JPH0339524B2 - - Google Patents

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JPH0339524B2
JPH0339524B2 JP2085684A JP2085684A JPH0339524B2 JP H0339524 B2 JPH0339524 B2 JP H0339524B2 JP 2085684 A JP2085684 A JP 2085684A JP 2085684 A JP2085684 A JP 2085684A JP H0339524 B2 JPH0339524 B2 JP H0339524B2
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JP
Japan
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copolymer
olefin copolymer
olefin
measured
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JP2085684A
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Shuji Minami
Toshiaki Kuroiwa
Hidekuni Oda
Mikio Hashimoto
Akio Ishimoto
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication of JPH0339524B2 publication Critical patent/JPH0339524B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、制振性能に優れた新規なα−オレフ
イン系共重合体に関する。さらに詳細には、動的
弾性系数及び損失係数が大きく、制振材用複合積
層体の芯材又は充填剤を配合した制振材用複合組
成物として利用することにより、優れた制振性能
を発揮することのできる新規なα−オレフイン系
共重合体を提供するものである。 近年、各種の工業の発達や交通機関の発達によ
り、各種の機械装置、構造物、エンジンなどから
発生する騒音や振動の発生源が著しく増加したこ
と、これらの発生源と居住地とが接近したこと、
ならびに環境保全や騒音対策などに対する要求が
昴まつたことなどから、振動防止又は騒音防止を
効率よく達成することのできる制振材が強く要望
されている。 従来、このような制振材としては、制振性能を
有する素材を中間層とし外層に金属板を積層した
複合積層体として利用する方法、あるいは制振性
能を有する素材にフエライトなどの充填剤を配合
した複合組成物として利用する方法が知られてい
る。従来、このような制振性能を付与する素材と
しては、たとえば、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニル、酢酸ビニル・マレイン酸ジエステル共重合
体、塩化ビニル・アクリル酸エステル共重合体、
エチレン・酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体、軟質系ポリオレフイン、
合成ゴム、天然ゴム、ポリイソブチレン、環状オ
レフイン系炭化水素樹脂又はこれらの2種以上の
混合物などの軟質重合体を使用する方法が種々の
文献に提案されている。しかし、これらの軟質重
合体は制振性能が充分でなく、制振性能を高めよ
うとすると耐熱性が低下したり、前記複合積層体
として利用した場合には金属との接着性に劣るな
ど欠点があり、高性能が要求される制振材の用途
には使用することができない。 本発明者らは、制振性能に優れたα−オレフイ
ン系共重合体を探索した結果、プロピレン、1−
ブテン及びα−オレフインから構成される特定の
性状を有するα−オレフイン系共重合体が新規重
合体であり、該新規α−オレフイン系共重合体が
制振材用の重合体として優れていることを見出
し、本発明に到達した。 本発明の目的は、動的弾性係数及び損失係数が
大きく、制振性能に優れた新規のα−オレフイン
系共重合体を提供することにある。さらには、制
振材用複合積層体の芯材又は充填剤を配合した制
振材用複合組成物に利用することにより制振性能
に優れた新規のα−オレフイン系共重合体を提供
することにある。さらに他の目的は種々のポリオ
レフイン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリアリーレンエーテルなどの熱可塑
性樹脂などの改質剤として優れたα−オレフイン
系共重合体を提供することにある。 本発明を概説すれば、本発明は、プロピレン、
1−ブテン及び炭素原子数が5ないし12のα−オ
レフインからなり、 (A) 各構成成分の組成が、プロピレンが10ないし
85モル%、1−ブテンが3ないし60モル%及び
該α−オレフインが10ないし85モル%の範囲に
あること、 (B) n−デカン中で135℃で測定した極限粘度
〔η〕が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、 (C) X線回折法によつて測定した結晶化度が20%
以下であること、 (D) 25℃で測定した動的弾性係数E′が5×107
いし5×109dyn/cm2の範囲にあり、かつ25℃
における損失係数〔tanδ〕が0.4以上であるこ
と、及び (E) 沸騰n−ヘプタン不溶分が5.0重量%以下で
あり、かつ25℃におけるアセトン可溶分が3.0
重量%以下であること、 によつて特徴づけられるα−オレフイン系共重合
体を物質発明の要旨とし、該α−オレフイン系共
重合体からなる制振材を用途発明の要旨とするも
のである。 本発明のα−オレフイン系共重合体は、プロピ
レン、1−ブテン及び炭素原子数が5ないし12の
範囲にあるα−オレフイン(以下、単に該α−オ
レフインと略記することがある。)から構成され
るα−オレフイン系共重合体である。該α−オレ
フイン成分としては、1−ペンテン、3−メチル
−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−ヘプ
テン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン
などを例示することができる。 本発明のα−オレフイン系共重合体を構成する
各成分単位の組成は、プロピレンが10ないし85モ
ル%、1−ブテンが3ないし60モル%及び該α−
オレフインが10ないし85モル%の範囲にあること
が必要であり、さらにはプロピレンが15ないし70
モル%、1−ブテンが5ないし50モル%及び該α
−オレフインが15ないし70モル%の範囲にあるこ
とが好ましい。α−オレフイン系共重合体におい
て、プロピレン成分の含有率が10モル%未満とな
つても85モル%を越えても、また1−ブテン成分
の含有率が3モル%未満となつても60モル%を越
えても、さらに該α−オレフイン成分の含有率が
10モル%未満となつても、85モル%を越えても、
α−オレフイン系共重合体の損失係数〔tanδ〕は
本発明の範囲よりも小さい値となり、制振性能が
低下するようになる。 本発明のα−オレフイン系共重合体の極限粘度
〔η〕(デカリン中で135℃測定した値)は分子量
を表わす尺度であり、0.5ないし6.0dl/gの範囲
にあることが必要であり、さらには0.5ないし5.0
dl/gの範囲にあることが好ましく、とくに1.0
ないし4.0dl/gの範囲にあることが好ましい。
[η]が5dl/gを越えると、成形性に劣り、0.5
dl/g未満であると機械的強度に劣り実用に供せ
られない。 本発明のα−オレフイン系共重合体のX線回折
法によつて測定した結晶化度は20%以下であるこ
とが必要であり、さらには15%以下であることが
好ましい。結晶化度が20%を越えると例えば本発
明の用途の一つの利用形態である金属/共重合
体/金属からなる複合積層成形体の制振性能が低
下し、本発明の目的に合致しない。 本発明のα−オレフイン系共重合体は、25℃で
測定した動的弾性係数〔E′〕が5×107ないし5
×109dyn/cm2の範囲にあり、かつ25℃における
損失係数〔tanδ〕が0.4以上であることが必要で
あり、さらには25℃で測定した動的係数〔E′〕が
108ないし5×109dyn/cm2の範囲にあり、かつ25
℃における損失係数〔tanδ〕が0.5以上にあるこ
とが好ましい。動的弾性係数〔E′〕が5×
107dyn/cm2未満になると、例えば、本発明の用
途の一つの利用形態である金属/共重合体/金属
からなる複合積層体とした場合、とくに高周波数
領域における振動に対する制振性能が低下し、さ
らには複合体の形状保持率が低下する。5×
109dyn/cm2を越えた場合にも制振性能は低下し、
また損失係数が0.4未満になると、同様に制振性
能が低下する。なお、ここで動的弾性係数〔E′〕
及び損失係数は次の方法によつて測定したもので
ある。すなわち、ポリマーを200℃で熱プレス成
形し、冷プレスにより急速しレシート状(厚さ1
mm)とする。このシートを一日以上放置した後、
長さ3cm、巾3mmの試験片に切り取る。この試験
片を、動的粘弾性測定器(東洋ボールドウイン社
製、RHEO−VIBRON DDV−型)により、
周波数110Hz、動的変位1.6×10-3cmの条件で測定
した。 本発明のα−オレフイン系共重合体は、その沸
騰n−ヘプタン不溶分が5.0重量%の以下であり、
かつ25℃におけるアセトン可溶分が3.0重量%以
下にあることが必要であり、さらには沸騰n−ヘ
プタン不溶分4.0重量%以下であり、かつ25℃に
おけるアセトン可溶分が2.5重量%以下にあるこ
とが好ましい。沸騰n−ヘプタン不溶分が5重量
%を越えると、共重合体の透明性が低下したり、
フイルム成形した場合にフイシユアイ等の原因と
なる。また、アセトン可溶分が3.0重量%を越え
ると、共重合体の表面にべたつきが生じ、例えば
本発明の用途の一利用形態である金属/共重合
体/金属からなる複合積層体とした場合、金属と
共重合体の接着性能が低下する原因となる。な
お、該α−オレフイン系共重合体の沸騰n−ヘプ
タン不溶分及び25℃におけるアセトン可溶分はそ
れぞれ次の方法によつて測定されたものである。 すなわち、n−ヘプタン不溶分は、約1mm×1
mm×1mm程度の細片試料及びガラスビーズを円筒
ガラスフイルターに入れ、ソツクスレー抽出器に
より14時間抽出する方法で算出するものであり、
不溶分の重量%は溶解部分又は不溶分を秤量する
ことによつて求めた。 また、25℃アセトン可溶分は、試料15gをn−
デカン250mlに溶解(130℃)させ、これを500ml
のアセトンに投じ、アセトン不溶ポリマーを析出
さて、過により液を回収し、その後液に水
300mlを加え、分液ロートでn−デカン層と水−
アセトン層を分離し、n−デカン層を濃縮するこ
とにより求めた。 さらに、本発明のα−オレフイン系共重合体の
他の物性について言及するならば、該α−オレフ
イン系共重合体の熱変形温度は、針入度試験法
(Dupont 990 TMA装置により、荷重49gで5
℃/分の昇温速度で試料を昇温し、0.1mm針入時
の温度を熱変形温度とする。)で測定した値で、
通常0ないし120℃、好ましくは10ないし80℃の
範囲内にある。また、JIS K6301に準じて測定し
た破断点応力(Tb)は通常20ないし200Kg/cm2
好ましくは50ないし150Kg/cm2の範囲内、JIS
K6301に準じて測定した破断点伸びが通常300%
以上、好ましくは400%以上である。 本発明のα−オレフイン系共重合体は制振材と
して使用されるが、その使用形態としては、金属
板との複合積層体の形態で使用することも可能で
あるし、複合組成物の形態で使用することも可能
である。 本発明のα−オレフイン系共重合体を複合積層
体からなる制振材として利用する方法について次
に説明する。該制振材用複合積層体少なくとも外
側層を金属とし、少なくとも中間層の1層を前記
α−オレフイン系共重合体とするものであり、金
属層は外側層のみならず、中間層の1層を形成し
ていても差しつかえない。該複合積層体の構成と
しては、次の構成のものを例示することができ
る。 () 金属/共重合体 () 金属/共重合体/金属 () 金属/共重合体/金属/共重合体 () 金属/共重合体/金属/共重合体/金属 これらの構成の複合積層体のうちでは()の
三層構造の複合積層体がとくに好適に使用され
る。該複合積層体の構造は、板状体、円筒状体、
角柱状体、その他の任意の構造の形状体として利
用することができる。 該複合積層体を構成する金属としては、鉄、
鋼、銅、アルミニウム、ステンレススチール、真
ちゆうなどを例示することができる。該金属層の
厚さは任意であるが、通常は0.1ないし2mm、好
ましくは0.2ないし0.4mmの範囲である。 該複合積層体を構成する中間層としては前記α
−オレフイン系共重合体を単独で使用することも
できるし、他の重合体をブレンドして使用するこ
とも可能であるし、さらには種々の無機充填剤を
配合することも可能である。たとえば、金属への
接着性を向上させるために、該α−オレフイン系
共重合体に、変性ポリオレフイン類を配合しても
差しつかえない。変性ポリオレフイン類として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イ
タコン酸、シトラコン酸、ビシクロ〔2.2.1〕ヘ
プト−2−エン−5.6−ジカルボン酸などの不飽
和カルボン酸、その酸無水物、その塩又はそのエ
ステルからなる不飽和カルボン酸誘導体成分単位
をグラフト共重合した変性オレフイン系重合体を
配合することが好適である。オレフイン系重合体
としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、
4−メチル−1ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラ
デセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセンな
どのα−オレフインの単独重合体であつても差し
つかえないし、二種以上の共重合体であつても差
しつかえない。もちろん、該オレフイン系重合体
が前記本発明のプロピレン、1−ブテン及び該α
−オレフインからなるα−オレフイン系共重合体
であると、制振性能に優れた複合積層体が得られ
るのでとくに好ましい。該変性ポリオレフイン類
中の前記不飽和カルボン酸誘導体成分単位のグラ
フト割合は前記オレフイン系重合体100重量部に
対して通常は0.1ないし5重量部、好ましくは0.2
ないし3重量部の範囲である。また、該変性ポリ
オレフイン類の配合割合は、前記本発明のα−オ
レフイン系共重合体100重量部に対して通常5な
いし20重量部、好ましくは5ないし10重量部の範
囲である。 前記α−オレフイン系共重合体に必要に応じ配
合される無機充填剤として具体的には、グラフア
イト、マイカ、チタン酸化物、亜鉛華、クレイ、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カーボンブ
ラツクなどを例示することができる。該無機充填
剤の配合割合は前記本発明のα−オレフイン系共
重合体100重量部に対して通常は10ないし50重量
部の範囲である。 前記α−オレフイン系共重合体又はそれを含む
組成物を金属板上又は複数の金属板の中間層とし
た複合積層板の作成方法としては、従来から公知
の方法を採用することができる。 次に、本発明のα−オレフイン系共重合体に無
機充填剤を配合した制振材用複合組成物の利用に
ついて説明する。配合される無機充填剤として具
体的には、グラフアイト、マイカ、チタン酸化
物、亜鉛華、クレイ、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、カーボンブラツクなどを例示すること
ができる。該無機充填剤の配合割合は前記本発明
のα−オレフイン系共重合体100重量部に対して
通常は10ないし50重量部、好ましくは10ないし30
重量部の範囲である。また、該制振材用複合組成
物には、必要に応じて他の重合体、ポリイソブチ
レン、ブチルゴム、NBR、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、不飽和カルボン酸変性オレフイン系
共重合体などを配合することができる。たとえ
ば、他の重合体として前記例示の変性ポリオレフ
イン類を配合すると、前記無機充填剤との接着性
及びなじみに優れ、しかも鋼板との接着性に優れ
た制振材用組成物が得られるので好ましい。該変
性ポリオレフイン類の配合割合は、前記本発明の
α−オレフイン系共重合体100重量部に対して通
常5ないし20重量部、好ましくは5ないし10重量
部の範囲である。 該制振材用複合組成物は、前記各成分からなる
混合物を常法に従つて溶融条件下で混練すること
によつて得られる。 次に、本発明のα−オレフイン系共重合体を製
造する方法について述べる。該α−オレフイン系
共重合体を重合する際に使用される触媒として
は、 (A) マグネシウム化合物、チタン化合物及び電子
供与体からなる高活性固体状チタン触媒成分(a)
を、ハロゲン化炭化水素(b)で処理することにて
得られる固体状チタン触媒成分、 (B) 有機アルミニウム化合物成分、及び (C) 珪素化合物からなる電子供与体成分、 からなる触媒である。該固体状チタン触媒成分(A)
を構成する高活性固体状チタン触媒成分(a)は、 () 炭化水素に可溶性のマグネシウム化合物、 () 炭化水素媒体に可溶性のチタン化合物、及
び () 電子供与体、 から炭化水素媒体中で調整されるものであつて、
その調整法に関しては概に本出願人が提案した特
開昭56−811号公報、特開昭58−83006号公報など
に詳細に記載されている。該高活性固体状チタン
触媒成分(a)の組成は、マグネシウム/チタン(原
子比)が例えば約2ないし約100、好ましくは約
4ないし約50、さらに好ましくは約5ないし約
30、ハロゲン/チタン(原子比)が例えば約4な
いし約100、好ましくは約5ないし約90、さらに
好ましくは約8ないし約50、電子供与体/チタン
(モル比)が例えば約0.01ないし約100、好ましく
は約0.2ないし約10、さらに好ましくは約0.4ない
し約6となつているものが使用される。また、す
でに述べたように多くの場合、その形状は顆粒状
又はほぼ球状となつている。またその比表面積
は、例えば約10m2/g以上、好ましくは約100な
いし1000m2/gの値を示す。該高活性固体状チタ
ン触媒成分(a)中のハロゲンは、塩素、臭素、沃
素、弗素あるいはこれら2種類以上であり、とく
に塩素であることが好ましい。 該高活性固体状チタン触媒成分(a)の処理に用い
られるハロゲン化炭素水素としては、脂肪族系、
脂環族系のハロゲン化炭素水素を挙げることがで
きる。具体的には、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロルエタン、トリクロロエ
タン、テトラクロロエタン、ジクロロエチレン、
トルクロロエチレン、塩化プロピル、塩化ブチ
ル、クロルベンゼン等の塩素化合物、臭化メチレ
ン、臭化エチレン、ブロモホルム等の臭素化合物
などを例示することができる。 ハロゲン化炭化水素処理は、ヘキサン、ヘプタ
ン等の不活性炭化水素中で行うのが好ましく、例
えば、前記固体成分(a)をTi原子換算で0.001〜0.2
モル/、とくに0.005〜0.1モル/となるよう
に懸濁させ、ハロゲン化炭化水素処理を固体成分
(a)中のチタン1原子当り100〜2000モル、とくに
200〜1000モルとなる割合で接触させるのが好ま
しい。反応条件はハロゲン化炭化水素の種類によ
つても異なるが、例えば約0℃〜150℃、好まし
くは約40℃〜約100℃の温度で、数分〜約5時間
程度、好ましくは約30分〜約3時間程度の反応を
行うのがよい。この反応によりチタンの一部が固
体成分から脱離することがあり、このような溶媒
可溶の成分があるときには、反応終了後は、得ら
れたチタン触媒成分を不活性溶媒でよく洗浄して
から重合に供するのがよい。 該有機アルミニウム化合物成分(B)としては、少
なくとも分子内に1個のAl−炭素結合を有する
化合物が利用でき、例えば次のタイプの化合物を
挙げることができる。 () 一般式 (R1nAl(OR2oHpXq (ここでR1およびR2は炭素原子通常1ないし
15個、好ましくは1ないし4個を含む炭素水素
基で互いに同一でも異なつていてもよい。Xは
ハロゲン、mは0≦m<3、nは0≦n<3、
pは0≦p<3、qは0≦q<3の数であつ
て、しかもm+n+p+q=3である)で表わ
される有機アルミニウム化合物、 () 一般式 M1Al(R14 (ここでM1はLi、NaまたはKであり、R1は前
記と同じ)で表わされる第1族金属とアルミニ
ウムとの錯アルキル化物などを挙げることがで
きる。 前記()に属する有機アルミニウム化合物
としては、次のものを例示することができる。 一般式 (R1nAl(OR23-n (ここで、R1およびR2は前記と同じ。mは好ま
しくは1.5≦m<3の数である)で表わされる有
機アルミニウム化合物、 一般式 (R1nAlX3-n (ここで、R1は前記と同じ。Xはハロゲンを示
し、mは好ましくは0<m<3である)で表わさ
れる有機アルミニウム化合物、 一般式 (R1nAlH3-n (ここで、R1は前記と同じ。mは好ましくは2
≦m<3である)で表わされる有機アルミニウム
化合物、 一般式 (R1nAl(OR2oXq (ここで、R1およびR2は前記と同じ。Xはハロ
ゲンを示し、0<m≦3、0≦n<3、0≦q<
3であつて、m+n+q=3である)で表わされ
る有機アルミニウム化合物などを例示することが
できる。 前記()に属するアルミニウム化合物におい
て、より具体的にはトリエチルアルミニウム、ト
リブチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミ
ニウム、トリイソプレニルアルミニウムのような
トリアルケニルアルミニウム、ジエチルアルミニ
ウムエトキシド、ジブチルアルミニウムブトシキ
ドなどのジアルキルアルミニウムアルコシキド、
エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルア
ルミニウムセスキブトキシドなどのアルキルアル
ミニウムセスアルコキシドのほかに、 一般式 (R12.5Al(OR20.5 などで表わされる平均組成を有する部分的にアル
コキシ化されたアルキルアルミニウム、ジエチル
アルミニウムクロリド、ジブチルアルミニウムク
ロリド、ジエチルアルミニウムブロミドのような
ジアルキルアルミニウムハロゲニド、エチルアル
ミニウムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセ
スキクロリド、エチルアルミニウムセスキブロミ
ドのようなアルキルアルミニウムセスキハロゲニ
ド、エチルアルミニウムジクロリド、プロピルア
ルミニウムジクロリド、ブチルアルミニウムジブ
ロミドなどのようなアルキルアルミニウムジハロ
ゲニドなどの部分的にハロゲン化されたアルキル
アルミニウム、ジエチルアルミニウムヒドリド、
ジブチルアルミニウムヒドリドなどのジアルキル
アルミニウムヒドリド、エチルアルミニウムジヒ
ドリド、プロピルアルミニウムジヒドリドなどの
アルキルアルミニウムジヒドリドなどの部分的に
水素化されたアルキルアルミニウム、エチルアル
ミニウムエトキシクロリド、ブチルアルミニウム
ブトキシクロリド、エチルアルミニウムエトキシ
ブロミドなどの部分的にアルコキシ化及びハロゲ
ン化されたアルキルアルミニウムである。また
()に類似する化合物として、酸素原子や窒素
原子を介して2つ以上のアルミニウムが結合した
有機アルミニウム化合物であつてもよい。このよ
うな化合物として例えば、(C2H52AlOAl
(C2H52、(C2H92AlOAl(C4H92
【式】などを例示できる。 また、これらの例示化合物を混合して用いてもよ
い。前記()に属する化合物としては、LiAl
(C2H54、LiAl(C7H154などを例示できる。これ
らの中ではとくにトリアルキルアルミニウム及び
アルキルアルミニウムハライドを用いるのが好ま
しい。 また、本発明の共重合体製造において触媒構成
成分として使用することのできる電子供与体(C)成
分は、珪素含有化合物である。 該珪素含有化合物としては、Si−O−G結合、
Si−H結合もしくはSi−N−C結合を有する化合
物が好適に使用される。該Si−O−C結合を有す
る有機珪素化合物触媒成分(C)は、例えばアルコキ
シシラン、アリーロキシシラン(aryloxysilane)
などである。このような例として、 一般式 RnSi(OR34-o (式中、0≦n≦4、Rは炭化水素基、例えばア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アル
ケニル基、ハロアルキル基、アミノアルキル基な
ど、又はハロゲン又は水素を示し、R3は炭化水
素基、例えばアルキル化、シクロアルキル基、ア
リール基アルケニル基、アルコキシアルキル基な
ど、但しn個のR、(4−n)個のOR3基は同一
でも異つていてもよい)で表わされる珪素化合物
を挙げることができる。又、他の例としてはOR3
基を有するシクロヘキサン類、カルボン酸類のシ
リルエステルなどを挙げることができる。又、他
の例として2個以上の珪素原子が、酸素又は窒素
原子を介して互いに結合されているような化合物
を挙げることができる。より具体的には、トリメ
チルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエト
キシシラン、ジフエニルジメトキシシラン、メチ
ルフエニルジメトキシシラン、ジフエニルジエト
キシシラン、エチルトリメトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、フエエルトリメトキシシラン、γ−クロルプ
ロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、エチルトリエトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、フ
エニルトリエトキシシラン、ジフエニルシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、クロル
トリエトキシシラン、エチルトリイソプロポキシ
シラン、ビニルトリブトキシシラン、ケイ酸エチ
ル、ケイ酸ブチル、トリメチルフエノキシシラ
ン、メチルトリアリロキシ(allyloxy)シラン、
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、
ビニルトリアセトキシシラン、ジエチルテトラエ
トキシジシロキサン、フエニルジエトキシジエチ
ルアミノシランなどを例示することができる。こ
れらの中でとくに好ましいのは、メチルトリメト
キシシラン、フエニルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、フエニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリブトキシシラン、ジフ
エニルシラン、ケイ酸エチル、ジフエニルジメト
キシシラン、ジフエニルジエトキシシラン、メチ
ルフエニルメトキシシラン等の前記式RnSi
(OR34-oで示されるものである。 該Si−N−C結合を有する化合物として具体的
には、フエニルジエトキシジエチルアミノシラ
ン、ジエチルアミノトリメチルシラン、ピペリジ
ノトリメチルシラン、テトラキス(ジメチルアミ
ノ)シラン、メチルトリピペジノシラン、1−ト
リメチルシリルピロリジンなどを例示することが
できる。 本発明のα−オレフイン系共重合体は、プロピ
レン、1−ブテン及び該α−オレフインからなる
混合物を、前記触媒の存在下に共重合させること
によつて得られる。共重合は、不活性希釈剤の存
在下又は不存在下に、液相又は気相中で実施さ
れ、通常は10ないし200℃、好ましくは30ないし
100℃で実施される。とくに、不活性炭化水素媒
体中で、α−オレフイン系共重合体が溶解する条
件下、通常10ないし150℃、好ましくは30ないし
120℃の温度で実施される。その際、固体状チタ
ン触媒成分(A)の使用量は、たとえば、チタン原子
換算で通常は約0.0005ないし約1ミリグラム原
子/、好ましくは約0.001ないし約0.1ミリグラ
ム原子/とし、また有機アルミニウム化合物触
媒成分(B)の使用割合は重合活性を維持する量であ
つてAl/Ti(原子比)が通常は約1ないし約
2000、好ましくは約10ないし約500となるように
使用するのがよい。また、珪素化合物からなる電
子供与体(C)の使用割合は、チタン1グラム原子に
対するモル比として通常は1ないし50、好ましく
は2ないし20の範囲である。 該共重合反応の際に供給される原料の組成は、
プロピレンが通常は5ないし90モル%、好ましく
は10ないし80モル%の範囲にあり、1−ブテンが
通常は2ないし60モル%、好ましくは5ないし50
モル%の範囲にあり、該α−オレフインが通常は
10ないし90モル%、好ましくは20ないし80モル%
の範囲である。 該共重合反応終了後の重合混合物を常法によつ
て処理することにより、本発明のα−オレフイン
系共重合体が得られる。 本発明のα−オレフイン系共重合体は前記制振
材の他に、押出成形、射出成形、プレス成形、真
空成形などの成形方法により、フイルム、シー
ト、中空容器、パイプ、チユーブ、その他各種製
品に成形でき、各種用途に供することができる。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 実施例 1 〔触媒調整〕 無水塩化マグネシウム1モル、2−エチルヘキ
サノール3モルおよびn−デカン200mlを窒素雰
囲気中で、130℃で2時間加熱反応を行ない、均
一溶液とした。室温に冷却後、全容量が1とな
るようn−デカンを追加し、さらに130℃でn−
ブチルフタレート53mlを加え、1時間撹拌した。 この均一溶液50mlを、−10℃に保持した
Ticl4200ml中に、30分で撹拌下に滴下し、さらに
−10℃で15分間撹拌した。その後徐々に昇温し、
110℃に致達後さらにn−ブチルフタレートを10
mmol添加し、110℃で2時間反応させた。過
により固体部を採取し、さらにこの固体部を
Ticl4200ml中に懸濁させ、110℃で2時間反応さ
せた。過により固体部つを採取し、洗浄中に遊
離のチタン化合物が検出されなくなるまで精製ヘ
キサンで充分洗浄した。 上記で得られた固体部をさらにエチレンダイク
ロライド250mlに懸濁させ、80℃で2時間撹拌後、
過により固体部を採取し、精製ヘキサンで充分
洗浄した。固体触媒中には原子換算でTi1.2重量
%、Cl61%、Mg19重量%、n−ブチルフタレー
ト15.2重量%含む。 〔重量〕 内容積500mlのガラス製重合器に脱水精製した
n−デカン250mlを装入し、80℃に昇温し、充分
窒素置換した。プロピレン、ブテン、4−メチル
−1−ペンテン及び水素を表1に示した割合で供
給しながら、トリイソブチルアルミニウム1.5m
mol、ジフエニルジメトキシシラン0.15mmol及
び上記で合成したTi触媒成分0.025mmolを装入
し30分間重合した。重合終了後、少量のイソブチ
ルアルコールを添加し、重合を停止した。重合液
を大量のメタノールに投入し、共重合体を析出さ
せプロピレン・ブテン−1・4−メチル−1−ペ
ンテン共重合体を得た。 重合結果及び共重合体物性をそれぞれ表1およ
び表2に示す。 実施例2ないし5及び比較例1ないし4 実施例1の重合条件を表1に示したように変化
させた他は同様にして重合を行なつた結果を表1
に、またそれらの共重合体物性を表2に示す。 本発明で得た共重合体の制振性能評価を、以下
のごとき積層物を製造することにより行なつた。 <積層物の製造及び評価> 実施例1ないし5、比較例1ないし3で得た共
重合体を用いた積層物の制振性の測定のために積
層物(亜鉛びき鉄板/共重合体/亜鉛びき鉄板=
450μ/500μ/450μ)を作製し、制振性の測定を
行なつた。なお亜鉛びき鉄板と共重合体の接着
は、三井石油化学(株)製、アドマー QE305の20μ
のフイルムを鉄板と共重合体との間に積層するこ
とにより行なつた。 制振性能の測定には、例えば日本ゴム協会誌
51222(1978)に見られるごとく、二本吊法・共振
減衰法の測定が可能な装置を作成し、周波数1000
Hzでの対数減衰率を求めた。対数減衰率の求め方
は、例えば「騒音ハンドブツク」(日本音響材料
協会編、昭和41年技報堂(株)発行)433ページ等に
見られる方法に準じた。試験片は、長さ300mm、
巾30mm、厚さ1.4mmの積層体とした。得られた結
果を表3に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プロピレン、1−ブテン及び炭素原子数が5
    ないし6のα−オレフインからなり、かつ次の(A)
    ないし(E)によつて特徴づけられるα−オレフイン
    系共重合体、 (A) 各構成成分の組成が、プロピレンが10ないし
    85モル%、1−ブテンが3ないし60モル%及び
    該α−オレフインが10ないし85モル%の範囲に
    あること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度[η]
    が0.5ないし6.0dl/gの範囲にあること、 (C) X線回折法によつて測定した結晶化度が20%
    以下であること、 (D) 25℃で測定した動的弾性係数[E′]が5×
    107ないし5×109dyn/cm2の範囲にあり、かつ
    25℃における損失係数[tanδ]が0.4以上であ
    ること、及び (E) 沸騰n−ヘプタン不溶分が5.0重量%以下で
    あり、かつ25℃におけるアセトン可溶分が3.0
    重量%以下にあること。 2 プロピレン、1−ブテン及び炭素原子数が5
    ないし6のα−オレフインからなり、かつ次の(A)
    ないし(E)によつて特徴づけられるα−オレフイン
    系共重合体からなる制振材。 (A) 各構成成分の組成が、プロピレンが10ないし
    85%モル、1−ブテンが3ないし60モル%及び
    該α−オレフインが10ないし85モル%の範囲に
    あること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度[η]
    が0.5ないし6.0dl/gの範囲にあること、 (C) X線回折法によつて測定した結晶化度が20%
    以下であること、 (D) 25℃で測定した動的弾性係数[E′]が5×
    107ないし5×109dyn/cm2の範囲にあり、かつ
    25℃における損失係数[tanδ]が0.4以上ある
    こと、及び (E) 沸騰n−ヘプタン不溶分が5.0重量%以下で
    あり、かつ25℃におけるアセトン可溶分が3.0
    重量%以下にあること。
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