JPH0237097Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237097Y2 JPH0237097Y2 JP18196083U JP18196083U JPH0237097Y2 JP H0237097 Y2 JPH0237097 Y2 JP H0237097Y2 JP 18196083 U JP18196083 U JP 18196083U JP 18196083 U JP18196083 U JP 18196083U JP H0237097 Y2 JPH0237097 Y2 JP H0237097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comparator
- voltage
- signal
- input
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は交流信号に対し、プラス側マイナス側
ともに、同じしきい値にて動作するコンパレータ
に関する。
ともに、同じしきい値にて動作するコンパレータ
に関する。
従来、受動型赤外線警報装置のように不規則な
交流信号を処理する必要のあるような装置の場合
信号電圧が所定電圧値を超えたか否かを判断させ
る目的でコンパレータを用いるが、正または負の
しきい値をひとつ定めた判断するか、又は交流信
号を両波整流した後、前記コンパレータにて判断
する方法が実施されている。
交流信号を処理する必要のあるような装置の場合
信号電圧が所定電圧値を超えたか否かを判断させ
る目的でコンパレータを用いるが、正または負の
しきい値をひとつ定めた判断するか、又は交流信
号を両波整流した後、前記コンパレータにて判断
する方法が実施されている。
しかし、正または負のひとつのしきい値にて判
断する方法では、交流信号の波高値が設定された
しきい値と逆の極性の信号に対しては、その絶対
値が、しきい値の絶対値を超えてもコンパレータ
からは出力が得られないといつた問題がある。ま
た交流信号を整流した後、処理させる方法では、
両波整流回路を追加しなくてはならず、構成が複
雑となるといつた問題がある。
断する方法では、交流信号の波高値が設定された
しきい値と逆の極性の信号に対しては、その絶対
値が、しきい値の絶対値を超えてもコンパレータ
からは出力が得られないといつた問題がある。ま
た交流信号を整流した後、処理させる方法では、
両波整流回路を追加しなくてはならず、構成が複
雑となるといつた問題がある。
本考案は以上の点に鑑みて提供するものであ
り、以下、図面に従つて説明する。
り、以下、図面に従つて説明する。
第1図は従来のコンパレータの回路図である。
この構成の場合、コンパレータのマイナス入力端
子には入力電圧がそのまま加わるが、プラス端子
にはコンデンサCに一度充電されたものが加わ
る。そしてこのプラス端子の電圧が抵抗Rとコン
デンサCによつてきまる時定数によつて徐々に低
くなるが、この電圧よりもはやく入力電圧が下が
つた場合、マイナス端子とプラス端子の電圧差が
反転して、コンパレータから出力が得られる。と
ころが入力信号がプラス側に振れた場合とマイナ
ス側に振れた場合とで、その絶対値は等しくて
も、コンパレータ11のプラス端子に加わる電圧
の動きが異なるため、コンパレータの出力がどち
らも同じしきい値にて生ずることにはならない。
以上の動作の説明を第2図に示す。第2図イ,ハ
の実線は第1図の回路中のコンパレータのマイナ
ス端子入力電圧aを示し、破線は、プラス入力端
子の入力電圧bを示す。ロ,ニは、コンパレータ
の出力波形cを示す。第2図のイ,ハの波形の違
いは、受動型赤外線警報装置においては、侵入者
の装置からみた移動方向の違いによつて生ずるも
のであり、ロ,ニに示すようにコンパレータ出力
は一方の場合のみに生じるため装置全体の感度に
差が生じることになり問題である。
この構成の場合、コンパレータのマイナス入力端
子には入力電圧がそのまま加わるが、プラス端子
にはコンデンサCに一度充電されたものが加わ
る。そしてこのプラス端子の電圧が抵抗Rとコン
デンサCによつてきまる時定数によつて徐々に低
くなるが、この電圧よりもはやく入力電圧が下が
つた場合、マイナス端子とプラス端子の電圧差が
反転して、コンパレータから出力が得られる。と
ころが入力信号がプラス側に振れた場合とマイナ
ス側に振れた場合とで、その絶対値は等しくて
も、コンパレータ11のプラス端子に加わる電圧
の動きが異なるため、コンパレータの出力がどち
らも同じしきい値にて生ずることにはならない。
以上の動作の説明を第2図に示す。第2図イ,ハ
の実線は第1図の回路中のコンパレータのマイナ
ス端子入力電圧aを示し、破線は、プラス入力端
子の入力電圧bを示す。ロ,ニは、コンパレータ
の出力波形cを示す。第2図のイ,ハの波形の違
いは、受動型赤外線警報装置においては、侵入者
の装置からみた移動方向の違いによつて生ずるも
のであり、ロ,ニに示すようにコンパレータ出力
は一方の場合のみに生じるため装置全体の感度に
差が生じることになり問題である。
第3図は本願考案の信号処理回路の実施具体例
である。第3図において入力信号電圧をd、コン
パレータ31のマイナス入力端子入力電圧をe、
プラス端子入力電圧をf、コンパレータ31の出
力電圧をgとする。これら各部の電圧波形を示し
たのが第4図である。第4図1に示したような波
形の信号が入力されると、その信号がプラス側に
振れた場合はコンデンサC2を充電しマイナス側
に振れた場合は、コンデンサC1を充電する。抵
抗R1とコンデンサC1によつて定まる時定数と
抵抗R2、コンデンサーC2によつて定まる時定
数を等しくした場合、コンパレータ31の入力電
圧eは第4図2の実線のようになり、入力電圧f
は2の破線のようになる。この2つの電圧波形の
電圧差が反転した時にコンパレータ出力gが第4
図3に示すように得られる。
である。第3図において入力信号電圧をd、コン
パレータ31のマイナス入力端子入力電圧をe、
プラス端子入力電圧をf、コンパレータ31の出
力電圧をgとする。これら各部の電圧波形を示し
たのが第4図である。第4図1に示したような波
形の信号が入力されると、その信号がプラス側に
振れた場合はコンデンサC2を充電しマイナス側
に振れた場合は、コンデンサC1を充電する。抵
抗R1とコンデンサC1によつて定まる時定数と
抵抗R2、コンデンサーC2によつて定まる時定
数を等しくした場合、コンパレータ31の入力電
圧eは第4図2の実線のようになり、入力電圧f
は2の破線のようになる。この2つの電圧波形の
電圧差が反転した時にコンパレータ出力gが第4
図3に示すように得られる。
このように本考案の信号処理回路によれば入力
信号のプラス側マイナス側どちらに対しても同じ
しきい値が定められる。時定数回路1,2を適当
に選ぶことにより、必要とする入力信号以下の周
波数成分によりコンパレータ出力が出ないように
することができ、また、この信号処理回路の入力
に積分回路を設け、その定数を適当に設定するこ
とにより必要とする信号以上の高周波成分によ
り、コンパレータが動作するのを防ぐことができ
る。
信号のプラス側マイナス側どちらに対しても同じ
しきい値が定められる。時定数回路1,2を適当
に選ぶことにより、必要とする入力信号以下の周
波数成分によりコンパレータ出力が出ないように
することができ、また、この信号処理回路の入力
に積分回路を設け、その定数を適当に設定するこ
とにより必要とする信号以上の高周波成分によ
り、コンパレータが動作するのを防ぐことができ
る。
第1図は従来のコンパレータの実施例であり、
第2図は、第1図の回路動作説明図である。第3
図は本願考案の実施具体例であり、第4図は、そ
の動作を説明するための波形を示したものであ
る。 1,2……時定数回路。
第2図は、第1図の回路動作説明図である。第3
図は本願考案の実施具体例であり、第4図は、そ
の動作を説明するための波形を示したものであ
る。 1,2……時定数回路。
Claims (1)
- ダイオードD1のカソード及びダイオードD2
のアノードを入力端とし、ダイオードD1のアノ
ード側は時定数回路1を介してコンパレータ31
の負入力端子に接続し、ダイオードD2のカソー
ド側は時定数回路2を介してコンパレータの正入
力端子に接続して構成される交流信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18196083U JPS6092382U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 赤外線警報装置の信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18196083U JPS6092382U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 赤外線警報装置の信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092382U JPS6092382U (ja) | 1985-06-24 |
JPH0237097Y2 true JPH0237097Y2 (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=30394172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18196083U Granted JPS6092382U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 赤外線警報装置の信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092382U (ja) |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP18196083U patent/JPS6092382U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6092382U (ja) | 1985-06-24 |
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