JP2556777B2 - 空調機用ドレンパイプ - Google Patents

空調機用ドレンパイプ

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JP2556777B2
JP2556777B2 JP3183646A JP18364691A JP2556777B2 JP 2556777 B2 JP2556777 B2 JP 2556777B2 JP 3183646 A JP3183646 A JP 3183646A JP 18364691 A JP18364691 A JP 18364691A JP 2556777 B2 JP2556777 B2 JP 2556777B2
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heat insulating
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昭夫 永吉
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてクーラやエア
コンデショナのごとき空調機において用いられるドレン
パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】上記したごとき空調機用ドレンパイプと
しては種々のものがあるが、基本的には内外の合成樹脂
膜の間に軟質断熱材を介在させて、該パイプに断熱
可撓性を与えたものが主である。そしてこのドレンパイ
プは、空調機側とドレンホース側とを接続するために、
図3に示すごとく、パイプ本体01の両端部に接続用とし
ての合成樹脂成形キャップ02が取着される。
【0003】この成形キャップ02は、パイプ本体01の端
部が挿嵌して接着剤により固着される環状溝03を有した
キャップ部分04と、これより一体的に外方へ突出した径
小の差込み口05とが備えられていて、この差込み口05を
図外のドレンホース側に接続する。一方、空調機側に接
続される上記成形キャップ(図3右側のキャップ)02
は、該キャップでは断熱機能が損なわれているので、軟
質のスリーブ状断熱材06を差込み口05に套嵌接着して、
該連結キャップ02と空調機との接続部分における放熱を
防止すべくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記したごと
き構造のドレンパイプは、その本体01の他に2個の成形
キャップ02及びスリーブ状断熱材06が必要となり、また
組立てのための製作工程が増え、それだけコストアップ
を招くことになっている。また、ホース本体01と連結キ
ャップ02とは、前述のように接着剤で相互に固着される
が、その部分のシールが保たれているかどうかのチェッ
クをしなければならず、煩雑な水漏れ検査が必要とな
り、一層のコストアップを招く。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、パイプ本体の一
端部に、該本体に連続して一体に形成された差込み口を
形成し、また前記パイプ本体の他端部切口に露出する断
熱材を、内外周の帯状材により被覆閉鎖することで、上
記の問題点を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、合成
樹脂製帯状材間に帯状断熱材を挟み込んだ状態で成形軸
に対し螺旋状に巻回すると共に、該合成樹脂製帯状材の
側縁部を順次重合一体化して管状とした空調用ドレンパ
イプであって、該パイプ本体の一端部に、所要範囲長さ
に亘り上記帯状断熱材を介在させることなく補強線材を
埋入して、上記帯状断熱材の厚み相当分が縮径され、か
つ外周に補強線材による螺旋突条が成形された差込み口
を一体に形成する一方、前記パイプ本体の他端部切口に
露出する帯状断熱材を、内外周の合成樹脂製帯状材によ
り被覆閉鎖したことに特徴を有するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ドレンパイプの製作時に、該
パイプの一端部において断熱材を装填しないことによ
り、該端部のパイプ外径をその分、縮径させてパイプに
一体である差込み口が構成でき、しかも差込み口には補
強線材を埋入させることにより、該差込み口の強度を保
ち、かつ口形状を保形でき、ドレンホースとの接続を好
適確実に行わせることができる。また、パイプ本体の他
端部切口を帯状材により被覆閉鎖することで、空調機側
への接続口としているので、従来品のように空調機側と
の接続部分を断熱するための断熱材を省略することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1において、1はパイプ本体、2はその
一端部に形成された差込み口、3は他端部に形成されて
接続口、4は前記差込み口2の外周に形成された螺旋突
条であって、前記パイプ本体1の一端差込み口2螺旋
波型としたドレンパイプ(図示せず)に螺子込むと共
に、他端接続口3を図外の空調機ドレン排出口に接続す
るものである。
【0009】しかして上記のごとき構成のドレンパイプ
は、以下のように製作される。先ずオレフィン系樹脂や
塩化ビニール樹脂などの合成樹脂材からなる半溶融状の
帯状材11と、スポンジやフエルトなどにより形成された
断面略矩形状で軟質帯状の断熱材12とを用い、該断熱材
12が内側になるよう前記帯状材11を成形軸A上に巻付け
る。
【0010】このとき、先行する帯状材11上に、後続す
る帯状材11の側部と断熱材12とが重なるよう螺旋状に巻
回するのであって、これにより図2に示すごとく内外周
に帯状材11からなる合成樹脂膜をもち、中間に断熱材12
を充填した管体1aが順次成形される。このとき、先行す
る帯状材11の上に後続する断熱材12が重なると共に、該
断熱材12と先行帯状材11との上に後続帯状材11が重な
り、かつこの先行帯状材11と後続帯状材11とが互いに溶
着一体化されるものである。なお、この実施例では、一
枚の帯状材11を用いて内外周の合成樹脂膜を成形するよ
うにしているが、これは二枚の帯状材11を用いて成形す
るようにしてもよい。
【0011】この後、上記断熱材12の供給を中断して、
該断熱材12に代えて硬質合成樹脂或いは金属線からなる
円柱状の補強線材13を供給する。これにより内外周の合
成樹脂膜が補強線材13を挟み込んだ状態で互いに溶着さ
れるもので、外周に螺旋突条4を有し、かつ外径を断熱
材12の厚さ分だけ小とした管体2aが前記管体1aの途中部
に逐次成形されてゆく。
【0012】この後、上記した両管体1a、2aの各境部Y
を順次切断する。このとき、大径側管体1aの切口におい
て、断熱材12が外側若しくは/及び内側の合成樹脂膜、
即ち帯状材11をして被覆閉鎖されるように両管体1a、2a
を相反する方向(パイプの長さ方向)へ引きちぎるよう
な力を若干加えて、上記した切断を行うのである。これ
により前記一方の管体1aをして接続口3をもつパイプ本
体1が形成され、また他方の管体2aをしてパイプ本体1
よりも小径で、外周に螺旋突条4をもつ差込み口2が形
成されることになる。
【0013】このように製作された本発明のドレンパイ
プは、パイプ本体1の差込み口2を図3の従来例の左端
の連結キャップ02による差込み口05と同様な機能を発揮
させてドレンホース側と接続させることができる。しか
も、差込み口2には補強線材13が埋入されるもので、こ
れによる強度アップをして良好な連結が期待されるので
あり、また、埋入した補強線材13が丁度ねじ山のごとき
機能を有するものであるから、差込み口2を螺子込むよ
うな操作を加えれば一層接続操作が確実に行える。
【0014】一方、前記パイプ本体1の他端接続口3
は、その端まで帯状断熱材12が詰まっており、かつこの
断熱材12は帯状材11からなる外側の合成樹脂膜で被覆閉
鎖されているので、他の断熱材、例えば図3のスリーブ
状断熱材06のようなものを用いることなく空調機側に直
接取付けることができる。尚、この実施例では補強線材
13を、差込み口2を形成すべく管体2aにのみ埋設した
が、これは他の管体1aにも埋設すべくしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、パイプ本
体の一端部における断熱材の装填をなくすることで、該
端部に断熱材の厚み相当分が縮径された差込み口を一体
成形し、他端部における断熱材を合成樹脂膜で被覆閉鎖
して、該断熱材が露出しないように構成するもので、従
来のように2個の連結キャップの使用、その取付けが不
要となり、部品点数、工数が減ってコストダウンが図れ
る。
【0016】また、前記差込み口は、パイプ本体に対し
一体成形するものであるから、従来のようなシール試験
を施さずともよい。しかも、差込み口は補強線材で強度
アップされ、差込み口形状が確実に維持されるから、他
物との連結が確実に行えるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドレンパイプの正面図、
【図2】製作方法を説明する縦断面図、
【図3】従来品を示す正面図。
【符号の説明】
A 成形軸 1 パイプ本体 2 差込み口 3 接続口 4 螺旋突条 11 帯状材 12 断熱材 13 補強線材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製帯状材間に帯状断熱材を挟み
    込んだ状態で成形軸に対し螺旋状に巻回すると共に、該
    合成樹脂製帯状材の側縁部を順次重合一体化して管状と
    した空調用ドレンパイプであって、該パイプ本体の一端
    部に、所要範囲長さに亘り上記帯状断熱材を介在させる
    ことなく補強線材を埋入して、上記帯状断熱材の厚み相
    当分が縮径され、かつ外周に補強線材による螺旋突条が
    成形された差込み口を一体に形成する一方、前記パイプ
    本体の他端部切口に露出する帯状断熱材を、内外周の
    成樹脂製帯状材により被覆閉鎖したことを特徴とする空
    調機用ドレンパイプ。
JP3183646A 1991-06-27 1991-06-27 空調機用ドレンパイプ Expired - Lifetime JP2556777B2 (ja)

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