JP3052486U - 角型ドレンの施工用固定装置 - Google Patents
角型ドレンの施工用固定装置Info
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- JP3052486U JP3052486U JP1998002142U JP214298U JP3052486U JP 3052486 U JP3052486 U JP 3052486U JP 1998002142 U JP1998002142 U JP 1998002142U JP 214298 U JP214298 U JP 214298U JP 3052486 U JP3052486 U JP 3052486U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 角型ドレンの位置を正確に保って固定可能と
する。 【構成】 ドレン本体13の回転防止手段として、ドレ
ン本体13の排出口19内に配置可能な間隔で2本のね
じ杆15、15を基盤11に立設し、両ねじ杆15、1
5の上端部を通す小孔23…を押え板14に少なくとも
2個形成し、ねじ杆15、15に螺合させたナット2
4、24により押さえ板14を介してドレン本体13を
固定する。
する。 【構成】 ドレン本体13の回転防止手段として、ドレ
ン本体13の排出口19内に配置可能な間隔で2本のね
じ杆15、15を基盤11に立設し、両ねじ杆15、1
5の上端部を通す小孔23…を押え板14に少なくとも
2個形成し、ねじ杆15、15に螺合させたナット2
4、24により押さえ板14を介してドレン本体13を
固定する。
Description
【0001】
本考案は、型枠に取り付ける基盤と、型枠上にスリーブを用いて配置するドレ ン本体と、ドレン本体に係合する押さえ板とを具備し、基盤と押さえ板とをねじ 杆によって結合し、型枠に対するドレン本体の位置を一定の関係を保って固定す るための角型ドレンの施工用固定装置に関するものである。
【0002】
建物の屋上やベランダ或いは外廊下の隅等に配水のために設置されるドレンに は様々な形態のものがあるが、角型ドレンと呼ばれる、長方形状の平面形状を持 つドレンの場合には、それが設置部に正確に設けられることに加えて、建物の直 線に対して曲がらないように注意を払う必要が生じる。
【0003】 このため、型枠に取り付ける基盤には、縦、横十字線に合わせる位置を示す切 り欠きを設け、ドレン本体側に配置される押さえ板には、ドレン本体と押さえ板 とを一定位置に係合させる構造を設けていた。しかし、従来の方法では基盤側と 押さえ板側との固定に手数がかかり、また固定が不十分な場合は、施工中にモル タルの流動圧力を受けるなどしてドレン本体の位置が変化してしまい、目的が達 せられないという問題があった。
【0004】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、角型ドレンの 位置を正確に保って固定可能とする点にある。
【0005】
前記課題を解決するため、本考案は、ドレン本体の回転防止手段として、ドレ ン本体の排出口内に配置可能な間隔で2本のねじ杆を基盤に立設し、両ねじ杆の 上端部を通す小孔を押さえ板に少なくとも2個形成し、ねじ杆に螺合させた締結 具により押さえ板を介してドレン本体とするという手段を講じたものである。
【0006】
本考案に係る、角型ドレンの施工用固定装置10は、型枠Mに取り付ける基盤 11と、型枠Mとの間にスリーブ12を用いて配置されるドレン本体13と、ド レン本体13に係合する押さえ板14とを具備している。上記基盤11と押さえ 板14とは2本のねじ杆15、15によって結合される。
【0007】 型枠Mに基盤11を取り付けるに当たり、予め型枠Mには取り付け位置の中心 を縦、横十字状等の基準線X、Yで正確に表示しておき(図4参照)、基盤11 には縦、横十字状等の基準線X、Yに合わせるべき印16x、16yを設ける。 基盤11はスリーブ12より小型に形成され、釘等の止め具17で型枠Mに取り 付けられる。基盤11の印16x、16yのいずれかを通る線上に上記ねじ杆1 5、15が立てられる。これらのねじ杆15、15はドレン本体13の排出口1 9内に配置可能な間隔で設けられる。なお基準線X、Yは十字状に限らない。
【0008】 例示の装置では、鋼板より成る円盤状基盤11の中心を通る基準線上に、ナッ トを取り付け部18として2箇所前記間隔で固着し、それらにボルトから成るね じ杆15を夫々螺じ込んで取り付けている。スリーブ12は下の型枠Mと上のド レン本体13との間に介在する筒状の部材であり、その外面に周囲からコンクリ ートモルタルの流動圧力が加わる。なおスリーブ12の高さは任意であり、ドレ ン設置部に構築すべきコンクリートスラブSの厚さに応じる。
【0009】 ドレン本体13は長方形状の平面形状を有する角型ドレンであるが、全体とし て概ね角皿型を有しその底部に排水口19を有する。排水口19には、施工完了 後、排水管Pの上端部が接続される(図5参照)。ドレン本体13には押さえ板 14が係合する。
【0010】 押さえ板14は型枠Mにねじ杆15を用いてドレン本体13を固定するための 部材であるが、固定時ドレン本体13に対してずれ動かないように、ドレン本体 13の係合部21と係合可能な係合相手22を有している。例示の場合、ドレン 本体の目皿をねじ止めする突部を係合部21に利用している。しかし係合部21 は、ドレン本体13の内角等他の部位でも良く、係合相手22もそれに応じて変 えることができる。23はねじ杆15を通す小孔、24はねじ杆15の先端部に 螺合可能なナット等の締結具を示す。
【0011】 2個の小孔23は2個のねじ杆15の間隔で形成されるが、この間隔は一定に 限定されないので、例えば2種のボルト間隔に適合する2種の間隔に小孔23、 23、23′、23′を形成することができる。なお、排水溝12、19の位置 によっては3箇所の小孔で2種のボルト間隔に対応することも可能である。
【0012】 上記の2本のねじ杆15により止められたドレン本体13は回転してしまうお それがない。故に、別途回転防止手段を準備する必要がない。
【0013】 施工には、型枠Mに縦、横十字状等の基準線X、Yを基準として基盤11を取 り付け、その2箇所の取り付け部18、18にねじ杆15を夫々立て、スリーブ 12を取り付け基盤11に合わせてセットし、その上に排出口19をスリーブ1 2内にしてドレン本体13を載せ、押さえ板14を各小孔23にねじ杆15が通 るようにセットする。次いで締結具24を用いて押さえ板14を緊締し、最後に 養生カバー(図示せず)を用いてドレン本体13の上面を覆い、コンクリートモ ルタルを打設する。
【0014】 その後脱型前の状態が図3に断面図として示されているが、図示のとおりドレ ン本体13は2本のボルト状のねじ杆15、15によって周方向に回り止めが為 されているためモルタルの打設時に流動圧力が加わっても位置を変えることはな い。脱型後の状態は図5に示されているが、図2からも明らかなように建物の直 線Lに対してドレン本体13を正確に合致させることができる。
【0015】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、ドレン本体を2 本のねじ杆により止めるだけで、回転防止がなされ、かつドレン本体の位置を正 確に保持することができ、2本のねじ杆を回転防止手段に利用したため構成が著 しく単純となり、角型ドレンの据え付け施工に当たり、角型であるが故に目立つ 直線的形状を建物の直線的形状に正確に合致させることができるという効果を奏 する。
【図1】本考案に係る角型ドレンの施工用固定装置の1
実施例を示す分解斜視図。
実施例を示す分解斜視図。
【図2】ドレン本体を想像線であらわした本装置の横断
面図。
面図。
【図3】コンクリート打設状態の本装置を示す縦断面
図。
図。
【図4】型枠と基盤との関係を示す平面図。
【図5】施工完了状態を示す断面説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 型枠に取り付ける基盤と、型枠上にスリ
ーブを用いて配置するドレン本体と、ドレン本体に係合
する押さえ板とを具備し、基盤と押さえ板とをねじ杆に
よって結合し、型枠に対するドレン本体の位置を一定の
関係を保って固定するための装置であって、ドレン本体
の回転防止手段として、ドレン本体の排出口内に配置可
能な間隔で2本のねじ杆を基盤に立設し、両ねじ杆の上
端部を通す小孔を押さえ板に少なくとも2個形成し、ね
じ杆に螺合させた締結具により押さえ板を介してドレン
本体を固定したことを特徴とする角型ドレンの施工用固
定装置。 - 【請求項2】 2個のボルト通す小孔を2種のボルト間
隔に適合する2種の間隔で少なくとも3箇所または4箇
所押さえ板に形成した構成を有する請求項1記載の角型
ドレンの施工用固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002142U JP3052486U (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 角型ドレンの施工用固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002142U JP3052486U (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 角型ドレンの施工用固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052486U true JP3052486U (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=43186603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002142U Expired - Lifetime JP3052486U (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 角型ドレンの施工用固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052486U (ja) |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP1998002142U patent/JP3052486U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |