JPH0338276Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0338276Y2
JPH0338276Y2 JP18371884U JP18371884U JPH0338276Y2 JP H0338276 Y2 JPH0338276 Y2 JP H0338276Y2 JP 18371884 U JP18371884 U JP 18371884U JP 18371884 U JP18371884 U JP 18371884U JP H0338276 Y2 JPH0338276 Y2 JP H0338276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
chimney
concrete
bottom plate
ready
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18371884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61102648U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18371884U priority Critical patent/JPH0338276Y2/ja
Publication of JPS61102648U publication Critical patent/JPS61102648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0338276Y2 publication Critical patent/JPH0338276Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、既製コンクリート煙突の基礎構造に
係り、特に、迅速に該既製コンクリート煙突を設
置して強固に自立せしめ得るように創作した基礎
構造に関するものである。
〔考案の背景〕
寒冷地における家屋暖房用の集合煙突は、従来
一般にブロツク積みによつて構築されていたが、
ブロツク積みに多大の労力と時間とを要する上
に、近来においてはブロツク積み技能工が不足し
ている。しかも、ブロツク積み煙突は耐震性が充
分でない。
上述の問題を解決するため、最近、コンクリー
ト既製煙突が開発され、専門工場において良好な
品質管理の下に比較的安価良質な既製コンクリー
ト煙突が製造され、供給されるようになつた。
上記の既製煙突を利用すればブロツク積みの手
数を要しない上に品質が安定しており、しかも耐
震性に優れているという効果が得られる。
第3図は、上記の既製煙突の基礎構造の1例を
示す。
グリ石1を打ちこんだ上にコンクリート土台2
を築き、このコンクリート土台2にアンカーボル
ト3を植設しておいて鉄板製の支持具4をナツト
5で取り付け、上記の支持具4によつて既製煙突
6を支持する構造である。
この構造を用いようとすると、アンカーボルト
3を植設したコンクリート土台2を構築しなけれ
ばならないので、コンクリート土台2の打設に労
力を要する上に、アンカーボルト3を植設した土
台の固化を待たなければ煙突を設置できないため
待ち時間が永い。また、煙突用の土台2を1個打
設するためにセメントと砂、砂利とを配合して混
練するのは非常に厄介であり、特に副資材(セメ
ント、砂、砂利、水)の調達が容易でない。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
コンクリート既製煙突を迅速、容易に設置するこ
とができ、その上、設置現地において別段の副資
材を必要とせず、高い信頼性をもつて強固に設置
し得る基礎構造を提供しようとするものである。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成する為、本考案の基礎構造
は、下端部に四角柱状の外周面を有する既製コン
クリート煙突と、四角柱面に外嵌する短筒状のコ
ンクリート製支承部と、上記支承部と一体連設し
たコンクリート製底板とを備えて前記短筒部の側
面に透孔を設け、かつ、前記のコンクリート煙突
の下端部を前記支承部に嵌合してその下端面を前
記の底板に当接せしめた状態において、短筒部の
側面に設けた透孔に対向せしめて煙突の側面に穴
を設けるとともに、前記の底板の中央部付近に水
抜孔を設けたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の基礎構造の1実施例を示す分
解斜視図、第2図は同じく設置状態の垂直断面図
である。
コンクリート既製煙突6′は、その下端部の外
周を四角柱状に構成する。その下端部以外は四角
柱状以外(たとえば六角柱状)であつてもよい。
また、煙突であるから当然に中心孔6aを備えて
いる。
前記の四角柱状部に外嵌する短筒部7aと、底
板7bとよりなる支承部材7をコンクリートで一
体に成形する。前記の短筒部7aの短筒とは、そ
の水平断面の対角線に比して、垂直方向の長さが
特に長大ではないという意味である。
上記支承部材7は、既製コンクリート煙突6′
と一緒に専門工場で大量生産することができるの
で品質管理が容易で、良質安価なものを供給する
ことができる。
組立状態で同心状に対向するように、短筒部7
aの側壁に透孔7cを設けるとともに、既製煙突
6′の側壁に穴6bを設ける。上記の透孔7c及
び穴6bは、専門工場で煙突や支承部材を製造す
る際に予め設けておくことが望ましい。また、前
記の穴6bはネジ穴でもよく、ネジの無い穴でも
よい。また透孔であつても不透孔であつてもよ
い。前記の底板7bにはその中央部の付近に水抜
孔7dを設けておく。
以上のように構成した部材を用いて煙突を設置
するには、第2図に示すように水平な硬地盤8の
上に支承部材7を置き、その短筒部7aに既製煙
突6′の下端部を嵌合し、透孔7cと穴6bとに
係着用の杆状部材を挿通して固定する。本実施例
においてはボルト9を挿通して固定する。
穴6bをネジ穴にしてある場合は前記のボルト
9を螺合して緊締するが、穴6bがネジ無し穴で
ある場合は該穴6bを接着剤で充填しておいて、
ボルトの先端に同じ接着剤を塗布して押しこむな
ど、各種の公知技術を任意に適用すれば良い。1
0は覆土である。
このようにして既製煙突を設置すると、従来技
術(第3図)における如きアンカーボルトを必要
としないので、設置所要時間が短かい。また、煙
突設置現場においてセメント、砂、砂利を調達し
て混練する必要が無い。そして、底板7bに水抜
孔7dを設けてあるので雨水等が煙突内に流入し
てもこの水抜孔から自然に排出される。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の基礎構造によれ
ばコンクリート既製煙突を迅速、容易に設置する
ことができ、その上、設置現地において別段の副
資材を必要とせず、高い信頼性をもつて強固に設
置し得るという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す分解斜視図、
第2図は同じく組立状態の垂直断面図である。第
3図は従来の基礎構造の1例を示す垂直断面図で
ある。 1……グリ石、2……コンクリート製土台、3
……アンカーボルト、4……鉄板製支持具、5…
…ナツト、6,6′……既製煙突、6a……中心
孔、6b……穴、7……支承部材、7a……短筒
部、7b……底板、7c……透孔、7d……水抜
孔、8……水平硬地盤、9……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部に四角柱状の外周面を有する既製コンク
    リート煙突と、上記四角柱面に外嵌する短筒状の
    コンクリート製支承部と、上記支承部と一体連設
    したコンクリート製底板とを備えて前記短筒部の
    側面に透孔を設け、かつ、前記のコンクリート煙
    突の下端部を前記支承部に嵌合してその下端面を
    前記の底板に当接せしめた状態において、短筒部
    の側面に設けた透孔に対向せしめて煙突の側面に
    穴を設けるとともに、前記の底板の中央部付近に
    水抜孔を設けたことを特徴とするコンクリート既
    製煙突の基礎構造。
JP18371884U 1984-12-05 1984-12-05 Expired JPH0338276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371884U JPH0338276Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371884U JPH0338276Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102648U JPS61102648U (ja) 1986-06-30
JPH0338276Y2 true JPH0338276Y2 (ja) 1991-08-13

Family

ID=30741213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18371884U Expired JPH0338276Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0338276Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775816B1 (ko) 2007-01-17 2007-11-12 안계훈 기초 구조물과 분리 결합이 용이한 가로등주

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61102648U (ja) 1986-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6141929A (en) Insulated pre-formed wall panels
US5803669A (en) Thermal-insulated concrete forming system
JPH0338276Y2 (ja)
CN209891755U (zh) 一种砖混结构建筑物圈梁托换加固装置
KR200226627Y1 (ko) 교량상판 거푸집용 멍에재
JPH0351479Y2 (ja)
JPH033374Y2 (ja)
JPH10195885A (ja) 住宅用コンクリート基礎及びこれに土台を固定する方法
JPH08144581A (ja) フェンスの基礎構造
JPH0115763Y2 (ja)
JP2001193079A (ja) べた基礎の施工方法
CN214615428U (zh) 一种型钢混凝土梁浇筑用吊装模板结构
JPS6133793Y2 (ja)
JPS603203Y2 (ja) アンカ−ユニツト
JPH1046706A (ja) コンクリート製壁体パネルによる建物構造におけるパネルの定着構造及びその定着方法
JPH0314542Y2 (ja)
JPH0540110Y2 (ja)
JPH0455134Y2 (ja)
JP2556660B2 (ja) ひじつぼ取付構造
JPH0343569A (ja) コンクリートのレベル出し兼流れ止め用ブロック
JP3052486U (ja) 角型ドレンの施工用固定装置
JPH0735870Y2 (ja) 法面コンクリート壁成型用型枠
JP2525122Y2 (ja) 屋根の断熱構造
JPH0226019B2 (ja)
KR200315814Y1 (ko) 스틸박스 교량의 슬래브 중간부 지지용 헌치틀 구조