び７を切り換える電磁切換弁４を具備した。 【効果】燃料タンクが傾いても燃料を残らず給油するこ
とが可能となる。
において、給油口を二ヶ所に備えた燃料タンク１に燃料
の残量高さを検出するセンサ２と給油管切り換えのスイ
ッチ回路３と燃料を燃料タンクからエンジンへ送る給油
管６及び７を切り換える電磁切換弁４を具備した。 【効果】燃料タンクが傾いても燃料を残らず給油するこ
とが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液状燃料を用いる乗り物
に設置する燃料タンクに係り、特に、乗り物の姿勢の傾
きにより、燃料が燃料タンクの給油口から離れた場合で
も、燃料タンク内の燃料を残らず給油することが可能な
燃料タンクに関する。
に設置する燃料タンクに係り、特に、乗り物の姿勢の傾
きにより、燃料が燃料タンクの給油口から離れた場合で
も、燃料タンク内の燃料を残らず給油することが可能な
燃料タンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の一般的な燃料タンクは昭和６２年
６月に社団法人自動車技術会発行の新編自動車工学便覧
に示されるように、燃料タンク形状が直方体で、燃料タ
ンク底面中央付近を給油口とし上方へ伸びた給油管で燃
料を給油するようになっている。
６月に社団法人自動車技術会発行の新編自動車工学便覧
に示されるように、燃料タンク形状が直方体で、燃料タ
ンク底面中央付近を給油口とし上方へ伸びた給油管で燃
料を給油するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料タンクは底
面形状が平坦で、給油口が一ヶ所のため、燃料タンクが
傾いて燃料の残量高さが燃料給油口より下がる場合は、
燃料残量があるにもかかわらず給油できないという欠点
があった。
面形状が平坦で、給油口が一ヶ所のため、燃料タンクが
傾いて燃料の残量高さが燃料給油口より下がる場合は、
燃料残量があるにもかかわらず給油できないという欠点
があった。
【０００４】本発明の目的は燃料タンクが傾いても燃料
を残らず給油することが可能な燃料タンクを提供するこ
とにある。
を残らず給油することが可能な燃料タンクを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、乗り物の進
行方向に長い形状の燃料タンクの下部前後に各々逆流防
止弁を介して給油口を設置し、各々の給油口からの給油
管は電磁切換弁を通過し、一本の給油管からエンジンに
燃料を給油する。燃料タンクの前後のどちらか一端に燃
料の残量高さを検出するセンサを設置し、燃料の残量高
さが零の場合のみスイッチ回路からの出力信号で電磁切
換弁を切り換える。電磁切換弁のセッチングは、センサ
が燃料の残量高さ零と判断した場合は、センサの設置し
てある反対側の給油管が通じ、センサが燃料の残量高さ
零以外と判断した場合は、センサの設置してある側の給
油管が通じるようにする。
行方向に長い形状の燃料タンクの下部前後に各々逆流防
止弁を介して給油口を設置し、各々の給油口からの給油
管は電磁切換弁を通過し、一本の給油管からエンジンに
燃料を給油する。燃料タンクの前後のどちらか一端に燃
料の残量高さを検出するセンサを設置し、燃料の残量高
さが零の場合のみスイッチ回路からの出力信号で電磁切
換弁を切り換える。電磁切換弁のセッチングは、センサ
が燃料の残量高さ零と判断した場合は、センサの設置し
てある反対側の給油管が通じ、センサが燃料の残量高さ
零以外と判断した場合は、センサの設置してある側の給
油管が通じるようにする。
【０００６】
【作用】本給油系統を持つ燃料タンクが、センサ側を上
方に傾き、燃料が片寄り燃料の残量高さ検出位置で燃料
の残量高さが零になる場合は、スイッチ回路から信号が
出力されセンサの設置してある反対側の給油管から燃料
が給油される。反対にセンサ側を下方に傾いた場合は燃
料が無くならない限りはスイッチ回路から信号は出力さ
れないからセンサの設置してある側の給油管から燃料が
給油される。以上のように、燃料タンクが前後に傾いて
も燃料を残らず給油することが可能になる。
方に傾き、燃料が片寄り燃料の残量高さ検出位置で燃料
の残量高さが零になる場合は、スイッチ回路から信号が
出力されセンサの設置してある反対側の給油管から燃料
が給油される。反対にセンサ側を下方に傾いた場合は燃
料が無くならない限りはスイッチ回路から信号は出力さ
れないからセンサの設置してある側の給油管から燃料が
給油される。以上のように、燃料タンクが前後に傾いて
も燃料を残らず給油することが可能になる。
【０００７】
【実施例】以下の発明の実施例を図面に用いて説明す
る。図１において、進行方向を左側とする乗り物に進行
方向に長い直方体の燃料タンク１が搭載されている。燃
料タンク１の前方下部及び後方下部に各々燃料タンク１
の底面より一段低くなった油だめが設けてあり、各々に
給油口がある。燃料タンク１の内部後方に燃料の残量高
さを検出するセンサ２を設置し、センサ２は燃料の残量
高さの情報を出力する。燃料タンク１の二ヶ所の給油口
には、給油管への空気の混入を防止するために逆流防止
弁５を設置し、その後に給油管６及び７を配管する。給
油管６及び７は電磁切換弁４の二ヶ所の入口側に配管さ
れ、スイッチ回路３から電磁切換弁４に入力信号が無い
場合は給油管６，入力信号が有る場合は給油管７に切り
換わりエンジン側へ燃料が給油される。スイッチ回路３
はセンサ２からの情報が燃料の残量高さ零の場合のみ電
磁切換弁４へ信号が出力される。
る。図１において、進行方向を左側とする乗り物に進行
方向に長い直方体の燃料タンク１が搭載されている。燃
料タンク１の前方下部及び後方下部に各々燃料タンク１
の底面より一段低くなった油だめが設けてあり、各々に
給油口がある。燃料タンク１の内部後方に燃料の残量高
さを検出するセンサ２を設置し、センサ２は燃料の残量
高さの情報を出力する。燃料タンク１の二ヶ所の給油口
には、給油管への空気の混入を防止するために逆流防止
弁５を設置し、その後に給油管６及び７を配管する。給
油管６及び７は電磁切換弁４の二ヶ所の入口側に配管さ
れ、スイッチ回路３から電磁切換弁４に入力信号が無い
場合は給油管６，入力信号が有る場合は給油管７に切り
換わりエンジン側へ燃料が給油される。スイッチ回路３
はセンサ２からの情報が燃料の残量高さ零の場合のみ電
磁切換弁４へ信号が出力される。
【０００８】図１は乗り物が水平位置にある状態を示し
ており、スイッチ回路３はセンサ２から燃料の残量高さ
零以外の情報を受けるため、スイッチ回路３からの出力
信号は無く、給油管６を使いエンジン側へ給油される。
図２は乗り物が登坂中の状態を示しており、図１で示す
水平位置にある状態と同様な理由で給油管６を使い給油
される。図３は乗り物が坂を下っている状態を示してお
り、スイッチ回路３はセンサ２から燃料の残量高さ零の
情報を受けて電磁切換弁４へ信号を出力する。電磁切換
弁４は信号を受けて給油管６から給油管７へ切り換え動
作をする。従って、燃料の残りが少なく、坂の上り下り
が多い地形を運行する場合にも、燃料を残らず給油する
ことが可能になる。
ており、スイッチ回路３はセンサ２から燃料の残量高さ
零以外の情報を受けるため、スイッチ回路３からの出力
信号は無く、給油管６を使いエンジン側へ給油される。
図２は乗り物が登坂中の状態を示しており、図１で示す
水平位置にある状態と同様な理由で給油管６を使い給油
される。図３は乗り物が坂を下っている状態を示してお
り、スイッチ回路３はセンサ２から燃料の残量高さ零の
情報を受けて電磁切換弁４へ信号を出力する。電磁切換
弁４は信号を受けて給油管６から給油管７へ切り換え動
作をする。従って、燃料の残りが少なく、坂の上り下り
が多い地形を運行する場合にも、燃料を残らず給油する
ことが可能になる。
【０００９】実施例において、スイッチ回路３を使用せ
ずに、燃料の残量高さが零の時に接点等で信号を出力す
る機能を持つセンサ１２を使用した図４の構成であって
もよい。
ずに、燃料の残量高さが零の時に接点等で信号を出力す
る機能を持つセンサ１２を使用した図４の構成であって
もよい。
【００１０】更に、実施例において、センサ２を燃料タ
ンク１の内部前方に設置し、電磁切換弁４のブロックを
入れ替えた電磁切換弁１４を使った図５の構成であって
もよい。
ンク１の内部前方に設置し、電磁切換弁４のブロックを
入れ替えた電磁切換弁１４を使った図５の構成であって
もよい。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、燃料タンクが傾いても
燃料を残らず給油することが可能となる。
燃料を残らず給油することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示す乗り物が水平位置の状
態の説明図。
態の説明図。
【図２】同じく乗り物が登坂中の状態の説明図。
【図３】同じく乗り物が坂を下っている状態を示す説明
図。
図。
【図４】他の実施例における説明図。
【図５】他の実施例における説明図。
１…燃料タンク、２，１２…センサ、３…スイッチ回
路、４，１４…電磁切換弁、５…逆流防止弁、６，７…
給油管。
路、４，１４…電磁切換弁、５…逆流防止弁、６，７…
給油管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 正弘 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内
Claims (1)
- 【請求項１】液状燃料を用いる乗り物に設置する燃料タ
ンクにおいて、給油口を二ヶ所に備えた前記燃料タンク
に燃料の残量高さを検出するセンサと給油管切り換えの
スイッチ回路と燃料を前記燃料タンクからエンジンへ送
る給油管を切り換える電磁切換弁を具備したことを特徴
とする燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961693A JPH0732894A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961693A JPH0732894A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 燃料タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732894A true JPH0732894A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16068872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17961693A Pending JPH0732894A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732894A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020004149A (ko) * | 2000-07-03 | 2002-01-16 | 류정열 | 자동차용 연료탱크 내의 잔량연료 공급장치 |
| US6355332B1 (en) | 1997-05-16 | 2002-03-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable electrical apparatus with metal case having thermal insulation |
| CN104875607A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-02 | 广西柳工机械股份有限公司 | 智能燃油箱控制系统及控制方法 |
| CN109573931A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-04-05 | 成都华气厚普电子技术有限公司 | 一种基于姿态识别的能源加注设备控制系统 |
| CN111022146A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 中国北方发动机研究所(天津) | 一种防倾斜油底壳 |
| CN112901383A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-04 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 供油油路自动切换控制系统、方法及车辆 |
| CN113027649A (zh) * | 2021-03-05 | 2021-06-25 | 四川百纳科技有限责任公司 | 双节履带式全地形装甲车燃油供给系统 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP17961693A patent/JPH0732894A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6355332B1 (en) | 1997-05-16 | 2002-03-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable electrical apparatus with metal case having thermal insulation |
| US6358595B1 (en) | 1997-05-16 | 2002-03-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable electrical apparatus with metal case having thermal insulation |
| KR20020004149A (ko) * | 2000-07-03 | 2002-01-16 | 류정열 | 자동차용 연료탱크 내의 잔량연료 공급장치 |
| CN104875607A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-02 | 广西柳工机械股份有限公司 | 智能燃油箱控制系统及控制方法 |
| CN109573931A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-04-05 | 成都华气厚普电子技术有限公司 | 一种基于姿态识别的能源加注设备控制系统 |
| CN111022146A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 中国北方发动机研究所(天津) | 一种防倾斜油底壳 |
| CN113027649A (zh) * | 2021-03-05 | 2021-06-25 | 四川百纳科技有限责任公司 | 双节履带式全地形装甲车燃油供给系统 |
| CN112901383A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-04 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 供油油路自动切换控制系统、方法及车辆 |
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