JPH0339737Y2 - - Google Patents

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JPH0339737Y2
JPH0339737Y2 JP7866185U JP7866185U JPH0339737Y2 JP H0339737 Y2 JPH0339737 Y2 JP H0339737Y2 JP 7866185 U JP7866185 U JP 7866185U JP 7866185 U JP7866185 U JP 7866185U JP H0339737 Y2 JPH0339737 Y2 JP H0339737Y2
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JP
Japan
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output
circuit
level detector
signal
logic circuit
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JP7866185U
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JPS61193376U (ja
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は人間等の動く物体から発せられる遠赤
外線を検出してその移動方向を知る装置に関す
る。
〔従来技術およびその問題点〕
例えば防犯装置において人間等の動きを検出す
るため熱線センサつまり遠赤外線センサが使用さ
れている。そしてこのセンサの出力によつて侵入
者を撮影する等が行なわれている。
しかしながら、従来のこの種センサの用い方は
移動方向を検知するものではないため、出ていく
人間の後姿を撮影する等の無駄があり不具合であ
る。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、
物体の移動方向を検出し得る遠赤外線式検出装置
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
この目的達成のため本考案は、物体の移動方向
によつて極性の異なる信号を形成する回路と、こ
の回路の最初に出力した信号極性に応じた信号を
所定時間出力する回路とをそなえた装置を提供す
ることを目的とする。
〔実施例〕 以下添付図面を参照して本考案を説明する。
第5図は本考案に係る装置におけるセンサの接
続を示したもので、1および2は物体の移動方向
を示しており、物体から放射される遠赤外線が焦
電素子3,4により検出される。焦電素子3,4
は逆極性に直列接続されている。
そして、物体が移動しないときは第6図に示す
ようにノイズ分による微少変動成分のみの波形と
なり、物体が移動すると第5図の方向1の移動時
は第7図に示すように最初+で次に−の波形が、
また第5図の方向2の移動時は第8図に示すよう
に最初−で次に+の波形が現れる。
このように常に移動方向と検出信号Vの波形極
性とが対応していれば物体の移動方向を検出する
ことは容易である。
しかしながら、物体の移動速度がある程度大な
るときは上記関係が成立するが、物体の移動速度
が非常にゆつくりの場合とか移動がセンサの極く
近くで起つた場合とかには検出波形Vが例えば第
9図に示すように+→−→+となり、移動方向と
検出波形Vとの対応関係が不具合になる。
第1図はこの対策としての本考案の一実施例の
構成を示したもので、6は第5図に示した構成の
センサであり、このセンサ6の出力は増幅器7を
介して一対のレベル検出器81,82に与えられ
る。このうちレベル検出器81は入力が+の所定
値に達したら出力を生じ、もう1つのレベル検出
器82は入力が一定の所定値を超えたら出力を生
じる。
これらレベル検出器81,82の出力は単安定マ
ルチバイブレータ91,92およびこれら単安定マ
ルチバイブレータ91,92に縦続接続されたナン
ドゲート101,102の各もう一方の入力に接続
されている。ただしレベル検出器81の出力はナ
ンドゲート102に、またレベル検出器82の出力
はナンドゲート101に接続される。
したがつてナンドゲート101は単安定マルチ
バイブレータ91の出力とレベル検出器82の出力
とが与えられ、ナンドゲート102は単安定マル
チバイブレータ92の出力とレベル検出器81の出
力とが与えられる。そしてナンドゲート101
出力はオアゲート111に与えられると共に単安
定マルチバイブレータ91のリセツト端子Rにも
与えられる。同様にナンドゲート102の出力は
オアゲート112に与えられると共に単安定マル
チバイブレータ92のリセツト端子Rにも与えら
れる。
オアゲート111の出力は単安定マルチバイブ
レータ121に与えられ、この単安定マルチバイ
ブレータ121の出力は出力端子OUT1に与えら
れると共にオアゲート112のもう1つの入力に
与えられる。同様にオアゲート112の出力は単
安定マルチバイブレータ122に与えられ、この
単安定マルチバイブレータ122の出力は出力端
子OUT2に与えられると共にオアゲート111
もう1つの入力に与えられる。
第2図乃至第4図は、第7図、第8図および第
9図に示したセンサ出力に対する第1図の回路各
部の信号波形を示したものである。これらにつき
順次説明する。
まず第2図に示すように検出信号vが最初に+
で次に−となるものである場合、+の閾値Vth1
超えるとレベル検出器81の出力a1がHとなり
Vth1を下回るとLとなる。この信号a1のHから
Lへの立下りにより単安定マルチバイブレータ9
の出力b1がHとなる。この信号b1は単安定
マルチバイブレータ91がリセツトされることな
く動作すると時間T1だけ持続するものである。
この点第2図の場合は、検出信号vは時間T1
経過前に−極性に変り−の閾値Vth2を超えるか
ら、レベル検出器82の出力a2がHとなり、こ
れによりナンドゲート101の両入力がHとなつ
てその出力c1がLとなり単安定マルチバイブレ
ータ91のリセツト端子Rに与えられる。
この結果単安定マルチバイブレータ91の出力
b1はその持続時間T1の経過前にリセツト動作
が行なわれ、出力b1はリセツト信号c1がLか
らHに立上る時点で消失する。
一方、ナンドゲート101の出力c1がHから
Lに立下るこによりオアゲート111の出力d1
がHからLになり、このとき単安定マルチバイブ
レータ121の出力e1がLからHに立上つて出
力端子OUT1に与えられる。このときもう1つ
の出力端子OUT2の出力e2がHとならないよ
うにするため単安定マルチバイブレータ121
出力e1がオアゲート112の一方の入力端子に
与えられ、いわゆるインターロツクが施される。
上記の動作例では検出信号vの極性変化が単安
定マルチバイブレータ91の出力時限T1に比べて
速い場合であるが、検出信号vの極性変化が!?か
に緩慢な場合は出力端子OUT1には出力e1が
生じない。すなわち単安定マルチバイブレータ9
の出力b1がHである時間T1の間にレベル検出
器82の出力a2がHにならないとナンドゲート
101の出力c1はHのままであつてオアゲート
111の出力d1もHのままであり単安定マルチ
バイブレータ121は動作開始せず出力e1はL
のままとなる。
次に第3図の場合は、検出信号vが最初に−極
性となり次いで+極性になるものであり、レベル
検出器81の代りに82が、単安定マルチバイブレ
ータ91の代りに92がというように2組の回路群
の何れが動作するかという点では異なるものの動
作内容自体は第2図の場合と同様である。
そして第4図の場合は、検出信号vが+と−と
を交互に繰返す。このためレベル検出器81,82
の各出力a1,a2が交互にHになりこれに応じ
て単安定マルチバイブレータ91,92の出力b
1,b2も順次Hになる。したがつてナンドゲー
ト101,102の出力c1,c2が順次Lにな
る。
これでは物体の移動方向を検出することができ
ないので、ノアゲート111,112および単安定
マルチバイブレータ121,122によるインター
ロツク回路により検出信号vの最初の極性に応じ
た動作規制を行ない方向検出を行なうようにして
いる。
以上のように、第7図、第8図で示した検出信
号の場合は勿論のこと、第9図で示した信号につ
いても物体の移動方向を検出することができる。
そして非常に緩慢な動作は検出対象外としてい
る。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、物体の移動方向に応じ
て一方極性の信号に続いて所定時間内に他方極性
の信号が検出できるか否かによつて物体の移動方
向を検出するようにしたため、2つの極性の信号
が交番的に現れるような物体の移動の場合や一方
の極性の信号から他方の極性の信号への切換りが
非常に緩慢に現れる物体の移動の場合にも充分対
応し、前者については方向検出を行ない、後者に
ついては検出対象外とするものである。したがつ
て従来装置のような誤検出を行なうことが防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図乃至第4図は第1図の実施例の各種動作態様に
おける各部信号波形を示すタイムチヤート、第5
図は同実施例に用いるセンサの接続図、第6図乃
至第9図は第5図のセンサによる検出信号の説明
図である。 1,2…物体の移動方向、3,4…焦電素子、
6…センサ、8…レベル検出器、9,12…単安
定マルチバイブレータ、10…ナンドゲート、1
1…オアゲート、v…検出信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物体が発する遠赤外線を検出し物体の移動方向
    に応じて2つの極性の信号を順次生じる検出手段
    と、 この検出手段の出力が一方極性のときに検出動
    作する第1のレベル検出器と、 前記検出手段の出力が他方極性のときに検出動
    作する第2のレベル検出器と、 前記第1のレベル検出器の出力に応じて第1の
    所定時間持続する信号を形成する第1の持続回路
    と、 前記第2のレベル検出器の出力に応じて第1の
    所定時間持続する信号を形成する第2の持続回路
    と、 前記第1のレベル検出器および第2の持続回路
    の出力が与えられたとき出力を生じると共に前記
    第1の持続回路をリセツトする第1の論理回路
    と、 前記第2のレベル検出器および第1の持続回路
    の出力が与えられたとき出力を生じると共に前記
    第2の持続回路をリセツトする第2の論理回路
    と、 前記第1の論理回路の出力が与えられたとき第
    2の所定時間持続する出力を生じると共に前記第
    2の論理回路からの信号を阻止し、前記第2の論
    理回路の出力が与えられたとき第2の所定時間持
    続する出力を生じると共に前記第1の論理回路か
    らの信号を阻止するインターロツク回路とをそな
    えた物体の移動方向検出装置。
JP7866185U 1985-05-27 1985-05-27 Expired JPH0339737Y2 (ja)

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JP7866185U JPH0339737Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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JP7866185U JPH0339737Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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JPS61193376U JPS61193376U (ja) 1986-12-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0821143B2 (ja) * 1988-05-02 1996-03-04 朝日金属精工株式会社 移動方向判別方式
JPH087510Y2 (ja) * 1990-03-06 1996-03-04 リズム時計工業株式会社 ドアセンサアラーム

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JPS61193376U (ja) 1986-12-02

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