JPH0337921Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337921Y2 JPH0337921Y2 JP1984027489U JP2748984U JPH0337921Y2 JP H0337921 Y2 JPH0337921 Y2 JP H0337921Y2 JP 1984027489 U JP1984027489 U JP 1984027489U JP 2748984 U JP2748984 U JP 2748984U JP H0337921 Y2 JPH0337921 Y2 JP H0337921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- upper handle
- support body
- grip portion
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 240000000599 Lentinula edodes Species 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンの駆動で回転するドリルに
よつて木材に穿孔するためのエンジンドリルに係
るものである。
よつて木材に穿孔するためのエンジンドリルに係
るものである。
一般に、椎茸の裁培等のため野外で木材に穿孔
する際には、この種のエンジンドリルが使用され
るが、作業者はエンジンの前部から上方を経て後
方に至る上部ハンドルに設けた垂直方向の後握り
部と、側方に突出する横ハンドルに設けた横握り
部とを両手で把持して作業を行なつている。
する際には、この種のエンジンドリルが使用され
るが、作業者はエンジンの前部から上方を経て後
方に至る上部ハンドルに設けた垂直方向の後握り
部と、側方に突出する横ハンドルに設けた横握り
部とを両手で把持して作業を行なつている。
従来、作業者の手にエンジンの振動が伝達する
のを防止するために、エンジンの前部に設けたク
ラツチハウジングに複数のゴム等の防振体を介し
て支持体を支持せしめ、この支持体に上部ハンド
ルの前端と横ハンドルとを固着していた。
のを防止するために、エンジンの前部に設けたク
ラツチハウジングに複数のゴム等の防振体を介し
て支持体を支持せしめ、この支持体に上部ハンド
ルの前端と横ハンドルとを固着していた。
すなわち、従来は、この上部ハンドルは前端の
みを片持支持で支持体に支持されていたので、支
持体は、上部ハンドルによる前後方向および水平
方向の揺動運動を支持することになり、左右およ
び上下に防振体を並設する必要があり、このため
通常４個の防振体によつて支持されていた。しか
るに、上部ハンドルは長く、片持支持のため、し
かもドリルを押し込む際等の荷重が大きいため
に、前後方向モーメントが大きくなり、防振体の
撓みによつて上部ハンドルが前後方向（支持体の
部分で）に揺動し、とくに後端に設けた握り部が
上下に大きく揺動し、穿孔に際してドリルに横方
向の荷重が加わり、切損の危険があり、作業がや
りにくい欠点があつた。
みを片持支持で支持体に支持されていたので、支
持体は、上部ハンドルによる前後方向および水平
方向の揺動運動を支持することになり、左右およ
び上下に防振体を並設する必要があり、このため
通常４個の防振体によつて支持されていた。しか
るに、上部ハンドルは長く、片持支持のため、し
かもドリルを押し込む際等の荷重が大きいため
に、前後方向モーメントが大きくなり、防振体の
撓みによつて上部ハンドルが前後方向（支持体の
部分で）に揺動し、とくに後端に設けた握り部が
上下に大きく揺動し、穿孔に際してドリルに横方
向の荷重が加わり、切損の危険があり、作業がや
りにくい欠点があつた。
本考案は、上部ハンドルの前後方向の揺動運動
を支持するために、上部ハンドルの後端において
も防振体を介してエンジンに支持せしめることに
より、上部ハンドルの上下方向揺動運動を少なく
し、作業を容易として作業能率を向上せしめよう
とするものである。
を支持するために、上部ハンドルの後端において
も防振体を介してエンジンに支持せしめることに
より、上部ハンドルの上下方向揺動運動を少なく
し、作業を容易として作業能率を向上せしめよう
とするものである。
以下、図面により本考案の１実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
図において、１はエンジンドリルを示すもの
で、つぎのように構成されている。すなわち、３
はエンジン５の駆動軸で、クランクケース７に固
着するクラツチハウジング９にベアリング１１を
介して軸支され、内端にクラツチドラム１３が固
着し、遠心クラツチ（図示せず）を経て駆動され
る。１５は駆動軸３の外端に固着するドリルチヤ
ツクで、ドリル１７を着脱自在に保持している。
１９はドリル１７の穿孔深さを規制するガイド杆
で、クラツチハウジング９の先端にねじ２１，２
１に固着する支持枠２３に、ナツト２５，２５に
よつて調節自在に設けられている。２７はクラツ
チハウジング９に、左右の防振部２９，３１を介
して支持された支持体で、上部ハンドル３３の前
端がねじ３５，３５によつて固着されている。防
振部２９，３１はつぎのように構成されている。
すなわち、３７はゴム製の前防振体で、両端に支
板３９，４１が焼付け固着され、支板３９はねじ
４３によつて、クラツチハウジング９と共締めに
クランクケース７に固着され、支板４１はねじ４
５によつて支持体２７に固着されている。上部ハ
ンドル３３はエンジン５の上方を通過して他端は
防振部４７を介してクランクケース７に支持され
ている。すなわち、４９はゴム製の後防振体で、
両端にねじ５１を固着する支板５３が焼付け固着
している。５５は片側のねじ５１、ナツト５７に
よつて支板５３に固着するブラケツトで、他端は
ねじ５９によつてクランクケース７に固着してい
る。６１は他方のねじ５１、ナツト５７によつて
他方の支板５３に固着されたブラケツトで、ボル
ト６３によつて上部ハンドル３３の下端に固着し
ている。６５は上部ハンドル３３に固着されたス
ロツトルレバーである。６７は支持体２７の側方
に、ほぼ水平に突出し、ボルト６９によつて固着
された横ハンドルである。７１は気化器、７２は
エヤクリーナ、７３はマフラー、７５は燃料タン
ク、７７は点火栓である。７９および８１はそれ
ぞれ上部ハンドル３３に設けた垂直方向の後握り
部および横ハンドル６７に設けたほぼ水平方向の
横握り部である。
で、つぎのように構成されている。すなわち、３
はエンジン５の駆動軸で、クランクケース７に固
着するクラツチハウジング９にベアリング１１を
介して軸支され、内端にクラツチドラム１３が固
着し、遠心クラツチ（図示せず）を経て駆動され
る。１５は駆動軸３の外端に固着するドリルチヤ
ツクで、ドリル１７を着脱自在に保持している。
１９はドリル１７の穿孔深さを規制するガイド杆
で、クラツチハウジング９の先端にねじ２１，２
１に固着する支持枠２３に、ナツト２５，２５に
よつて調節自在に設けられている。２７はクラツ
チハウジング９に、左右の防振部２９，３１を介
して支持された支持体で、上部ハンドル３３の前
端がねじ３５，３５によつて固着されている。防
振部２９，３１はつぎのように構成されている。
すなわち、３７はゴム製の前防振体で、両端に支
板３９，４１が焼付け固着され、支板３９はねじ
４３によつて、クラツチハウジング９と共締めに
クランクケース７に固着され、支板４１はねじ４
５によつて支持体２７に固着されている。上部ハ
ンドル３３はエンジン５の上方を通過して他端は
防振部４７を介してクランクケース７に支持され
ている。すなわち、４９はゴム製の後防振体で、
両端にねじ５１を固着する支板５３が焼付け固着
している。５５は片側のねじ５１、ナツト５７に
よつて支板５３に固着するブラケツトで、他端は
ねじ５９によつてクランクケース７に固着してい
る。６１は他方のねじ５１、ナツト５７によつて
他方の支板５３に固着されたブラケツトで、ボル
ト６３によつて上部ハンドル３３の下端に固着し
ている。６５は上部ハンドル３３に固着されたス
ロツトルレバーである。６７は支持体２７の側方
に、ほぼ水平に突出し、ボルト６９によつて固着
された横ハンドルである。７１は気化器、７２は
エヤクリーナ、７３はマフラー、７５は燃料タン
ク、７７は点火栓である。７９および８１はそれ
ぞれ上部ハンドル３３に設けた垂直方向の後握り
部および横ハンドル６７に設けたほぼ水平方向の
横握り部である。
以上の実施例において、作業者は右手で後握り
部７９を、左手で横握り部８１を把持して、エン
ジン５の駆動によつて回転するドリル１７によつ
て材木に穿孔するものである。エンジン５の振動
は前防振体３７，３７、後防振体４９によつて防
振され、作業者の手に伝達することを防止してい
る。また上部ハンドル３３は、大きな上下方向の
モーメントが作用しても、両端を支持しているの
で撓むことがなく、作業が容易となるものであ
る。
部７９を、左手で横握り部８１を把持して、エン
ジン５の駆動によつて回転するドリル１７によつ
て材木に穿孔するものである。エンジン５の振動
は前防振体３７，３７、後防振体４９によつて防
振され、作業者の手に伝達することを防止してい
る。また上部ハンドル３３は、大きな上下方向の
モーメントが作用しても、両端を支持しているの
で撓むことがなく、作業が容易となるものであ
る。
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるので、上部ハンドルの上下方向の揺動運動を
なくして、ドリルの切損を防ぐとともに作業能率
を向上することができるものである。また、ドリ
ルを押し込む際に力を加える後握り部の荷重を受
ける後防振体に圧縮力が作用するので、防振体の
強度が大きくなり寿命が延びるものである。
あるので、上部ハンドルの上下方向の揺動運動を
なくして、ドリルの切損を防ぐとともに作業能率
を向上することができるものである。また、ドリ
ルを押し込む際に力を加える後握り部の荷重を受
ける後防振体に圧縮力が作用するので、防振体の
強度が大きくなり寿命が延びるものである。
第１図、第２図はそれぞれ本考案の１実施例の
側面図、正面図、第３図、第４図は要部の平断面
図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、５……
エンジン、９……クラツチハウジング、２７……
支持体、３３……上部ハンドル、３７……前防振
体、４９……後防振体、６７……横ハンドル、７
９……後握り部、８１……横握り部。
側面図、正面図、第３図、第４図は要部の平断面
図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、５……
エンジン、９……クラツチハウジング、２７……
支持体、３３……上部ハンドル、３７……前防振
体、４９……後防振体、６７……横ハンドル、７
９……後握り部、８１……横握り部。
Claims (1)
- クラツチハウジング９の外周付近に、左右に並
設された前防振体３７，３７を介して支持された
支持体２７を設け、前記支持体２７に前端を固着
する上部ハンドル３３を前記エンジン５の上方を
通過して、後端を後防振体４９を介して前記エン
ジン５の後部に支持せしめるとともに、前記支持
体２７の側方にほぼ水平方向に突出する横ハンド
ル６７を固着して設け、前記上部ハンドル３３の
端部に垂直方向の後握り部７９を設けるととも
に、前記横ハンドル６７にほぼ水平方向の横握り
部８１を設け、前記後握り部７９を前方に押圧し
たとき、前記後防振体４９を圧縮方向に設けたこ
とを特徴とするエンジンドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2748984U JPS60141202U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | エンジンドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2748984U JPS60141202U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | エンジンドリル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141202U JPS60141202U (ja) | 1985-09-19 |
| JPH0337921Y2 true JPH0337921Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30524491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2748984U Granted JPS60141202U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | エンジンドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141202U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4721279U (ja) * | 1971-02-25 | 1972-11-09 | ||
| JPS5186898A (ja) * | 1975-01-28 | 1976-07-29 | Kyoritsu Kk | |
| JPS5854962U (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-14 | トヨタ自動車株式会社 | 車輛用デフオガ装置 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2748984U patent/JPS60141202U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4721279U (ja) * | 1971-02-25 | 1972-11-09 | ||
| JPS5186898A (ja) * | 1975-01-28 | 1976-07-29 | Kyoritsu Kk | |
| JPS5854962U (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-14 | トヨタ自動車株式会社 | 車輛用デフオガ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60141202U (ja) | 1985-09-19 |
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