JPH0339705A - 光ファイバ端面部の加工方法 - Google Patents

光ファイバ端面部の加工方法

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JPH0339705A
JPH0339705A JP17312189A JP17312189A JPH0339705A JP H0339705 A JPH0339705 A JP H0339705A JP 17312189 A JP17312189 A JP 17312189A JP 17312189 A JP17312189 A JP 17312189A JP H0339705 A JPH0339705 A JP H0339705A
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Tadao Saito
忠男 斎藤
Junji Watanabe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利m分野〉 本発明は、光ファイバの端面部を数μm〜数十μmの微
小曲率半径の凸曲面状に加工する方法に関する。
〈従来の技術〉 光回路部品を構成する際に、発光素子と光ファイバとの
結合1.1不可欠である。
例えば、レーザダイオード(LD)等の発光素子と光フ
ァイバとの結合は、第3図に示すような構成となってい
る。同図において、1は発光素子、2は光ファイバ、2
1は光ファイバ2のコア、22は発光素子1に対向する
光ファイバ2の端面部である。ここで、発光素子1かも
出射したレーザ光を有効に光ファイバ2のコア21に導
入するため、及び光ファイバ端面部22における反射光
が発光素子1に戻ることによる発光素子1の損傷を防止
するため、通常、光ファイバ@面部22は数μm〜数十
μmの範囲の微小な曲率半径を持つ凸球面状に加工され
、光ファイバレンズとして用いている。
このような光ファイバレンズに要求される条件としては
、■曲率半径誤差が設定値に対して1μm以下であるこ
と、■曲率中心と光ファイバ軸心との位置ずれが1μm
以下と高精度であること、■光ファイバと発光素子との
光結合損失を少なくずろため、レンズ表面は鏡面である
こと、■反射戻り光を防止するため、レンズ表面に加工
歪みがないこと、等が挙げられる。
従来、このような製氷条件を満足する光ファイバレンズ
を得るため、一般に第4図に示すような研削加工方法が
採られている。すなわち、光ファイバ2をファイバ軸心
回りに回転させると共に、円板状の研削工具3を回転さ
せた状態でその外周面を光ファイバ2の端面部に当て、
研削工具3を光ファイバ端面部の加工形状に沿わせて火
線で示す位置から想像線で示す位置まで移動させること
で、光ファイバ端面部を凸球面レンズ状に加工している
〈発明が解決しようと1°ろ′R題〉 しかしながら、第4図に示す従来の研削によろ加工にお
いては、研削工A3を加工すべき光ファイバレンズの曲
率に沿わせて移動さセロタめIr、、3〜4軸副抑を可
能とする複雑むステージ構成、及びこれ4!制御するた
めの数4t1制t&lI (NG)装置が必要となる。
そのため、装[構成が大掛りになると同時に、″RIW
度加工を実現するために精度の高い装置!構成としなけ
ればならず、加工装置が非常に高価となる。
一方で、加工方法が研削であるため、加工面に方向性の
ある微細な砥粒条痕が形成されてしまい、これが加工歪
み層となって、反射戻り光を生じさせるという問題があ
った。
本発明は、上述しtコ従来の加工方法における問題点を
解決するものであり、簡単な構成にて光ファイバ端面部
を所要の曲率半径を持つ凸曲面状に高精度に仕上げ、且
つ表面は歪みのない焼面状態とすることができる加工方
法を提供することを目的としている。
<a題を解決しようとするための手段〉上述の目的を達
成するための本発明にかかる光ファイバ端面部の加工方
法は、光ファイバをその軸心回りに回転させつつ、高速
回転する研削工具の加工面に対して前記光ファイバ軸心
を1vtrtさせた状態で、微粒子を含む加工液を前記
加工面に仇給しながら、前記光ファイバと前記加工面と
を相対的に接近させることで前記光ファイバ端頭部に切
込みを与え゛(円錐形状に加工する第1の加工工程と、
この第1の加工工程後、前記微粒子を含む加工液の供給
11!維持しつつ、前記光ファイバと前記加工面との相
対的壕近運動を停止し、との状態を偕時保持する第2の
加工工程とを有することを特徴とする。
また、前記f51の加工工程においては、前記加工液は
微粒子を含ま、なくてもよい。
く作   用〉 第1の加工工程において、光ファイバ端面部は、微粒子
を含む加工液を用いたときはその微粒子を介して加工面
に抑付けられ、徐々に切込みを与えられて、円錐形状に
加工されろ。又は微粒子を含まない加工液を用いたとき
は直接加工面に押付けられて、前記研削工具の切れ刃に
より徐々に切込みを与えられて、円錐形状に加工される
第2の加工工程において、研削工具の*a回帖によって
加速された加工液中の微粒子が光ファイバ端面部の円錐
面に衝突し、この衝突エネルギによって円錐面が微小破
壊により鏡面化されろ。一方、円錐形状の尖った先端部
分は、微粒子の加工作用によって次第に削り取られ、凸
曲面状に形成される。この微粒子による加工時間の長短
は先端の曲率半径の大小に影響し、従って第2の加工工
程における保持時間を制卸することで任意の曲率半径が
得られる。
く実 施 例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例にかかる加工方法の説明図で
ある。第1図において、研削工具3は図示しないエアス
ピンドルモータのスピンドル4に固定され、高速回転駆
動されろ。
研削工具3は、例えば通常のダイヤモンドの他、SiC
,Si、N4.Al2O,等の硬質の焼結セラミックス
を円板状に形成して成り、その側面を加工面31として
ルいろものであり、本実施例では外径10+mで5万〜
10万rpmで高速回転する。
このTif削工共3に近接して、ステージ5がスピンド
ル4と平行な方向、つまり研削工具3の加工部31に対
する接近離反方向に移動位置可能に設けられている。ス
テージ5上には光ファイバ2を保持し、且つその軸心回
りに回転させる回転保持具6が搭載されている。
回転保持具6はステージ5に[斜して取付けられており
、これに保持された光ファイバ2の軸心が研削工具3の
加工面31に対して所定の角度(後述の円錐形状の頂角
の172の角度)だけ傾斜するようになっている。
また、図示しない供給源に連結されたノズル7が研削工
具3に近接して配設され、このノズル7から加工液8が
加工部位に向つ゛C噴射される。この加工液8には研磨
用の微粒子が!1ffiしてある。絃研磨用の微粒子と
しては通常のものが使用でき、例えば0.2〜0.3μ
m程度の粒径のSin、が用いられる。尚、この微粒子
の粒径や材質は被加工光ファイバに対応して適宜選択さ
れるものである。
而して、研削工具3を高速回転させろ一方、被加工光フ
ァイバ2を回転保持具6に保持してその軸心回りに回転
させろと共にステージ5を矢印9の方向に移動させるこ
とで光ファイバ端面部22を研削工具3の加工面31に
近接させ、ノズル7から微粒子を含む加工jα8を噴射
しつつ、加工を開始する。
先ず、第1の加工工程として、ステージ5の移動によっ
て光ファイバ端面部22を研削工具3の加工面31に加
工液8中の微粒子を介して押付け、光ファイバ端面部2
2を漸次加工面に接近させろことで切込みを与え、光フ
ァイバ端面部22を円錐形状に加工する。
このとき、高Jil同転する研削工具3の加工面31に
供給された加工液8の連れ回りにより、加工液8中の微
粒子が加速されて円錐面に衝突し、この衝突エネルギに
よる微小破壊により鏡面に近い加工面が得られる。
次いで、第2の加工工程として、第1の加工工程の後、
研削工具3の高速回転、光ファイバ2の回転、及び加工
液8の供給はそのままの状態を維持しつつ、切込みを与
えろステージ5の移動を停止し、この状態を精時保持す
る。すると、高速回転する研削工具3の加工面31に供
給された加工[8の連れ回りにより加速された微粒子の
衝突によって、第1の加工工程で形成された円錐面の僅
かなチッピング、加工歪み等が除去されてさらに鏡面化
がなされる。同時に、尖った円錐頂点が優先的に除去さ
れて、先端は凸曲面状の光ファイバレンズに加工される
ここで、この曲面の曲率半径は加工時間、つまりステー
ジ5を停止して保持する時間に依存し、加工時間を長く
すると曲率半径が大きくなって行く。加工の一例として
、直径125μmの光ファイバ2を加工した場合、数分
間の範囲でこの加工時間を制御することで、3〜30μ
mの範囲で任意の曲率半径の凸曲面を再現性良く加工す
ることができた。
一方、第1の加工工程において、加工液8として微粒子
を含有しないものを使用した場合には、光ファイ°バ端
面部22と研削工具3の加工面31の間には微粒子は介
在しないため、研削工具3の切れ刃のみによる加工が行
われる。この場合の円錐加工面は、微粒子含有加工P&
8を用いた場合はど鏡面とはならないが、微粒子を含む
加工液8を用いた場合と同様に、円錐頂点は1μm以下
の411i12に小な欠けは生じるものの、鋭く尖った
円錐形状が得られる。
以上のようにして得た光ファイバ端面部22は、その加
工面は殆ど加工歪みが無く、表面粗さはRmax20〜
30Å以下の無攪乱鏡面となり、従来方法によった場合
のような研削痕は全く発生しない。また、光ファイバ端
面部22における光伝搬の反Q1減哀量を40dB以下
にすることができる。
第2図は本発明の他の実施例にかかる加工方法の説明図
である。第1図の実施例では研削工具3の側面をその加
工面31としtコが、本実施例は、第2図に示すように
、研1!ill工具3の外Ji!j面を加工面32とし
たものである。
この場合も、第1図の例と全く同様に加工をすることが
できろ。尚、この場合は、ステージ5を矢印10の方向
に移動させて光ファイバ端面部22と研削工具3の加工
面32とを接触させることとなる。
尚、上述の各実施例では、光ファイバ2をnM回転する
研削工具3に向けて移動させているが、切入みを与える
ためには両者を相対的に接近させればよいのであり、例
えば、反対に研削工具3を移動させて両者を接近させる
ようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上、′−A施例を挙げて詳細に説明したように本発明
によれば、第1の加工工程で光ファイバ端面部をfIM
想的な円錐形状に加工し、第2の加工工程で加速されt
二微粒子の加工作用によって、円錐形状加工時に生じt
こチッピング、加工歪み等を除去すると共に尖端を凸曲
面形状に形成することができろ。
しかも、本発明方法は、その実施に際して従来のような
?ffi雑且つ高性能、高価格な装置を使用する必要が
ないため、低価格の光ファイバレンズを供給ずろのに非
ガ乞に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の実施例にかかる加
工方法の説明図、第3図は発光素子と光ファイバとの結
合部の断面図、第4図は従来例にかかる加工方法の説明
図である。 図  面  中、 1は発光素子、 2は光ファイバ、 22は光ファイバ端面部穐 3は研削工具、 31.32は加工面、 5はステージ、 6は回転保持共、 8は加工液である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバ端面部を凸曲面状に加工する方法にお
    いて、 光ファイバをその軸心回りに回転させつつ、高速回転す
    る研削工具の加工面に対して前記光ファイバ軸心を傾斜
    させた状態で、微粒子を含む加工液を前記加工面に供給
    しながら、前記光ファイバと前記加工面とを相対的に接
    近させることで前記光ファイバ端面部に切込みを与えて
    円錐形状に加工する第1の加工工程と、 前記第1の加工工程後、前記微粒子を含む加工液の供給
    を維持しつつ、前記光ファイバと前記加工面との相対的
    接近運動を停止し、この状態を暫時保持する第2の加工
    工程と、を有することを特徴とする光ファイバ端面部の
    加工方法。
  2. (2)光ファイバ端面部を凸曲面状に加工する方法にお
    いて、 光ファイバをその軸心回りに回転させつつ、高速回転す
    る研削工具の加工面に対して前記光ファイバ軸心を傾斜
    させた状態で、加工液のみを前記加工面に供給しながら
    、前記光ファイバと前記加工面とを相対的に接近させる
    ことで前記光ファイバ端面部に切込みを与えて円錐形状
    に加工する第1の加工工程と、 前記第1の加工工程後、微粒子を含む加工液を前記加工
    面に供給しながら、前記光ファイバと前記加工面との相
    対的接近運動を停止し、この状態を暫時保持する第2の
    加工工程と、 を有することを特徴とする光ファイバ端面部の加工方法
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08247939A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Anritsu Corp ガス濃度測定装置
KR100455927B1 (ko) * 2002-03-14 2004-11-06 (주)코셋 광파이버 렌즈의 렌즈면 연마 장치 및 방법
KR100522967B1 (ko) * 2003-07-24 2005-10-19 삼성전자주식회사 Gi pof의 둥근 끝처리를 통한 na 조절 방법
CN102279443A (zh) * 2011-08-08 2011-12-14 西安盛佳光电有限公司 一种锥形透镜光纤的制作方法

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