JPH033793Y2 - - Google Patents

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JPH033793Y2
JPH033793Y2 JP6030487U JP6030487U JPH033793Y2 JP H033793 Y2 JPH033793 Y2 JP H033793Y2 JP 6030487 U JP6030487 U JP 6030487U JP 6030487 U JP6030487 U JP 6030487U JP H033793 Y2 JPH033793 Y2 JP H033793Y2
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JP
Japan
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base plate
supply
exhaust pipe
indoor
wall
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JP6030487U
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JPS63167043U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は燃焼器用給排気筒取付装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、例えば実開昭56−66648号公報に示され
るような給排気筒の取付装置においては、給排気
筒の取り外ずし後に貫通管開口部を塞ぐ必要があ
つた。この従来技術の難点を特開昭58−221310号
公報のものにおいては室内側に設けた盲カバーに
より解決している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、盲カバー裏面のノツクピンをノ
ツクピン穴に係合させるものでは、係合力が弱く
不安定であり、また盲カバー閉塞後開口面とのシ
ール性がなく外気が侵入してくるという問題点を
有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、壁貫通パイプに蓋体を有する室内ベ
ース板を取り付けたものにおいて、室内ベース板
と蓋体との間に給排気筒を係合掛止するスライド
板を収納すると共に挿通開口を覆うスポンジ状シ
ール材を前記蓋体の裏面に取り付けたことを特徴
とする燃焼器用給排気筒取付装置を提供するもの
である。
(作用) 蓋体の裏面に給排気筒の挿通開口を覆うスポン
ジ状シール材を取り付けることにより、蓋を閉じ
ると外気の流入を完全に遮へいすることができ
る。また給排気筒をスライド板によつて係止する
ので給排気筒のガタつきを除去することができ、
スライド板は室内ベース板と蓋体との間に収納す
るから、散失を防止できかつ美観上も優れたもの
である。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて具体的に説明す
る。1は壁体、2は壁穴、3,4は二分割した壁
貫通パイプである。一側の壁貫通パイプ3にはヒ
ンジ方式の蓋体5を有する室内ベース板6を取り
付けてある。室内ベース板6は室内側に位置しネ
ジ等により室内壁面に固定する。この室内ベース
板6は給排気筒7を挿通しうる挿通開口8を設け
てある。室内ベース板6と給排気筒7との係合掛
止は、上下方向にスライドするスライド板14と
レール状のガイド溝15とによつて構成してあ
る。他側の壁貫通パイプ4には上下方向に開閉す
る蓋体9を有する屋外ベース板10を取り付けて
ある。取り付け方法は例えばフランジ接続によ
る。この蓋体9は屋外ベース板10の上端にヒン
ジ等により枢着される。蓋体9下部にはマグネツ
ト11を取り付けておけばシール性能が向上す
る。屋外ベース板10には給排気筒7を挿入しう
る開口12を開設してある。開口12部には環状
ゴムパツキン13を固定しておけば給排気筒7部
への水密性が良好となる。室内ベース板6を有す
る壁貫通パイプ3と屋外ベース板10を有する壁
貫通パイプ4とは、壁穴内部で嵌合させるように
してある。16は蓋体5の裏面に取り付けたスポ
ンジ状シール材で挿通開口8を覆うものである。
燃焼器用給排気筒の取り付けに際しては、壁穴
2に壁貫通パイプ4を取り付けた屋外ベース板1
0を屋外側から屋外壁面にネジ等で固定すると共
に室内側から壁貫通パイプ3を他側壁貫通パイプ
4に嵌合し室内ベース板6を室内壁面に密着して
ネジ等で固定する。
しかる後、室内側から室内ベース板6の蓋体5
を開き燃焼器具と接続した給排気筒7先端部を室
内ベース板6の挿通開口8から挿入してゆけばよ
い。このとき給排気筒7の先端部が屋外ベース板
10の蓋体9を押し開き、給排気筒7は壁貫通パ
イプ内に装着される。このとき給排気筒7と室内
ベース板6とはスライド板14を給排気筒7のフ
ランジ部に当接させて係合掛止することにより固
定される。屋外ベース板10の蓋体9は下方に向
かつて傾斜し、特に上方からの雨風を遮へいする
こととなる。環状ゴムパツキン13は給排気筒7
外筒に密着し、雨水侵入が阻止される。
次に給排気筒7を壁穴2から脱出させる場合
(季節毎にあるいは移転等)には、スライド板1
4をガイド溝15から上方に引き抜いて係合状態
を解除したのち、室内側から給排気筒7をそのま
ま引き出せばよい。給排気筒7の引き出し後は、
蓋体9は自重により自動的に開口12を閉塞す
る。蓋体9の裏面にはマグネツト11を取り付け
ておけばシール性が向上する。同様に室内ベース
板6の蓋体5も挿通開口8をスポンジ状シール材
16を介して閉塞する。室内ベース板6と屋外ベ
ース板10とはその壁貫通パイプ3,4を分離し
て、壁穴内部で嵌合せしめることにより、屋外側
に突出する部分がなく、かつ壁体1に密着して保
持される。
(考案の効果) 以上のように本考案は、壁貫通パイプに蓋体を
有する室内ベース板を取り付けたものにおいて、
室内ベース板と蓋体との間に給排気筒を係合掛止
するスライド板を収納すると共に挿通開口を覆う
スポンジ状シール材を前記蓋体の裏面に取り付け
たので、蓋体を閉じると完全に外気の流入を遮断
することができるのみならずスライド板をボツク
ス内に外方から見えることなく内包することがで
き美観上も優美となる。
またスライド板により給排気筒を強固に固定す
ることができ、ガタつきを防止して抜けによる排
気ガスもれ等の弊害を阻止できる。
さらにスライド板はボツクス内に収納しうるの
で、不使用時における散失を防止することができ
る効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体図、第2図
は室内側からみた正面図、第3図は取り付け状態
を示す斜視図である。 1……壁体、2……壁穴、3,4……壁貫通パ
イプ、5……蓋体、6……室内ベース板、7……
給排気筒、8……挿通開口、9……蓋体、10…
…屋外ベース板、11……マグネツト、12……
開口、13……環状ゴムパツキン、14……スラ
イド板、15……ガイド溝、16……スポンジ状
シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁貫通パイプに蓋体を有する室内ベース板を取
    り付けたものにおいて、室内ベース板と蓋体との
    間に給排気筒を係合掛止するスライド板を収納す
    ると共に挿通開口を覆うスポンジ状シール材を前
    記蓋体の裏面に取り付けたことを特徴とする燃焼
    器用給排気筒取付装置。
JP6030487U 1987-04-20 1987-04-20 Expired JPH033793Y2 (ja)

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JP6030487U JPH033793Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20

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JP6030487U JPH033793Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20

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JPS63167043U JPS63167043U (ja) 1988-10-31
JPH033793Y2 true JPH033793Y2 (ja) 1991-01-31

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JP6030487U Expired JPH033793Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20

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JP5664501B2 (ja) * 2011-08-19 2015-02-04 コベルコ建機株式会社 建設機械の配管通し構造

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JPS63167043U (ja) 1988-10-31

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