JPH0339443A - 複合材料用マグネシウム合金 - Google Patents
複合材料用マグネシウム合金Info
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Landscapes
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
童皇ミL皿里発畳
本発明は、ウィスカ強化複合材料用マグネシウム〈本明
細書においてはマグネシウムを単にMCJと表す場合が
ある。〉合金に関し、更に詳細にはβ型窒化珪素ウィス
カを強化繊維とし、マグネシウム合金をマトリックスと
する複合材料用のマグネシウム合金に関する。
細書においてはマグネシウムを単にMCJと表す場合が
ある。〉合金に関し、更に詳細にはβ型窒化珪素ウィス
カを強化繊維とし、マグネシウム合金をマトリックスと
する複合材料用のマグネシウム合金に関する。
正至曵藍逝
繊維強化金属複合材料のマトリックスを威すマグネシウ
ム合金としては、例えばMDCIA (ASTM規格で
はAZ91A相当>、MC7(A37M規格ではZK6
1A相当) 、MC8(ASTM規格ではEZ33A相
当)などのJIS規格合金、或いはAM60A、AS4
1A、QE22AなどのASTM規格合金が使用されて
いた。
ム合金としては、例えばMDCIA (ASTM規格で
はAZ91A相当>、MC7(A37M規格ではZK6
1A相当) 、MC8(ASTM規格ではEZ33A相
当)などのJIS規格合金、或いはAM60A、AS4
1A、QE22AなどのASTM規格合金が使用されて
いた。
しかし、これらのマグネシウム合金とβ型窒化珪素ウィ
スカとの組合わせの場合、例えば溶湯鍛造機(鋳込圧が
高い鋳造機)などを用いて複合材に鋳造してもなお耐熱
性が低く、200℃以上の比較的高温では使用できない
。
スカとの組合わせの場合、例えば溶湯鍛造機(鋳込圧が
高い鋳造機)などを用いて複合材に鋳造してもなお耐熱
性が低く、200℃以上の比較的高温では使用できない
。
が °しようとする
β型窒化珪素ウィスカは、繊維強化金属複合材料の製造
に使用されている種々の強化繊維の中でも高強度を有し
、高温安定性に優れ、かつ熱膨張率が小さい。本発明者
等は、このようなβ型窒化珪素ウィスカの特性を生かし
たマグネシウム合金との複合材料について鋭意検討した
。そして、低熱膨張を必要とする比較的高温、例えば2
00℃以上の温度での使用に耐えるβ型窒化珪素ウィス
カ強化マグネシウム複合材料(以下、単に複合材料と記
す場合がある。)の提供を目的にマグネシウム合金成分
について研究を行い、本発明に到達した。
に使用されている種々の強化繊維の中でも高強度を有し
、高温安定性に優れ、かつ熱膨張率が小さい。本発明者
等は、このようなβ型窒化珪素ウィスカの特性を生かし
たマグネシウム合金との複合材料について鋭意検討した
。そして、低熱膨張を必要とする比較的高温、例えば2
00℃以上の温度での使用に耐えるβ型窒化珪素ウィス
カ強化マグネシウム複合材料(以下、単に複合材料と記
す場合がある。)の提供を目的にマグネシウム合金成分
について研究を行い、本発明に到達した。
を 決するための
上述の目的は、本発明によれば、
(1)1〜10%のNdまたはNd系金属を含有し、残
りが実質的にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合
材料用マグネシウム合金、(2)マグネシウム合金が更
に0.2〜3%のMnを含有するものである上記(1)
に記載の複合材料用マグネシウム合金、 (3〉マグネシウム合金が更に0.5〜6%のYを含有
するものである上記(1)および(2〉に記載の複合材
料用マグネシウム合金、 (4)マグネシウム合金が更に0.5〜5%のSmを含
有するものである上記(1)、(2)およびに(3)に
記載の複合材料用マグネシウム合金、(5)マグネシウ
ム合金が更に0.5〜8%のCeまたはCe系金属を含
有するものである上記(1)〜(4)に記載の複合材料
用マグネシウム合金、 (6)3〜10%のCe系金属を含有し、残りが実質的
にMOであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合材料用マグ
ネシウム合金、 (7)マグネシウム合金が更に0.2〜3%のMnを含
有するものである上記(6〉に記載の複合材料用マグネ
シウム合金、 によって達成される。上記(1)〜(7)に記載の複合
材料用マグネシウム合金は、マグネシウム合金としては
5%以下のl)r、(3d又はSCを含んでも一向に差
し支えない。また、(6)および(7)に記載のβ型窒
化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料は、5%以下
のY又はsmを含んでも差し支えない。これらの合金元
素は、希土類元素か又はそれに近い性質の元素であり、
含有量にもよるが、必らずしも有害ではなく場合によっ
ては有益でさえある。 なお、本明細書におけるNdS
YlSm、Ce、Pr、(3dおよびSCはそれぞれ原
子番@60,39.62.58.59.64、および2
1のIIIB族の元素であり、Y、SC以外は希土類元
素である。また、Nd系金属とはNd金属含有量が70
%以上のディデイミウムを指し、Ce系金属とはCe含
有量が50%以上のミツシュメタルである。
りが実質的にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合
材料用マグネシウム合金、(2)マグネシウム合金が更
に0.2〜3%のMnを含有するものである上記(1)
に記載の複合材料用マグネシウム合金、 (3〉マグネシウム合金が更に0.5〜6%のYを含有
するものである上記(1)および(2〉に記載の複合材
料用マグネシウム合金、 (4)マグネシウム合金が更に0.5〜5%のSmを含
有するものである上記(1)、(2)およびに(3)に
記載の複合材料用マグネシウム合金、(5)マグネシウ
ム合金が更に0.5〜8%のCeまたはCe系金属を含
有するものである上記(1)〜(4)に記載の複合材料
用マグネシウム合金、 (6)3〜10%のCe系金属を含有し、残りが実質的
にMOであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合材料用マグ
ネシウム合金、 (7)マグネシウム合金が更に0.2〜3%のMnを含
有するものである上記(6〉に記載の複合材料用マグネ
シウム合金、 によって達成される。上記(1)〜(7)に記載の複合
材料用マグネシウム合金は、マグネシウム合金としては
5%以下のl)r、(3d又はSCを含んでも一向に差
し支えない。また、(6)および(7)に記載のβ型窒
化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料は、5%以下
のY又はsmを含んでも差し支えない。これらの合金元
素は、希土類元素か又はそれに近い性質の元素であり、
含有量にもよるが、必らずしも有害ではなく場合によっ
ては有益でさえある。 なお、本明細書におけるNdS
YlSm、Ce、Pr、(3dおよびSCはそれぞれ原
子番@60,39.62.58.59.64、および2
1のIIIB族の元素であり、Y、SC以外は希土類元
素である。また、Nd系金属とはNd金属含有量が70
%以上のディデイミウムを指し、Ce系金属とはCe含
有量が50%以上のミツシュメタルである。
族1にディディミウムおよびミツシュメタルの組成の1
例を示す。
例を示す。
表1゜
デイデイξウムおよびミツシュメタル
組成例
本発明によれば、強化繊維として高強度を有し、高温安
定性に優れ、かつ熱膨張率が低いβ型窒化珪素ウィスカ
を使用し、マトリックスとしてNd含有量が1%以上1
0%以下であり、残りが実質的にMOであるマグネシウ
ム合金を使用し、β型窒化珪素ウィスカの体積率を5〜
25容量%に設定することにより、後述する本発明者等
が行なった実験の結果より明らかなように、比較的高温
での使用に耐える複合材料を得ることができる。
定性に優れ、かつ熱膨張率が低いβ型窒化珪素ウィスカ
を使用し、マトリックスとしてNd含有量が1%以上1
0%以下であり、残りが実質的にMOであるマグネシウ
ム合金を使用し、β型窒化珪素ウィスカの体積率を5〜
25容量%に設定することにより、後述する本発明者等
が行なった実験の結果より明らかなように、比較的高温
での使用に耐える複合材料を得ることができる。
複合材料のマトリックスとしてのMgにNdが添加され
てできるマグネシウム合金は、機械的性質及び耐熱性が
かなり高いが、β型窒化珪素ウィスカで強化すると、そ
れらの特性がより一層向上する。しかし、Nd含有量が
1%未満ではその効果が充分ではなく、10%を越える
と脆くなり複合材料は実用には適さなくなる。従って、
本発明の複合材料におけるマトリックスとしてのマグネ
シウム合金のNd含有量は1%以上10%以下、好まし
くは3〜7%とされる。なお、この場合にNdの代りに
Nd含有170%以上のディディミウムを使用しても同
じ効果が得られる。また、3〜10%のCe系金属(ミ
ツシュメタル)を含有する場合には、後述するMg−N
d合金をマトリックスとするβ型窒化珪素ウィスカ強化
マグネシウム複合材料のNd含有量に相応する強度以上
の強度、特にクリープ強度が得られる。しかしながら、
Ce系金属の含有量が3%より少ないと、強度が不充分
であり、10%を超えるとマグネシウム合金及びその複
合材料は脆化し不適当である。
てできるマグネシウム合金は、機械的性質及び耐熱性が
かなり高いが、β型窒化珪素ウィスカで強化すると、そ
れらの特性がより一層向上する。しかし、Nd含有量が
1%未満ではその効果が充分ではなく、10%を越える
と脆くなり複合材料は実用には適さなくなる。従って、
本発明の複合材料におけるマトリックスとしてのマグネ
シウム合金のNd含有量は1%以上10%以下、好まし
くは3〜7%とされる。なお、この場合にNdの代りに
Nd含有170%以上のディディミウムを使用しても同
じ効果が得られる。また、3〜10%のCe系金属(ミ
ツシュメタル)を含有する場合には、後述するMg−N
d合金をマトリックスとするβ型窒化珪素ウィスカ強化
マグネシウム複合材料のNd含有量に相応する強度以上
の強度、特にクリープ強度が得られる。しかしながら、
Ce系金属の含有量が3%より少ないと、強度が不充分
であり、10%を超えるとマグネシウム合金及びその複
合材料は脆化し不適当である。
更に、上述のようなNd含有量のMg−Nd合金をマト
リックスとする複合材料および上述の3〜10%のCe
系金属を含有するマグネシウム合金をマトリックスとす
る複合材料においては、β型窒化珪素ウィスカの体積率
が5容量%未渦の場合には充分な強度、低い熱膨張率を
確保することができず、この体積率が5〜25容量%の
範囲では、複合材料の強度は体積率の増加とともにほぼ
直線的に増加するが、体積率が25容量%を超えると溶
湯の浸透に対するβ型窒化珪素ウィスカの抵抗が増し、
健全な複合材料の製造が困難になる。
リックスとする複合材料および上述の3〜10%のCe
系金属を含有するマグネシウム合金をマトリックスとす
る複合材料においては、β型窒化珪素ウィスカの体積率
が5容量%未渦の場合には充分な強度、低い熱膨張率を
確保することができず、この体積率が5〜25容量%の
範囲では、複合材料の強度は体積率の増加とともにほぼ
直線的に増加するが、体積率が25容量%を超えると溶
湯の浸透に対するβ型窒化珪素ウィスカの抵抗が増し、
健全な複合材料の製造が困難になる。
なお、本明細書におけるパーセンテージは、繊維の体積
率の表現の場合を除きすべて重量%であり、マグネシウ
ム合金の化学成分の表現における「実質的にMg」とは
、マトリックスとしてのマグネシウム合金中に含まれる
Nd、Mn、ディディミウム等の添加成分以外の不可避
的に含有されるzn、s+、 Fe5cu、N +等の
不純物の合計が0.5%以下で残りがMgであることを
意味する。
率の表現の場合を除きすべて重量%であり、マグネシウ
ム合金の化学成分の表現における「実質的にMg」とは
、マトリックスとしてのマグネシウム合金中に含まれる
Nd、Mn、ディディミウム等の添加成分以外の不可避
的に含有されるzn、s+、 Fe5cu、N +等の
不純物の合計が0.5%以下で残りがMgであることを
意味する。
なお、1〜10%のNd又はNd系金属を含有し、残り
が実質的にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合材
料用マグネシウム合金に、更に0.2〜3%のMn10
.5〜6%のYSo、5〜5%のSm、0.5〜8%の
CeまたはCe系金属を含有させたマグネシウム合金は
、β型窒化珪素ウィスカ強化複合材料用として好適であ
る。
が実質的にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合材
料用マグネシウム合金に、更に0.2〜3%のMn10
.5〜6%のYSo、5〜5%のSm、0.5〜8%の
CeまたはCe系金属を含有させたマグネシウム合金は
、β型窒化珪素ウィスカ強化複合材料用として好適であ
る。
ここで、Mnが0.2%より少ないとMn添加の効果は
なく、3%を超えると脆化の原因となる。
なく、3%を超えると脆化の原因となる。
Yが0.5%より少ないとY添加の効果はなく、6%を
超えても耐熱性向上の効果はない。Smが0.5%より
少ないと添加効果はなく、5%を超えるとマグネシウム
合金は脆くなる。CeまたはCe系金属が0.5%より
少ないと添加の効果はなく、8%を超えるとマグネシウ
ム合金は脆くなる。
超えても耐熱性向上の効果はない。Smが0.5%より
少ないと添加効果はなく、5%を超えるとマグネシウム
合金は脆くなる。CeまたはCe系金属が0.5%より
少ないと添加の効果はなく、8%を超えるとマグネシウ
ム合金は脆くなる。
また、3〜10%のCe系金属を含有し、残りが実質的
にMgであるβ型室化珪素ウスヌカ強化複合材料用マグ
ネシウム合金に、更に0.2〜3%のMnを含有させた
マグネシウム合金は、β型窒化珪素ウィスカ強化複合材
料用として好適である。
にMgであるβ型室化珪素ウスヌカ強化複合材料用マグ
ネシウム合金に、更に0.2〜3%のMnを含有させた
マグネシウム合金は、β型窒化珪素ウィスカ強化複合材
料用として好適である。
ここで、Mnが0.2%より少ないとMn添加の効果は
なく、3%を超えると脆化の原因となる。
なく、3%を超えると脆化の原因となる。
以下に本発明を実施例について詳細に説明する。
マグネシウム合金AZ92、AZSlolo(宇部Q産
IHJ31金)、AS21、EZ33A。
IHJ31金)、AS21、EZ33A。
QE22A、Mg−5%Nd1Mg−5%Nd−1%M
n%Mg−5%Nd−1%Y1Mg−4%Nd−2%M
MSおよびM(J−5%MM−2%Mn(注・・・MM
はミツシュメタル)について、250トン竪型ダイカス
トマシンにより、β型窒化珪素ウィスカ成形体を用いて
、β型窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料を製
造した。使用したマトリックス合金の組成、製造条件、
250トン竪型ダイ力ストマシン金型キヤビテイ模式図
およびβ型窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料
の模式図を、それぞれ表2、表3、図1および図2に示
す。なお、上記β型室化珪素ウィスカ′成形体は、宇部
興産■製β型窒化珪素ウィスカ(平均繊維長10〜50
μ椛、平均繊維径0゜1〜1.5μ椛、100%β−3
isNis)をバインダーを使用しないで1軸プレスに
より作製した。
n%Mg−5%Nd−1%Y1Mg−4%Nd−2%M
MSおよびM(J−5%MM−2%Mn(注・・・MM
はミツシュメタル)について、250トン竪型ダイカス
トマシンにより、β型窒化珪素ウィスカ成形体を用いて
、β型窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料を製
造した。使用したマトリックス合金の組成、製造条件、
250トン竪型ダイ力ストマシン金型キヤビテイ模式図
およびβ型窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料
の模式図を、それぞれ表2、表3、図1および図2に示
す。なお、上記β型室化珪素ウィスカ′成形体は、宇部
興産■製β型窒化珪素ウィスカ(平均繊維長10〜50
μ椛、平均繊維径0゜1〜1.5μ椛、100%β−3
isNis)をバインダーを使用しないで1軸プレスに
より作製した。
形状は約100sφX20#tの円板状、繊維体積率は
約10%であり、窒化珪素ウィスカは三次元ランダムに
配向している。
約10%であり、窒化珪素ウィスカは三次元ランダムに
配向している。
以下に製造方法を具体的に述べる。まず、図1に示した
250トン竪型ダイカストマシンのスリ表 3゜ 製造条件 一ブ■にマグネシウム合金溶湯[株]をひしやくで入れ
る。スリーブ■の内部には上記溶湯■の温度低下を防止
するためセラミックベーパーが置かれている。次に図1
に示すように置中子をセットし、その上にβ型室化珪素
ウィスカ成形体■を載せる。
250トン竪型ダイカストマシンのスリ表 3゜ 製造条件 一ブ■にマグネシウム合金溶湯[株]をひしやくで入れ
る。スリーブ■の内部には上記溶湯■の温度低下を防止
するためセラミックベーパーが置かれている。次に図1
に示すように置中子をセットし、その上にβ型室化珪素
ウィスカ成形体■を載せる。
直ちに図1に示すように、可動金型■が上から降りて来
て閉じられ、キャビティ■に、プランジャー■の押し上
げにより溶iioが押し込まれる。型閉時間の45秒が
経過後可動金型■が上方に移動し、図2に示されたβ型
窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料が取出され
る。
て閉じられ、キャビティ■に、プランジャー■の押し上
げにより溶iioが押し込まれる。型閉時間の45秒が
経過後可動金型■が上方に移動し、図2に示されたβ型
窒化珪素ウィスカ強化マグネシウム複合材料が取出され
る。
図2に示したβ型窒化珪素ウィスカ成形体強化マグネシ
ウム複合材料において、円板状の成形体が存在する部分
より、成形体の円形面に平行に試験片を切出して、JI
S規格に準じて200℃で引張り試験、250℃でクリ
ープ破断試験を行なった。族4に試験結果を示したが、
引張試験、クリープ破断試験ともに、EZ33A以外は
「材(熱処理を施していない材料)に依った。
ウム複合材料において、円板状の成形体が存在する部分
より、成形体の円形面に平行に試験片を切出して、JI
S規格に準じて200℃で引張り試験、250℃でクリ
ープ破断試験を行なった。族4に試験結果を示したが、
引張試験、クリープ破断試験ともに、EZ33A以外は
「材(熱処理を施していない材料)に依った。
例9〜15 6〜9
実施例1〜8の場合と同様にして、繊維体積率約10容
量%のβ型窒化珪素ウィスカ成形体と表5に示す化学成
分のマグネシウム合金とから250トン竪型ダイカスト
マシンで複合材料を製造した<ta維強化した場合)。
量%のβ型窒化珪素ウィスカ成形体と表5に示す化学成
分のマグネシウム合金とから250トン竪型ダイカスト
マシンで複合材料を製造した<ta維強化した場合)。
又、表5の組成のマグネシウム合金を単独で250トン
竪型ダイカストマシンで鋳造した(lI維強化していな
い場合〉。
竪型ダイカストマシンで鋳造した(lI維強化していな
い場合〉。
この二系列製造物より、実施例1〜8の場合と同じ方法
で試験片を切出し、F材について、200℃引張試験お
よび250℃クリープ破断試験を実施した竺その結果を
繊維強化していない場合を表6(参考例)に、繊維強化
した場合を表7にそれぞれ示した。また、これらの実験
結果のうち、引張試験結果のみを図3にまとめた。
で試験片を切出し、F材について、200℃引張試験お
よび250℃クリープ破断試験を実施した竺その結果を
繊維強化していない場合を表6(参考例)に、繊維強化
した場合を表7にそれぞれ示した。また、これらの実験
結果のうち、引張試験結果のみを図3にまとめた。
表5゜
Mg−(1〜20)%Nd合金の組成
図3より、Ndの適当な含有量は1%以上、10%以下
、特に3〜7%であることが分かる。
、特に3〜7%であることが分かる。
を例16〜20 比較例10
実施例9〜15の実験結果より適当なNd含有量が分か
った。そこで適当な成形体繊維体積率を求めるため、ま
ず繊維体積率が5容量%、10容量%、15容量%、2
0容量%、25容量%および30容量%のβ型窒化珪素
ウィスカ成形体を作った。この成形方法は一軸プレスだ
けか、又は繊維体積率が不充分な場合は更にラバープレ
スを併)用した。このようにして用意したβ型窒化珪素
ウィスカ成形体を用いて、MCl−5%Nd合金につい
て実施例1〜8の場合と同じようにして複合材料を製造
し、その複合材料(F材〉より試験片を切出して、20
0℃で引張試験および250℃でクリープ破断試験を行
なった。その結果を族8および図4に示す。
った。そこで適当な成形体繊維体積率を求めるため、ま
ず繊維体積率が5容量%、10容量%、15容量%、2
0容量%、25容量%および30容量%のβ型窒化珪素
ウィスカ成形体を作った。この成形方法は一軸プレスだ
けか、又は繊維体積率が不充分な場合は更にラバープレ
スを併)用した。このようにして用意したβ型窒化珪素
ウィスカ成形体を用いて、MCl−5%Nd合金につい
て実施例1〜8の場合と同じようにして複合材料を製造
し、その複合材料(F材〉より試験片を切出して、20
0℃で引張試験および250℃でクリープ破断試験を行
なった。その結果を族8および図4に示す。
図4より、引張強さおよび耐力は繊維体積率の増加とと
もに繊維体積率25容量%迄は増加するが、それ以上で
は増加しない。これはm91体積率の増加とともに成形
体への溶湯の浸透抵抗が増加し、その結果繊維体積率が
30容量%で終に複合材料内部の溶湯不充填等の欠陥が
表面化したためと考えられる。また、繊維体積率が5容
量%未満では引張強ざは繊維強化していない合金と余り
違いがない。これらの結果と、クリープ破断試験結果と
を考え合わせると、繊維体積率平均5〜25容量%が適
当と考えられる。
もに繊維体積率25容量%迄は増加するが、それ以上で
は増加しない。これはm91体積率の増加とともに成形
体への溶湯の浸透抵抗が増加し、その結果繊維体積率が
30容量%で終に複合材料内部の溶湯不充填等の欠陥が
表面化したためと考えられる。また、繊維体積率が5容
量%未満では引張強ざは繊維強化していない合金と余り
違いがない。これらの結果と、クリープ破断試験結果と
を考え合わせると、繊維体積率平均5〜25容量%が適
当と考えられる。
及旦匹羞屡
β型窒化珪素ウィスカを圧縮成形して作った成形体に、
Nd等を添加したマグネシウム合金を高圧下で含浸、凝
固させることにより、本発明の耐熱性に浸れた高強度の
繊維強化マグネシウム複合材料が得られた。この複合材
料は200℃引張強さが約30kOf/ays2であり
、200℃引張試験値のバランスが良く、優れたクリー
プ強度を有している。
Nd等を添加したマグネシウム合金を高圧下で含浸、凝
固させることにより、本発明の耐熱性に浸れた高強度の
繊維強化マグネシウム複合材料が得られた。この複合材
料は200℃引張強さが約30kOf/ays2であり
、200℃引張試験値のバランスが良く、優れたクリー
プ強度を有している。
)従って、軽量、低熱膨張と耐熱性が要求されるノ
用途、例えば自動車用エンジン部品、汎用エンジン部品
等の用途に適している。
等の用途に適している。
図1は250トン竪型ダイ力ストマシン金型キヤビテイ
部模式図、図2はβ型室化珪素゛ウィスカ強化マグネシ
ウム複合材料模式図、図3はNd含有量の異なるMCl
−Nd合金を繊維強化していない場合と繊維強化した場
合の200℃引張試験結果、そして図4はMCl−5%
Nd合金をマトリックスとする複合材料の繊維体積率と
200℃引張強さの関係を示す。 図1および図2において、 ■・・・可動金型、■・・・キャビティ、■・・・固定
金型、■・・・プラテン、■・・・スリーブ、■・・・
プランジャー■・・・置中子、■・・・β型窒化珪素ウ
ィスカ成形体、■・・・セラミック・ペーパー、■・・
・マグネシウム合金溶湯 を表わす。 )
部模式図、図2はβ型室化珪素゛ウィスカ強化マグネシ
ウム複合材料模式図、図3はNd含有量の異なるMCl
−Nd合金を繊維強化していない場合と繊維強化した場
合の200℃引張試験結果、そして図4はMCl−5%
Nd合金をマトリックスとする複合材料の繊維体積率と
200℃引張強さの関係を示す。 図1および図2において、 ■・・・可動金型、■・・・キャビティ、■・・・固定
金型、■・・・プラテン、■・・・スリーブ、■・・・
プランジャー■・・・置中子、■・・・β型窒化珪素ウ
ィスカ成形体、■・・・セラミック・ペーパー、■・・
・マグネシウム合金溶湯 を表わす。 )
Claims (7)
- (1)1〜10%のNdまたはNd系金属を含有し、残
りが実質的にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合
材料用マグネシウム合金。 - (2)マグネシウム合金が更に0.2〜3%のMnを含
有するものである請求項(1)に記載の複合材料用マグ
ネシウム合金。 - (3)マグネシウム合金が更に0.5〜6%のYを含有
するものである請求項(1)および(2)に記載の複合
材料用マグネシウム合金。 - (4)マグネシウム合金が更に0.5〜5%のSmを含
有するものである請求項(1)、(2)および(3)に
記載の複合材料用マグネシウム合金。 - (5)マグネシウム合金が更に0.5〜8%のCeまた
はCe系金属を含有するものである請求項(1)〜(4
)に記載の複合材料用マグネシウム合金。 - (6)3〜10%のCe系金属を含有し、残りが実質的
にMgであるβ型窒化珪素ウィスカ強化複合材料用マグ
ネシウム合金。 - (7)マグネシウム合金が更に0.2〜3%のMnを含
有するものである請求項(6)に記載の複合材料用マグ
ネシウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398489A JPH07107185B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 複合材料用マグネシウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398489A JPH07107185B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 複合材料用マグネシウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339443A true JPH0339443A (ja) | 1991-02-20 |
JPH07107185B2 JPH07107185B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15970634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17398489A Expired - Fee Related JPH07107185B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 複合材料用マグネシウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107185B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10513225A (ja) * | 1995-02-06 | 1998-12-15 | ブリティッシュ アルミニウム ホールディングス リミテッド | マグネシウム合金 |
JP2008075176A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 高温での強度と伸びに優れたマグネシウム合金およびその製造方法 |
CN109338188A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-02-15 | 浙江海洋大学 | 一种耐高温蠕变的高性能镁合金材料及其制备方法 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP17398489A patent/JPH07107185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10513225A (ja) * | 1995-02-06 | 1998-12-15 | ブリティッシュ アルミニウム ホールディングス リミテッド | マグネシウム合金 |
JP2008075176A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 高温での強度と伸びに優れたマグネシウム合金およびその製造方法 |
CN109338188A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-02-15 | 浙江海洋大学 | 一种耐高温蠕变的高性能镁合金材料及其制备方法 |
CN109338188B (zh) * | 2018-11-20 | 2020-11-10 | 浙江海洋大学 | 一种耐高温蠕变的高性能镁合金材料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07107185B2 (ja) | 1995-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |