JPH0645225Y2 - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JPH0645225Y2
JPH0645225Y2 JP1988025657U JP2565788U JPH0645225Y2 JP H0645225 Y2 JPH0645225 Y2 JP H0645225Y2 JP 1988025657 U JP1988025657 U JP 1988025657U JP 2565788 U JP2565788 U JP 2565788U JP H0645225 Y2 JPH0645225 Y2 JP H0645225Y2
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JP
Japan
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potentiometer
torsion bar
rotary shaft
rotary
signal
Prior art date
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JP1988025657U
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JPH01132943U (ja
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知昭 青谷
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は回転軸体に加わるねじりトルクを検出するトル
クセンサに関するものである。
〔従来技術〕
従来回転軸を回転させたときに生じるトルクを検出する
トルクセンサとしては、「自動車技術」Vol.41 No.10 1
987年第1206頁に示されているように、ポテンショメー
タを用いたものが知られている。このトルクセンサは第
4図に概略図、第5図にそのB-B線断面図を示すよう
に、トルクを検出すべき回転軸体1a,1bの中央に径が細
くねじれを生じさせるトーションバー2が設けられ、そ
の一端の回転板3上にポテンショメータ4が取付けられ
る。そしてトーションバー2の他方には回転板5が設け
られ、回転板5には回転軸体から所定距離隔ててトーシ
ョンバー2に平行にロッド6が設けられる。そしてこの
ロッド6の先端にはポテンショメータ4の操作片が固定
される。こうすれば回転軸体1を回転させたときにトー
ションバー2に生じるねじれによってポテンショメータ
が左右に摺動することとなる。従ってその変化量を検出
することによって回転軸体のねじりトルクが検出される
こととなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来のトルクセンサでは、両端
の軸間にねじり力が加わってポテンショメータが摺動さ
れるため、ポテンショメータの消耗が激しく寿命が短い
という欠点があった。そこでポテンショメータの摺動範
囲を小さくするためポテンショメータ4の取付位置を回
転軸体の中心軸に近い位置にすることが考えられるが、
こうすればポテンショメータの摺動範囲が狭くなるため
トルクセンサの分解能が低くなる。従ってトルク検出の
分解能と寿命とが相反することとなりこれらの両者を満
足させることができなかった。
本考案はこのような従来のポテンショメータを用いたト
ルクセンサの問題点に鑑みてなされたものであって、2
対のポテンショメータを用いることにより長寿命で且つ
信頼性の高いトルクセンサとすることを技術的課題とす
る。
〔考案の構成と効果〕
(課題を解決するための手段) 本考案は回転軸体に加わるねじりトルクを検出するトル
クセンサであって、第1図〜第3図に示すように、回転
軸体の中間部に設けられ回転軸体の軸径より細い軸径を
有するトーションバーと、トーションバーの一端に回転
軸体に垂直に取付けられその中心軸から距離の遠い位置
及び近い位置にトーションバーの他端側に向けて夫々第
1,第2のポテンショメータを取付けた回転板と、回転軸
体の、トーションバーを隔てて回転板と対向する位置に
設けられトーションバーに平行に突出して各ポテンショ
メータの操作片に連結されたロッドと、第1のポテンシ
ョメータの信号を出力すると共に、第1のポテンショメ
ータに含まれる高周波ノイズによって第2のポテンショ
メータの出力に切換える信号切換手段と、を有すること
を特徴とするものである。
(作用) このような特徴を有する本考案によれば、回転軸体の中
間にトーションバーを設けその一端に回転軸体に垂直に
回転板を取付け、その回転軸体からの距離の異なる2箇
所に第1,第2のポテンショメータを取付けるようにして
いる。従って回転軸体の回転時にはこれらの2つのポテ
ンショメータがいずれも回動しトルク信号が得られる。
回転軸から距離の離れた第1のポテンショメータは摺動
範囲が大きいため高分解能であるが劣化し易いという特
徴を有し、回転軸に近い第2のポテンショメータは摺動
範囲が狭いため低分解能であるが長寿命であるという特
徴を有している。従って第1のポテンショメータの出力
に含まれる高周波ノイズを検出しその高周波ノイズの有
無によって第1のポテンショメータの劣化状態を検出し
ている。そして通常の動作状態では第1のポテンショメ
ータの信号をトルク信号として出力し、その出力にノイ
ズが加わった場合には劣化したのものとして第2のポテ
ンショメータの信号に切換えている。
(考案の効果) そのため本考案によれば、通常は高い分解能の第1のポ
テンショメータからの信号によってトルク信号を出力す
ることができる。そしてこのポテンショメータが劣化し
た場合には直ちに低分解能で長寿命の第2のポテンショ
メータに切換えられるため、分解能が高くそのポテンシ
ョメータが損傷しても正常なトルク信号を与えるトルク
センサとすることが可能となる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案の一実施例によるトルクセンサの構成を
示す側面図、第2図はそのA-A線断面図である。これら
の図において従来例と同一部分は同一符号を付してい
る。さて本実施例では回転軸体1a,1bの中間にこれらの
回転軸体より径の細いトーションバー2を設けることは
従来例と同様である。そしてトーションバー2と回転軸
体1bの接続部には回転軸体1及びトーションバー2と一
体に回転する回転板3を取付ける。回転板3上にはその
回転軸から距離の異なる2箇所の位置、即ち第2図に示
すように回転軸から距離の離れた位置に第1のポテンシ
ョメータ11,回転軸に近い位置に第2のポテンショメー
タ12を取付ける。そしてトーションバー2の他端と回転
軸体1aの接続部には同様にして回転板5を取付け、その
回転板3に対向する面にロッド13を設ける。ロッド13は
第2図に示すように平板状の部材であってその端部を1
対のポテンショメータ11,12の双方の操作片に接続する
ものとする。ポテンショメータ11,12は第2図に示すよ
うにトーションバー2の基準位置からの微小な回動に伴
ってその先端の操作片が偏移するため、摺動範囲が異な
る。即ち外側の第1のポテンショメータ11は摺動範囲が
大きく、中心に近い第2のポテンショメータは摺動範囲
が狭いものを選択するものとする。
そしてこれらのポテンショメータ11,12の出力は信号切
換手段に与えられる。第3図は信号切換手段20の構成を
示す回路図であって、ポテンショメータ11,12の一端が
接地され他端が電源端に接続される。そして中心軸から
離れた第1のポテンショメータ11の信号はハイパスフィ
ルタ21に与えられる。ハイパスフィルタ21はポテンショ
メータ11に得られる信号のうち高周波ノイズを識別する
ものであって、その出力は増幅器22を介して比較器23に
与えられる。比較器23には所定の閾値Vrefが設定されて
おり、このレベルを越える場合にはフリップフロップ24
にセット信号が出力される。フリップフロップ24は動作
開始時にはリセットされており、比較器23の出力が瞬時
的にでも「H」レベルとなればセットされその出力を反
転させる。フリップフロップ24のQ出力はアナログスイ
ッチ25に、出力はアナログスイッチ26に接続されてい
る。アナログスイッチ26は第1のポテンショメータ11の
信号が与えられその出力を出力端子27に与えるものであ
り、アナログスイッチ25の入力端には第2のポテンショ
メータ12の出力端が与えられ、その出力を出力端子27に
与えるものである。
次に本実施例の動作について説明する。通常は電源が投
入されればフリップフロップ24はリセットされるため、
その出力によってアナログスイッチ26にゲート信号が
与えられる。そして回転軸体1a,1bの左右方向への回転
に伴うねじれトルクによって2つのポテンショメータ1
1,12の中間位置がシフトするため、その抵抗値の変化が
電圧信号として得られ、アナログスイッチ26を介して出
力端子27に与えられる。この場合にはフリップフロップ
24がセットされていないためアナログスイッチ25からは
信号が与えられない。
しかし摺動範囲が大きい第1のポテンショメータ11は損
傷し易く、寿命となればクリック状のノイズが発生する
ことが多い。従ってこのノイズがハイパスフィルタ21に
よって検出され増幅器22を介して比較器23によって識別
されれば、フリップフロップ24がセットされる。こうす
ればその出力が反転するためアナログスイッチ26がオフ
となりアナログスイッチ25が閉成する。従って第2のポ
テンショメータ12からの信号によってトルク信号を出力
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるトルクセンサの構造を
示す側面図、第2図はそのA-A線断面図、第3図は信号
切換回路の一例を示す回路図、第4図は従来のトルクセ
ンサの一例を示す回路図、第5図はそのB-B線断面図で
ある。 1a,1b……回転軸体、2……トーションバー、3,5……回
転板、11……第1のポテンショメータ、12……第2のポ
テンショメータ、13……ロッド、20……信号切換手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸体に加わるねじりトルクを検出する
    トルクセンサであって、 回転軸体の中間部に設けられ前記回転軸体の軸径より細
    い軸径を有するトーションバーと、 前記トーションバーの一端に回転軸体に垂直に取付けら
    れその中心軸から距離の遠い位置及び近い位置に前記ト
    ーションバーの他端側に向けて夫々第1,第2のポテンシ
    ョメータを取付けた回転板と、 前記回転軸体の、前記トーションバーを隔てて前記回転
    板と対向する位置に設けられ前記トーションバーに平行
    に突出して前記各ポテンショメータの操作片に連結され
    たロッドと、 前記第1のポテンショメータの信号を出力すると共に、
    前記第1のポテンショメータに含まれる高周波ノイズに
    よって前記第2のポテンショメータの出力に切換える信
    号切換手段と、を有することを特徴とするトルクセン
    サ。
JP1988025657U 1988-02-26 1988-02-26 トルクセンサ Expired - Lifetime JPH0645225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988025657U JPH0645225Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 トルクセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988025657U JPH0645225Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 トルクセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132943U JPH01132943U (ja) 1989-09-11
JPH0645225Y2 true JPH0645225Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31246585

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988025657U Expired - Lifetime JPH0645225Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 トルクセンサ

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110951A (en) * 1979-02-19 1980-08-27 Oki Electric Ind Co Ltd Ultrasonic wave detector for sludge dredging
JPS62112035A (ja) * 1985-11-11 1987-05-23 Canon Inc 粒子解析装置
JPH0453571Y2 (ja) * 1986-01-29 1992-12-16
JPS62133157U (ja) * 1986-02-13 1987-08-22
JP3048428B2 (ja) * 1991-08-13 2000-06-05 科学技術振興事業団 固液系攪拌におけるスラリー濃度の多点リアルタイム測定装置

Also Published As

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JPH01132943U (ja) 1989-09-11

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