JPH0319768A - 超精密鏡面加工方法 - Google Patents

超精密鏡面加工方法

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Publication number
JPH0319768A
JPH0319768A JP1153611A JP15361189A JPH0319768A JP H0319768 A JPH0319768 A JP H0319768A JP 1153611 A JP1153611 A JP 1153611A JP 15361189 A JP15361189 A JP 15361189A JP H0319768 A JPH0319768 A JP H0319768A
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JP
Japan
Prior art keywords
grinding
saw
ultra
cutting water
superthin
Prior art date
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Pending
Application number
JP1153611A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Suzuki
英二 鈴木
Masaru Shiraishi
勝 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Cement Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Cement Co Ltd
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Publication of JPH0319768A publication Critical patent/JPH0319768A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業」二の利用分野」 この発明は、光ファイバ、偏向素子などの光学素子の作
製に好適に用いられる研削加工方法に係わり、特に研削
によって超精密な鏡面を形戊し得る加工方法に関する。
「従来の技術」 近年、光通信などの光技術の発展に伴い、光ファイバ、
先導波路、偏向素子、レンズ、プリズム等の光学素子が
種々提供され、その高性能化が図られている。例えば、
光ファイバや先導波路にあっては、その端面や側面が断
面寸法数μm〜数十μm程度の接合部となることから、
この接合部における光の散乱による損失が少なく、しか
も素子相互間の接合特性が向」ニすることが要求され、
そのため接合部が光学的に鏡面で加工変質層のない面に
加工される必要がある。
ところで、従来このような光学素子を作製するには、例
えば研削面を接合面とする場合、まずダインングソーあ
るいはスラインングソーなどの超薄刃砥石により材料を
切断して切断面を研削し、その後寸法精度と表面性状の
向上を目的としてラッピングを行い、さらにはボリシン
グ(鏡面加工)を行ない、加工変質層がなく低接合損失
のものを得る。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら」一記の加工方法にあっては、切断から仕
」二げまでの工程数が多いことから、製造が複維になっ
て作製に長時間を要するといった問題があり、また各工
程毎に切りしろ等が生じることから材料の利用率が悪い
といった問題がある。
さらに、グインノグソーあるいはスラインングソーを用
いて切断や深溝人の加工を行う場合、例えば#2000
以上の高メッンユのブレードソー(砥石)では砥粒径が
小さくなって表面積が大きくなり、これによって目詰ま
りが起こり易くなる。
そして、加工が進むに連れて1」詰まりがjffi b
 ,ついには第4図に示すよう?こ砥粒1 が切り屑A
等の付着によりプレー1・2の表面から突出しない状態
になる。この目詰まりを解/I’4することなく砥石が
突出しない状態で加工を進めると、ワークテーブルの送
りが進むにしたがいプレードンーの加工能力が低減して
加工精度が損なわれ、さらにはブレートソーに過負荷が
加わることからこのブレードソーが破損するといった恐
れも生ずる。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明の超精所鏡而加工方法で(よ、超薄刃砥
石を用いて切削水を供給しつつ研削加工するに際し、]
二記超薄刃砥石と切削水との間に放電させつつ研削加工
することによって」二記課題を解決した。
以下、この発明を詳しく説明する。
この発明の方法が適用される加工としては、例えば先導
波路や光ファイバの接合面の研削や、さらにはインゴッ
}・からウヱハを得るスラインング、ウェハからチップ
を得るグイノングなどとされ、また超薄刃砥石としては
スライノングソーやグイシングソーなどが用いられる。
これらスライノングソーやダイシングソーなどとしては
、ダイヤモンドを無電界メッキして砥粒としたちのが好
適に用いられるが、ダイヤモンドに代わって立方品窒化
ほう素(cBN)を砥粒にしたものなどを用いることも
できる。
超薄刃砥石と切削水との間の放電については、既存の放
電加工、例えばクリープフィード研削に併用される放電
加工技術などを利用することができる。すなわち、第1
図に示すように超薄刃砥石としてダインングソ−3を用
い、石英等の光学祠料4を研削加工する場合には、ダイ
ンングソ−3と切削水5との間に第1図中矢印Bで示す
如く放電させ、これと同時に切断を進める。すると、ダ
インングソ−3のブレードソ−2では、目詰まりの原因
となる第4図に示した切り屑A等が放電により逐次除夫
され、これにより砥粒l・がブレードソ−2に突出した
状態で維持される。したがって、プレート.ソー2とし
て#3 0 0 0以上程度の高メノンユのものを用い
れば、]」詰まりが抑制されて常に砥粒1・・・が突出
していることから、光学材料4の研削面を新たに研磨す
ることなく鏡面に{上」二げることかできる。
1作用」 この発明の超精密鏡面加工方法によれば、超薄刃砥石を
用いて切削水を供給しつつ研削加工するに際し、」二記
超薄刃砥石と切削水との間に放電させつつ研削加工する
ので、研削加工中における超薄刃砥石の11詰まりが抑
制される。
1実施例」 以−ト、実施例によりこの発明を具体的に説明4″る。
第1図に示したダイシングソ−3を用い、このグイノン
グソ−3ど切削水5との間にて放電しつつ、石英材(光
学材料)4を研削した。ここでグイノングソ−3として
はメタルボンF’ # 2 0 0 0(砥粒,約7μ
mのダイヤモンド粒)のブレードソー2を備えたものを
、また切削水としては弱アルカリ性のものを用いた。放
電条件としては、八〇501{zにてIOV、50mA
で行った。さらに、ブレードソ−3の周速度は2 0 
0 0 m/minとした。
このようにして石英材を研削した後、超精密加工測定機
を用いて研削面の面粗さを調べ、その結果を第2図に示
す。また比較のため、上記と同一のグイノングソーを用
い、放電することなく通常の研削を行い、研削面の面粗
さを調べてその結果を第3図に示す。
第2図に示したグラフより、本発明の加工法による研削
面は、測定長さである25mmの長さ間においてほぼ均
一な凹凸を示すとともにその最大粗さ(1’tmax.
)が200人程度となり、ほぼ平滑な面であることが確
認された。また、研削に際しては目詰まりの発生がなく
、これによりブレードソーおよび石英材に過負荷が加わ
らないことから、良好な研削加工を行うことができた。
一方、無放電による研削加工によって得られた研削面で
(よ第3図に示すように測定長さ方向に沿ってうねりが
観測された。このうねりはブレードソーにおける目詰ま
りに起因すると推測される。また、最大粗さ(Rmax
.)は2000人程度となり、本発明の加工法に比へ無
放電による加工法では得られた研削面がはるかに粗面に
なることが判明した。
なお、」一記例では本発明の方法を光学材料の研削に適
用したが、他に例えば半導体飼料などの研削に本発明の
方法を適用することもできる。
「発明の効果」 以上説明したJ;うにこの発明の超精密鏡面加工方法は
、超薄刃砥石を用いて切削水を仇給しつつ研削加工する
に際し、上記超薄刃砥石と切削水との間に放電させつつ
研削加工するので、研削加工中における超薄刃砥石の目
詰まりを抑制することができる。したがって、砥石が常
に目詰まりのない状態となることから、研削面を十分な
平滑度を有ずる鏡面とずることがてき、よって光学素子
を研削加工する場合に研磨工程を経ることなく鏡面を作
製することかできるので、生産効率を著しく高めること
ができる。また、目詰まりに起因する材料の利用率の低
下や加工精度の低下も防止することができ、よって生産
コス1・の低減を図るとともに精密加工性を高めること
もできる。さらに、目詰まりに起因して加工時超薄刃砥
石に過負荷が加わり、これにより超薄刃砥石が破壊する
といった恐れも解消ずることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の超精密鏡面切断加工方法
に係わるもので、第1図は本発明をグインングソーによ
る切断加工に適用した場合の一例を示す説明図、第2図
は本発明によって得られた切断面の面粗さを示すグラフ
、第3図は従来の無放電による切断方法によって得られ
た切断面の面粗さを示すグラフ、第4図はブレートソー
における目詰まりを説明するための拡大図である。 7 8 1 ・砥石、2 ・ ブレードソー 3・・・・・グイノングソー、4 ・・・光学材料、5
・・切削水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超薄刃砥石を用いて切削水を供給しつつ研削加工するに
    際し、上記超薄刃砥石と切削水との間に放電させつつ研
    削加工することを特徴とする超精密鏡面加工方法。
JP1153611A 1989-06-16 1989-06-16 超精密鏡面加工方法 Pending JPH0319768A (ja)

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JP1153611A JPH0319768A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 超精密鏡面加工方法

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ID=15566271

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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