JPH033977B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH033977B2
JPH033977B2 JP56502203A JP50220381A JPH033977B2 JP H033977 B2 JPH033977 B2 JP H033977B2 JP 56502203 A JP56502203 A JP 56502203A JP 50220381 A JP50220381 A JP 50220381A JP H033977 B2 JPH033977 B2 JP H033977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
message
gap
signal
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56502203A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58500227A (ja
Inventor
Hansu Kei Haazotsugu
Jon Eru Sho
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Priority claimed from PCT/SE1981/000182 external-priority patent/WO1982000041A1/en
Publication of JPS58500227A publication Critical patent/JPS58500227A/ja
Publication of JPH033977B2 publication Critical patent/JPH033977B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

請求の範囲 1 複数の端末からそれぞれデータ通信媒体上に
自律的にメツセージを送出するうようにさせるた
めの方法であつて、各端末が、 前記データ通信媒体上のメツセージの不存在を
検出するステツプと、 (i) 前記複数の端末のすべてに共通な同期ギヤツ
プの長さに実質的に等しい期間持続する、前記
データ通信媒体上のメツセージの不存在と、 (ii) その長さが該端末に固有な端末ギヤツプに実
質的に等しい期間持続するデータ通信媒体上の
メツセージの不存在とが連続して発生したとき
にのみ該端末のみからの送信を可能にするステ
ツプとを備え、 前記同期ギヤツプの長さは前記端末ギヤツプの
いずれの長さよりも大きくされ、かつ 前記同期ギヤツプは1つのデータ伝送サイクル
の終了と次のデータ伝送サイクルの開始との間の
期間を規定し、かつ各前記端末は1つのデータ伝
送サイクルにおいて対応の端末ギヤツプが経過し
た後にデータを伝送することが可能となる、デー
タ伝送方法。
2 端末からのメツセージの送信は、該端末によ
る前回のメツセージの送信から送信インターバル
がまた経過したときにのみイネーブルされ、前記
送信インターバルは前記複数の端末のすべてに対
して実質的に同一な予め定められた長さを有す
る、請求の範囲第1項記載の方法。
3 前記送信インターバルの長さは前記同期ギヤ
ツプの長さよりも長くされている、請求の範囲第
2項記載の方法。
4 前記端末の各々により送信される連続的なメ
ツセージはその長さが可変である、請求の範囲第
1項または第2項に記載の方法。
5 前記端末の各々により送信される連続的なメ
ツセージはその長さが固定されている、請求の範
囲第1項または第2項に記載の方法。
6 前記複数の端末の各々により送信されるメツ
セージは等しい長さを有する、請求の範囲第1項
または第2項記載の方法。
7 前記複数の端末の各々により送信されるメツ
セージはその長さが不等である、請求の範囲第1
項または第2項に記載の方法。
8 前記複数の端末の少なくとも1つから送信さ
れるメツセージはインターワード・ギヤツプによ
り時間的に分離された複数の連続的なメツセー
ジ・ワードからなり、前記端末ギヤツプの各々は
前記インターワード・ギヤツプの各々の長さより
も長くされている、請求の範囲第1項または第2
項に記載の方法。
9 前記メツセージの各々は、前記データ通信媒
体上に送出される少なくとも1つの直列デジタ
ル・データ・ワードの形態を有する、請求の範囲
第1項または第2項記載の方法。
10 前記データ通信媒体は、データ・バスであ
る、請求の範囲第9項記載の方法。
11 データ通信媒体、および 前記通信媒体に接続される複数の端末を備え、 前記複数の端末の各々が、 前記複数の端末に共通でありかつ各端末固有に
定められた端末ギヤツプの長さより長い同期ギヤ
ツプの長さに実質的に等しい期間持続する前記デ
ータ通信媒体上のメツセージの不存在に応答して
第1の出力信号を供給する第1の手段、 前記第1の出力信号によりイネーブルされ、該
端末に固有の端末ギヤツプの長さに実質的に等し
い期間持続する前記通信媒体上のメツセージの不
存在に応答して第2の出力信号を供給する第2の
手段、前記第1の出力信号は前記複数の端末のす
べてを同時にイネーブルし、および 前記第1および第2の出力信号によりイネーブ
ルされて前記データ通信媒体上にメツセージを送
信する送信手段を備える、データ通信システム。
12 各前記端末はさらに、該端末の前回のメツ
セージ送信から所定の送信インターバルが経過し
たときに第3の出力信号を供給する第3の手段を
備え、前記送信インターバルの長さは前記複数の
各端末に対し実質的に同一であり、かつ前記送信
手段は、前記第1、第2および第3の出力信号に
よつてのみイネーブルされる、請求の範囲第1項
記載のデータ通信システム。
13 各前記端末はさらに、前記データ通信媒体
上に送出されたメツセージを受信する受信手段を
備える、請求の範囲第11項または第12項記載
のデータ通信システム。
14 前記端末の各々はそれぞれ対応の利用デイ
バイスと情報を交換するようにされており、かつ
前記端末の各々は、前記受信手段により受信した
メツセージを該利用デイバイスに転送し、かつ該
利用デイバイスから送信すべきメツセージを前記
送信手段に転送するインターフエイス手段を備え
る、請求の範囲第13項記載のデータ通信システ
ム。
15 前記送信手段は前記メツセージを直列デジ
タル・ワードの形態で送信する、請求の範囲第1
1項または第12項記載のデータ通信システム。
16 前記データ通信媒体はデータ・バスからな
る、請求の範囲第15項記載のデータ通信システ
ム。
発明の分野 この発明は全般にデータ通信の分野に関し、特
に共通のデータ通信媒体を介して複数の端末間で
データ通信を行なうと共に、各端末が他の全端末
又はデバイスから独立してデータ通信媒体に対し
て自律的なアクセスを行なうシステムに関する。
発明の背景 米国特許第4199663号、自律端末データ通信シ
ステム(ヘルゾーグにより1980年4月22日、この
発明の出願人に譲渡)では、複数の端末のそれぞ
れがデータ・バスのようなデータ通信媒体上にメ
ツセージを周期的に送信でき、かつ各端末による
メツセージの送信が他の全ての端末によるメツセ
ージの送信に対して自律的になつているデータ通
信システムを述べている。ある端末によるメツセ
ージ送信は、所定のプロトコルが満足されたとき
にのみ可能である。このプロトコルには、当該端
末に個有のメツセージ間の即ち「端末」ギヤツプ
にほぼ等しい時間だけデータ通信媒体上にメツセ
ージが存在せず、かつ当該端末による前のメツセ
ージ送信から所定の送信インターバルが経過して
いることがまず必要である。全ての端末の送信イ
ンターバルは全端末のギヤツプと、端末による前
回のメツセージ送信以後、複数の端末により送信
された全メツセージの長さとの総和より大きいほ
ぼ同一の長さからなる。
このようなシステムは、データ通信媒体に対し
てメツセージを送信することを目的として各接続
端末が自律的にアクセスするので、中央バス・コ
ントローラによりメツセージの送信を制御する必
要をなくすことができ、接続端末間の配線の必要
性を相当量減少させることができ、しかもデータ
通信システムの信頼性を相当に高めることができ
る効果があるが、端末から周期的にメツセージを
送信しなければならないということは一面におい
て欠点となる。例えば、一旦データ通信媒体上に
メツセージを送出すると、端末はその伝送インタ
ーバルが経過するまで他のメツセージ通信を開始
するのを持たなければならない。データ通信シス
テムが非常に多数の接続端末用に設計されている
場合に、少数の接続端末のみがメツセージ送信を
行なつているときは、固定的な伝送インターバル
を経過させなければならないので、任意の端末が
連続的にメツセージ送信を行なうことができる割
合を制限させ、かつデータ通信媒体を遊ばせるこ
とになり、従つて相当部分の時間を無駄にするこ
とは明らかである。
この他、米国特許第4199663号のプロトコルの
場合、任意の端末からの連続的なメツセージの長
は、当該端末による周期的なメツセージ送信を保
持するためにほぼ等しいことを必要とする。従つ
て、一の端末から他の端末へ多量のデータを送信
する場合は、固定的なメツセージ長を必要とする
ので、所定の時間内にそのデータの一部だけしか
伝送できず、またそのデータの次の部分は次のイ
ンターバルが経過しなければ送信できないことは
明らかである。
近代の航空機にデータ通信システムを適用した
場合は、実質的に固定長メツセージを周期的に送
信するという要求は、データ通信システムを用い
る航空システムの要求に理想的に適合する。例え
ば、航空システムは、送信端末がセンサから得た
データを送信し、また受信端末に接続された利用
デバイスが送信端末により送出されたデータに基
づいて動作し、ある制御機能を実行する閉ループ
のサーボ系をなす。このような適用では、周期的
なメツセージ送信を必要とし、従つて利用デバイ
スにより実行される制御動作は、センサからのデ
ータと所定の時間関係をもつ。しかし、他に、周
期的なメツセージの送信を必要とすることによ
り、システムの機能を低下させてしまう監視及び
表示システムのようなある種の航空システムもあ
る。典型的な監視及び表示システムの場合、複数
の送信端末に接続されたあるサブシステムはそれ
ぞれ一つの単位として、利用デバイスに接続され
た受信端末へ送信されるべき大きなデータ・ブロ
ツクを蓄積することにより中央監視及び表示機能
を得ている。更に、このようなシステムによりデ
ータを蓄積する期間及びこのようなデータ・ブロ
ツクにおけるデータ量は可変にし得る。従つて、
データ通信システムが端末に対して実質的に固定
長メツセージの周期的な通信を実行することのみ
を許容する場合及びサブシステムの一つが一時に
可変データ・ブロツクの転送レデイ(準備完了状
態)となつたが、その時点で他のサブシステムが
データ送信に対してレデイとなつていない場合
は、「データ・レデイ」のサブシステムからのデ
ータ・ブロツクを単位として送信できず、データ
送信の速度を限定し、かつデータ通信媒体を相当
期間遊ばせる結果となることは明らかである。
従つて、この発明は改良した自律端末データ通
信システムを提供することを目的とする。
更に、この発明は、各端末がデータ通信媒体上
に周期的にメツセージを送信することを可能とす
る通信システムを提供することを目的とする。
更に、この発明は、各端末がデータ通信媒体上
に可変長メツセージを送信することを可能とする
通信システムを提供することを目的とする。
更に、この発明は、各端末がデータ通信媒体上
に周期的にデータの送信が可能なデータ通信シス
テムを提供することを目的とする。
更に、この発明は、各端末が当該システムの他
の端末によるメツセージ送信の状態に従つてデー
タ通信媒体上に非周期的に又は周期的にメツセー
ジの送信が可能なデータ通信システムを提供する
ことを目的とする。
更に、この発明は、当該システムの特定端末に
よるメツセージ送信の全条件に基づきデータ通信
媒体の最適利用が得られるデータ通信システムを
提供することを目的とする。
発明の要約 前記目的及び他の目的並びに当該技術分野に習
熟する者にとり明らかな効果は、複数の端末がデ
ータ通信媒体上にデータを自律的に送出可能にさ
れる方法を用いることにより達成される。各端末
ではデータ通信媒体上のメツセージの不存在を検
出する。端末によるメツセージの送信は次のこと
が連続して生起たときにのみ可能となる。即ち(i)
データ通信媒体上のメツセージの不存在期間が複
数の全端末に共通な同期ギヤツプにほぼ等しく、
かつ(ii)データ伝送媒体上のメツセージの不存在期
間が端末に固有であり、かつ同期ギヤツプの長さ
より短い(同期ギヤツプの長さ(期間)を端末ギ
ヤツプの長さ(期間)より長くした)端末ギヤツ
プの長さに実質的に等しくなつたときである。
多くの場合、この方法を用いることにより全て
の端末より周期的にメツセージを送信させる結果
をもたらすと共に、全ての端末からのメツセージ
の送信速度がメツセージを送信している端末の数
に依存し、かつこれらのメツセージの長さに依存
する。いくつかの端末のみしか実際にメツセージ
を送出できない場合は、端末によるメツセージの
送信速度が限定されるため、端末によるメツセー
ジの送出は、端末による前のメツセージ送出か
ら、複数の端末の全てに実質的に同一となる所定
長の送信インターバルが経過したときに付加的に
可能となるだけである。
【図面の簡単な説明】
この発明は、明細書の次の部分を、付図と関連
させて参照することにより良く理解することがで
きる。第1図はデータ・バスを用い、このデー
タ・バスに複数の加入端末をもつ従来技術のデー
タ通信システムのブロツク図、第2図は従来技術
として典型的な加入端末のブロツク図、第3図は
非周期的な可変長メツセージ・プロトコルの制御
によるデータ通信システムの動作を示すタイミン
グ図、第4図は第3図に示すプロトコルを実行す
るために特別に用いられる第2図の端末制御ユニ
ツトの部分のブロツク図、第5図は加入端末及び
関連の利用デバイス並びにインターフエイス・ユ
ニツトを簡単に示すブロツク図、第6図は第5図
における復調器及びレシーバのブロツク図、第7
図は第5図におけるトランスミツタ及び変調器の
ブロツク図、第8図は第3図に示す非周期的なプ
ロトコルと、周期的なプロトコルと、非周期及び
周期的なプロトコルの組み合せとを実行するため
に特に用いる第7図のプロトコル制御ユニツトの
ブロツク図、第9A図及び第9B図は各接続端末
に第7図の型式のプロトコル制御ユニツトを備え
たデータ通信システムの動作を示すタイミング図
である。
好適実施例の説明 第1図を参照すると、これに示されているデー
タ通信システムが複数の利用デバイスUD1〜UD5
間でデータ通信を行なうようにされている。実際
には、利用デバイスUD1〜UD5は複数の航空シス
テム、サブシステム又は複数のコンピユータ関連
のデバイス、例えば中央処理ユニツト(CPU)、
入出力(I/O)デバイス、デイスプレイ、メモ
リ等からなる。各利用デバイスUD1〜UD5はデー
タを送信する装置、データを受信する装置又はそ
の両方を備える。データ通信システムは利用デバ
イスUD1〜UD5の対応する一つに接続された複数
の端末(装置)TL1〜TL5を備え、更に複数の端
末TL1〜TL5を接続した共通データ通信媒体も備
えている。第1図に示し、以下で説明する実施例
では、データ通信媒体は、1以上の電気的導体、
磁性材料、導波管又は光フアイバ部材のように多
くの形式をとり得るデータ・バスDBからなる。
しかし、データ通信媒体はデータ・バスDBのよ
うな物理的な装置に限定する必要はない。従つ
て、データ通信媒体は適当な搬送波、例えば音
声、無線又は光周波数の波又はパルスのようにそ
れを変調することによつて情報を搬送し得るもの
であればよい。
第1図において、各端末は、接続した利用デバ
イスとデータを交換するためのデータ通信リンク
10、バス・カプラー13によりデータ・バス
DBに接続され、送出データを導く出力12及び
バス・カプラー15によりデータ・バスDBに接
続され、データ・バスDB上に存在するデータを
受信する入力14を有する。例えば、データ・バ
スDBは利用デバイスUD1〜UD5の物理的な位置
に達する単一のツイスト・ペア線からなり、バ
ス・カツプラー13及び14はそれぞれツイス
ト・ペア線に隣接したループに挿入するようにし
た取り外し可能なコア部材をもつ。これらについ
てはこの発明の出願人に譲渡された米国特許出願
第957746号、1978年11月6日出願、ヘルゾーグに
よる電流モード・データ即ちパワー・バスに説明
されている。第1図に示す実施例(以下で説明す
る)において、データ・バスDBを用いて送信さ
れかつ受信されるべきデータは連続する1以上の
直列デイジタル・ワードからなるメツセージの形
式をもつ。
第2図を参照すると、各端末は復調器16を有
し、カツプラー15及び入力14を介して受信す
るデータ・バスDB上のメツセージを復調し、レ
シーバ18へ復調したメツセージを供給する。復
調したメツセージは一時レシーバ18に貯えら
れ、端末制御ユニツト20の制御により、接続さ
れている利用デバイスへそのデータを適当な形式
で送出する。端末制御ユニツト20は利用デバイ
スと「インターフエイス接続」情報を交換し、受
信したデータ標識を利用デバイスに供給する。こ
こでも端末制御ユニツト20により、トランスミ
ツタ22は接続されている利用デバイスからデー
タを受信し、端末制御ユニツト20により決定さ
れる時点で連続する1以上の直列デイジタル・ワ
ードからなるメツセージの形式で受信したデータ
を出力する。復調器24は所望の方法でメツセー
ジを変調し、出力12及びカツプラー13を介し
てデータ・バスDBに変調したメツセージを供給
する。
通常、各端末のレシーバ18はエネーブル(受
信可能状態に)され、トランスミツタ22はデイ
セーブル(送信禁止状態に)されている。複数の
端末TL1〜TL5の端末制御ユニツト20は同一か
つ固有の端末制御ルーチン即ちプロトコルを用い
る。このプロトコルは与えられた時間に一つの端
末のみが送信できるようにする。
この観点から、以上説明したデータ通信システ
ムは米国特許第4199663号に説明されているもの
とほぼ同じである。上記特許における特殊なプロ
トコル(以下、Aモード・プロトコルという)も
定常状態において全ての端末による送信が周期的
な送信インターバルで生起するようにしている。
具体的には、Aモード・プロトコルは次のこと
を必要とする。(a)各端末の送信インターバルは端
末による周期的はデータ送信の開始点の間の公称
時間インターバルであり、また全ての端末の送信
インターバルの長さは実質的に同一である。(b)各
送信端末は各通信インターバルで1以上のデー
タ・ワードと共に適当な同期、レーベル、パリテ
イ及びその他の情報を含む1つのメツセージを送
信可能とする。(c)端末による周期的な送信を必要
とするときに送信期間が固定される限り、また全
端末のメツセージの期間及び全てのメツセージ間
のギヤツプ及び増設端末を適合させるに必要な拡
張ギヤツプの総和が各送信インターバルの期間を
超えない限り、各メツセージは所望の長さをとり
得る。(d)当該送信端末に個有なデータ・バス上の
メツセージの中断、即ち「端末ギヤツプ」と、送
信インターバルにほぼ等しく、端末による前のメ
ツセージ送信からなる時間の経過とが生じたとき
にのみ、各送信端末はメツセージ送信を開始す
る。(e)全てのメツセージにおけるインターワー
ド・ギヤツプは最も短い端末ギヤツプの長さより
も短い。
Aモード・プロトコルは周期的なメツセージ送
信用に特に設計されているので、第1図に示す形
式のデータ通信システムにおける前記プロトコル
を用いると、メツセージ送信を実行する方法が限
定される。例えば端末による連続的なメツセージ
の送信速度は送信インターバル長により制限され
る。少数の端末(即ち端末TL1及びTL2)のみが
メツセージ送信を実行しているときは、データ・
バスDBは相当な時間空きとなる(例えば、その
間に端末TL3〜TL5はメツセージ送信を実行し得
た)ので、データ・バスDBは最適方法で利用さ
れていないことは明らかである。更に、全ての端
末のメツセージ、端末のギヤツプ及び拡張ギヤツ
プの期間の総和が全ての送信インターバルの長さ
を超えないことという要求は、拡張ギヤツプの期
間が十分に長くない限り、データ通信システムに
増設可能な送信端末の数を限定する。拡張ギヤツ
プの期間が十分に長くない場合は、各端末による
連続的なメツセージの送信速度は更に制限され
る。最後に、各端末による連続的なメツセージの
期間即ち長さが一定であるという要求は任意の時
点で任意の端末が伝送できるデータの量を制限す
る。
周期的なメツセージ送信を必要としないデータ
通信システムに適用する場合にこれらの制約をさ
けるためには、各端末制御ユニツト20は更に第
2の、即ちBモード・プロトコルを実行してもよ
い。このプロトコルは次のことを必要とする。(a)
各送信端末は、(i)全端末に共通する同期ギヤツプ
の長さにほぼ等しいデータ・バス上のメツセージ
の不存在と、(ii)当該端末に個有の端末ギヤツプの
長さにほぼ等しいデータ・バス上のメツセージの
不存在とが連続して生起したときにのみ、メツセ
ージ送信を開始する。(b)同期ギヤツプの長さは全
ての端末のギヤツプのものより長くなければなら
ない。(c)各メツセージのインターギヤツプの長さ
は最小の端末ギヤツプのものより短かい。
Bモード・プロトコルの必要は第4図に示すよ
うな回路を用いることにより各端末制御ユニツト
20に含めることができる。ギヤツプ検出器32
はレシーバ18から復調したメツセージを受け取
つて復調し、このメツセージが存在しないときは
出力信号を供給する。同期ギヤツプ・タイマ34
はギヤツプ検出器32からの出力信号の長さに同
期するようにされており、ギヤツプ検出器32か
らの出力信号の長さが全端末に共通の同期ギヤツ
プにほぼ等しくなつたときは瞬時的な出力信号を
出力する。ギヤツプ検出器32からの出力信号が
同期信号が終了する前に終了したときは、タイマ
34は内部でリセツトされる。同期ギヤツプ34
からの出力信号はラツチ36をセツトし、ラツチ
36は出力信号の供給によりアンド・ゲート38
をエネーブルしてギヤツプ検出器32の出力信号
を端末ギヤツプ・タイマ40に渡す。従つて、ア
ンド・ゲート38がエネーブルされたときは、B
モード・プロトコルの条件(i)は満足され、その後
端末ギヤツプ・タイマ40はギヤツプ検出器32
の各出力信号の長さに同期する。その後、ギヤツ
プ検出器32の出力信号の長さが端末に割り付け
られている個有の端末ギヤツプを超えたときは、
Bモード・プロトコルの条件(i)及び(ii)が共に満足
されるので、端末ギヤツプ・タイマ40はトラン
スミツタ22に瞬時的なトランスミツタ・エネー
ブル信号を供給し、これによつてトランスミツタ
22はデータ・バスDB上にメツセージを送信で
きる。ギヤツプ検出器32の出力信号が端末ギヤ
ツプが終了する前に終了したときは、端末ギヤツ
プ検出器40は内部でリセツトされる。トランス
ミツタ・エネーブル信号はラツチ36もリセツト
するので、アンド・ゲート38をデイセーブルす
る。この結果、端末ギヤツプ検出器40は以後、
データ・バスDB上のメツセージの不存在が同期
ギヤツプを超過し、同期ギヤツプ・タイマ34が
再び出力信号を供給するまで、ギヤツプ検出器3
2の出力信号が入力されることはない。
Bモード・プロトコルにおけるデータ通信シス
テムの動作を更に詳しく理解するためには、第3
図も参照する必要がある。第3図はデータ通信シ
ステムの連続的な複数サイクルの動作を示すタイ
ミング図である。
各端末TL1〜TL5はメツセージを送信可能で、
この各メツセージには1以上のデータ・ワードが
含まれ、各データ・ワードは可変長であり、かつ
そのデータを識別するレーベルを前置している。
多数データ・ワードの場合、データ・ワードはイ
ンター・ギヤツプにより分割されている。第3図
に示す動作のサイクルには連続するサイクルT11
及びT12が含まれる。サイクルT11において、各
端末TL1〜TL5は一つのメツセージを送信する。
即ち、端末TL1,TL2,TL3,TL4及びTL5はそ
れぞれメツセージM11,M21,M31,M41及びM51
を送信する。メツセージM11,M21,M41及び
M51はそれぞれ単一のデータ・ワードを含む。こ
のデータ・ワードは可変長であり、メツセージ
M31はインター・ワード・ギヤツプにより分割さ
れ、等しい長さの2つのデータ・ワードを含む。
サイクルT12では、端末TL1,TL2及びTL5のみ
がメツセージ、即ちメツセージM12,M22及び
M52をそれぞれ送信する。サイクルT12の各メツ
セージは可変長の単一のデータ・ワードを含む。
更に、メツセージM12及びM22の長さが対応する
メツセージM11及びM21の長さと異なることに注
目される。図示のように、サイクルT11は端末
TL5のメツセージM50の後に続くものであり、サ
イクルT12は端末TL1のメツセージM13を後続さ
せている。
各端末TL1〜TL5の端末制御ユニツト20は後
続端末に個有のギヤツプを(その端末ギヤツプ・
タイマ40により)確立する。即ち、ギヤツプ
tg1,tg2,tg3,tg4及びtg5はそれぞれ端末TL1
TL2,TL3,TL4及びTL5に対応する(ただし、
tg1<tg2<tg3<tg4<tg5)。また、各端末TL1
TL5の端末制御ユニツト20は全端末に共通の同
期ギヤツプも(その同期ギヤツプ・タイマ34に
より)確立する。
メツセージM50の終りで全てのラツチ36がリ
セツトされたと仮定する。その後、データ・バス
DB上のメツセージの不存在により、各端末TL1
〜TL5の同期ギヤツプ・タイマ34は同期を開始
する。同期ギヤツプに等しい時間が経過すると、
各同期ギヤツプ・タイマ34は出力信号を供給
し、それに接続されているラツチ36をリセツト
する。その結果、各アンド・ゲート38はエネー
ブルされるので、各端末ギヤツプ・タイマ40は
タイマ動作を開始し、サイクルT11を開始する。
端末ギヤツプtg1に等しい時間を経過すると、端
末TL1の端末ギヤツプ・タイマ40はトランスミ
ツタ・エネーブル信号を供給し、これにより端末
TL1のトランスミツタがメツセージM11の送信を
開始して端末TL1のラツチ36をリセツトさせる
ので、端末TL1のアンド・ゲート38をデイセー
ブルしてその端末ギヤツプ・タイマ40をデイセ
ーブルする。従つて、端末TL1の連続的なメツセ
ージ送信は、次の同期ギヤツプを検出するまで実
行できない。端末TL2〜TL5において、ラツチ3
6はセツトされたままであり、同期ギヤツプが検
出され、かつこれらの端末によりメツセージがま
だ送信されていないことを表わす。更に、メツセ
ージM11の開始により各端末のギヤツプ検出器3
2はその出力信号の供給を停止するので、全ての
同期ギヤツプ・タイマ34及び端末ギヤツプ・タ
イマ40はタイマ動作を停止し、(内部でリセツ
トされる)。
メツセージM11の終りで端末TL2〜TL5は再び
タイマ動作を開始する。端末ギヤツプ・タイマ4
0はトランスミツタ・エネーブル信号を供給して
端末TL2のトランスミツタからメツセージM21
送信を開始させ、メツセージM21により端末TL2
のラツチ36をリセツトさせる。端末TL3〜TL5
の端末ギヤツプ・タイマ40がメツセージM21
開始でタイマ動作を停止する(リセツトされる)
が、ラツチ36がセツトされたままとなるのは明
らかである。
図示のように、端末ギヤツプtg3,tg4及びtg5
等しい期間にメツセージが存在しないときは、端
末TL3,TL4及びTL5は連続的にメツセージM31
M41及びM51を連続的に送信する。メツセージ
M31における連続的なデータ・ワード間のインタ
ー・ギヤツプが端末ギヤツプのどれよりも短かく
なるように選択されているので、端末TL4及び
TL5の端末ギヤツプ・タイマ40はメツセージ
M31の第1データ・ワードの送信を終了し、メツ
セージM31の第2データ・ワードの送信を開始し
てもタイマ動作を終了しないことも解る。
メツセージM51の終りで端末TL1〜TL5の全て
のラツチ36はリセツトされ、これにより各アン
ド・ゲート38がデイセーブルされるので、各端
末ギヤツプ・タイマ40はタイマ動作を開始する
ことはない。同期ギヤツプに等しい時間が経過す
ると、各同期ギヤツプ・タイマ34は出力信号を
供給してそれに接続されているラツチ36をセツ
トさせる。その結果、全てのアンド・ゲート38
がエネーブルされ、全ての端末ギヤツプ・タイマ
40はタイマ動作を開始し、サイクルT11を終結
し、サイクルT12を開始する。サイクルT12にお
いて、端末TL1及びTL2は連続して端末ギヤツプ
tg1及びtg2が経過した後、前述と同じような方法
でメツセージM12及びM22を送信する。メツセー
ジM22が終結すると、端末TL1及びTL2のラツチ
36はリセツトされ、端末TL3〜TL5のラツチ3
6はセツトされたままとなる。その結果、端末
TL3〜TL5のアンド・ゲート38はエネーブルさ
れたままとなり、それらの端末ギヤツプ・タイマ
40はメツセージM22の終結でタイマ動作を開始
する。端末ギヤツプtg2に等しい時間後、端末
TL3の端末ギヤツプ・タイマ40は(ラツチ36
をリセツトする)トランスミツタ・エネーブル信
号を供給する。しかし、このトランスミツタ・エ
ネーブル信号に応答して端末TL3は送信を実際に
実行することはない。その結果、端末TL4及び
TL5のアンド・ゲート38はエネーブルされたま
まとなる。端末ギヤツプtg4に等しい(メツセー
ジM22の終了からの)時間後、端末TL4の端末ギ
ヤツプ・タイマ40は(ラツチ36をリセツトと
する)トランスミツタ・エネーブル信号を供給す
る。しかし、このトランスミツタ・エネーブル信
号に応答して端末TL4はメツセージを送信するこ
とはない。その結果、端末TL5のアンド・ゲート
38はエネーブルされたままとなり、その端末ギ
ヤツプ・タイマ40はタイマ動作を継続する。端
末ギヤツプtg5に等しい(メツセージM22の終了
からの)時間後、端末TL5の端末ギヤツプ・タイ
マ40は(ラツチ36をリセツトする)トランス
ミツタ・エネーブル信号を供給する。その結果、
端末TL5のトランスミツタはメツセージM52の送
信を開始する。メツセージM52が終了すると全て
のラツチ36はリセツトされ、同期ギヤツプに等
しい時間を経過すると、各同期ギヤツプ・タイマ
34は出力信号を供給し、これによつて接続され
ているラツチ36がセツトされるので、各アン
ド・ゲート38が再びエネーブルされる。従つ
て、サイクルT12が終了し、次のサイクルが開始
される(この期間において端末TL1は端末ギヤツ
プtg1をを経過した後、メツセージM13を送信し、
以下同様となる)。
第3図から明らかなように、Bモード・プロト
コルは、同一の端末又は複数端末がメツセージを
連続して送信中であり、かつ端末からの連続的な
メツセージの長さがほぼ等しい限り、各端末から
の連続的なメツセージをほぼ周期的に伝送する。
しかし、第3図に示すように、Bモード・プロト
コルが非周期的にメツセージを送信する可能性が
より高い。この場合は、メツセージM11とM12
の間のインターバル(例えばサイクルT11のイン
ターバル)はメツセージM12とM13との間のイン
ターバル(例えばサイクルT12のインターバル)
より長い。Bモード・プロトコルに基づき、端末
によるメツセージの送信速度は、メツセージを送
信している端末数及びそのメツセージの長さに依
存する。送信端末の数及びメツセージ長が増加す
るに従い送信速度は減少する。同様に、送信端末
の数及び(又は)メツセージ長が減少するに従
い、送信速度は増大する。データ・バスDBの最
適利用方法はBプロトコルによつて得られるが、
これは少なくとも一つの端末が送信しているもの
と仮定したときに同期ギヤツプ及び最長の端末ギ
ヤツプ(即ちtg5)の和に等しい最大時間と、同
期ギヤツプ及び最長の端末ギヤツプ(例えばtg1
との和に等しい最大時間とに対してデータ・バス
が空きとなることから明らかである。Bモード・
プロトコルはデータ・バス上のメツセージが存在
しないという条件のみを課するので、各端末から
の連続的なメツセージの長さは任意のものにする
ことができる。最後に、Bモード・プロトコルに
基づいて動作するデータ通信システムは、伝送イ
ンターバルをリセツトすることなく、又は前述の
ようにメツセージの送信速度を減少させる原因と
なるAモード・プロトコルにおける拡張ギヤツプ
を設けることなく、任意数の送信端末に適応可能
である。
ある状態においては、第7図、第8図、第9A
図及び第9B図のプロトコル制御ユニツトの説明
と関連して特に参照されるAモード・プロトコ
ル、Bモード・プロトコル又はそれらの組み合せ
を実行するのが望ましい。
各端末TL1〜TL5のレシーバ18が連続的にエ
ネーブルされるので、データ・バスDB上のメツ
セージは接続端末により検出され、適当な識別に
よりそれに接続の利用デバイスに転送され得るこ
とが明らかである。
各時点で一つの端末のみを送信モードにするた
めに、Bモード・プロトコルは厳守されることが
重要である。従つて、全ての端末における同期ギ
ヤツプ・タイマ34及び端末ギヤツプ・タイマ4
0は安定な時間基準を有するので、同期ギヤツプ
は各端末の端末ギヤツプより短かくすることがで
きず、また各端末の端末ギヤツプは他の端末のも
のに接近しないことが必要である。最後に、各端
末のインターギヤツプを確立するタイム・ベース
は、全ての端末のインターギヤツプが同一又は全
ての端末を超過しないように安定していなければ
ならない。
Bモード・プロトコルに従つてモニタするた
め、各端末は端末モニタ40(第2図)を有し、
これにレシーバ18、端末制御ユニツト20及び
トランスミツタ22から信号を入力している。各
端末モニタ40はその接続端末用の所望インター
ワード・ギヤツプ、端末ギヤツプ及び同期ギヤツ
プを確立する独立のタイム・ベースを有する。更
に、端末モニタ40はその接続端末の制御ユニツ
ト(例えば同期ギヤツプ・タイマ34及び端末ギ
ヤツプ・タイマ40)のタイマから供給される実
際のインターワード・ギヤツプ、端末ギヤツプ及
び同期ギヤツプと、その独立の時間基準により確
立された所望インターワード・ギヤツプ、端末ギ
ヤツプ及び同期ギヤツプとを比較する回路を有す
る。もし、これらの比較が一致しなかつたとき
は、端末モニタ40はモニタ・エネーブル・スイ
ツチ42に信号を供給し、これにより変調器24
の電源を遮断して接続端末によるそれ以上の送信
を禁止する。
データ通信システムの動作を更に説明するた
め、各端末TL1〜TL5を簡単化したものの構成及
び動作を説明する。
第5図において、データ・バスDBは全端末に
達するツイスト・ペア線100からなり、ツイス
ト・ペア線100の終端(図示なし)は短絡され
ているので、データ・バスDBは単一の連続した
電流ループを構成する。データ・バスDB上のメ
ツセージは電流形式をもち、接続されているバ
ス・カプラー102を介して各送信端末に接続さ
れており、バス・カプラー102は分離可能なコ
ア部材を有するコア104を備えており、その脚
はツイスト・ペア線100により形成された隣接
の2つのループに挿入されているので、その各ワ
イヤはバス・カプラー102の1次巻線の1ター
ンをなす。2次巻線106もコア104の周りに
巻き付けられており、ツイスト・ペア線からなる
端末スタブ108により送信端末と相当接続され
ている。
端末スタブ108は端末内において復調器11
0の入力及び復調器112の出力に共通接続され
ている。復調器110の信号は復調したメツセー
ジを表わし、レシーバ114の入力に印加される
信号DMRである。レシーバ114の構成及び動
作は以下第6図を参照して説明する。レシーバ1
14の出力は、データ・バスDB上にメツセージ
が存在しないときに発生する信号ADA及び端末
を(既に説明したレーベルにより)アドレスする
レシーバにより受信される有効メツセージ内のデ
ータを表わす出力信号DRからなる。出力信号
DRは並列又は直列デイジタル形式をとり得る。
インターフエイス・ユニツト116は端末とこれ
に接続されている利用デバイス118との間のデ
ータの交換するために備えられている。レシーバ
114のインターフエイス受信制御信号に応答
し、出力信号DRにより表わされる受信データは
インターフエイス・ユニツト116に記憶され
る。この受信データはインターフエイス・ユニツ
ト116内で所望形式に変換された後利用デバイ
ス118に転送される。
利用デバイス118はインターフエイス・ユニ
ツト116へ適当な形式で送信されるべきデータ
を供給する。送信されるべきデータは、インター
フエイス・ユニツト116内に記憶され、適当に
並列又は直列形式に変換され、トランスミツタ1
20のインターフエイス送信制御信号ITCに応答
してトランスミツタ120へ出力信号DTとして
転送される。トランスミツタ120は、レシーバ
114の信号ADAに応答し、利用中のプロトコ
ルにより決定された時点で、端末の送信されるべ
きデータ、レーベル即ちアドレス及び同期やパリ
テイ情報のような他のデータを表わす出力信号
DMを直列デイジタル形式で出力する。トランス
ミツタ120の信号DM及び信号Tは出力に3種
類の状態をもつ変調器112に供給される。信号
Tが存在しない期間では変調器112の出力は変
調器をデータ・バスDBから切り離すように高イ
ンピーダンスをもつ。信号Tが存在する期間では
端末からのメツセージの伝送を独立させ、変調器
112の出力は信号DMに応答して第1及び第2
のレベル間で交播する出力信号を供給する。第1
及び第2のレベルはそれぞれ正及び負である。変
調器112の出力信号は復調器110の入力に直
接供給され、また端末スタブ108及びバス・カ
プラー102を介してデータ・バスDBに供給さ
れる。
米国特許第4199663号に詳細に説明しているよ
うに、各メツセージの伝送フオーマツトはマンチ
エスタ・バイ・フエーズ・レベル変調でよい。こ
の変調では変調器112の出力信号において連続
する正及び負レベルは「1」を表わし、また変調
器112の出力信号において連続する負及び正レ
ベルは「0」を表わす。
第6図を参照すると、変調器110及びレシー
バ114は増幅器130を備えている。増幅器1
30はデータ・バスDB上の信号が各正レベルの
期間にPOS(+)出力を供給し、またデータ・バ
スDB上の信号が各負レベルの期間にNEG(−)
出力を供給する。その他の全期間で増幅器140
は出力をしない。増幅器130のPOS及びNEG
出力はオア・ゲート132の対応する入力に供給
され、オア・ゲート132の出力は信号ADAで
ある。POS又はNEG出力が増幅器130から供
給されているときは、信号ADAはハイ論理レベ
ルとなり、データ・バスDB上にメツセージが存
在することを意味する。増幅器130のPOS出
力もNEG出力も存在しないときは信号ADAはロ
ー論理レベルとなり、データ・バスDB上にメツ
セージが存在していないことを表わす。
ここで第7図における変調器112及びトラン
スミツタ120の実施例を参照すると、信号
ADAはプロトコル制御ユニツト140に供給さ
れ、これには送信クロツク142から送信クロツ
ク信号XXLも入力される。プロトコル制御ユニ
ツト140(特定の実施例を以下第8図を参照し
て説明する)は、使用中のプロトコル(これはA
モード・プロトコル、Bモード・プロトコル又は
それらの組み合せでもよい)が満足されたかにつ
いて判断をし、もしそうであればデータ・バツフ
ア、エンコーダ及びインターフエイス制御回路1
44とライン・ドライバ146に出力信号Tを出
力して端末によるメツセージ送信を開始する。こ
の時間の前に、回路144は、インターフエイ
ス・ユニツト116に信号IRCを供給することに
より、かつ出力信号DTに送信されるべきデータ
を受け取ることにより、インターフエイス・ユニ
ツト116を介して接続の利用デバイス118か
ら送信されるべきデータを得、データを同期、レ
ーベル、パリテイ及びその他の情報と共に適当な
メツセージ形式に符号化する。出力信号Tに応答
して符号化されたメツセージは信号DMとしてラ
イン・ドライバ146に供給される。この信号
DMは符号化した情報に対応する連続的な第1及
び第2の論理レベルを有する。信号Tが存在しな
い期間はライン・ドライバ146(第5図の変調
器112からなる)の出力はトライ・ステート即
ち高インピーダンスである。信号Tが存在すると
きときは、ライン・ドライバ146はデータ・バ
ツフア・エンコーダ及びインターフエイス制御回
路144の信号DMの各第1の論理レベルを対応
する正レベルに変換し、また信号DMの各第2の
論理レベルを対応する負レベルに変換する。メツ
セージの伝送が終了した時点で、回路144はプ
ロトコル制御ユニツト140に信号SPXを供給
し、プロトコル制御ユニツト140は応答により
信号Tを終結させてライン・ドライバ146の出
力をそのトライ・ステート・レベルに復帰させ
る。データ・バツフア、エンコーダ及びインター
フエイス制御回路144は多くの形をとることが
できるが、所定のメツセージ形式をもつ固定長メ
ツセージを成生するのに有用な特定の一実施例は
米国特許第4199663号の第7図に見ることができ
る。
再び第6図を参照すると、レシーバ114の信
号ADAはR/Sフリツプ・フロツプからなるク
ロツク制御回路150の入力に供給される。信号
ADAがデータ・バスDB上にメツセージが存在し
ないことを意味するロー論理になると、クロツク
制御回路150は第1ステートにセツトされ、そ
の出力信号Rはハイ論理レベルとなる。信号Rは
レシーバ・クロツク152に供給され、信号Rが
ハイ論理レベルのときはレシーバ・クロツク15
2はレシーバ・クロツク信号RCLを出力するよ
うに動作する。信号RCL及び増幅器130の出
力は共にデータ・バツフア、デコーダ及びインタ
ーフエイス制御回路154の対応する入力に供給
され、これに応答してデータ・バツフア、デコー
ダ及びインターフエイス制御回路154はPOS
出力の信号の連続的なレベルにより表わされるメ
ツセージの情報を記憶する。回路154は記憶し
ているメツセージの情報をデコードし、同期、レ
ーベル及びパリテイ情報についてのある種の試験
も実行し、この試験が満足されたときは信号IRC
の制御により出力信号DRを介してインターフエ
イス・ユニツト116にメツセージのデータを供
給する。有効かつ適正にアドレスしたメツセージ
が回路154により検出されると、信号SPDが
出力され、クロツク制御150をその第2ステー
トにセツトする。これにより信号Rがロー論理レ
ベルになり、レシーバ・クロツク152をデイセ
ーブルして回路154に以後情報を転送するのを
終了させる。データ・バツフア、デコーダ及びイ
ンターフエイス制御回路154は多くの形をとり
得るが、所定のメツセージ形式をもつ固定長メツ
セージに有用な特定の一実施例は米国特許第
4199663号の第6図に見ることができる。
第8図を参照すると、プロトコル制御ユニツト
140(第7図)の特定の一実施例は同期ギヤツ
プ・タイマ、伝送インターバル・タイマ及び端末
ギヤツプ・タイマを有する。同期ギヤツプ・タイ
マは比較器160、カウンタ162、複数の選択
スイツチ164、反転増幅器166及びアンド・
ゲート168を有する。伝送インターバル・タイ
マは比較器170、カウンタ172、複数の選択
スイツチ174、反転増幅器176、アンド・ゲ
ート178、アンド・ゲート180及びスイツチ
180を有する。また、端末ギヤツプ・タイマは
比較器190、カウンタ192、反転増幅器19
6及びアンド・ゲート198を有する。
同期ギヤツプ・タイマに注目すると、カウンタ
162は多数ビツト(例えば8ビツト)デイジタ
ル・カウンタである。カウンタ162内のカウン
タは、(カウンタ162のCLR入力に印加されて
いる)信号ADAが(データ・バス上にメツセー
ジが存在することを意味する。)ハイ論理レベル
のときはクリアされてその状態を保ち、(カウン
タ162のクロツク即ちC入力に印加されてい
る)アンド・ゲート168の出力により増加され
る。比較器160は多数ビツト(例えば8ビツ
ト)の比較器であり、カウンタ162の各段に対
応して接続されている複数の第1入力と、複数の
選択スイツチ164の一つにそれぞれ接続されて
いる複数の第2の入力とを有する。比較器160
はカウンタ162内のカウントと、同期ギヤツプ
の長さを表わし、複数の選択スイツチ164を設
定することにより定められた所望のカウントとを
比較する働きをする。比較器160の出力信号は
反転増幅器166を介してアンド・ゲート168
の第1入力に供給され、またオア・ゲート167
(その機能は以下で説明する。)を介してラツチ1
69のセツト入力に供給され、送信クロツク信号
XXLはアンド・ゲート168の第2入力に供給
される。
データ・バス上のメツセージの不存在が発生
し、かつ信号ADAがロー論理レベルになつたと
仮定する。カウンタ162は既にクリアされてい
るので、カウンタ162内のカウンタは選択スイ
ツチ164により設定された所望カウントに対応
しない。従つて、比較器160の出力はロー論理
レベルになり、これによつてアンド・ゲート16
8は(反転増幅器166により)エネーブルされ
る。その後、カウンタ162内のカウンタは信号
XXLの連続的なパルスにより決定される速度で
増加される。データ・バス上のメツセージの不存
在が継続すると、即ち信号ADAがロー論理レベ
ルを保持すると、カウンタ162内のカウンタ
は、所望の同期ギヤツプに対応する時点で選択ス
イツチ164により設定された所望カウントに対
応するので、比較器160の出力信号はハイ論理
レベルになり、アンド・ゲート168をデイセー
ブルする。従つて比較器160の出力信号はハイ
論理レベルに保持される。比較器160の出力信
号のハイ論理レベルに応答してラツチ169はセ
ツトされ、その出力信号BIUがハイ論理レベルに
なり、端末用の同期ギヤツプが検出されたことを
表わす。同期ギヤツプがなくなる前にデータ・バ
ス上にメツセージが現われると、その結果、信号
ADAのハイ論理レベルがカウンタ162をクリ
アした後、前述の比較を行なうので、ラツチ16
9はセツトされる。
ここで端末ギヤツプ・タイマについて説明する
と、カウンタ192は多数ビツト(例えば8ビツ
ト)のデイジタル・カウンタであり、そのカウン
トは、(カウンタのCLR入力に供給される)信号
ADAがハイ論理レベルとなるとクリアされ、(カ
ウンタ192のクロツク即ちC入力に供給されて
いる)アンド・ゲート198の出力により増加さ
れる。比較器190は多数ビツト(例えば8ビツ
ト)の比較器であり、カウンタ192内のカウン
トと、複数の選択スイツチ194の設定により決
められた端末用の端末ギヤツプを表わす所望カウ
ントとを比較する。この2つのカウントが一致し
たときは、比較器190の出力信号TGUはハイ
論理レベルとなる。出力信号TGUは反転増幅器
196を介してアンド・ゲート198の第1入力
に供給され、(ラツチ169からの)信号BIUは
アンド・ゲート198の第2入力に供給され、ト
ランスミツタ・クロツク信号XXLはアンド・ゲ
ート198の第3入力に供給される。
データ・バスDB上のメツセージが消滅し、信
号ADAがロー論理レベルになつたばかりと仮定
する。カウンタ192は、信号ADAのハイ論理
レベルにより既にクリアされているので、カウン
トが可能であるが、アンド・ゲート198は信号
BIUがハイ論理レベルになり、前述の同期ギヤツ
プが検出されたことを表わすまで、デイセーブル
されている。従つて、同期ギヤツプがまだ検出さ
れていないときは、カウンタ192は信号ADA
がロー論理レベルになつてもクリアされたままで
ある。カウンタ192内のカウントが選択スイツ
チ194により設定された端末ギヤツプ用の所望
カウントに一致しないので、信号TGUはロー論
理レベルを保持する。同期ギヤツプが検出され、
従つて信号BIUがハイ論理レベルになつたと仮定
すると、信号ADAがロー論理レベルのときは、
カウンタ192内のカウントが信号XXLの連続
的なパルスにより定められる速度で増加されるの
は明らかである。データ・バスDB上にメツセー
ジが端末ギヤツプに等しい時間に存在しないと
き、即ち信号ADAが端末ギヤツプに等しい期間
においてロー論理レベルを保持するときは、カウ
ンタ192内のカウンタは端末ギヤツプを表わす
所望カウントに対応し、信号TGUがハイ論理レ
ベルになり、アンド・ゲート198を閉じるの
で、信号TGUはハイ論理レベルを保持し、当該
端末用の端末が検出されたことを示す。しかし、
端末ギヤツプが検出されるまで前に、データ・バ
スDB上にメツセージが現われたときは、カウン
タ192は信号ADAのハイ論理レベルに応答し
てクリアされ、データ・バスDB上のメツセージ
が再び消滅すると以上説明したカウント動作を繰
り返す。
送信インターバル・タイマの信号BIU、TGU
及びAIUはそれぞれアンド・ゲート200の対
応する入力に供給される。プロトコル制御ユニツ
トがBモード・プロトコルのみを実行すると仮定
しているときは、次の説明から明らかなように、
信号AIUはハイ論理レベルを保持する。従つて、
同期ギヤツプ及び当該端末用の端末ギヤツプが検
出されてそれぞれ信号BIU及びTGUのハイ論理
レベルにより表わされているときは、アンド・ゲ
ート200の出力信号STXはハイ論理レベルに
なる。出力信号STXはラツチ202のセツト入
力及びラツチ169のリセツト入力に供給され
る。プロトコル制御ユニツト(例えばBモード・
プロトコル)により動作中のプロトコルが満足さ
れたときは、その結果、信号STXのハイ論理レ
ベルがラツチ202をセツトして出力信号Tを出
力させ、前述のようにメツセージの送信を可能に
させる。信号STXのハイ論理レベルはラツチ1
69もリセツトするので、信号BIUはロー論理レ
ベルになり、端末ギヤツプ・タイマのアンド・ゲ
ート198をデイセーブルして信号STXをロー
論理レベルに戻す。従つて、Bモード・プロトコ
ル(の信号T)により一旦あるメツセージの送信
が可能となると、当該端末による他のメツセージ
送信は同期ギヤツプ及び当該端末用の端末ギヤツ
プが連続して検出されるまで不能となる。信号T
に応答して当該端末によりメツセージが送信され
ると、メツセージの開始により信号ADAがハイ
論理レベルになるので、カウンタ162及び19
2がクリアされ、次に信号ADAが(例えばメツ
セージの終りで)ロー論理レベルになるまで、ク
リアされたままとなる。当該端末によるメツセー
ジ伝送が終了すると、(データ・バツフア、エン
コーダ及びインターフエイス回路144(第7
図)の)信号SPXはラツチ202をリセツトし
て信号Tをロー論理レベルにするので、ライン・
ドライバ146(第7図)はトライ・ステート・
レベルに戻る。
ある利用においては、Aモード・プロトコル、
又はAモード・プロトコルとBモード・プロトコ
ルとの種種の組み合せを実行するのが好ましい。
このため、送信インターバル・タイマは多数ビツ
ト(例えば8ビツト)のカウンタ172を備えて
おり、そのカウントは、(カウンタ172のCLR
入力に供給されている)アンド・ゲート180の
出力がハイ論理レベルとなつたときにクリアさ
れ、そして(カウンタ172のクロツク即ちC入
力に供給されている)アンド・ゲート178の出
力により増加される。アンド・ゲート180の入
力は信号STXであり、これはスイツチ182か
ら供給される。比較器170は多数ビツト(例え
ば8ビツト)の比較器であり、カウンタ172の
カウントと、複数の選択スイツチ174の設定に
より決められた所望の送信インターバルを表わす
所望のカウントとを比較する。両者のカウントが
一致しないときは、比較器170の出力信号はロ
ー論理レベルとなり、反転増幅器176を介して
アンド・ゲート178をエネーブルする。両者の
カウントが一致したときは、比較器170の出力
信号はハイ論理レベルとなる。比較器170の出
力信号はオア・ゲート177(その機能は以下で
説明する)を介して信号AIUとしてアンド・ゲ
ート200の入力に供給される。
Aモード・プロトコル、又はAモード・プロト
コルとBモード・プロトコルとの組み合せが実行
されるものと仮定する。この場合はスイツチ18
2は開にされる。当該端末によりメツセージの送
信がエネーブルされた時点で、信号STXがハイ
論理レベルとなるので、カウンタ172はクリア
される。信号STXがロー論理レベルとなつた少
し後にカウンタ172がエネーブルされる。カウ
ンタ172のカウントが選択スイツチ174によ
り設定した送信インターバルを表わす所望のカウ
ントに一致しないときは、比較器170の出力信
号はロー論理レベルになつているので、アンド・
ゲート178がエネーブルされ、従つてカウンタ
172のカウントはその後、信号XXLの連続的
なパルスにより定められる速度で増加される。カ
ウント172のカウントはデータ・バスDB上の
メツセージがあるなしを問わず、増加されること
に注意すべきである。送信インターバルが経過す
ると、両者のカウントが一致するので、比較器1
70の出力信号と信号AIUとが共にハイ論理レ
ベルになり、アンド・ゲート178をデイセーブ
ルし、信号AIUがハイ論理レベルに保持される。
信号AIUがハイ論理レベルのときに、信号BIU及
びTGUがハイ論理レベルであつたと仮定すると、
アンド・ゲート200の信号STXがハイ論理レ
ベルになるので、ラツチ202になり、(信号T
により)端末のメツセージ送信をエネーブルさ
せ、(アンド・ゲート180により)カウンタ1
72もクリアするのは明らかである。
第8図のプロトコル制御ユニツト140の実施
例はAモード・プロトコルのみ、Bモード・プロ
トコルのみ又はAモード・プロトコルとBモー
ド・プロトコルとの組み合せを実行するのに用い
得ることが明らかである。Aモード・プロトコル
のみを実行するためには、選択スイツチ164を
全て閉じ(同期ギヤツプを表わす所望のカウント
がゼロとなる。)、スイツチ182を開にし、選択
スイツチ174及び194を送信インターバル
(この長さは全端末に対してほぼ同一である。)及
び端末ギヤツプ(その長さは端末に個有である。)
用に所望のカウントを表わすようにセツトする。
選択スイツチ164により設定されたカウントは
ここではゼロなので、比較器160の出力信号が
常時ハイ論理レベルを保持し、従つてラツチ16
9が常時セツトされたままとなるのは明らかであ
る。従つて、信号BIUはハイ論理レベルを保持す
るので、(信号STXのハイ論理レベルにより)メ
ツセージ送信は、(信号AIUのハイ論理レベルに
より表わされる)端末の前の送信からの送信イン
ターバルの経過と、(信号TGUのハイ論理レベル
により表わされる)端末ギヤツプの経過との両方
が満足されたときにのみ可能となる。
Bモード・プロトコルのみを実行するために
は、スイツチ182を閉じるか又は選択スイツチ
174を閉じ、かつ(全端末に共通する)所望の
同期ギヤツプ及び(端末に個有の)端末用の所望
端末ギヤツプを示すように選択スイツチ164及
び194をセツトする。選択スイツチ174に設
定された所望カウントがここではゼロなので、又
はカウンタ172が信号STXによりクリアでき
ないので(アンド・ゲート180がデイセーブル
されているため)、信号AIUがハイ論理レベルに
保持され、従つて、メツセージの送信は(信号
BIUのハイ論理レベルより表わされる)同期ギヤ
ツプの経過と、これに続く(信号TGUのハイ論
理レベルにより表わされる)端末ギヤツプの経過
とが生起したときにのみ開始可能となる。
Aモード・プロトコルとBモード・プロトコル
との組み合せを実行するためには、スイツチ18
2を開にし、所望の端末ギヤツプ、所望の送信イ
ンターバル及び所望の端末ギヤツプをそれぞれ表
わすように選択スイツチ164,174及び19
4をセツトする。この組み合せプロトコルにおい
ては、各ユニツトに割り当てられている端末ギヤ
ツプは個有でなければならず、かつ同期ギヤツプ
及び送信インターバルの長さは全端末に共通でな
ければならない。同期ギヤツプ及び送信インター
バルの長さと共に送信端末の数及びこのような送
信端末のメツセージ長は、端末の連続的なメツセ
ージ送信が第9A図及び第9B図のタイミング図
から明らかなように周期的な(Aモード)か又は
非周期的な(Bモード)かを決める。
データ通信システムが端末TL1〜TL5(第1図
参照)からなり、端末に関係する端末ギヤツプ
tg1〜tg5が所定の関係(tg1<tg2<tg3<tg4<tg5
にあり、同期ギヤツプが最長の端末ギヤツプ、例
えばtg5より長く、送信インターバルの長さが同
期ギヤツプより長く、かつ全端末がメツセージを
送信中であるときに全てのメツセージ、端末ギヤ
ツプ及び同期ギヤツプの総和より短いものと仮定
する。
第9A図において、端末TL1及びTL2のみがメ
ツセージを送信中の「活性」の端末であり、残り
の端末TL3〜TL5が「不活性」であり、減勢され
ているものと仮定する。メツセージM11の先頭
で、端末TL1のラツチ169がリセツトされ、そ
の端末ギヤツプ・タイマをデイセーブルし、その
送信インターバル・タイマも(前述のようにカウ
ンタ172をクリアすることにより)リセツトさ
れ、送信インターバルT11を開始する。メツセー
ジM21の開始で、ラツチ169はリセツトされ、
その端末ギヤツプ・タイマをデイセーブし、その
送信インターバル・タイマも(前述のようにカウ
ンタ172をクリアすることにより)リセツトさ
れ、送信インターバルT21を開始する。各メツセ
ージM11及びM21において、端末の同期ギヤツ
プ・タイマはリセツトされる。
メツセージM21の終結後、同期ギヤツプにほぼ
等しい時間、データ・バス上にはメツセージが存
在しない。同期ギヤツプが経過すると、各同期ギ
ヤツプ・タイマの出力信号はハイ論理レベルにな
るので、端末TL1及びTL2のラツチ169がセツ
トされる。その結果、各端末の信号BIUはハイ論
理レベルとなるので、(対応するアンド・ゲート
198により各端末ギヤツプ・タイマをエネーブ
ルする。この後もデータ・バスにはまだメツセー
ジが存在しない。(同期ギヤツプを経過した後に)
端末ギヤツプtg1を経過すると、端末TL1の信号
TGUはハイ論理レベルになる。しかし、送信イ
ンターバルT11がまだ終了していないので、端末
TL1の信号AIUがロー論理レベルを保持する。
(同期ギヤツプの経過後に)端末ギヤツプtg2が経
過すると、端末TL2の信号TGUもハイ論理レベ
ルになる。しかし、送信インターバルT21がまだ
終了していないので、端末TL2の信号はロー論理
レベルを保持する。次の時間で送信インターバル
T11が終了し、端末TL1の信号BIU、AIU及び
TGUはハイ論理レベルになる。一方、信号STX
はハイ論理レベルになり、ラツチ202をセツト
し、ラツチ169をリセツトし、送信インターバ
ル・タイマをリセツトして送信インターバルT12
を開始する。信号T12応答して端末TL1はメツセ
ージM12の送信を開始するので、同期ギヤツプ・
タイマ及び端末TL1及びTL2の端末ギヤツプ・タ
イマはリセツトされる。メツセージM12の終了時
点で、端末TL1の端末ギヤツプ・タイマは、信号
BIUが(ラツチ169のリセツトにより)ロー論
理レベルにあるので、デイセーブルされる。しか
し、端末TL2の端末ギヤツプ・タイマはエネーブ
ルされたままである。データ・バスDB上にほぼ
端末ギヤツプtg2に等しい期間メツセージが存在
しないと、端末TL2の信号TGUがハイ論理レベ
ルになる。ほぼこの時点になると、送信インター
バルT21も経過するので、端末TL2の信号AIUも
ハイ論理レベルになる。この時点で、端末TL2
信号BIU、AIU及びTGUはそれぞれハイ論理レ
ベルになるので、信号STXがハイ論理レベルに
なり、ラツチ202をセツトし、ラツチ169を
リセツトし、送信インターバル・タイマをリセツ
トして送信インターバルT22を開始する。
メツセージM22の終了後、装置の動作は以上説
明したと同様の方法で進行する。同期ギヤツプの
経過後、端末TL1及びTL2のラツチ169はセツ
トされ、端末ギヤツプtg1及び送信インターバル
T12が経過すると(送信インターバルT13が開始
され)、端末TL1はメツセージM13の送信を開始
する。また、端末ギヤツプtg2及び送信インター
バルT22が経過すると(送信インターバルT23
開始され)、端末TL2はメツセージM23の送信を
開始する。
メツセージM23の送信中は、端末TL3が付勢さ
れているので、端末TL3はメツセージM23の終了
でメツセージの送信を開始できるように待機して
いる。第8図を再び参照すると、ラツチ204及
び206の出力信号はオア・ゲート167及び1
77の第2ゲートにそれぞれ供給される。ラツチ
204,206は、入力される信号PUのハイ論
理レベルに応答してセツトされ(その出力信号を
ハイ論理レベルにし)、信号STXのハイ論理レベ
ルに応答してリセツトされ(その出力信号をロー
論理レベルにする)。端末が付勢されると、(図示
なしの手段により)短い期間、信号PUがハイ論
理レベルにされるので、ラツチ204及び206
はセツトされる。ラツチ204の出力信号のハイ
論理レベルはその結果、(オア・ゲート167に
より)ラツチ169をセツトして同期ギヤツプを
「検出」したことを表わし、端末の端末ギヤツプ
もエネーブルする。ラツチ206の出力信号のハ
イ論理レベルにより、(オア・ゲート177を介
する)信号AIUをハイ論理レベルにして端末用
の送信インターバルの「検出」を表わす。
第9A図の説明に戻る。メツセージM23の終り
で、端末TL1及びTL2のラツチ169はリセツト
され、端末TL3のラツチ169はセツトされるの
で、端末TL1及びTL2の端末ギヤツプ・タイマは
デイセーブルされ、端末TL3の端末ギヤツプ・タ
イマはエネーブルされるのが解る。端末TL1及び
TL2の送信インターバル・タイマは(送信インタ
ーバルT13及びT23はまだ終了していないので)、
タイマ動作をし、端末TL3用の送信インターバル
の経過を「検出」し、例えば端末TL3の信号AIU
はハイ論理レベルとなる。メツセージM23の終了
後、メツセージはデータ・バスDB上に存在しな
い。端末ギヤツプtg3が終了すると、端末TL3
信号TGUはハイ論理レベルになる。この時点で、
端末TL3の信号BIU、AIU及びTGUはそれぞれ
ハイ論理レベルとなり、これにより信号STXが
ハイ論理レベルになり、ラツチ202をセツト
し、各ラツチ169,204及び206をリセツ
トし、送信インターバル・タイマをリセツトして
送信インターバルT33を開始させる。信号Tに応
答して端末TL3はメツセージM33の送信を開始す
るので、端末TL1,TL2及びTL3の同期ギヤツ
プ・タイマ及び端末ギヤツプ・タイマはリセツト
される。メツセージM33の終りで、端末TL1
TL2及びTL3のラツチ169がリセツトされるの
で、それらの端末ギヤツプ・タイマはデイセーブ
ルされる。メツセージM33の終了の後はメツセー
ジがデータ・バスDB上に存在しない。メツセー
ジM33の終了した後に、送信インターバルT13
びT23が経過するので、端末TL1及びTL2の信号
AIUがハイ論理レベルとなり、これを保持する。
しかし、ラツチ169がリセツトされ、同期ギヤ
ツプがまだ検出されていないことを表わしている
ので、端末TL1,TL2はこの時点ではメツセージ
を送信することができない。
(メツセージM33の終了後に)同期ギヤツプが
経過すると、各同期ギヤツプ・タイマの出力信号
がハイ論理レベルになるので、各端末TL1,TL2
及びTL3のラツチ169はセツトされる。その結
果、各端末の信号BIUがハイ論理レベルになるの
で、各端末ギヤツプ・タイマをエネーブルする。
(同期ギヤツプの経過後に)端末ギヤツプtg1が経
過すると、端末TL1の信号TGUはハイ論理レベ
ルになる。この時点で、端末TL1の信号BIU、
AIU及びTGUがそれぞれハイ論理レベルになる
ので、端末TL1はメツセージM14の送信を開始
し、この動作によつてラツチ169をリセツト
し、送信インターバル・タイマをリセツトして次
の送信インターバルを開始する。メツセージM14
の終了後は端末ギヤツプtg2が経過するので、端
末TL2がメツセージM24の送信を開始し、以上の
ように動作してラツチ169をリセツトし、送信
インターバル・タイマをリセツトして次の送信イ
ンターバルを開始する。メツセージM24を開始す
る頃になると、送信インターバルT33が経過す
る。従つて、端末TL3の信号BIU及びAIUがハイ
論理レベルであつても、端末ギヤツプtg3がまだ
経過していないので信号TGUが存在せず、従つ
て端末TL3はこの時点でメツセージを送信するこ
とができない。メツセージM24の終了に続いて端
末ギヤツプtg3が経過すると、端末TL3の各信号
BIU,AIU及びTGUはハイ論理レベルとなるの
で、端末TL3がメツセージM34の送信を開始し、
この動作によつてラツチ169をリセツトし、送
信インターバル・タイマをリセツトして次の送信
インターバル・タイマを開始する。その後、装置
の動作は同じように進行する。
ここで、第9B図を参照する。装置は、メツセ
ージM23を終了するまで第9A図を参照して既に
説明したと同様の方法で動作すると仮定する。ま
た、端末TL3が付勢されたときは、(前述のよう
にラツチ204によりセツトされるのに代り、第
8図に示していない手段により)ラツチ169が
リセツトされ、ラツチ206が前述のようにセツ
トされる。その結果、端末TL3の信号BIU及び
TGUはそれぞれロー論理レベルになり、端末
TL3の端末ギヤツプ・タイマがデイセーブルさ
れ、その信号AIUはハイ論理レベルになる。メ
ツセージM23の終了後、データ・バスDBにはメ
ツセージが存在しない。同期ギヤツプが経過する
と、端末のラツチ169はセツトされるので、端
末ギヤツプ・タイマはそれぞれエネーブルされ
る。(同期ギヤツプが経過した後に)端末ギヤツ
プtg1が経過すると、端末TL1の信号TGUはハイ
論理レベルになる。しかし、送信インターバル
T13はまだ経過していないので、端末TL1の信号
AIUはロー論理レベルを保持する。(同期ギヤツ
プが経過した後に)端末ギヤツプtg2が経過する
と、端末TL2の端末ギヤツプTGUもハイ論理レ
ベルになる。しかし、送信インターバルT23はま
だ経過していないので、端末TL2の信号AIUはロ
ー論理レベルを保持する。(同期ギヤツプが経過
した後に)端末ギヤツプtg3が経過すると、端末
TL3の信号TGUがハイ論理レベルになる。この
時点で端末TL3の各信号BIU,AIU及びTGUは
ハイ論理になるので、端末TL3はメツセージM34
の送信を開始し、これによつてラツチ169をリ
セツトしてその端末ギヤツプ・タイマをデイセー
ブルし、そのラツチ206をリセツトし、その送
信インターバル・タイマをリセツトして送信イン
ターバルT34を開始する。
メツセージM34の送信において、送信インター
バルT13及びT23は相次いで終了する。しかし、
端末TL1及びTL2はメツセージM34中にリセツト
され、端末TL1及びTL2はこの時間ではメツセー
ジを送信できない。メツセージM34の終りで、端
末TL1及びTL2のラツチ169にセツトされたま
まなので、その端末ギヤツプ・タイマはエネーブ
ルされる。端末ギヤツプtg1が経過すると、端末
TL1の信号BIU,AIU及びTGUはハイ論理レベ
ルになるので、端末TL1はメツセージM14の送信
を開始し、この動作によつてそのラツチ169を
リセツトし、その送信インターバル・タイマをリ
セツトして送信インターバルT14を開始する。メ
ツセージM14の終了後に、端末ギヤツプtg2が経
過すると、端末TL2の各信号BIU,AIU及び
TGUはハイ論理レベルになるので、端末TL2
メツセージM24の送信を開始し、この動作によつ
てそのラツチ169をリセツトし、その送信イン
ターバル・タイマをリセツトして送信インターバ
ルT24を開始する。
メツセージM24の終了後、データ・バス上には
メツセージは存在しない。(メツセージM24の終
了後に)同期ギヤツプが経過しない時点で、送信
インターバルT34は終了するが、端末TL3のラツ
チ169はリセツトされているので、端末TL3
メツセージの送信をしない。同期ギヤツプが経過
すると、端末TL1,TL2及びTL3のラツチ169
がセツトされるので、各端末ギヤツプ・タイマは
エネーブルされる。(同期ギヤツプの経過の後に)
端末ギヤツプtg1が経過すると、端末TL1の信号
TGUはハイ論理レベルになる。しかし、伝送イ
ンターバルT14はまだ経過していないので、端末
TL1の信号AIUはロー論理レベルを保持する。
(同期ギヤツプの経過後に)端末ギヤツプtg2が経
過すると、端末TL2の信号TGUもハイ論理レベ
ルになる。しかし、伝送インターバルT24はまだ
経過していないので、端末TL2の信号AIUはロー
論理レベルを保持する。(同期ギヤツプの経過後
に)端末ギヤツプtg3が経過すると、端末TL3
信号TGUがハイ論理レベルになる。この時点で、
端末TL3の各信号BIU,AIU及びTGUはハイ論
理レベルになるので、端末TL3はメツセージM35
の伝送を開始し、この動作によりラツチ169を
リセツトし、その伝送インターバル・タイマをリ
セツトして連続的な送信インターバルを開始す
る。送信インターバルT14及びT24はメツセージ
M35において終了するので、メツセージM35の終
結後に端末ギヤツプtg1が経過すると、端末TL1
はメツセージM15の送信を開始する。またメツセ
ージM15の終結後に、端末ギヤツプtg2が経過す
ると、端末TL2がメツセージM25の送信を開始す
る。
第9A図から、端末TL1及びTL2による最初の
メツセージ伝送は周期的であることが解る。即
ち、メツセージM11,M12間のインターバル、メ
ツセージM12,M13間のインターバル及びメツセ
ージM22,M23間のインターバルの各長さはほぼ
等しい。従つて、第9図のタイミング図の最初の
部分は、メツセージ通信がAモード・プロトコル
により制御されたデータ通信システムを用いてい
ることを示す。しかし、メツセージM13,M13
後に端末TL3がメツセージM33を送信することか
ら、端末TL1及びTL2の後のメツセージは初期の
メツセージに対して非同期的となることが解る。
即ち、メツセージM13,M14間のインターバルは
メツセージM12,M13間のインターバルより大き
く、かつメツセージM23,M24間のインターバル
はメツセージM22,M23間のインターバルより大
きい。従つて、第9A図のタイミング図の最終部
分は、メツセージ送信がBモード・プロトコルに
より制御されたデータ通信システムを用いている
ことを示す。
第9A図及び第9B図を比較すると、付勢され
たばかりの端末の同期ギヤツプ(第9A図)を
「検出」したことを表わし、又は同期ギヤツプ
(第9B図)を「検出」したことを表わすことは、
新しく活性となつた端末の最初のメツセージ送信
が許可される実際の時間のみでなく、その後活性
となる全端末による連続的なメツセージ送信の順
序及び速度に影響することも解る。両状態におい
て、各端末の送信インターバル・タイマは当該タ
イマによるメツセージの送信速度を制御できなく
なるので、連続的なメツセージ送信は当該端末の
同期ギヤツプ及び端末ギヤツプが経過したときの
み実行できることが解る。このような組み合せの
プロトコルを用いることにより、各端末によるメ
ツセージの通信速度が通信インターバルにより決
定される速度に制限されるが、データ通信システ
ムが可変長メツセージ及び(又は)追加端末によ
るメツセージ送信に対応できることも明らかであ
る。
以上のようにこの発明によれば、データ伝送媒
体上に、各端末共通に定められた時間間隔すなわ
ち「同期ギヤツプ」の間連続してデータが不存在
のときに新しい伝送サイクルへ入り、かつこの新
しい伝送サイクルにおいて各端末固有に定められ
た「端末ギヤツプ」が経過したときに対応の端末
がデータ送信を行なうことができるように構成
し、かつ同期ギヤツプの長さを「端末ギヤツプ」
の長さよりも長くしているために、容易に「Bプ
ロトコル」および「ABプロトコル」を実施する
ことが可能となるとともに、データ伝送効率が改
善され、さらに「同期ギヤツプ」が「端末ギヤツ
プ」よりも長くされているために、容易に端末を
増設することが可能となり、柔軟性に富んだシス
テムを構築することが可能となる。
好ましい一実施例を参照してこの発明を説明し
たが、この発明がこれだけに限定されないことは
当業者にとり明らかである。むしろ、この発明の
範囲は記載の請求の範囲に関連させてのみ解釈さ
れるべきである。
JP50220381A 1981-06-17 1981-02-11 改良自律端末デ−タ通信システム Granted JPS58500227A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE1981/000182 WO1982000041A1 (en) 1980-06-23 1981-06-17 Method and apparatus for packing insulation material in hollow blocks

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2056295A Division JPH02270435A (ja) 1990-03-07 1990-03-07 端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58500227A JPS58500227A (ja) 1983-02-10
JPH033977B2 true JPH033977B2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=20342874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50220381A Granted JPS58500227A (ja) 1981-06-17 1981-02-11 改良自律端末デ−タ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58500227A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145457A (en) * 1979-05-01 1980-11-13 Emu Eru Eng Purimasu Ltd Data transmission system
JPS567549A (en) * 1979-06-29 1981-01-26 Ibm Communication system
JPS56169453A (en) * 1980-04-23 1981-12-26 Philips Nv Multistation oscillation/reception machine data processor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145457A (en) * 1979-05-01 1980-11-13 Emu Eru Eng Purimasu Ltd Data transmission system
JPS567549A (en) * 1979-06-29 1981-01-26 Ibm Communication system
JPS56169453A (en) * 1980-04-23 1981-12-26 Philips Nv Multistation oscillation/reception machine data processor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58500227A (ja) 1983-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4471481A (en) Autonomous terminal data communications system
EP0020636B1 (en) Autonomous terminal data communication system
US5359594A (en) Power-saving full duplex nodal communications systems
KR920002900B1 (ko) 통신회로망 장치
US4649535A (en) Method and apparatus for maintaining a dynamic logical ring in a token passing LAN
US4707830A (en) Token passing LAN using a plurality of tokens
US5729547A (en) Automatic driver/receiver control for half-duplex serial networks
JPH033977B2 (ja)
US20230403735A1 (en) Message Transmission Method, Terminal and Storage Medium
JPS58123118A (ja) 自動電源切断方式
EP0070828B1 (en) Improved autonomous terminal data communications system
JPH0377701B2 (ja)
US4815070A (en) Node apparatus for communication network having multi-conjunction architecture
JPH03270432A (ja) ローカル・エリア・ネットワーク
JPH02312336A (ja) 通信システム
JPH11289331A (ja) Lanインタフェース装置
JPS62171349A (ja) 通信制御装置
JPH04373346A (ja) 優先ポーリング要求回路
JPS62108638A (ja) 電源投入制御装置
JPS60191538A (ja) 自動接続デ−タ伝送装置
JPS63128833A (ja) マルチポイント異常通知方式
JPS59231950A (ja) 通信切断方式
JPH0298250A (ja) 通信制御装置
WO1991020138A1 (en) Fiber optic communication of three-level electronic signals
JPH0550176B2 (ja)