JPH0337503A - 歪ゲージ - Google Patents

歪ゲージ

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JPH0337503A
JPH0337503A JP17164689A JP17164689A JPH0337503A JP H0337503 A JPH0337503 A JP H0337503A JP 17164689 A JP17164689 A JP 17164689A JP 17164689 A JP17164689 A JP 17164689A JP H0337503 A JPH0337503 A JP H0337503A
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JP
Japan
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strain
diaphragm
resistors
amount
strain resistors
Prior art date
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Pending
Application number
JP17164689A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Kawasaki
治彦 川崎
Mutsuo Sugiyama
杉山 六夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0337503A publication Critical patent/JPH0337503A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は圧力センサなどに応用される歪デージに関す
る。
(従来の技術) 拡散型半導体歪ゲージを用いた半導体圧力センサがある
(昭和56年9月財団法人、日本科学技術振興財団・科
学技術館発行「日本の科学と技術」9−10月号第54
頁、第55頁参照)。
これを説明すると、第12図で示すように、シリコンダ
イアフラム23の表面層には、歪量に応じて抵抗値を変
化させる4つの歪抵抗体24〜27が拡散形成され、こ
れらの歪抵抗体24〜27を用いて第13図のようにホ
イーストンブリッジが組まれる。ゲージ本体21の裏面
は、第14図のようにくり抜かれ、上方に位置する薄い
部分がダイアフラム23となっている。
圧力が図示のように上方から加えられると、シリコンダ
イアフラム23が変形し、歪抵抗体24〜27に歪が生
じる。ここに、歪抵抗体24〜27にはピエゾ抵抗効果
により大きな抵抗変化が起こり、ブリッジからは圧力に
比例した出力が得られる。
(発明が解決しようとする課題〉 ところで、このような歪ゲージにおいては、過大な圧力
が加わると、歪抵抗体の間や電源電圧への接続線に接続
不良や断線を起こすことがあり、その場合には、誤った
信号が出力されることになるので、その信号を用いて制
御(たとえば液圧装置システムの制御)を行えば、1ラ
ブルを発生させる原因となる。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、変形を受けるダイアフラム上に計測感度の相違す
る複数の検知部を設けるようにした装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、変形を受けるダイアフラム上で変形による
歪量が最大となる位置に歪抵抗体を形成し、この歪抵抗
体を用いてブリッジ結線することにより1つの検知部を
構成するとともに、歪量が最大よりも所定量だけ少ない
位置にも歪抵抗体を形成し、この歪抵抗体を用いてブリ
ッジ結線することにより前記検知部とは別の検知部をM
戒した。
(作用) ダイアフラム上で歪量が最大となる位置に歪抵抗体が設
けられると、この歪抵抗体は圧力に敏感に反応するので
、この歪抵抗体から形成されるブリッジによれば、高精
度に圧力が計測される。
しかしながら、歪量が最大となる部分は、過大な圧力が
作用した場合に、最も破損されやすい。
この場合に、この発明では、歪量が最大よりも所定量だ
け少ない位置に歪抵抗体が形成されていると、過大な圧
力により、たとえ歪量の最大となる位置の歪抵抗体が破
損されることになっても、この歪量の少ない位置の歪抵
抗体のほうは破損されないで済むことになる。
(実施例〉 第1図は一実施例の断面図である。たとえばシリコンウ
ェファや金属から形成されるデージ本体1は、円筒状の
基部2と上部に薄膜状に形成されたダイアフラム3とか
らなり、下方より被測定ガスが導かれると、ダイア7ラ
ム部分に変形が生ずる。
第2図はゲージ本体1の平面図で、ダイアフラム3のほ
ぼ中心位置に2つの歪抵抗体A、Bが、右下方の基部2
の近くにほぼ90度離れて2つの歪抵抗体C,Dがそれ
ぞれ形成される。4つの歪抵抗体A−Dには、歪抵抗体
の両端に形成した各− 電極4を介して配線5と接続され、この配[5はさらに
電極6.ボンディングワイア7、電極10を介してリー
ド#111に接続される。これらの接続は第3図で示す
ブリッジを構成するためのものである。ここに、4つの
歪抵抗体A−Dをブリッジ結線したものから1つの検知
部が構成される。
なお、電極10については絶縁体9を介して固定される
結線基板8に形成されている。
同様にして、ダイアフラム3の左上方にも、4つの歪抵
抗体A′〜D′が形成され、これら歪抵抗体A′〜D′
は電極15と配#!16などを介して、第4図で示すよ
うにブリッジ結線される。ただし、歪抵抗体A’、B’
はこれらに・対応する上記歪抵抗体A、Bと相違して、
ダイアフラム3の中心より半径方向外側に少しずらした
位置に形成される。
ここに、前記検知部とは別の検知部が構成される。
歪抵抗体A’、B’の配置は、ダイアフラム上の歪分布
を考慮したものである。この歪分布を第5図に示すと、
横軸はダイアフラム3の中心から半径方向外側に離れる
距離、縦軸は歪量を表す。同図より、ダイアフラム3の
中心位置において歪量(引張り)が最大であり、半径方
向外側に向かうにつれて減り、基部2の近くではマイナ
スの歪量(圧縮)が生じていることがわかる。これより
、歪抵抗体A、Bは歪量が最も大きな部分に、これに対
して歪抵抗体A’、B’はそれよりも歪量が小さな部分
に設けられている。
ここで、この例の作用を説明すると、歪ゲージが圧力に
敏感に反応するようにするには、ダイアフラム上で歪量
が最大となる位置(中心位置)に歪抵抗体を設けること
が望ましい。つまり、歪抵抗体A、Bを含んだ第3図の
ブリッジによれば、高精度に圧力が計測される。
しかしながら、破損という面からとらえれば、歪量が最
大となる部分は、過大な圧力が作用した場合に、最も破
損の可能性の高い部分でもある。
この場合を二、この例では、最も歪量の大きな中心位置
から少し外れた位置にも歪抵抗体A’、B’が形成され
ている。このため、過大な圧力により、たとえ歪抵抗体
A、Bのほうが破損されることになっでも、歪抵抗体A
′、B’のほうは破損されないで済むことになる。つま
り、歪抵抗体A”、I3”の位置は予期される過大圧力
に対応して破壊されない位置に定めるのであり、過大圧
力が高いほど半径方向外側に位置させるのである。これ
は、いわゆる7エールセー7であり、計測精度の点から
すれば、歪抵抗体A’、B’を設けた位置ではダイアフ
ラムの中心位置に比べれば精度が少しは落ちるものの、
その分破損に対しては強く、ゲージの信頼性が増すので
ある。
そして、2つの検知部からの信号は、これを信号処理部
(図示しない)に入力し、ここで、検知部に故障が生じ
ているかどうかの判別を行い、故障している場合には故
障発生の信号を出力させるとともに、故障していない側
の正常な検知部信号を出力させるようにすると、片方の
検知部が破損。
故障しても、もう片方によって正常な圧力信号を得て、
圧力信号を用いた制御を継続させることができ、異常な
圧力信号が用いられることによるトラブルを防止するこ
とができる。
7 また、1つのゲージ本体1に2つの検知部を集約するこ
とにより、取り付はスペースをとらないコンパクトな構
成とすることができる。さらに、歪抵抗体や電極、配線
は、薄膜蒸着マイクロエツチング加工によれば、2つの
検知部を同時に形成することができるので、低コス1化
、小形化が図れる。
第6図とvJ7図は他の実施例である。この例では、第
6図で示す↓うに、右に設けられるダイアフラム25の
厚さを左に設けられるダイアフラム26の厚さよりも厚
く形成し、第7図のように、この厚いほうのダイアフラ
ム25に歪抵抗体A′〜D′を形成したものである。つ
まり、予期される過大圧力が大きいほど歪抵抗体A’、
B’を形成する側のグイア7ラム厚さを厚くしておくの
である。
第8図、第9図と第10図、第11図はそれぞれ別の他
の実施例で、これらはガス圧を計測するのではなく、紬
29に作用する圧力を計測するようにしたものである。
第8図ではダイアフラム28゜8 29の厚さは同じであるが、中心位置からの左右の歪抵
抗体の位置が相違し、第10図では歪抵抗体の位置は左
右で同じであるが、ダイアフラム31.32の厚さが相
違する。
実施例では2つの検知部を設けた例を示したが、スペー
スの許す限り、ダイアフラムの中心位置からの距離を相
違させた3以上の検知部を設けることも可能である。
(発明の効果) この発明では、変形を受けるダイアフラム上で変形によ
る歪量が最大となる位置と歪量が最大よりも所定量だけ
少ない位置とにそれぞれ歪抵抗体を形成し、各歪抵抗体
を用いてブリッジを形成することにより複数の検知部を
構成するようにしたため、ゲージの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はそれぞれ一実施例のゲージ本体の断面
図と平面図、第3図と第4図はそれぞれこの実施例のブ
リッジを示す回路図、第5図はこの実施例の歪分布を示
す特性図、第6図と第7図はそれぞれ他の実施例の断面
図と平面図である。 第8図、第9図と第10図〜第11図はそれぞれ別の他
の実施例で、!#8図と第10図はゲージ本体の平面図
、第9図と第11図はゲージ本体の断面図である。 第12図は従来例のデージ本体の平面図、第13図は従
来例のブリッジを示す回路図、第14図は従来例のゲー
ジ本体の断面図である。 1・・・デージ本体、2・・・基部、3・・・ダイアフ
ラム、4.6・・・電極、5・・・配線、15.17・
・・電極、16・・・配線、A−D・・・歪抵抗体、A
′〜D′・・・歪抵抗体、25.26・・・ダイアフラ
ム、27.28・・・ダイアフラム、29・・・釉、3
1.32・・・ダイアフラム。 ψ 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  変形を受けるダイアフラム上で変形による歪量が最大
    となる位置に歪抵抗体を形成し、この歪抵抗体を用いて
    ブリッジ結線することにより1つの検知部を構成すると
    ともに、歪量が最大よりも所定量だけ少ない位置にも歪
    抵抗体を形成し、この歪抵抗体を用いてブリッジ結線す
    ることにより前記検知部とは別の検知部を構成したこと
    を特徴とする歪ゲージ。
JP17164689A 1989-07-03 1989-07-03 歪ゲージ Pending JPH0337503A (ja)

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JP17164689A JPH0337503A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 歪ゲージ

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