JPH0337537Y2 - - Google Patents

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JPH0337537Y2
JPH0337537Y2 JP17643784U JP17643784U JPH0337537Y2 JP H0337537 Y2 JPH0337537 Y2 JP H0337537Y2 JP 17643784 U JP17643784 U JP 17643784U JP 17643784 U JP17643784 U JP 17643784U JP H0337537 Y2 JPH0337537 Y2 JP H0337537Y2
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JP
Japan
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holder
temperature sensor
lead wire
case
inner pot
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JP17643784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、炊飯ジヤー用温度センサーの取付構
造、特に、炊飯ジヤーの内鍋側壁温度を検出する
温度センサーの取付構造に関する。
(従来の技術) 一般に、炊飯ジヤー、例えば、第4図に示すよ
うに、マイクロコンピユータを備えた電子制御式
炊飯ジヤーにおいては、外鍋1に入れた内鍋2を
外鍋底部の加熱板3に埋設した炊飯ヒータ4で加
熱し、その際、炊飯ヒータ4への供給電力を炊飯
量に応じてマイクロコンピユータを含む制御装置
5で制御することが行なわれる。従つて、良好な
炊飯を行なうためには、炊飯量と炊飯の進行状態
を検出し、これをマイクロコンピユータに情報と
して入力する必要があるが、従来、この情報を得
る手段として温度センサーを用い、内鍋2の底部
の温度を温度センサー6で検出する一方、別の温
度センサー7で内鍋2の側壁温度を検出し、これ
らの温度センサー6,7からの信号により炊飯量
の検出および炊飯の進行状態の検出が行なわれて
いる。図中、8は外装体、9は蓋である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の温度センサー、特に、内
鍋の側壁温度を検出する温度センサーは、スプリ
ングで内鍋側へ付勢されたホルダに温度センサー
を保持させ、温度センサーの感熱部を金属製カバ
ーに密接させて一体化し、これを揺動自在にケー
スに装着する一方、温度センサーのリード線をス
プリングの中を通してケース後端から外部へ導び
くようにしているため、内鍋の出し入れ毎にリー
ド線が大きく屈曲することと、スプリングとケー
スとの間に挾まれストレスを受けるため、断線す
る問題があつた。また、内鍋の入れ方によつて
は、リード線等によりホルダの動きが妨げられ、
温度センサーが密接しているカバーが内鍋の側壁
にうまく当接せず、温度検出に異常な時間的ずれ
を生じて良好な結果が得られない場合があつた。
従つて、本考案の主目的は、リード線に断線を
生じることのない温度センサーの取付構造を提供
することにある。また、本考案の他の目的は、内
鍋の出し入れに関係なく、内鍋の動きに追従して
その側壁に当接して正しく側壁温度を検出できる
温度センサーの取付構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点の解決のため、側壁にリ
ード線引出し口を有するホルダの先端部に温度セ
ンサーを装着し、該温度センサーのリード線をホ
ルダの内部を通して前記リード線引出し口から外
部へ引出す一方、前記リード線引出し口から所定
間隔をおいてホルダの後端側に形成されたスプリ
ング係止部と、ホルダを炊飯ジヤーの内鍋に対し
進退自在に収容するケースとの間にスプリングを
配設するようにしたものである。また、温度セン
サーに密接するカバーをホルダ先端部に配設し、
該カバーを介して内鍋に温度センサーを当接させ
るようにする一方、温度センサーを被うカバーの
外表面を、その周縁部から中央に向つて湾曲した
突出面にするようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を示す図面を参照して
具体的に説明する。
図において、11はセンサーを保護するカバ
ー、12はケース、13はホルダ、14はスプリ
ングで、ホルダ13は円筒状基部13aと、断面
長円形のセンサー支持部13bとからなり、セン
サー支持部13bにはその先端側から円筒状基部
13aの空間13cに貫通するリード線用貫通孔
18とカバー取付用貫通孔19が形成されてい
る。温度センサー(例えば、サーミスタ)10
は、絶縁チユーブ17に収容され、ホルダの支持
部13bの先端部中央に装着されており、全体を
カバー11で被われている。
温度センサー10の端子15には、ビニール線
その他の柔軟性のあるリード線16が接続され、
ホルダの貫通孔18を通して空間13cへ伸張
し、そこで曲げられてホルダの基部13aに形成
したスリツト状のリード線引出し口20から外部
へ引き出されている。なお、この引出し口20は
ホルダ13の軸線と平行に基部後端から基部先端
まで形成されている。
カバー11は内鍋2の側壁表面に当接する面が
周縁部から中央に向つてなだらかに湾曲した突出
面にしてあり、その内面側中央に温度センサー1
0が密接している。また、カバーの長辺側から伸
張した爪11aは空間13cで外方へ折り曲げて
カバー11をホルダ先端部に固定するようにして
ある。
ケース12は有底の円筒状形状を有し、側壁に
開口端側から底側に向つて軸線と平行なスリツト
21が形成され、該スリツト21の軸線に平面な
辺側の端部12aは外方に折り曲げられている。
また、ケース12の側壁には、ホルダ13を進退
自在に保持すると共に、その動きをガイドする複
数のスリツト22が形成され、このスリツト22
にホルダ13の基部外壁部に形成した突起13d
が係合している。
スプリング14はホルダ13の基部13aに形
成された環状の係止部23とケース12の底との
間に配設されている。係止部23はリード線引出
し口から少なくともリード線の直径以上の所定間
隔をおいてホルダ13の後端側に形成され、リー
ド線16にストレスが加わるのを防止してある。
前記のように温度センサーを取り付けた温度セ
ンサーアツセンブリを炊飯ジヤーに装着する場
合、ケース12の先端側に形成した舌状の係止片
24が、アツセンブリ取付台25のフランジ26
より奥に入るまで押し込むだけでよい。この時、
係止片24はフランジ26を通過する際、内側へ
押されるが、フランジを通り抜けると弾性により
第2図のように元の位置に復帰するので、離脱す
ることがない。
使用に際しては、内鍋2の出し入れに伴なつて
ホルダ13と共に温度センサー10が変位して
も、そのリード線16は、ホルダ13のリード線
引出し口20内に保持されているため、屈曲した
りスプリング14によるストレスを受けることが
なく、しかもリード線16は屈曲せず、ホルダ1
3と共に第1図において左右方向に若干変位する
だけであり、断線する恐れがない。また、カバー
11の表面が湾曲し、しかもホルダ13が内鍋2
に対し進退自在にケース12内に収容されている
ため、内鍋2の動きに追従してホルダが変位し、
カバー11の温度センサー10を取付けた部位の
表面、すなわち、カバー11の中央部表面が常に
内鍋2に当接する。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、リード線引出し口をホルダの側壁に設け、該
ホルダの引出し口よりも後端側でスプリングを受
けるようにしたので、リード線にストレスがかか
るのを防止でき、断線の恐れがない。また、ホル
ダがリード線等に妨げられることなく内鍋の動き
に追従するので、内鍋の温度を正しく検出できる
など優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す温度センサー
取付部の縦断面図、第2図はその部分断面底面
図、第3図はその正面図、第4図は炊飯ジヤーの
構成を示す説明図である。 1……外鍋、2……内鍋、7,10……温度セ
ンサー、11……カバー、12……ケース、13
……ホルダ、14……スプリング、16……リー
ド線、17……絶縁チユーブ、20……リード線
引出し口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側壁にリード線引出し口を有するホルダの先
    端部に温度センサーを装着し、該温度センサー
    のリード線を前記ホルダの内部を通して前記リ
    ード線引出し口から外部へ引出す一方、前記リ
    ード線引出し口から所定間隔をおいてホルダの
    後端側に形成されたスプリング係止部と、ホル
    ダを炊飯ジヤーの内鍋に対し進退自在に収容す
    るケースとの間にスプリングを配設するように
    したことを特徴とする炊飯ジヤー用温度センサ
    ーの取付構造。 (2) カバーがその周縁部から中央に向つて湾曲し
    た突出面を有し、該突出面の裏側表面に温度セ
    ンサーを密接させた実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の取付構造。 (3) 前記ケースが有底円筒状形状を有し、その開
    口端側に外方へ突出した舌状係止片を形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項記載の取付構造。
JP17643784U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0337537Y2 (ja)

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JP17643784U JPH0337537Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JPS6189329U JPS6189329U (ja) 1986-06-11
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JP3468026B2 (ja) * 1997-06-13 2003-11-17 松下電器産業株式会社 炊飯器

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JPS6189329U (ja) 1986-06-11

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