JPH0338643Y2 - - Google Patents

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JPH0338643Y2
JPH0338643Y2 JP9363484U JP9363484U JPH0338643Y2 JP H0338643 Y2 JPH0338643 Y2 JP H0338643Y2 JP 9363484 U JP9363484 U JP 9363484U JP 9363484 U JP9363484 U JP 9363484U JP H0338643 Y2 JPH0338643 Y2 JP H0338643Y2
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circuit
signal
potentiometer
output
voltage
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は角度検出器の故障検出回路に係り、特
にポテンシヨメータの如き角度検出器を使用する
ロボツトのアーム制御回路やアナログ位置制御回
路等に適用し得る角度検出器の故障検出回路に関
するものである。
例えば角度検出器として、従来よりポテンシヨ
メータやエンコーダが広く用いられている。この
中でポテンシヨメータはアナログ式のもので、抵
抗の両端に電圧を印加し、回転角度に対応した摺
動子と抵抗の一方との電圧を出力信号として取出
すものである。このポテンシヨメータの故障検出
方法としては、例えば抵抗の両端に一方向の電
圧、例えば0〜+10Vを印加しておく方法や、抵
抗に一定の電流を流しておく方法がある。これら
は摺動子と抵抗の一方との間の出力電圧が所定範
囲を越えた場合(上限以上、下限以下)に故障と
判定するものである。これらの方法では、例えば
抵抗の断線や短絡は検出できるが、ポテンシヨメ
ータの故障の大部分を占める接触不良の検出はで
きない。
エンコーダはデイジタル式角度検出器であつ
て、回転角に対応したビツト出力を論理判定する
ことによつて故障を検出することができるが、高
価となる。
本考案は上記の事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、ロボツト等用の角
度検出器として安価(エンコーダの約1/10)、且
つ取扱簡単(直流電圧を印加するだけで角度に対
応した電圧が得られる)な角度検出器の使用を可
能ならしめるとゝもに、これを使用する制御回路
の信頼性を向上させることができる角度検出器の
故障検出回路を提供することにある。
本考案による角度検出器の故障検出回路は、角
度検出器の回転角に比例した電圧信号を入力する
バツフア回路と、このバツフア回路の出力信号を
入力する一次遅れ回路と、前記バツフア回路およ
び前記一次遅れ回路の各出力信号を入力し、前記
角度検出器の出力電圧信号の急変現象を検出する
検出信号が予め設定された許容値を越えたときに
論理信号を出力するリミツタ回路とを具備してな
ることを特徴とし、バツフア回路と一次遅れ回路
とよりなる簡単な回路を用いて、ポテンシヨメー
タ等の角度検出器の断線、短絡および接触不良を
検出するようにして、前記従来の欠点を解消し得
るようにしたものである。
本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第2図は第1図の詳細回路図である。
第1図および第2図において、1は角度検出器
例えばポテンシヨメータ、2はバツフア回路、3
は一次遅れ回路、4はリミツタ回路、Eiはポテン
シヨメータ印加電圧(直流電圧)、θは回転角度、
Fは故障検出信号、Rは抵抗、Cはコンデンサ、
Aはアンプ、Dはダイオード、eはアンプ出力電
圧、Ebはバイアス電圧、Gはゲートを示してい
る。
第1図および第2図に示す如く、ポテンシヨメ
ータ1の出力電圧信号がバツフア回路2に入力
し、バツフア回路2の出力信号が一次遅れ回路3
とリミツタ回路4とにそれぞれ入力し、バツフア
回路2と一次遅れ回路3とポテンシヨメータ1の
出力電圧信号の急変現象を検出し、リミツタ回路
4にて上記検出信号が予め設定された許容量を越
えたときに論理信号即ち故障検出信号Fを出力す
るように構成されている。
上記本考案の一実施例の作用について説明す
る。
第1図および第2図において、ポテンシヨメー
タ1には直流電圧Eiが印加されており、回転角度
θに対応した電圧がバツフア回路2に伝達され
る。バツフア回路2は、ポテンシヨメータ1から
の信号を同符号のままリミツタ回路4と一次遅れ
回路3に伝達する。一次遅れ回路3はバツフア回
路2からの信号に一次遅れ演算を行ない、さらに
符号を変換したのちリミツタ回路4に伝達する。
リミツタ回路4では、バツフア回路2と一次遅れ
回路3から伝達された信号との偏差(加算結果)
が設定値を越えた時にポテンシヨメータ1の故障
を示す故障検出信号Fを出力する。この故障検出
信号Fでポテンシヨメータ1が故障したことを外
部に知らせる。
ここで、回転角或は位置制御に使用される回転
角度θに対応したポテンシヨメータ1の出力信号
はバツフア回路2の出力信号である。
次に上記本考案の一実施例の動作の詳細につい
て第2図に示す具体例でもつて説明する。
ポテンシヨメータ1の抵抗11の両端には直流
電圧Eiが印加されており、回転角度θによつて摺
動子12が抵抗11上を摺動し回転角度θに対応
(比例)した出力電圧e1が出力される。この出力
電圧e1がバツフア回路2に伝達される。
バツフア回路2はアンプA21のみで構成されて
おり、出力電圧e2はe2=e1である。この出力電圧
e2は、一次遅れ回路3の抵抗R31とリミツタ回路
4の抵抗R41,R44に伝達される。
一次遅れ回路3は、アンプA31、抵抗R31,R32
及びコンデンサC31で構成されており、出力電圧
e3はe3=−1/1+TSe2である。ここでR31=R32, T=C31R32,Sは演算子である。この出力電圧e3
はリミツタ回路4の抵抗R42,R45に伝達される。
リミツタ回路4は、アンプA41、抵抗R41
R43、ダイオードD41より構成される第1のリミ
ツタ回路と、アンプA42、抵抗R44〜R46、ダイオ
ードD42より構成される第2のリミツタ回路及び
オアゲートG41より構成されている。
第1のリミツタ回路は、バツフア回路2の出力
電圧e2と一次遅れ回路3の出力電圧e3との偏差
(e2+e3=TS/1+TSe2)がバイアス電圧Eb1より大 きいとき論理1の信号をオアゲートG41に伝達す
る。
第2のリミツタ回路も第1のリミツタ回路と同
様の動作を行ない、偏差がバイアス電圧Eb2より
小さいとき論理1の信号をオアゲートG41に伝達
する。即ち、第1のリミツタ回路は、偏差e2+e3
>0で、e2+e3>Eb1のとき論理1の出力を、第
2のリミツタ回路は偏差e2+e3<0で、e2+e3
Eb2のとき論理1の出力をオアゲートG41に伝達す
る。
オアゲートG41は入力信号のうち1つが論理1
であれば論理1を出力するものである。即ち、第
1或は第2のリミツタ回路のいずれか一方が論理
1の出力を出せば、オアゲートG41の論理出力は
1となり、この論理1の信号がポテンシヨメータ
1の故障検出信号Fとなる。
以上の機能を有する回路構成において、ポテン
シヨメータ1の抵抗11が断線すると摺動子12
の出力電圧e1は急変する。また、抵抗11が短絡
した場合も摺動子12の出力電圧e1急変する。さ
らに抵抗11と摺動子12の間に接触不良が生じ
ると接触抵抗が変化するため出力電圧e1が急変す
る。
この出力電圧e1の急変現象をバツフア回路2と
一次遅れ回路3で検出し、これら両回路の出力電
圧e2,e3の偏差(e2+e3)があらかじめ設定され
たバイアス電圧Eb1より大きい時、バイアス電圧
Eb2より小さいときに故障検出信号Fを論理1に
することにより、ポテンシヨメータ1の故障を検
出する。
ここで、一次遅れ回路3の時定数Tは、ポテン
シヨメータ1の摺動子12の最高速度、即ち、回
転角度θの最高動作速度より20〜30%速い時間
(短かい時間)に調整する。
以上により本考案によれば、バツフア回路と一
次遅れ回路とよりなる簡単な回路を用いて、ロボ
ツト等用の角度検出器として極めて安価且つ取扱
簡単なポテンシヨメータの如き角度検出器の使用
を可能ならしめるとゝもに、これを使用するロボ
ツトのアーム制御回路やアナログ位置制御回路等
の信頼性を向上させることができる等の優れた効
果が奏せられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を構成するブロツク
図、第2図は第1図の詳細回路図である。 1…ポテンシヨメータ、2…バツフア回路、3
…一次遅れ回路、4…リミツタ回路、Ei…ポテン
シヨメータ印加電圧(直流電圧)、θ…回転角度、
F…故障検出信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角度検出器の回転角に比例した電圧信号を入力
    するバツフア回路と、このバツフア回路の出力信
    号を入力する一次遅れ回路と、前記バツフア回路
    および前記一次遅れ回路の各出力信号を入力し、
    前記角度検出器の出力電圧信号の急変現象を検出
    する検出信号が予め設定された許容値を越えたと
    きに論理信号を出力するリミツタ回路とを具備し
    てなることを特徴とする角度検出器の故障検出回
    路。
JP9363484U 1984-06-22 1984-06-22 角度検出器の故障検出回路 Granted JPS618805U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9363484U JPS618805U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 角度検出器の故障検出回路

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JP9363484U JPS618805U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 角度検出器の故障検出回路

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JPS618805U JPS618805U (ja) 1986-01-20
JPH0338643Y2 true JPH0338643Y2 (ja) 1991-08-15

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JP9363484U Granted JPS618805U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 角度検出器の故障検出回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286412A (ja) * 1986-06-05 1987-12-12 三洋電機株式会社 電気炊飯器
JPS62286411A (ja) * 1986-06-05 1987-12-12 三洋電機株式会社 電気炊飯器
JP4710848B2 (ja) * 2007-02-26 2011-06-29 パナソニック電工株式会社 検出システム

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JPS618805U (ja) 1986-01-20

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