JPH0338544Y2 - - Google Patents

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JPH0338544Y2
JPH0338544Y2 JP1984181925U JP18192584U JPH0338544Y2 JP H0338544 Y2 JPH0338544 Y2 JP H0338544Y2 JP 1984181925 U JP1984181925 U JP 1984181925U JP 18192584 U JP18192584 U JP 18192584U JP H0338544 Y2 JPH0338544 Y2 JP H0338544Y2
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JP
Japan
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reinforcing material
inner tube
outside
tube
axial direction
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JP1984181925U
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JPS6196070U (ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、可撓性耐圧ホースに関し、特に水道
水等の液体を移送するための移送ホースとして利
用されたり、或いはシヤワーホースとして利用さ
れる可撓性耐圧ホースに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、此種の可撓性耐圧ホースは第3図に図示
した様に、肉薄いインナーチユーブ1の外側に、
軸芯方向に沿う複数本の縦糸3を周方向に適宜間
隔毎に周設すると共に、その縦糸3の上からイン
ナーチユーブ1の外側に補強材2を螺旋状に巻回
周設し、そのインナーチユーブ1の外側をアウタ
ーチユーブ5で被覆した積層構造であつた。
そのため、インナーチユーブ1の外側に直接接
した状態で軸芯方向全長に沿う各縦糸3によつて
インナーチユーブ1の内面軸芯方向に筋状の突条
物ができてしまつてその内面形状(断面形状)が
異形状に変形し、水道の蛇口やホース巻取り機及
びシヤワーヘツド等のニツプル接続管部に接続し
ての利用においてそのニツプル接続管部の外周面
との気密性が悪く水漏れの原因になるばかりか、
異形状に変形していることによつて水道水等の流
通面積が縮小される結果になるため、流動抵抗が
増圧してより一層水漏れ等を激しくしたり、ニツ
プル接続管部から抜け外ずれてしまうなど数々の
問題を来たす原因になつていた。
〈考案が解決しようといる問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、インナー
チユーブの内面に筋状の突条物ができない積層構
造で可撓性耐圧ホースを形成することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 問題を解決するために本考案が講じる技術的手
段は、肉薄いインナーチユーブの肉厚内に、軸芯
方向に螺旋状に巻回する第1補強材と、その第1
補強材の外側において周方向に適宜間隔をおいて
軸芯方向に沿う複数本の縦糸とを内設し、そのイ
ンナーチユーブの外側に第2補強材を前記第1補
強材の螺旋方向と交叉する螺旋方向に巻回周設す
ると共に、更にインナーチユーブの外側をアウタ
ーチユーブで被覆したことを特徴とする。
〈作用〉 本考案は、インナーチユーブの肉厚内に螺旋状
に巻回内設した第1補強材で軸芯方向に沿設した
複数本の縦糸によるインナーチユーブ内面の変形
を防止する。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する
と、可撓性耐圧ホースは肉薄いインナーチユーブ
1と、その肉厚内に内設する第1補強材2、複数
本の縦糸3と、インナーチユーブ1の外側に周設
する第2補強材4及びインナーチユーブ1の外側
を被覆するアウターチユーブ5より構成する。
インナーチユーブ1は、耐熱性、耐水性、耐久
性等に優れた軟質合成樹脂材によつて形成したも
ので、図面にあつては肉薄い第1チユーブ1a
と、そのチユーブ1aの外側を被覆する如く周設
する肉薄い第2チユーブ1bとで形成し、その両
チユーブ1a,1b間に第1補強材2及び複数本
の縦糸3を内設する。
第1補強材2は、熱可塑性樹脂や金属材等によ
つて繊維状、或いは図示した様に帯状又はフイル
ム状に形成したもので、インナーチユーブ1の第
1、第2チユーブ1a,1b間に同ピツチで螺旋
状に巻回内設する。
縦糸3は、合成繊維等によつて形成したもの
で、前記第1、第2チユーブ1a,1b間におけ
る第1補強材2の外側に位置させて第1チユーブ
1aの周方向に適宜間隔をおいて配設せしめて軸
芯方向に複数本、図面にあつては6本沿わせて両
チユーブ1a,1b間に内設する。
第2補強材4は、上記第1補強材2と同じ部材
によつて繊維状、或いは図示した様に帯状又はフ
イルム状に形成したもので、インナーチユーブ1
の外側に前記第1補強材2の螺旋方向と交叉する
螺旋方向に同ピツチで巻回周設する。
アウターチユーブ5は、耐熱性、耐候性、耐久
性に優れた軟質合成樹脂材によつて形成したもの
で、第2補強材4を螺旋状に巻回周設せしめたイ
ンナーチユーブ1の外側に被覆する。
斯る実施例はインナーチユーブ1の第1、第2
チユーブ1a,1b間における第1チユーブ1a
側に第1補強材2を巻回内設せしめ、その第1補
強材2の外側、即ち第2チユーブ1b側に縦糸3
を内設せしめて該縦糸3による第1チユーブ1a
内面への筋状突条物の発生を第1補強材2でもつ
て防止せしめると共に、第2チユーブ1bの外側
には螺旋方向が第1補強材2と直交する様に第2
補強材4を巻回周設せしめ、更にアウターチユー
ブ1で被覆せしめた積層構造としたものである。
尚、アウターチユーブ5を透明な軟質合成樹脂
材で形成して第2補強材4が外部から視認できる
様にし、外観的美感を図ることもできる。この際
第2補強材4の外側にアルミ箔、ステンレス箔等
のキラキラ光る金属箔を配することによつて、第
2補強材4の螺旋形態を外部からよりはつきりと
目立つ様にすることもできる。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く、肉薄いインナーチユーブ
の肉厚内に、軸芯方向に螺旋状に巻回する第1補
強材と、その第1補強材の外側に周方向に適宜間
隔をおいて軸芯方向に沿う複数本の縦糸とを内設
し、そのインナーチユーブの外側に第2補強材を
前記第1補強材の螺旋方向と交叉する螺旋方向に
巻回周設すると共に、更にインナーチユーブの外
側をアウターチユーブで被覆した積層構造とした
ので、従来の様にインナーチユーブの内面に筋状
の突条物が生じて内面形状が異形状に変形すると
いつたことがなく、内面形状を円形に保持するこ
とが出来る。従つて、水道の蛇口やホース巻取り
機及びシヤワーヘツド等のニツプル接続管部に対
して気密性を保持した状態で接続でき液体、気体
等の漏れを防止できると共に、ホースバンド等に
よる締着も確実にでき、更に内面が円形で従来の
如き突条物がないため、流体等の流動抵抗も非常
に小さく、安定した流動状態を確保できる利点を
有する。
又、縦糸の外側には内側の補強材の螺旋方向と
反対方向に補強材を巻装したことにより、縦糸は
内・外の補強材で挟着されてズレが防止されると
共に、一方向のみの螺旋補強材の場合、内圧によ
つてホースは補強材の螺旋方向に捩れを生じる
が、螺旋補強材を交叉して設けたことにより夫々
が捩れ作用を打ち消し、内圧を掛けての使用時で
もホースの捩れを防止することができる。
依つて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案可撓性耐圧ホースの一部を示す
正面図で一部切欠断面して示す、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は従来例を示す断面図
である。 図中、1……インナーチユーブ、2……第1補
強材、3……縦糸、4……第2補強材、5……ア
ウターチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉薄いインナーチユーブの肉厚内に、軸芯方向
    に螺旋状に巻回する第1補強材と、その第1補強
    材の外側において周方向に適宜間隔をおいて軸芯
    方向に沿う複数本の縦糸とを内設し、そのインナ
    ーチユーブの外側に第2補強材を前記第1補強材
    の螺旋方向と交叉する螺旋方向に巻回周設すると
    共に、更にインナーチユーブの外側をアウターチ
    ユーブで被覆して成る可撓性耐圧ホース。
JP1984181925U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0338544Y2 (ja)

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JPS6196070U JPS6196070U (ja) 1986-06-20
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0419274Y2 (ja) * 1986-09-19 1992-04-30
JP2002228058A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Mesco Inc 管軸方向に補強されたプラスチックパイプ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822816B1 (ja) * 1968-08-19 1973-07-09
JPS5199323A (ja) * 1974-12-11 1976-09-01 Gates Rubber Co

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JPS4822816U (ja) * 1971-07-22 1973-03-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4822816B1 (ja) * 1968-08-19 1973-07-09
JPS5199323A (ja) * 1974-12-11 1976-09-01 Gates Rubber Co

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JPS6196070U (ja) 1986-06-20

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